登録日:2010/03/24(水) 13:26:40
更新日:2025/02/20 Thu 14:24:57
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特殊能力は「装備中のアイテムを弾き飛ばす」。
弾かれた武器や盾や腕輪はシレンの背中の方から最大10マス先に飛んでいって落ちる。
飛んでいった先が壁なら問題ないが…
- 直線上に敵や仲間がいてぶつかり、たいしたダメージを与えて
- 地雷・落とし穴・モンスターの罠の上に落ちて
- ワナはないものの水の中や溶岩の中や谷底に相当する地形に落ちて
- 部屋に遠投の土偶があったり遠投の腕輪を装備していたので遥か彼方に
飛ばされた装備は消滅する。カブラステギだろうとラセン風魔だろうとワナ師の腕輪だろうと戻ってこない。
苦労して鍛え上げた装備、地獄を見ながら獲得したレアな腕輪を一瞬にして失い唖然としたシレンジャーは数知れず。
ご丁寧に、壁が少ないシャッフルダンジョンで出現することがあるのがシリーズのお約束。
ランダムダンジョンでも壁が全部水路とかいうフロアで出てくることがあり、当然ヤバい事態となる。
床落ちの装備面が貧弱なダンジョン(例:
中腹の井戸のようなワナダンジョン)ではさすがに特殊能力の脅威は薄れるものの、そういうダンジョンはたいてい盾にも頼れないので今度は通常攻撃が痛い。
しかもケンゴウ系は周囲の敵に比べて攻撃・防御に優れているケースが多く、普通の殴り合いでさえ消耗しやすい。
余計に正面きって戦いたくない敵である。
Lv1のケンゴウだと盾しか飛ばされないが、ゲイズや
にぎり変化と違い攻撃力も高い為、迂闊に盾を外して戦うと危険。
呪われた装備だろうと弾いてくれるが、装備外しの罠の代替に使うには攻撃力が高いためあまり手軽には利用できない。
水をかけて攻撃力を下げられればいいのだが、中々都合よくはいかないだろう。
Lv2のイアイ、Lv3のシハンとレベルが上がるごとに武器、腕輪も弾くようになりステータスも高い強敵になる。
腕輪は剣や盾と違ってダメージが低そうだが、ナンバリングによっては腕輪も合成で育てる要素があったり、防御系・視界拡張系ともに命綱になったりするのでやはり軽視はできない。
そしてシレン4以降の最上位のタツジンに至っては、放物線を描いて装備中の剣・盾・腕輪をシレンを中心とした部屋外や通路を含む10マス以内のどこかへランダムに弾くようになり、
壁を背にして戦う戦法すら通用しなくなったのでますます接近が許されないモンスターになってしまった。
もうやだこの種族。
あまりにキツいとみなされてかシレン6では出現場所が限られているが、一部の山伏の手により
ンドゥバよろしくアイテムに擬態して奇襲する個体がいるので怖い。
しかし敵としては極悪だが、仲間としては素晴らしいモンスターでもある。
なんと特殊能力で、ドロップアイテムの有無を問わずモンスターから装備品を弾き飛ばしてくれる。ダンジョンによっては出現率の低い装備品を荒稼ぎしたり、合成材料をガッポガッポ入手することができる。
初登場したシレン2の頃からこの能力のお世話になったプレイヤーは多い。
装備品が落ちていない「
神社の隠し穴」ではイアイを連れ、モンスターから弾いて入手したプラス付き武具を
マゼルンで合成することが肝となる(隠し穴にはノーコンの腕輪しかないので、シハンよりもイアイが効率的)。
いちおう装備品ではなくモンスターに頼るダンジョンなのだが、時間をかけてでも死亡率を下げたい人はやるものである。
よりアイテムが多彩な「最果てへの道」では武器集め能力により、特殊合成武器である「サトリのつるはし」「サトリの盾」「龍神剣」の入手も狙うことが可能であり、打開率やスコアアタックにも貢献してくれる。
話しかけると物静かな武士といった印象で、よく言えばストイック。悪く言えば不愛想な御仁。
どのレベルでも相手を斬ることに命を懸けているようだが…彼の場合斬撃よりも弾き飛ばしが本分なのは言わない約束。
初代シレン、
GB1・
2、DS1・2ではセルアーマー種が出現する。
単なるグラフィック違いではなく、装備に限らずアイテム全てを弾く他、成仏の鎌が有効、浮いているのでワナ師装備でも罠にかからない等の細かい違いがある。また、作品によっては呪われた装備は弾かない。
GB2にはジャンガリガン種という
ハムスター型のモンスターが登場するが、これはシレンの持ち物を奪って、後方に投げるという特技を持つ。(実在するハムスターの習性を模したもの)
壁を背にするというセオリーが通用せず、敵に命中してロストする危険が高い一方で、ステータスが低い、特技使用率が低い、装備は奪わない、
可愛いという点もあってあまり目立たない。
その後
トルネコシリーズにもガイコツ剣士が装備を弾くようになり、逆輸入された。
チョコボの不思議なダンジョン2ではFF6に登場した「オニオン」系統が装備をはじきはしないが、外すという妙技を獲得。アイテムを盗む敵と同時出現すると悲惨なことになる。
サクラ大戦では3の雑魚敵ポーンがこれに該当するが、後ろに花火など嫁がいることが多い為低レベルは盾を弾いて足元に落とすだけと優しい。
しかしレベルが上がると飛ばすようになる。
以下悪夢例
- モンスターハウス開幕でいきなり盾弾き、酷い時には召喚スイッチでフル弾き
- 壁を背にして一安心。ん? なんかフシューフシュー聞こえるぞ→遠投の土偶
-
そこには弾かれたマンジカブラが突き刺さったタンスの姿が!
- 弾かれた武器をヒマキチがナイスキャッチ! アンドリリース!
- 水路フロアで出会い頭→弾かれ水没→たまらんガッパに先を越され投擲→直撃死
- 壁から一マス離れてるけど、まあ大丈夫か→未発見の大型地雷、落とし穴、モンスターのワナの上に落ちる象牙の盾
- 行商人「拾った武器売るアルヨ!」
- 頭から湯気を出したシハンによる怒涛の連続弾きで1ターンで丸裸
- みだれ大根の草投げで暴走→ちょっとまて腕輪変えてないんだけど!!→むなしくタツジン弾きで装備消失
ケンゴウ「せっしゃ…追記・修正する!」
- 2限定ならアスカが後ろに居てくれればキャッチしてくれる。凄い、頼もしい! ただし、銀の印や遠投の腕輪なんて付けてた日には…… -- 名無しさん (2014-10-28 18:47:45)
- 気配察知で後ろに敵がいないことは分かってるから弾かれても大丈夫だろう→池ポチャロストで発狂しそうになった -- 名無しさん (2014-10-28 19:09:38)
- カブラステギを行商人に拾われて数十万ギタンの価格を見た時は笑いしかでなかった。それまでに売っては泥棒繰り返してなかった払えなかった -- 名無しさん (2014-11-22 12:33:08)
- 取りに行くまでに落とし穴を踏んで詰んだ経験から、必ず素振り確認するようになった -- 名無しさん (2015-09-11 01:45:27)
- レベル4のタツジンは10マス以内のどこかに落とす。隣の部屋からみだれ大根に草投げられてこいつに特攻、弾かれた武器がその大根に命中した時は途方に暮れた… -- 名無しさん (2015-09-11 01:49:18)
- 仲間にすると笑えてくるレベルで装備品を量産するお助けキャラと化す。その分直接戦闘能力が他のモンスターに比べて劣るように調整されてたりするが、剣盾強化し放題はすごい。 -- 名無しさん (2016-10-09 22:48:40)
- ビジュアル的にはケンゴウの方が好きかな。能力的にはどっちも心臓に悪くて嫌い。 -- 名無しさん (2016-10-09 22:56:58)
- 他の厄介な敵たちと違って対策が装備を外すしかないのがウザさをより際立たせてる -- 名無しさん (2016-10-18 19:59:19)
- 一応5では弾き避けの腕輪と目配り香で対策は出来るが、それでも強いしめんどい… -- 名無しさん (2016-10-18 20:17:28)
- セルアーマーがケンゴウ程トラウマになりにくいのはやっぱ登場作品が少ないのと特攻武器があるのが理由か -- 名無しさん (2022-05-22 11:47:00)
- 砂漠の魔城のセルアーマーはケンゴウよりヤバイ。保存の壺をガンガン弾いて壁にぶつけて破壊するとかありえないでしょ。セルアーマー対策だけに斬空剣を合成したくなる。同じ理由でジャンガリガンも壺破壊で殺意を抱かないとかありえない。 -- 名無しさん (2022-05-22 16:54:27)
- ↑同じことを10マス先からしてくる袋荒らしが厄介なのを見るに、確かに過小評価されている感はある。倒しやすいのでそうなってしまったのだろうか? -- 名無しさん (2024-09-18 21:05:37)
- 3では属性効果も厄介で、雷属性の金縛りからの装備はじきだの、影属性の攻撃回避だの、熱属性の盾はじいた後の痛恨の一撃だの本当に勘弁してくれ。 -- 名無しさん (2025-02-20 14:24:57)
最終更新:2025年02月20日 14:24