登録日:2012/10/07 Sun 22:01:09
更新日:2024/08/06 Tue 23:38:03
所要時間:約 5 分で読めます
頼むからひと思いに―――人思いにやってくれ
青春に、別れの言葉はつきものだ。
『憑物語』とは講談社BOXから発売されている100%終焉に向かう小説。
物語シリーズのファイナルシーズン第1弾にあたる。
セカンドシーズンでは、主にヒロイン達が語り手になっていたが、
本作では久しぶりに
阿良々木暦が全編通して語り手になって進行する。
相変わらず本編に入るまで余談が約80ページ続くが、
それ以降は、ほぼシリアスパートが続く。(阿良々木くんのセクハラ行為は除く)
第体話 よつぎドール
千石撫子の事件を解決し、大学受験を迎えた2月のある日。
阿良々木暦は
妹・月火とお風呂に入ってる時に自分の体の異変に気づく。
鏡に自分が映らない、骨折したはずの足の指が回復していく
吸血鬼のような現象が起きている。
この現象の謎を解くために不死身の
怪異の専門家である
影縫余弦と斧乃木余弦に会いにいく。
◆登場人物
「この指が治らなければ・・・羽川の胸を揉めない!」
本シリーズの主人公で、
吸血鬼もどきの人間。
現在は、忍に血を与えることによって自分の
吸血鬼度の調整ができる。
今作では妹と一緒にお風呂に入ったり、童女に指をしゃぶってもらったりする。
「僕をゲットするだけに、どれだけの時間をかける気なのさ。ヘボゲーマー」
本作の
メインヒロイン。死体から造られた憑喪神の童女。 ハーゲンダッツが好物。
登場時には
UFOキャッチャーのケースの中にいた。
最近、
貝木泥舟に会ったせいかその悪影響を受けて貝木っぽい毒舌と態度になっている。
偽物語で忍に負けて以来「忍姉さん」と慕うようになった。
「おいでやす」
不死身の怪異専門の暴力陰陽師。
地面を歩けない呪いを受けており、常に余接の上や塀の上に立っている。
「この恩はいつか友情で返してください」
影縫余弦たちの大学の先輩で暦の友。
暦が余弦を探すために臥煙に連絡を取ろうとした瞬間に連絡を入れる。
彼女の信念はとにかく『先回り』をすることである。
CV:
子安武人
「私は一体どうしてここにいるんだ?」
余弦と同じく不死身の怪異を専門とする人形使い。
人間が作った怪異という存在を、美しいとする感性の持ち主。
臥煙伊豆湖のネットワークに属していない、スタンドアロンのコンピュータみたいな立ち位置。
かつて余弦と余接の所有権について争って以来、不仲が続いてる。
「ああ――遅かったですね、阿良々木先輩。」
直江津高校に、この年末に転校してきた1年生の女の子。
忍野メメの姪っ子っと自称する。
捻じ曲がったものが嫌いで、天秤の左右が釣り合ったようなちゃんとしているのが好き。
余接は扇のことを「鬼のお兄ちゃんを困らせて楽しんでいる
ラスボス」と称している。
「って、なにやってんだボケー!」
暦の大きい方の妹。以前に切った髪の毛が小さな
ポニーテールができるぐらいに伸びてきた。
朝のランニングに42.195kmを走る体力馬鹿。
ランニングの後に入る風呂の準備を暦にお願いするが…
「ほふにゃーん」
暦の小さい方の妹。髪の毛が地面につくぐらい伸びている。
朝からお兄ちゃんと一緒にお風呂に入る。
すごい一発芸「タイトル・
都条例」を生み出した。
アニメ早く来い!
本シリーズの
メインヒロインで暦の恋人。
後日談のみ登場。
既に大学の推薦が取れているため、暦の勉強を見てあげている。
暦のことを「こよこよ」と愛称で呼び暦に
バレンタインチョコを食べさせたり、
「おいしい」と答えた暦に
「ふふっ。いえーい」っとガッツポーズを取る。
だれ?この人?
◆余談
- VOFANによる余接のビジュアル化は今作が初である。
- 表紙のUFOキャッチャーの景品には、蟹、蝸牛、猿、蛇、猫、淫獣のぬいぐるみが描かれている。
- 本来、発売日が8月下旬であったが、大人の事情により9月26日に『偽物語 アニメコンプリートガイドブック』と同時発売された。
- 2014年大晦日にアニメ化。4話一挙放送された。
追記・修正は美少女系の人形のスカートの中身が気になっている方にお願いします。
- アニメSP放映決定。おめでとう -- 名無しさん (2014-10-22 17:20:10)
- つうか相変わらず規制ラインのギリギリを攻めておるのおwww -- 名無しさん (2015-01-01 20:23:12)
最終更新:2024年08月06日 23:38