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邪鬼一族(ウルトラ忍法帖)

登録日:2026/08/02 Sun 23:54:01
更新日:2026/08/14 Fri 00:28:08
所要時間:約 11 分で読めます




邪鬼(じゃき)一族とは、漫画『疾風ウルトラ忍法帖』に登場する一族。

概要

シリーズ初の長編「邪鬼姫編」(ボンボンKC・電子書籍版5巻、復刊ドットコム版3巻収録)に登場した忍一族。

のんまるとの宝と云われる秘宝を手に入れて一族を再興して世界征服を目論んでおり、秘宝の在処を示す鍵である三つののんまるとの鐘の内の一つであるウル忍の秘宝・サイの鐘を奪おうとウル忍に鐘強奪の予告状を送りつけ、彼らと秘宝を巡る戦いを繰り広げた。

構成員

邪鬼(じゃき)(ひめ) 阿留波(アルハ)

一族の末裔かつ忍群の長であるくノ一。
初登場時はミニスカ調の忍装束を身に着けていたが、ウル忍との戦闘でボンデージのようなビキニアーマー風の露出度の高い装束に着替えた。
髪の色はボンボンKC版では茶髪だが、復刊ドットコム版では紫髪、電子書籍版では金髪とどうも安定しない。

ドスケベなマンエースが食いつくほどの作者公認爆乳ダイナマイトバディな美人くノ一*1だが、自身にセクハラを働くような不届きな輩には凄まじい怒りを見せる(ただし、前述の際どい装束を身に着けるのは問題外とのこと)。
乳首から火炎を放つ「おっぱい火炎」などその抜群なスタイルを活かしたセクシー忍法が得意で、マンたちウル忍年長三人組(特にドスケベなマンとエース)をその美貌で翻弄するが、子供のタロウには効果がなく彼には何度か手玉に取られていた。

読者の皆様は彼女の本名「阿留波(アルハ)」と聞いてモチーフは『ウルトラマンレオ』のニケの女神ことアルファ星人だとピンと来た人もいるかもしれないが、実際のところみどー曰く「正規のウルトラシリーズとは無関係なオリジナルキャラクターとして生み出された」とのこと。


『ウル忍シリーズ』で読者からの人気が高い敵キャラクターであり、何と言ってもその秘訣は作中で乳首を晒したことが大きいが、みどーはこの後円谷プロから「ウルトラマンでエッチな話はやめてね」とやんわり注意されたらしく、そういった件からなのか「邪鬼姫編」終了後は登場しておらず彼女の再登場を望む読者も少なくなかった。
その件については『(ウルトラ)』3巻の質問コーナーにてみどーは「邪鬼姫は太りすぎたんでダイエット中らしいです」と語っている。


邪鬼七人衆

邪鬼姫の配下である六人の忍獣*2からなる忍群。
巻末設定集によれば全員が内心では邪鬼姫と結婚しようと妄想しているらしい。

なお、構成員の大半が『ウルトラセブン』に登場した怪獣・宇宙人で構成されている。
ちなみに当社は四獣士にする予定だったが後述の惨爬のオチが思いついたため現在の六人になり、他にもシーボーズやクール星人、ペガ星人などの七人衆のメンバー候補忍獣や&ケムジラs(){みどーに名前を忘れられた}キングマイマイなどの邪鬼一族の忍獣の登場も構想されていた。

  • 屁゜炉燐駕(ペロリンガ)
作中最初に登場した七人衆の一人。影の中に入り込み移動する術が得意。
ゾフィーの屋敷に潜入し、マンたちの前に現してゾウの鐘を渡すよう要求するが当初鐘の価値と伝承を信じてなかったマンにあっさりと渡されたためまんまと手に入れることに成功。
その後ゾフィーお頭に雷を落とされて奪還を命じられたマンたちに追跡され、マンの影に入り込み絞殺しようとするが、タロウがマンに飲ませた下剤により影から追い出されたところをマンたちの光線の一斉射撃を受け倒された。

モチーフ宇宙人は『セブン』のサイケ宇宙人ペロリンガ星人

  • 奇異羅(キーラ)
塔に同行した七人衆の一人その1。両目から強力な光を放つ爆砕光(ばくさいこう)が武器。
塔門付近で内部に突入しようとするマンたちを妨害せんと爆砕光で圧倒するが、タロウの解剖バラバラの術で頭部を両目ごと切り取られた上で芽を付け替えられた。

モチーフ怪獣は『ウルトラマン』の光熱怪獣キーラ

  • 凱魯蘇(ガイロス)
塔に同行した七人衆の一人その2。
塔内のマグマの海に転落して焼きダコ…もとい焼死した。

モチーフ怪獣は『セブン』の蛸怪獣ガイロス

  • 號主(ゴース)
塔に同行した七人衆の一人その3。
塔内のどっかで見たような迷宮で迷子になってしまい脱落。

モチーフ怪獣は『セブン』の幽霊怪人ゴース星人

  • 嵬閭(ギロ)
塔に同行した七人衆の一人その4。
塔内の終盤地点のチョ~~長い階段にバテてしまいリタイア。

モチーフ怪獣は『レオ』の宇宙星獣ギロ星獣。
ちなみに前述の迷宮は元々嵬閭の忍法という設定だった*3が、ページの都合で変更となったという。

  • 惨爬(ザンパ)
塔に同行した七人衆の一人その5。
塔内で他の仲間が次々と脱落する中で唯一最上階まで辿り着いた。
しかし、その過程で野心が芽生え始めており……。

モチーフ宇宙人は『セブン』の復讐怪人ザンパ星人

のんまるとの宝

鶴亀の国の向こうにあるのんまるとの塔に眠る神に等しい力を得られると云われる秘宝。

邪鬼一族はこれを手に入れて一族を再興し、世界を征服しようと目論んでいた。


のんまるとの鐘

のんまるとの宝の在処を示す三つの鐘で、表面にはそれぞれ動物(サイ・ヘビ・ゾウ)のレリーフが彫られている。
三つ揃えるとサイ()コージャ()ゾウ()となり、のんまるとの宝が眠る塔へと導いてくれるとされているが、どの鐘も鳴らすと「げよ~~ん」「がろ~~ん」などとても鐘の音とは思えないスッゲーイヤ~~な音が鳴り、鐘同士が揃うと共鳴し合う。

ヘビの鐘は邪鬼一族、ゾウの鐘はウルトラの里にそれぞれ家宝として伝わっていたが、サイの鐘はマンたちがたまたま立ち寄った店のガシャポンから出てきた。ひょっとしてヘビとゾウの鐘もガシャポンで手に入ったんだろーな……
ちなみにサイとゾウの鐘は揃った際のイヤ~~な共鳴音にキレたマンに壊され、その後セブンたちに怒られたマンに復元されるがパーツが混ざってそれぞれサウ・ゾイと妙な名前になってしまった(それでも効果は持続する模様)。

余談

のんまるとの宝の在処を示すキーアイテムであるのんまるとの鐘は、執筆当初は四つの印鑑という設定で、またネームの段階では完成版では登場しなかったアミアも登場しており、マンたちと共に邪鬼一族との秘宝争奪戦に関わる予定だった。

ストーリーの元ネタは特撮番組『仮面の忍者 赤影』の第2部「卍党編」。3つの鐘を集めるあたりがほぼマンマであり、作者も単行本でぶっちゃけている。

ちなみにセブンはこの長編を最後にフェードアウトする形でウル忍を引退、『寿』の再登場回までしばらく姿を見せなくなった。



追記・修正は三つの鐘を揃えて秘宝を手に入れてからお願いします。

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最終更新:2026年08月14日 00:28

*1 みどー曰く「この時代のコギャル」

*2 それなのに何で"七人"衆なのかというと頭領の邪鬼姫を入れて"七人"だから

*3 みどー曰く「口がスーファミのカセット挿入口みたいだったから」とのこと