登録日:2009/05/31 Sun 16:20:18
更新日:2025/03/30 Sun 22:33:51
所要時間:約 7 分で読めます
君は、刻の涙を見る……
機動戦士Ζガンダム
ガンダムエースでは北爪宏幸により『機動戦士Ζガンダム Define』が連載されている。
『C.D.A. 若き彗星の肖像』の設定を引き継いでおり、CDAのラストからそのまま続いている(もしくはTV版Ζに繋がる)。
PS版では新規でアニメーションが制作されている。
【企画経緯と反響】
『機動戦士ガンダム』の
劇場版三部作の公開が終わり、
ガンプラの売上も落ち込み始めたことからバンダイにより本作が企画された。
前作の監督にして原作者でもある富野由悠季自身は続編企画には反対していたものの、サンライズの名声を高める切欠となった『機動戦士ガンダム』の影響が上述の通りで大きかったのと、その『ガンダム』以降の諸作品が一定のマーチャンダイジングとして定着こそすれ、結局は『ガンダム』以上のムーブメントを起こすに至らなかったことから押し切られる形になってしまったとのこと。
タイトルに終わりを表すΖ(ゼータ)が付いているのは、前述の通りの経緯もあってか、そもそもの企画に消極的だった
富野由悠季監督がこれでガンダムを完結させたかっため。残念ながらその願いは叶わなかったのであるが……。
ちなみに準備稿のタイトルは『
逆襲のシャア』であった。
こうして進められた本作であったがこの長い準備期間にもかかわらず、主役機
Ζガンダムはその複雑なデザインや変形機構のため、デザイン決定や商品化が遅れた。
このためΖガンダムの登場は第2クール目からスケジュール変更。
Ζガンダムが登場するまでの主人公MSをどうするかが問題になり、当時既に一定の認知度と人気を獲得していた「MSV」の流れを取り入れることが提案。
MSVの
FAガンダムと
ヘビーガンダムのような「強化されたガンダム」をコンセプトとした
ガンダムMk-Ⅱが主人公機になった。
今作は永野護、藤田一己、小林誠、近藤和久等……といった当時の新鋭となる多くの若手デザイナーを登用した事でも有名。
彼等は『機動戦士ガンダム』のムーブメントを受けて業界に入ってきた若者達であり、前述の通りで富野が『ガンダム』以降に手がけた諸作品にて起用された直弟子とも呼ぶべき存在であった。
各デザイナーの個性が存分に生かされ、俊逸なギミックや奇天烈なデザインが多く生まれたことで、各機に根強いファンがついている。
一方、お話的には各勢力ごとのMSデザインにまるで統一感が無く、さながら試作機の見本市、あるいはコンペ会場状態と化している。
監督の
富野由悠季の意向により従来のロボアニメのお約束を打ち破るという方針があった。メカ・キャラクターの一新、次々登場する
専用機や可変MS、年齢を重ねて登場する前作登場人物、何より前作よりもさらに複雑かつどシリアスな内容……と、続編ものとしては色々型破りな展開が描かれた。
特に、放映された85年というと、未だに70年代の空気を引きずったようなロボットアニメが新作として製作されるような状況だったにも関わらず、
演出、デザイン、作画レベル、劇伴、etc.……で他のアニメ作品を圧倒して全く新しい世界を切り拓いた。
しかし、余りにもリアリティにこだわりすぎた面もあり、
毎週放送されるアニメ作品でありながら1話毎にクライマックスを設けないなど、下手をすると
「今回は誰が出てどんなMSが出た」程度の感想しか出てこない程にケレン味のないアニメになっていた面もある。
物語も、確りと戦局の変化を描いていた前作(ファースト)とは違い、悪く言えば
小競り合いを繰り返す物語となっていたために、最終的には
毎週見てたけど何を目指して戦っていたのか分からないなんて意見も出ることに。(一応、目的は最初に示されており、後はそれを実現するために頑張った物語というのが正解。目的を途中で見つける他の作品とは構造が違っているのである。)
主人公が所属する
エゥーゴと、それに敵対する
ティターンズはともに地球連邦内部の組織である。どちらの陣営もモノアイタイプのMSを使用していたため敵味方が分かりづらく、特に後者は
ジオン公国の
ザクⅡを基に開発された
ハイザックを使用しており、前作の続編という認識で視聴を開始した視聴者の混乱を招いてしまった面も。
実際、設定まで理解しているかMSにのみ注目してくれるマニアならともかく、敵と味方がハッキリしない(かつデザインがごちゃごちゃした)構図はシリーズのマニア化の要因となった。
番組の途中からはジオン公国の残党の1つであるアクシズが介入。
前述の通りで目的自体は変わっていないのだが、勢力が増えたことで更に混乱した視聴者も。
彼等は地球連邦の内紛に乗じて漁夫の利を狙うという3つ巴の様相を呈することとなる……が、騙されるな着地点は最初に示された通りである。
しかし、それらの要素は放映当時の視聴者間では評価は大きく分かれており、特に旧来からのファンには結構な拒否反応があったようだ。
実際、ぶっちゃけると『Zガンダム』から現在までの“多くのガンダムのスタイル”が始まっているのだが、元祖にして異端な方のファーストの方が絵の古さに我慢できるなら遥かに優れたテレビまんがである。
ファーストとは違い、確りと物語の流れを作ってから展開させたのではなく、最初に定めた目標のみに合わせて強引に予定をつみかさねていく(若しくは長引かせる)スタイルの作り方であったために、話の都合上退場させられない登場人物も多くなり、彼らを延命させるために戦闘シーンが間延びした感もある。
ロボットプロレスで殺陣を重視していた前作とは違い、射撃型メインでぺしぺしビームやバズーカを撃ちあいながら、接触通信を使うためやたら組みつきに行くMS戦はリアリティを重視してる癖に……と、コアなファンからよく突っ込まれているものの、
何だかんだ言いつつも、その目まぐるしく繰り広げられる宇宙を駆けるMSの勇姿は前述の通りの理由で煮え切らないままに先延ばしにされることが多かったドラマ部分で溜めたフラストレーションを晴らすのに十分な格好よさで、物語を求める層からは“にわか”と言われつつも、それが新しいガンダム好き世代の楽しみ方となっていったのは確かである。
そういった事情もあり、ふわりとした感想しか抱けない人間ばかりが支えつつも人気作とはなったものの、
当の富野監督自身は製作した当時には肯定的な目で見ることができなかった作品として仕上がってしまっていたことでも知られる。(まぁ、この人はこれからも殆どがこの調子ですが)
しかし、時が進むにつれてハード路線とメカデザインが再評価され、
ゲーム等への露出も増えた為、20世紀末以降のガノタにはスタンダードな作品となっている。(ぶっちゃけ、前述の通りで本作の“出来の悪さ”として指摘される部分は後のガンダムの“悪い部分”と同じだったのだ。)
ジオンという巨大な敵を無くした連邦軍の迷走、そしてジオンの亡霊とも言える残党勢力の帰還。次代の
ニュータイプの成長と苦悩。どいつもこいつも喧嘩っ早いキャラ。戦死者が続出する絶望的な最終盤。
カミーユの物語というだけでなく、
グリプス戦役という宇宙世紀の歴史において重要な出来事、そして宿敵であったアムロとシャアの一時的な共闘など、様々な見所がある。また、ニュータイプ研究所の闇が
ナラティブで掘り下げられたりするなど、後のガンダムシリーズに繋がる要素もある。ガノタを自負するアニヲタなら一度は視聴しておきたい作品である。
富野監督も段々と肯定的に見る事ができるようになり、今では「色んな意味で思い入れのある作品」と語り、新訳劇場版Ζガンダムの制作に至るモチベーションとなったようだ。
因みに新訳Ζを観ておけばTV版を観る必要はないという意見も見られるが、新訳ΖとTV版では一部登場人物の思想やストーリー展開、特にラストシーンが異なっている。それぞれ印象が大きく異なるため、できればどちらも観る事をお勧めする。
【主題歌】
前期OP映像ではΖガンダムっぽい機体が頭部シルエットのみ描かれているが、前述の通りΖガンダムのデザインは難航しており前期OP製作の段階でもまだ完成していなかったため、永野護の初期案を元にしている。
そのため後に登場する藤田一己デザインのΖガンダムとは全く似ていない。
なお後期の主題歌を担当したのは後年に「アニソンの女王」という異名を持つことになる
森口博子であり当時17歳という若さであった。オリコン16位も獲得したがこれ以降はヒット曲に恵まれず本作から3年後の番組にあたる『
鎧伝サムライトルーパー』の後期OPである「サムライハート」がヒットするまでスランプに悩まされる事となった
◆エンディングテーマ
「星空のBelieve」
※ファが横スクロールで地球を背景にしながらひたすら
ハロを追いかけてる映像だが後半ではスタッフの技術が向上したのか映像が綺麗になっており動作もスムーズに改善されている
物議を醸したエンディングクレジットについては、クワトロの項目で後述。
なお、主題歌は前期後期どちらも評価が高いが原因は不明ながらGジェネ・スパロボ・ガンダムVS.シリーズなどの関連ゲームでは滅多にBGMとして使わせてもらえないことが多い。
公式Web配信に関しても当初は曲自体を別のものに挿し替えたバージョンを配信していたが、2017年末に権利関係の問題が解消したのか全ての動画配信サイトでオリジナルのOPとEDが流れるようになった。
【あらすじ】
宇宙世紀0087。
一年戦争終結から7年後、ジオン公国軍に勝利した
地球連邦軍は増長し、コロニーに対し支配と圧力を強めていた。
やがて連邦軍内部に「ジオンの残党狩り」を名目に、スペースノイドへの強権的制裁を加えるエリート部隊「ティターンズ」が創設された。
急速に勢力を拡大したティターンズに反発する一部の連邦軍人やスペースノイド達達は、反地球連邦組織「エゥーゴ」を結成。
彼らはティターンズの拠点であるサイド7のコロニー「グリーンオアシス」を襲撃し、コロニーの住民であった
カミーユ・ビダンはその戦闘に巻き込まれてしまう。
エゥーゴとティターンズの戦いを主軸に、地球連邦軍、さらにザビ家の残党が結成した軍事組織アクシズの動きを絡めて展開されている(
詳しくはこちら)。
【基本用語】
◆勢力・組織関連
地球圏を治めている巨大統一国家。
ジオン公国との一年戦争を経て未だ統一政府の体制を保ってはいるが、内部の権力闘争などは過激なものとなり、作品開始時点ではエゥーゴとティターンズの対立が激しくなっている。
連邦上層部の推すティターンズへの反抗勢力として活動している連邦内外の勢力。
旧ジオン系の関連も強い。
本作における主人公陣営。
連邦の軍閥組織。
ジオン残党狩りなどを名目に設立された特殊部隊。
だが、連邦内部での権力基盤を獲得し上層部を牛耳るほどになった。
強権的で横暴な振る舞いをする者も多く、スペースノイドなどからの反発を招きエゥーゴと対することになっている。
本作における主な敵陣営。
一年戦争の折に地球圏からアステロイドベルトへと逃れた旧ジオン公国の残党が拠点とした小惑星、およびその集団の通称。
地球圏との接触を図っており、中盤には地球圏へと帰還し第三勢力として戦乱に直接関わる。
詳しくは
ネオ・ジオンの項目へ。
月のフォン・ブラウンに本社を持つ巨大複合企業。
エゥーゴのスポンサーで最新のMSや戦艦を提供する一方、ティターンズとの取引もある喰えない会社。
本作以降、多くの作品に登場する。
◆技術関連
一年戦争においてジオン軍が実用化した人型機動兵器。
本作時点でも戦場の主役として活躍しており、各種技術革新を経た「第2世代MS」やMAへの変形機能を持った「第3世代MS」など戦乱の中で急速な進化を迎えることとなる。
かつて
ジオン・ダイクンが提唱した革新した人類。
しかし、未だその実像は曖昧であり、一年戦争におけるアムロを筆頭とした人々の活躍などから、今やその言葉は優れたMSパイロットや撃墜王に近い扱いになっている。
ニュータイプ研究所なども設立されているが、その実態は
強化人間を生み出す非人道的な人体実験場である。
【登場人物】
◆エゥーゴ
主人公。
名前にコンプレックスを抱いており、自分の名前を女の名前と勘違いしたジェリドをいきなり殴り、その後何事もなかったかのように暴力は嫌い発言するなど、かなりイカれた17歳。
そのMS操縦技術、
ニュータイプとしての才能は歴代でも最も高く「
アムロ・レイの再来」とまで言われるほど。
Ζガンダムの設計アイデアを出したりと知識もなかなか。
カミーユの
幼なじみの中国系少女。若干お節介。
ろくにMS操縦経験もないのに戦闘に参加したりと色々大変である。
エゥーゴ所属のパイロットで階級は大尉。大佐ではない。
グラサンに赤いベストと白のノースリーブという
凡人には真似の出来ない髪型のような凄まじい服装を着こなしている。製作陣がオールドタイプ(ある意味NT)だったが故の
犠牲になったのだ…。
パーソナルカラーの
赤から
赤い彗星を彷彿させる。ていうか本人。隠したいのか主張したいのか…?
一般兵にはやたらめったら強いものの、ハマーンやシロッコのような強敵には機体性能の差もあってパッとせず、大気圏に落とされ死にかけた事も。そのせいで情けない印象が強くなったのは不運ではあるが、逆にそのような特A級のNTを相手に生き延びることができたというのはさすがというべきだろう。
偽名を使っているにもかかわらず、第一話のEDクレジットからいきなり
ネタバレしていた。しかも、主役のカミーユを差し置いて
一番上である。
ネタ成分が多すぎだろう…と思ったが
元々ネタ成分が多いので困る。
実は、前述の原案タイトルの通りで最終的にはエゥーゴを見限りアクシズへと帰還し真の主人公にしてラスボスとなる予定だった。
前作主人公。
一年戦争の英雄だが、その能力を恐れた軍の上層部により軟禁されていた。
復帰後は長いブランクを感じさせないMS操縦技術と未だ衰えぬ洞察力や勘の鋭さで活躍する。
某主人公と違って主人公の座やタイトルバックを寝取ったりはしない。ガンダムに乗らず出番も少ない理由がコレ。
だがシャア絡みもあり抜群の存在感。
元はティターンズだったが、主義に賛同できなくなりエゥーゴへ来た女性パイロット。階級は中尉。
髪はワックスでコーティングされて作中ではかなりテカっている。
硬度もなかなかのもので、彼女のような髪をエマ・コーティングという。亀頭とか言うな。
実は日系人。
中盤ヘンケンから寄せられたアプローチに戸惑う。
真逆の道を歩んだレコアの駆る
パラス・アテネと対峙することとなるが…。
クワトロ大尉の一年戦争時代からの部下。
MS操縦技術も高いベテラン。
コンビ扱いされているが2人が揃っていた時期は意外と短かったりする。
一年戦争時に成り行きでホワイト・ベースに同行していた少年。現在はハヤトとフラウの養子。
前作では三人揃うとヤンチャではあったが個人では大人しめで問題児ではなかったのだが、7年の歳月を経て思春期真っ最中。
サラへの思慕や導く大人が不在な事からカミーユ以上に感情を抑制出来ないキャラになってしまった。
自分勝手な行動ばかり取るが
主人公補正が無い為カミーユ達が尻ぬぐいする形になる事多数。"
しかもそれが最後の方まで続く&長期にわたり生存してしまっていたせいで、後のガンダム作品ひっくるめてすら屈指のガチ嫌われキャラとして名高くなってしまった。そして最後には…。
ある意味、
後のキレまくり主人公のプロトタイプと言えるキャラクター。
ただし、Zでのアムロ復活は彼が焚付けたお陰であり、戦闘でカミーユやエマを救うなど活躍もちゃんとしている。
メタ的にはキレた若者世代という役割をカミーユに続けさせる訳にも行かないので、その役を継ぐ形で犠牲になったキャラクターと言える。
アーガマのクルー。女である事に拘るあまり後半意外な行動をとる。
初期カミーユやカツのキレっぷりの影に隠れがちだが彼女もかなりの嫌われキャラである。
理由はちゃんと有るのだが
大人の事情で直接的な理由がぼかされている為、彼女に注目してアニメを見ていないと行動が理解し辛い。
軍人として男社会に順応し、男性にも依存しないエマ中尉とは真逆と言えるが…
ティターンズのパイロット。数々のMSを駆り、幾度となくエゥーゴの前に立ちはだかった。カミーユから先輩と親友、恋人を殺され、最後は復讐を果たせずに自らも撃墜された。
「口は災いの元」という諺をその人生をもって説明してくれたお方。
念の為繰り返すがティターンズはエリート部隊である。
ティターンズのパイロット。デコハゲ。ジェリドとは親友。
カミーユに大気圏突入の際バリュートを破られ、恋人の名を呟き燃え尽きた。
ジャミトフからティターンズの戦闘指揮権を任せられていた高級士官。
サイド1・30バンチに毒ガス攻撃を行いグリプス戦役の戦端を開いた張本人だが、物語終盤でシロッコの部隊に始末される。
ティターンズの
エースパイロット。
幾度となくカミーユの前に立ちはだかった。ニュータイプでないながらカミーユと互角にやり合った凄腕のエース。
続編の
ΖΖの途中でまさかのギャグキャラと化す。
ティターンズ少佐。一年戦争時代からのベテラン。
序盤から地味に有能さを醸し出していた、作中指折りの優秀な艦乗り。上司が次々戦死していく中戦塵を掻い潜り、シロッコのもと晴れてティターンズトップクラスの指揮官になる。
…のだが、いかんせんキャラクターとしては最後まで地味だった。
強化人間その1。
ティターンズの研究所によって自身の
トラウマを増幅させられている。
最終的に視聴者の中にも
トラウマをクリエイトした。
小説版では期せずして疲弊したカミーユの精神にトドメを刺すことになった。
強化人間その2。
Mk-Ⅱを倒せば記憶を戻すと研究所に言われている。
ニュータイプであるカミーユと出会い、惹かれ合う関係となったが……。
銀色ドレスは名曲。
シロッコの側近を務めるニュータイプ女性兵。
シロッコに心酔している。
同じニュータイプのカミーユやカツと惹かれあうも、如何せん彼女は我が強すぎた。
木星帰りのNT。頭の輪っかが特徴。
ファンネルを初見で落とす程の天才的なMS操縦技術に加え自ら設計も嗜む才能溢れるお方。
木星に引きこもっていたため世俗での生き方を忘れているが、女性の口説き方と戦争の仕方はしっかり頭に入ってる。
終盤ではジャミトフを混乱の中暗殺しティターンズを掌握する。戦後の世を治めるのは女性であり、自分は『歴史の立会人』になるという野望を持つと語っていたが……。
弱点は
スイカバー。
ミネバを擁してジオン再建の為奮起するアクシズの摂政。
シャアとは浅からぬ因縁があり、度々衝突する。
MS
キュベレイを操る。
決着は
ΖΖで。
あとミンキーモモっていうな
ドズル・ザビの遺児にしてザビ家の生き残り。
アクシズの指導者の立場にあるが、当人はまだ幼い少女である。
【主なメカニック】
◆エゥーゴ陣営
ティターンズが組織の象徴とすべく、
初代ガンダムを模して開発したMS。
第2世代MSの走りとなる機体だったがエゥーゴに奪われしまい、同組織の戦力として活躍する。
前半の主役機。
エゥーゴとアナハイム社が開発したMS。
ウェブライダー形態への変形機能などを備えた非常に高性能な機体。
タイトルネームを冠した機体であり、後半の主役機。
アナハイム社製のMS。
高いポテンシャルを誇るが、それ以上に全身金ぴかというド派手なカラーが見る者を圧倒する。
◆ティターンズ陣営
旧ジオン軍の主力機・
ザクⅡをベースにした連邦のMS。
ぱっと見は魔改造されたザクだが相応のスペックを持ち、序盤における敵MSとして登場する。
ニュータイプ研究所が造り上げた巨大可変MA。
顔はガンダムだがサイズは並みのMSの倍以上で凄まじい火力を誇る。
終盤には改造型の
サイコガンダムMk-Ⅱも登場した。
シロッコが開発した自身の
専用機。
見た目は黄色いメタボ体型の巨体で武装もシンプルだが、非常に高性能。
◆アクシズ陣営
アクシズの主力機。
可変機だがお世辞にも性能は高いとは言えず、集団による遠距離攻撃で補っている。
ハマーンが操るニュータイプ専用MS。
白と紫に彩られた流線形のボディに多数の
オールレンジ攻撃端末・ファンネルを操る美麗な機体。
【ゲーム】
「歯ぁ食いしばれ!こんな項目、追記・修正してやる!」
俺たちは、生活費を稼ぐんでΖガンダムを盗もうとした。
そんならオールドタイプは引っ込んで、みんな俺たちに任せりゃいいんだ。
俺たちゃジャンク屋、若い仲間!
ついに出番だ!!
- カツ・コバヤシをみるとどうしても料理研究家の小林カツ代さんを思い出す…。コバヤシ家に養子入りする前はカツ・ハウィンで、こっちの方がなんか好き。 -- 名無しさん (2013-09-13 10:27:26)
- 新訳で予算とかの問題無ければシロッコがタイタニアに乗ったりしたのかな? -- 名無し (2013-10-17 19:43:39)
- あまりに壮絶な作風なんで昔は食わず嫌いしていたが、最近になって「どいつもこいつも些細なことで人を殴りすぎww」「クワトロ駄目人間すぎww」とか、意外とツッコミどころも多いことを指摘してる人をネット上で結構見かけてちょっと和んだ。 -- 名無しさん (2013-10-17 19:58:48)
- クワトロの駄目っ振りは当時非難してた子供が大人になって、シャアに謝りたい……になってしまう類のものだったと良く聞くな、正直アニメにも世知辛い事情あると考え始めた頃にレンタルビデオでシリーズ見たのは吉か凶か……。 -- 名無し (2013-10-19 19:04:11)
- なんやかんやで好きな作品。 -- 名無しさん (2013-11-16 05:48:37)
- スーファミ版で本編ストーリー全部知らない時に加えてWを見て間も無い頃に、カミーユが対ハマーン戦のステージで「お前を殺す」とか言ってしまったのでハマーンは死なないのかな?と思ってしまった思い出があるな、実際カミーユはハマーンを撃退したが殺せなかったし -- 名無し (2013-11-28 20:53:48)
- ↑あの時のカミーユを躊躇わせた声ってハマーン本人なのか?何かララアか小説のように本当は息子大好きな母親っぽくもあった。 -- 名無し (2014-01-05 15:58:20)
- カミーユ「フォウーッ!」カツ「サラーっ!好きなんだサラーっ!!」カクリコン「アメリアッー!」ジェリド「マウアーッッッ!!」 ファ「こら、はしゃぎすぎよ!」 -- 名無しさん (2014-01-05 16:07:46)
- ↑カミーユ「フォウー!!」←ファェ… -- 名無しさん (2014-01-06 00:33:12)
- GジェネDSの攻略本でもネタにされてたね。「たまにはファのことも思い出してあげて下さい」 -- 名無しさん (2014-01-06 17:44:20)
- 「カミーユ?ブフォwww女みたいな名前だなwwwww」面接官の言葉に逆上し、面接官を殴り倒し落ちたカミーユは、次の会社、エゥーゴ社に向かった。面接戦争をくぐり抜け、晴れてエゥーゴ社に就職したカミーユの目に映るのは、何か。社会戦士Ζガンダム「黒い企業」君は、刻の涙を見る― -- 名無しさん (2014-01-31 21:29:44)
- ↑ならイデオン、Vガン、ダンバインが今でも愛されてるのは何故だ?Ζが再びリメイクされたのは何故だ?「話が暗い」「救いが無い」ってだけで「失敗」と考えるならお前はスーパー系のロボアニメでも見てろ。ただしザンボット3とバクシンガーは勘弁な! -- 名無しさん (2014-03-15 07:05:13)
- ↑別に暗いとか救いがないとかだけじゃなくて、単純にロボアクションがつまらないんだよね。ファーストガンダムやイデオンの時のように重量級のビーム砲で敵をやっつけ拳や剣で敵をガシガシやっつける…そういう爽快感がなかったというのかな。何より明らかにZZで決着をつけることを見越した筋運びで、中途半端に未解決の部分が多くなってることが多いのが個人的に微妙なとこかも。Zの新約が作られたのはそのZZを発生させないようにZ内できっちり話を完結させたかったんだと思う。 -- 名無しさん (2014-03-15 07:34:07)
- つか、そんなにロボアクションをぞんざいに扱うならハナからロボアニメとして作るなよ、と。「御禿様」の「宇宙世紀ガンダム」だから持ち上げられているが、この辺に関しては後世の種デスと全く同じ過ちをやっている。 -- 名無しさん (2014-03-15 10:49:45)
- お前それゴッドマーズの前でも同じ事言えんの? -- 名無しさん (2014-03-15 10:56:41)
- 本当に面白いロボアニメは戦闘シーンとかどうでもいいんだがな。 -- 名無しさん (2014-03-15 10:59:13)
- 正直リアル系の戦闘シーンに爽快感求めるのが間違ってると思ふ。 リアル系ロボはドラマあってナンボだし、スーパー系は合体とか戦闘とかの格好良さを楽しむ物で。 まあ『人それぞれ』なんですけどね。あとお前屁理屈ごねて叩きたいだけじゃね? -- 名無しさん (2014-03-15 11:22:54)
- ↑つ[ガンダム0083] -- 名無しさん (2014-03-15 11:31:43)
- 確実な失敗は接触回線くらいじゃないと相手と話せない設定で抱きついたりお喋りする暇あるならさっさと撃墜しやがれな場面が目立ち過ぎた。サイコとの初対決でまだ未熟でリング外観戦してたアムロがあれこれ言いながらMk-Ⅱでサイコの猛攻凌いで反撃しながらNTのプレッシャーでフォウを追い払ったカミーユは戦闘描写をしっかりやれば実は凄過ぎだと思う -- 名無し (2014-03-15 12:06:02)
- そんなに戦闘描写が見たいんならYouTubeで抜き出したのでも見てろよ、見苦しい ロボットの戦闘描写がおざなりでも評価されてる作品なんざ沢山あるだろ テレビ版パトレイバーや0080も戦闘描写は少ないけど名作じゃん マクロス7だって戦闘描写なんざバンクが多いけど今も多くの人に愛されている Ζやゴッドマーズだってそういうことだ -- 名無しさん (2014-03-17 02:54:43)
- ↑とりあえずちゃんと行間を読みましょう。↑2にたいしての反応じゃないなら別にいいけど。 -- 名無しさん (2014-03-17 04:27:47)
- ↑×3 0080やパトレイバーは、「アニメ」としての評価は高いが「ロボットアニメ」としての評価は低い。前者の反省を活かしてアクションを大幅強化したのが0083である。 -- 名無しさん (2014-03-17 10:02:39)
- 富野監督は元々人型ロボのMS出す気無かった疑惑あるし、ガンダムは現代兵器風な地味な色か白一色にする気だとかで……どちらかと言うとボトムズみたいな使い捨てか効率の良い人型兵器にする路線だった感じだから試行錯誤と周りの欲求に振り回された時期のアクションはどこか中途半端な感じだってとこか? -- 名無し (2014-03-17 13:09:28)
- ↑初代ガンダムの準備稿「フリーダムファイター」がロボットものではなかったことまで考慮すると、あり得る話だ。 -- 名無しさん (2014-03-17 13:18:23)
- 富野監督もスポンサーや上司との折り合いに苦労したらしいが、シャアやエゥーゴがスポンサーのアナハイムにあれこれ言われたりギクシャクしてたのって富野監督の環境が関係してるかと思うと世知辛い -- 名無し (2014-04-26 00:03:10)
- ↑×3富野監督もZの戦場描写は失敗だらけと感じてたのか小説ではテレビと共通する部分も独自に直しまくってる。MSの数は少ないが、カミーユやシャアの強さがテレビ版のおなざりしたのとか小競り合いっぽいのしてたのとは次元違いだった。 -- 名無し (2014-05-04 02:48:44)
- ↑アムロの輸送機でアッシマー撃退はカットされてた。流石にあれはやり過ぎだと感じたようだ。劇場版では採用して1作目のクライマックスに一役買ったけど -- 名無し (2014-05-10 22:15:30)
- つうか、抱き付きシーンの興醒め以前に富野監督が元々やる気なかった疑惑のせいか、戦闘シーンが取り敢えず小競り合いやってるだけな感じの連続だった。下手すりゃバンクだらけの種より酷かったかも -- 名無し (2014-05-15 23:22:58)
- 脚本の斧谷(富野監督のペンネーム)率が高いけどコンテ率は低いのよね -- 名無しさん (2014-06-19 21:15:08)
- ZZやファーストだと全話の半分くらいコンテ切ってるんだけどな -- 名無しさん (2014-06-19 21:32:46)
- 動きの少ないBRの撃ち合い -- 名無しさん (2015-01-14 23:53:18)
- シリーズで上位を争う暗いガンダム -- 名無しさん (2015-06-18 20:40:05)
- もうゴタゴタになるので作品への不当な批判コメントは消させてもらったよ。 あんなコピペブログまがいの言動ばかりでネット界隈が歪んでしまうのは悲しい -- 名無しさん (2015-06-18 20:49:28)
- さしずめディファインは劇場版ガンダムの時間軸のZガンダム? -- 名無しさん (2015-07-07 11:19:53)
- そーいや殆どの脚本書いてたゆうき☆みすずさんは元気かね?99年のホラー小説を最後にそれっきりだが。 -- 名無しさん (2015-07-07 11:27:15)
- ×13 アクションを大幅強化したがシナリオはその二つ程評価はされないというね…二足の草鞋とはなかなかいかないもので -- 名無しさん (2015-10-23 00:10:46)
- Zガンダムの企画書によるとZのテーマの一つは「組織と個人の軋轢を見上げる少年を通して人の意識の膠着性を見る」とのこと。これを意識して見直すと色んな観点が見えて面白かった。 -- 名無しさん (2015-12-01 01:56:28)
- 当時の絵本(ひかりのくにテレビえほん)は、子供向けに無理やりまとめようとした結果、大変シュールな内容となっている(前作も大概だがこちらは本編がより殺伐としているだけに)。「ちきゅうをよごそうとするわるいれんぽうせいふ」とか、爽やかヒーローなカミーユとか。 -- 名無しさん (2016-09-10 11:13:20)
- シリーズ全体から見ればZは1stよりもガンダムのスタンダードだと思う -- 名無しさん (2019-02-07 03:02:57)
- シャアを本気で描写したらカミーユが影が薄くなっちゃうから仕方ないね -- 名無しさん (2020-08-31 22:51:52)
- 死者の魂を取り込んだZがジ・Oを倒すシーン、通しで視聴した上であそこにたどり着くと最早ホラー。死んでから分かり合えた人達の想いが生身の人間に耐えられるような代物じゃなかったって思うと、ある意味同じ富野監督の作品であるイデオンへのアンチテーゼみたいな部分も感じた -- 名無しさん (2020-10-07 09:25:10)
- ↑冨野監督はイデオンを否定しようとしたの? -- 名無しさん (2021-10-30 15:53:10)
- 『V』のザンスカール陣営における「ガンダムが(圧政者に対する)抵抗のシンボル」という認識が謎だったが、ここでティターンズやネオジオンと戦ったのがスペースノイドに曲解されたかな? クワトロのダカール演説もここだけ見せられると「ダイクンの理想を実現するためにエウーゴが作られた」とも誤解されそうだし。 -- 名無しさん (2023-09-28 15:26:13)
- 「なんだ、これ…」って印象がどんどん加速していったアニメ。登場人物がみんな病んでて静かな狂気がある。ファーストガンダムでマイルドにしていた部分をリアルに描写したらこうなるって感じの作品でもあるのかな。 -- 名無しさん (2024-07-24 11:54:04)
- 序盤はひたすら可変MSの強さを強調してたのに最終的にはキュベレイやジオみたいな機動力あまりない変形しないMSがラスボスになってるのがちょっと構成的に残念 -- 名無しさん (2024-08-23 16:23:18)
- ゼットガンダムではない。 -- 名無しさん (2024-11-01 17:03:56)
- ZガンダムDefineがGジェネエターナルに参戦決定だそうだけど、その作品のオリキャラの「シェリー・ペイジ」もボイス付きで登場するかな?プレイアブルキャラになるかは分からないけど。 -- 名無しさん (2025-02-25 14:05:32)
- ↑3 ちゃうねん。そいつらは色々と可変型作られた末に変形しなくても超機動を実現した機体やねん。特にジ・オは見た目で勘違いされてるが。 -- 名無しさん (2025-03-15 21:53:42)
最終更新:2025年03月30日 22:33