ガルル小隊

登録日:2012/01/26(木) 22:21:27
更新日:2023/01/13 Fri 22:51:06
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ケロロ軍曹』に登場するカエルのような外見であるケロン人のみで結成された小隊。

主役であるケロロ小隊のライバル的小隊であり、小隊員はケロロ小隊となにかしらの繋がりがある(後述)。
小隊としての初登場はコミックス10~11巻掲載の『24時編』から。
小隊長であるガルルのみ第7巻のおまけ「第54話 史上最小之侵略。<The Lost Episode>」から初登場している。

メンバー

  • ガルル
CV.大塚明夫(訓練生時代は沢海陽子)
ガルル小隊隊長で階級は中尉。
体色は紫で、肩からベルトを掛けている。黒目が無い真っ黄色の目をしているように見えるが、凄い三白眼なだけでちゃんと黒目はある(普段は描かれないが)。
ケロン軍でも名の知れた漢で、『ゲロモンの悪夢』なる異名を持つ。
またアニメでは何処かで見た事あるようなバズーカとシールドを使用するシーンも。

ケロロ小隊の一員ギロロの実の兄。ギロロは優秀な兄に対抗心を燃やし、ガルルも厳格な態度を崩すことは無いが、兄弟仲はそれなりに良好。
またクルルとも何らかの繋がりがある(その縁か初登場時は記憶を消されかけたケロロの救出に協力していた)。
公私の切り替えが非常に素早く、一人称まで変えている(仕事中は私・プライベートは俺)。

仕事中は超エリートであり、戦闘力も優れている上に部下が任務完了して浮かれている中、「盛者必衰、慢心こそが我らの敵」と考えるなど、傲慢さとも無縁。と完璧超人。
だがプライベートでは一転。箸使いが苦手(アニメ)だったり、おちゃらけてみたり、発言を無駄に溜めてみたりとかなりのギャップがある。
歳が離れてるのもあり、ケロロとドロロは昔から度々顔を合わせてはいても彼のことをあまりよく知らなかった。
ケロロ小隊に関して高い評価と信頼を寄せている様子で時に敵対する場合もあるが、軍のやり方に疑問を持った際は命令を無視して彼らを助けに来る場合もある。

  • タルル
CV.渡辺明乃
階級は上等兵。体色は水色でそばかす顔。
ケロロ小隊のタママとの師弟関係にあたる。
いわゆる少年漫画が好きなのか、それに絡めた台詞が極めて多い。
登場はガルル小隊の中でもかなり早く幼少期のオタマで初登場したあと、成長したカエルの姿で再登場している。
お調子者で戦闘力は確かだがすぐ動揺したり落ち込む豆腐メンタル。
主な必殺技は目から放つ「タルルジェノサイド」。


  • トロロ
CV.山口勝平
階級は新兵。「プププ」と笑う。
体色はオレンジ色でまだ幼いのか尻尾が付いている。
かつてはケロン軍のシステムに侵入を繰り返していたクラッカーであり、その結果腕を買われて入隊した。この頃、迎撃していたのが本部時代のクルル。
自分のことを天才だと思っており、さらに自分以外の者は使い物にならないと発言するような生意気さ・傲慢さも持つ。
ちなみに原作ではメガネである描写は無かったが、アニメではメガネだと描写されている。


  • プルル
CV.雪野五月(現・ゆきのさつき
階級は看護長。
体色はスミレ色。耳のような物が付いた帽子を被っている。大きい注射器が武器。
ケロロ小隊のケロロ・ギロロ・ドロロと幼なじみである。
何かと敵対関係になりがちなガルル小隊の中では珍しく、完全に友好的。アニメだと仕事の関係上地球に滞在してるのか、時折健康診断やケロロの手伝いなどで彼女1人だけ登場することがある。
アニメと漫画では描写が異なるキャラクターで、漫画では気配り上手なしっかり者、アニメでは上記の設定に年齢を気にする描写が見られる。
様々な偶然でジョリリと恋仲を疑われたことも。
物語開始時点ではケロン星の民間企業に勤めるOLで『24時編』でもまだ加わっていない段階だったことから、ケロロたちは彼女がとある調査のため来日するまで軍に入った事実すら知らなかった。
特殊ペコポン人スーツでペコポン人になることもできる。
アニメ版では一時期、月神散世とパートナー関係だった。


  • クローンケロロ/ケロロ大尉
CV.渡辺久美子
クローンケロロは原作・ケロロ大尉はアニメで登場。
クローンケロロはケロン軍が用意したケロロ軍曹のクローン。ケロロ大尉は洗脳されたケロロ本人。
ケロロよりも幼く、地球人をどうとも思わないなど、性格に差異がある。
どちらも24時編に登場しており、性格・役割はほぼ同じ。


  • ゾルル
CV.矢尾一樹
階級はドロロと同じ兵長。
体色は灰色で、体半分が鉄製のいわゆるサイボーグ。台詞は他のキャラとは文体も違う上妙にたどたどしい(アニメではエコーが掛っている)。
ドロロと同じケロン軍のアサシン出身で、彼と同じ「X1部隊」に所属していた。
ケロロ小隊との繋がりはドロロを敵視している事。

その一度見たら忘れられない風体とは裏腹に恐ろしい程影が薄く、本人の意思とは関係無く常にステルス状態。超常現象レベルと言われるほど。
果てはドロロにすら忘れられていた。24時編以降も「ギララ」「ダササ」「タレレ」「ゾララ」と間違えて覚えられる始末。

キャスティングはおそらくドロロの中の人の代表作「NG騎士ラムネ&40」シリーズにて、
矢尾氏がライバルのダ・サイダーを演じていた事からの声優ネタだと思われる。ゾルルとダ・サイダーは色んな意味で正反対なキャラクターだが。


余談

ちなみにこのガルル小隊、ケロン人らしく共鳴する。
しかもケロロ小隊よりもかなり早いスピードである。
声優さんドつかれさん。
なかなか珍しいので(作中では130話Bパートのみ)、興味のある方は聞いてみて欲しい。

同話では激しい戦闘も見られ、もちろんパロディやネタも。
タルル「腕なんかジュアッグっすよ~」
ゾルル「やぁってやるぜぇ!」
ケロロ(?)「まだだ…たかがメインカメラがやられただけだ!」

そしてなんと脅威のA級侵略部隊。
ケロロ小隊はF級なのに…



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最終更新:2023年01月13日 22:51