メタナイト

登録日:2009/09/25 Fri 22:46:22
更新日:2025/09/26 Fri 16:48:51
所要時間:約 20 分で読めるようだな


タグ一覧
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*1


機は熟した。いまこそ、我らが力を見せる時!

だらくに満ちたプププランドを、この手で変えてくれる!

メタナイトとは『星のカービィ』シリーズに登場するキャラクターである。



概要

体は紺色で目は黄色、黒い足の上に紫色の靴を履いている。
常に銀色の仮面をしており、体と同じ色のマントも装備していることがある(カービィと戦う時は大抵脱ぐ)。
またコウモリのような翼で飛ぶことができ、実はマントが変形したもの(星のカービィWiiのみマントの下に翼が付いているような描写がある)。
飛行速度は非常に速く、ゲームの描写を見る限りワープスターと同等。

一人称は「私」で、カービィやデデデ大王と違いゲーム・アニメともに共通。
シリーズ内では珍しい騎士道精神の持ち主で、基本的にストイックな性格。
一方で案外情に厚く、仲間思いな一面も覗かせる。
敵対シーンこそ多いが、あくまでライバルポジションで悪人ではなく、
明確に味方として扱われたアニメ版以降は力を貸すことが増えた。

ゲームではほとんどボスとして登場し、戦闘前にこちらに剣を投げ渡して、ソードをコピーさせようとする事が多い(例外あり)。
その絶妙な間合いの取り方と素早い斬撃、多彩な攻撃パターンから、ラスボスより強いことも多い。
その剣捌きは音速(≒時速1225km、秒速343m)に迫る速さであり、剣士の中では非常に早い速さとなっている。
剣術の他にも、「マッハトルネイド」と呼ばれる竜巻攻撃や「ナイトビーム」等といった衝撃波攻撃など、遠距離戦闘にも隙が無い。騎士道精神とは。

EXモードではプレイアブルとして操作可能なこともある。
この時はおおむね、コピー能力のソードに準じた性能を持つが、都合上すべてのギミックを作動させることが可能。
飛行についてはウイングに準拠することが多いため、カービィとは操作性が大きく違ってくる。


世界一カッコイイ一頭身とよく言われるが、仮面の下はカービィにそっくりで意外に可愛い。
これもあってメタナイトのファンの数はカービィとタメを張れるほど多い。

素顔についてはシリーズ自体が超有名なのとたまにゲーム雑誌なんかで触れられることもあり別段ネタバレ扱いではないが、各メディアミックスでは何故か隠す傾向にある。
アニメ版に至っては触れられてもいない。

カービィとの関係は不明だが兄弟ではないらしい。
アニメ版ではカービィの事に非常に詳しく、カービィがいる所へ狙ったように現れることが多いのでストーカー説もある。
また、心の闇が具現化したダークメタナイトや、銀河最強の騎士とされ遥か昔に封印されていたギャラクティックナイト等の亜種も存在する。どちらも非常に強い難敵。

2016年にはカービィカフェのメニューで夜な夜なチョコレートパフェ、朝っぱらからアフォガードを食べてると暴露され、誰も予想だにしないカミングアウトに多くのファンを沸かせた。
その後も公式ポータルサイトで甘いもの好きと断定されたり角川つばさ文庫版シリーズで異世界の同一人物がココアばっか飲んでたり完全に甘党ネタが定着している。
2018年のカービィカフェで今度はマントからフォンダンショコラを出すと暴露され、どうやら持ち歩くレベルらしいことが発覚した。
これらのラインナップを見る限り、チョコレートが比較的好きなのだろうか。

なお25th記念コンサートにおける桜井氏の発言によると、メタナイトは変身能力を持っているという初期設定があり、「夢の泉の物語」では変身して2回カービィの前に立ちはだかる予定だったという。恐らく名前の「メタ」は「メタモルフォーゼ」の略で、現在の設定になる際にそこだけ残ったと思われる。

ちなみに数字シリーズ(2,3,64)には一切登場しておらず、ダークマター族と会ったことは無かったが…


ゲームシリーズ

星のカービィ 夢の泉の物語

初登場作品。
デデデ大王からスターロッドの一部を預かり、オレンジオーシャンのボスとして登場する。
この頃から剣を投げ渡してきた。しかも当たり判定が微妙にバグってるせいかラスボスのナイトメアより強い。
面によっては無敵キャンディ等のアイテムを渡してくれる(但しリメイクではカット)。

Kirby’s Avalanche

メタナイト: None shall pass! En garde, Kirby!(ここは誰も通す訳にはいかない! 構えろ、カービィ!)
カービィ: But I have no sword!?!(でも、ボク剣を持ってないよ!?!)
メタナイト: Oh, you're so right... Then Avalanche it is, ha ha ha ha!!!(おぉ、キミの言うとおりだ…。なら、ぷよ勝負でどうだ、ハッハッハッハ!!!)

(元々「す~ぱ~ぷよぷよ」のキャラ差し替えとはいえ)なんか理不尽。
stage12の相手を担当する。

星のカービィ スーパーデラックス

メタナイトの逆襲』のラスボスとして登場。
メタナイト人気はこの作品から始まったと言っても過言ではない。
なんと台詞が与えられ、個性豊かな戦艦ハルバードのクルー達との会話が見られる。
チャプター7のメタナイトの台詞は必見。

なお、ここでも戦闘前に剣が投げ渡されるが、一定時間取らずにいると、しびれを切らしたのかそのまま戦闘に突入する
(待つと結構時間が危ないので面倒ならヘルパー出す→剣をとってすぐコピーを捨てる→ヘルパーからコピーし直す、でもいい)。
そのため、ある程度自由なコピー能力で挑むことが可能であり、多少は楽になる。
余談だがこの『メタナイトの逆襲』のBGMは良曲、神曲と言われ非常に人気が高い曲の一つで、
カービィのエアライドではチャプター1と4~7、果てはマップ曲までもが裏音楽として登場。
スマブラXでもステージ"戦艦ハルバード"のメイン曲としてジャズ風アレンジが流れるほどである。
さらに、この曲をアレンジ演奏したらグラミー賞を取れたという話(実話です)まであるのだから、如何に人気が高いかよく分かる。

カービィのきらきらきっず(SFC版)

やはり敵キャラとして登場。
『ほしのかけらをおいてけ~』と追いはぎじみたことを言って立ち塞がり、
負けたときは、去り際に素っ裸で『また、いつか、あおーぞ!』というちょっとかわいいセリフを残していく。
「メタ様はそんなこと言わない!」とか言わない。これはテレビアニメ化前のソフトだし…と言いたいところだが、SDXのメタ逆によりこの当時のカービィシリーズとしてはむしろ台詞の多い部類のキャラだったりもする。

星のカービィ 夢の泉デラックス

夢の泉の物語のリメイク版。
内容はほぼ同じだがサブゲームではなんとプレイヤーキャラとして操作が可能。
ただしサブゲーム扱いなのでセーブは不可となっており、ゲームが苦手なプレイヤーだと若干の長丁場を強いられることも。

この作品が出た当時はテレビアニメ版が絶賛放送中の時期であり、アニメで非常に高い人気を確立したこともあってか、ゲームでもこれを機にレギュラーキャラに昇格。
番外編を除いてほぼ必ず登場するようになり、アニメ以前とで扱われ方が大きく異なるようになった。

カービィのエアライド

ボスではなくプレイヤーキャラとして参戦。
滑空の総計時間が30分を越えると使用可能になる。
自力で滑空する為安定した加速・滑空能力・速度を誇り初心者がよく使う。
反面、チャージが出来なかったり、ダッシュパネルによる加速度が極端に低かったりして上級者には通じない。
常にソード能力を持っている代わりに威力と範囲がカービィのものより低い。

より具体的な性能はエアライドの専用Wikiを見るとよい。

星のカービィ 鏡の大迷宮

なんと準主役級として登場。
突如異変が起きた鏡の国を守る為に飛び立つが、
ダークマインドによって作り出された自身の影ダークメタナイトによってディメンションミラーに封印されてしまう。
よってボスはメタナイトではなくダークメタナイトだが、前作の夢の泉DXのメタナイトとは比べ物にならない強さを発揮する。
竜巻斬りやソードビームを繰り出すが、前者はスーパーデラックスのものより動きが速かったり、後者は連射したりと、かなり強化されている。

タッチ!カービィ

条件を満たすとメタナイトボールがプレイヤーキャラとして使用可能となる。
体力が全キャラ中最低で、コピーもできない代わりに挙動が速い。

星のカービィ 参上!ドロッチェ団

ドロッチェ撃破後に唐突に現れてカービィの行く手を阻み、シークレットシーのボスとして登場。
スーパーデラックスで沈んだのであろうハルバード艦内で珍しく剣を投げずに戦いを挑む。ただしその前のサードのコピー能力シャボンがある。
戦闘開始と同時にハルバードが飛び立ち、背景がぐんぐん動きながら最終的に宇宙に飛び出す。たまに攻撃をガードするほか、ソードビームに炎属性が付き、地面に剣を突き立てて電気属性の衝撃波を発生させる新技が追加されるなど、演出面では歴代でもかなりド派手になっている。でもBGMは何故かデデデ大王のテーマ
ただ、絶妙な間合いを保つ従来作と違ってかなりアグレッシブに突っ込んでくる。空中に足場が設置されていたりするので今までのメタナイトに比べれば弱い。
それでも動きは素早いため、全体的に難易度易しめなこの作品の中では厄介な部類に入る。
実は宝箱に封印されていたダークゼロ復活を阻止するために動いていたらしい。

星のカービィ ウルトラスーパーデラックス

『メタナイトの逆襲』『メタナイトでゴーDX』に登場。
前者はスーパーデラックスと同じだが、後者はプレイヤーキャラとして登場。
『はるかぜとともに』~『銀河に願いを』までの一部を除くステージをメタナイトで攻略できる。
勿論『メタナイトの逆襲』もプレイできる(リアクター戦までで、その後のメタナイト戦~脱出パートはカット)。
自らの手でハルバードを落とすまさにその時、青い騎士は何を思うのか。

ラスボスとして戦うのはマルクではなくシイタケギャラクティックナイト。ギャラクティックノヴァ戦もなし。
より重装備になったメタナイトといった容姿で、『銀河最強の戦士』と言われただけあってやたら強い。
連続で刺突を繰り出す『ハイパーラッシュ』はまともに食らうとなんと全体力の三分の一ほど持っていかれる。
真・格闘王への道で四天王・3として登場する為カービィでも戦える。

また余談だがハルバードの綴りが「HALBARD」ではなく「HALBIRD」になっている。

毛糸のカービィ/毛糸のカービィ プラス

珍しいことに、剣に操られる形で戦艦ハルバード(の二連主砲、リアクター)と共にボスキャラを務める。
終盤の第6エリア「スペースランド」で戦う。
空中にも足場があるバトルフィールドを飛び交いつつ、合間に急接近して回転斬りしたり剣から衝撃波を飛ばしたりするのだが、これが結構手強い。
他のボスと違って行動パターンがランダムであり、防御面も隙が無く、攻撃後以外に毛糸玉を当てても切り捨てられてしまうという鉄壁っぷり。
攻撃後にうまいこと命中させてもメタナイトがダウンしている時間は短く、復帰するまでに剣のボタンを掴んで解体しないといけない。
戦闘後半では巨大化した剣を叩きつける技を解禁し、行動のペースが早くなって更に凶悪化。作中屈指の強ボスとして立ちはだかる。
一方、あと一回で倒せる段階になると行動パターンが完全固定化されるため、かえって簡単になる部分も。

『プラス』ではサブゲーム「メタナイトスラッシュ」の主役を務める他、本編でも新要素のさいほう能力にソードとよく似た「ハリガネ」が追加されたため、毛糸の世界でも剣対決が実現可能となった。
また、デビルモードは空中を漂いながら高速ショットを放つウチ・デビールが乱入する。こちらも普通に毛糸玉を投げるだけでは効かないので厄介。

戦闘BGMは(ウルトラ)スーパーデラックスで用いられた曲のアレンジ。
また、終盤のステージには戦艦ハルバードがあり、そこでは甲板のBGM(銀河にねがいをのメックアイ)のアレンジバージョン「せんかんハルバード」が流れる。

あつめて!カービィ

テレビアニメ放送後のソフトとしては初の本編では出番がない。サブゲームで登場。

5面ボスとして登場。左右にはバンダナワドルディと船員ワドルディがいるが何もしてこない。
素早く動きながらナイトビームを放ったり、マッハトルネイドで無敵になり追跡したり、上から下を往復したり、分身を召喚してナイトビームを放ったりと強敵。

  • カービィマスター
第3章の最後で登場。
体力は2600で、攻撃はカービィ1体を切りつけるかマッハトルネイドでまとめて攻撃したりする。
第4章の9戦目でも登場。ソードナイトとブレイドナイトを引き連れている。
因みに2週目以降で8戦目までノーミスで攻略すると、メタナイトの代わりに特殊な敵と戦う。

星のカービィWii

純粋なプレイヤーキャラとして登場。
ローア墜落の第一発見者であり、剣の修行を兼ねてカービィ達に同行することになる。
「ソード」と「ウイング」がベースで、一部スマブラから逆輸入された技もある。
ステージクリア時はあの軽やかなBGMと振付で仲間と一緒に踊る。
シリーズ中唯一ダメージを受けると目を閉じる。

星のカービィ トリプルデラックス

長らくデデデ大王の立場を奪い続けていたが遂に出番無し。強いて挙げるとすればキーホルダーとして出演していることくらい。
EXモード『デデデでゴー』ではダークメタナイトがまさかの復活を遂げる。

タッチ!カービィ スーパーレインボー

デデデと共にストーリーには一切登場しない。
公式サイトの4コマでその理由が明かされている。
一応フィギュアで登場してるが、エリーヌのひみつノートの日記にはドミノマスクにシルクハットを着用しているなど、どこか間違ったイメージを持たれている。

星のカービィ ロボボプラネット

OPで侵略を開始した「ハルトマンワークスカンパニー」に戦艦ハルバードで立ち向かうが、奮戦虚しく敗北し行方不明になってしまう。


カービィ バトルデラックス!

ストーリーモードで実力を試すべくデデデグランプリに参加する。
条件を満たせばプレイアブルキャラクターとして選択可能(ちなみに体験版からメタナイトを製品版に送って最初から無条件で使うことができる)。

星のカービィ スターアライズ

ただひたすら 強さを もとめ しゅぎょうに
はげむ、こ高のきし メタナイト。 しかし
かれもまた、黒いハートに 心を おかされて
しまっていた。 心にひそむ わずかな野心を
ぞうふくさせ、剣をつきつけ おそいかかる!


セイントスクエアーズのボスとして登場。
OP及び説明画面によるとジャマハートの影響を受け僅かな野心が増幅されてしまったらしく、問答無用でカービィたちに襲い掛かる。
この時地面に刺さった剣をしばらく放置するか無視してメタナイトを攻撃しにいくとカットインで「取らないんかい!」とばかりに剣を蹴り飛ばす
基本的な挙動は過去作のナイト系ボスとほぼ同じだが、途中から4体(フレンズの数によっては2、3体)に分裂しナイトビームなど更なる激しい攻撃をしかけてくる。

戦闘BGMは珍しいことに「VS.メタナイト」や「戦艦ハルバード:甲板」、「戦艦ハルバード:艦内」ではなく「友と夕陽と…」がベースになっている。



さっそう 見ざん「夢の泉の物語」より!
きしどうせいしん むねに ひめ、
こ高 しゅぎょうに いどむ かれだが
友との きずなも わすれはしない。
剣にやどせ、新たなる フレンズパワーを!


1回でも撃破するとドリームフレンズとして選択可能。
デデデと同じく倒した直後にフレンズハートを投げればそのまま仲間にもできる。
星の○○○○、アルティメットチョイスでも条件を満たせば1Pとして使えるようになる。

【コマンドリスト】
名称は異なるが基本的にソード能力と共通した技が多いため、メタナイトのみが使用できる技を記述する。
性能は概ね『Wii』と同じでソードと同じく属性の附与も可能。

  • メタ3れんぎり(たてぎり後にBを2回)
ボスの時にも使用した技で剣を3回連続で振って攻撃する。

  • うえつき(↑B)
剣を上に突き上げて攻撃する。
『USDX』のソードナイトの技とほぼ同じだが、ソードのきり上げスラッシュのように上には飛ばないので移動力では劣る。

  • はばたき(空中でA)
  • メタコンドルダイブ(ダッシュ中に空中で↓B)
性能はウィング能力の技とほぼ同じだが、メタコンドルダイブは属性によって性能が変わる。

  • シャトルループ(↓↑B)
『スマブラX』のように回転してそのまま滑空する。
属性によって性能が変わるが、メラーガにすると高速で飛ぶようになるので星の○○○○ではTAで活用されやすい。

  • ギャラクティックカウンター(↓B)
第3弾アップデートで追加された技で剣を構えて攻撃してきた相手に強烈なカウンターをお見舞いする。
スタアラでは読み合いが必要ないので扱いやすいが、カービィファイターズ2ではやはり多用すると読まれやすくなるので使うタイミングに注意。
Wiiデラックスでも使用可能。


「ムッ 凶星…。さればその闇、わが剣のかてに…!」

あのナイトが「夢の泉の物語」から見ざん!
大王の はい下のようで ありながら カービィを助け
時には 巨大戦かんで かくめいも おこす…
そんなナゾ多きナイトが、かなたの闇さえ さっし、飛ぶ!

星の○○○○での副題は「その闇、我が剣の糧に」。上述のようにメラーガシャトルループの存在があるためTAではタクシー仲間にされる事が多い。
夢の泉DXと同じく同キャラ対戦も可能で、アルティメットチョイスでは4人全てメタナイトも可能なため、スマブラの8人対戦のようなカオスな光景も。

星のカービィ ディスカバリー

謎のワープホールに巻き込まれて「忘れられた大地」にやって来たが、序盤は姿を見せず、ワドルディの町にコロシアムが出来ると姿を見せ、「メタナイトカップ」のトリとして戦えるようになる。
今回は剣を投げ渡すのではなく、闘技場に入ったカービィの前に既に剣が刺さっている。そして恒例の剣取得拒否だが、今回は攻撃するだけで吹き飛ばせてしまう。それもコピー能力のものだけでなく、スライディングでも。今作の基本的な最速走法がスライディングと小ジャンプを繰り返すというものなので、とりあえず駆け寄ったカービィに流れるように蹴飛ばされることに。哀れメタナイト。

斬撃を連続で飛ばして来る、突撃、瓦礫を落とすなど3D作品ならではの新技を多数引っ提げているが、突撃攻撃をソード能力を持った状態で正面から迎え撃つと演出が変更。
画面がスローになってBの表示が出てメタナイトとのつばぜり合いになり、Bボタン連打で押し勝つとギャラクシアを弾き飛ばして大きな隙を作ることができる。ちなみに弾かれたギャラクシアを取るとメタナイトソードをコピー可能になり、メタナイト自身は「夢の泉の物語」で使用していたのと同じデザインの予備を取り出して戦闘続行となる。
メタナイトカップに優勝するとVol.3のガチャルポンでフィギュアが出るようになる。いよいよ私もレアモノか…


ちなみにクリア後に判明する事実だが、カービィが冒険に出ている間ワドルディの町が襲われなかったのはメタナイトが守っていたからである。


カービィのグルメフェス

メタナイト本人は登場しないがグルメランクを上げるとメタナイトを模したスキンとカラーを獲得する事ができる。コレクション要素のキャラおかしにもラインナップされている。
元々、一頭身で仮面の下がカービィと瓜二つなのもあり他の主要人物を模したスキンやカラーと比較したらもはや本人そのものが参戦してるようなものであり、カービィカフェの登場以降から甘党キャラが世間に認知されているのもあってイチゴを食べまくってブクブクに太った姿はさらにネタ扱いされるようになってしまった。


大乱闘スマッシュブラザーズシリーズ

X』から発表と同時にプレイヤーキャラとして初参戦。
勝利時のBGMはカービィと同じだと似合わなすぎるため専用アレンジが使われている。

発生4Fという奇跡の速度とそこそこの威力を誇る下スマ、鬼発生鬼ベクトルの上必殺ワザ、
鬼判定鬼継続時間の通常必殺ワザとチートクラスの技を多数所持している上に、
かなり速いダッシュ速度、滑空持ちで全キャラ最高の復帰性能も誇るためタイマン最強と言われる。
また、自分と相手の攻撃がぶつかると起きる『相殺』がこの当時のメタナイトのみ存在しておらず、剣のリーチより短いキャラの近接攻撃を一方的に切り伏せる隠れ特性もあった。

数少ない欠点は体の軽さとふっとばし力が控え目な点だが、
前者は高い飛行能力で十二分にカバーし、後者もあくまで控えめという程度でそこまで気になるものでもない。また、飛び道具はない。
その反面、ふっとばし力が物を言う乱闘では威力不足が祟ってポイントを取りにくいともいわれるが、
とある海外の大手大会におけるダブルス(2人チーム)部門では『Wメタナイト編成禁止』のルールがあったあたり、いかにバランスブレイカーだったかがうかがい知れよう。

ストーリーモード『亜空の使者』では亜空軍に奪われたハルバードを取り戻すべく行動している中盤の主役で、マルスアイクと合流。
後半はアイスクライマー、ハルバード突入後はルカリオ&スネークと登場人物の中でも目まぐるしくパートナーが変わる。
無事に奪還したあとは、大突入の際の囮役になり、お約束とばかりに沈められてしまう。
一方、このゲームのみ唯一カービィとの絡みが描写されてない。裏設定によると、ハルバードが奪われたのはデデデが不本意ながら足を引っ張ってしまったかららしい。

for3DS/WiiU』にも発売が近い頃に数日前にネタにされつつ続投確定したが、
前作があまりに凶悪すぎる性能だったため当然というか全キャラでもっとも大幅に弱体化されており、リーチ・火力の低下と技の後隙がかなり増加した。
代わりに弱攻撃の最後にフィニッシュで吹っ飛ばすように変更され、コンボは繋げやすくなった。

前作で猛威を振るった滑空システムが削除されたため上必殺ワザの性能が大幅に変更された。
しかしダッシュ攻撃や下投げからのコンボが繋がりやすくなっており、ハマればどんどんダメージを蓄積して画面外まで運べるコンボキャラとして生まれ変わっている。

高い機動力はそのままで、横スマッシュや下必殺ワザなど一部の技の吹っ飛ばしはむしろ強化されているため、
前作ほどの圧倒的な性能はないものの十分戦えるキャラとなっている。ただ重量級相手では長期戦になりがち。
色換えはギャラクティックナイト風カラーやカービィ風カラーが追加されている。
その逆も然り、メタナイトのカラーをしたカービィも追加された。

SP』でも全員参戦の名のもとに続投。
ダイレクトでは繋がりでミュウツーと共演していた。
ギャラクティックナイトとダークメタナイトをモチーフにしたカラーは再現度が更に上がっており、剣の色や仮面の穴の形が元ネタ準拠になっている。
ただし仮面に関しては実際の戦闘中にポーズをかけて観察してみるとただのペイントだったりする*2

因みにリュウの勝ち抜きバトルでは仮面と武器という繋がりでバルログの代役を務める。最もあんな腹黒男の代理など彼に取っては不本意かもしれないが…


必殺ワザ

必殺ワザはどれも移動系で、出し切ったり解除するとしりもち落下となる。全てのワザが復帰にも役立つので状況に合わせて使い分けるべし。

  • 通常必殺ワザ:マッハトルネイド
竜巻のように回転して相手を攻撃する。
『X』では相手をふっとばさないことを除けば基本出し得という超高性能。
『for』では隙が増え『SP』では単発ヒットになっているがまだまだ優秀な部類。
ボタン連打すれば少し浮く上、横移動は割と優秀なので復帰にも使えなくもない。
判定が自キャラの周囲に発生するので、ソニックのスピンダッシュを悉く潰せる。
とりあえず相手と距離を取りたい時にも使えるが、for以降は出した後は一瞬硬直する。

  • 横必殺ワザ:ドリルラッシュ
ドリルのようにきりもみして相手に突進する。
地続きのステージでは画面端で攻撃して画面外にねじ込んで早期撃墜も可能。
多段ヒットでリーチが長いため、こちらも突進系の技は一方的にねじ伏せることが出来る。
後発作品では地形に当たると中断されるので、終点タイマンで牽制したい時は地面にスティックを向けよう。

  • 上必殺ワザ:シャトルループ
『X』では上昇して攻撃しながらそのまま滑空する。滑空はそのまま地面に降りると隙だらけなので、着地直前に空中攻撃かスティックで素早く降りたりしよう。
滑空しなくなった『for』以降は2連続の切り上げジャンプ。撃墜手段に乏しいメタナイトにとって数少ないフィニッシャー。
大抵はダッシュ蹴りで浮かせてから空上連打でお手玉し、そのままシャトルで星にする。
復帰にも使える上、一段目で崖待機してる相手を突き上げ、二段目で崖掴まりする『復帰阻止阻止』が可能。

  • 下必殺ワザ:ディメンジョンマント
マントで隠れつつ瞬間移動。見た目通り消えている間は当たり判定も消えるので無敵。
相手にお手玉された時に地面に着地するのに役立つ。
使用中に必殺ボタンを押しっぱなしで辻斬りが出る。
威力ふっとばし力共に優れるが、移動距離は落ちて後隙が増すのでここぞというタイミングで狙いたいところ。

Xでは連打すると長時間消えられるバグが存在し、それで時間切れまで粘るというインチキが可能だった。
現在でも連打しまくれば逃げとして使えるが、やり過ぎるとリアルファイトやファンメ送信が起きるので程々に。

スマッシュ

  • 横スマッシュ
ハァッとシンプルな横一閃。運び以外での横への撃墜手段。
やや出が遅いが、ホールドでフェイントを掛けやすい。

  • 上スマッシュ
上に薙ぎ払いの3連撃。
上スマッシュだが、密着すれば左右にも判定がある。
ダッシュ攻撃で浮かせてトドメを刺す時などに。
一瞬浮くので後隙が少し大きい。

  • 下スマッシュ
ルーミア!ウリァ!と出が早い斬撃を左右に放つ。掴み狙いで近づかれた時の牽制や距離取りに。背後の相手に当てると正面より威力が高い。
Xでは早い発生・長射程・高い吹っ飛びで非常に優秀だった。


最後の切りふだは個別項目を参照。


メディアミックス作品

星のカービィ(アニメ)

「メタナイト卿」名義で、デデデ大王の側近として第1話から登場。この作品でもしっかりと低所恐怖症。
ブレイドナイトとソードナイトが側近として付き従っている。
持っている剣は『宝剣・ギャラクシア』

かつて最強の星の戦士として銀河戦士団に所属し、ナイトメアにも広く知られた存在……だった。
引退した今でもその剣の冴えは見せるものの、既にお爺ちゃんなので最強魔獣クラスには当て馬化してカービィにバトンタッチする。
どこからともなく現れてカービィが戦う様を実況したり解説したり、たまにらしくないドジを踏んだり、

「私は陛下の忠実な僕デス(発音注意)」「いよいよ私もレア物か……」「もっともっと痛めつけなくては……」
等ネタ的な発言をしたりと、カッコイイのかボケキャラなのかはっきりしてほしい絶妙なキャラ付けがされている。

より詳しいキャラクター性についてはメタナイト(メディアミックス)を参照。
パイロット版ではどういう訳か完全な敵として登場(このメタナイトも魔獣と呼ぶ人もいるが、このパイロット版アニメは2000年辺りに作られたものなので、その頃から定義があった可能性は低い)。キャプテンステッチをぶつけられて呆気なく倒された。メタナイトファン涙目…

漫画作品

デデデでプププなものがたり

通称『ひかわ版』。連載前半にプププランドを狙う敵として登場。
カービィに「ポペペ…お兄さん!」と涙ながらに抱きつかれるが、
即座に「誰が兄さんだ、抱きつくな!」と否定しているので兄弟ではない模様。

その他、プププランド征服をたくらみ新型ミサイル(コショウ入り)を建造したり原始時代では隣の村からの侵略者として登場したりもしたが、
連載開始時期が脇役のイメージが強かったアニメ化以前のため、
特にレギュラーとなることはなく、アニメ化以降は登場しなくなった。

その後、『コロコロアニキ』で連載が再開された折には、メタナイトの立ち位置が向上したことに伴ってか出番も増加。謎多き人気者の騎士、という位置付けで定着しており、ひかわ先生自身も「人気キャラだからいっぱい出したい!」と語っている。大人ぶりたいリボンの女心を理解できずに泣かせるなど、どこか天然か鈍感な面がある。

星のカービィ!も~れつプププアワー!

通称『谷口版』。カービィのライバルの一人でレギュラー。今作では完全にギャグの世界に染まってしまった。
クールを勘違いしたぶっ飛んだナルシスト。英語混じりのルー語もどきで喋る。

より詳しいキャラクター性についてはメタナイト(メディアミックス)を参照。

星のカービィ プププヒーロー

強い戦士の募集を聞いてデデデ城にやって来た。
ワドルディ、ワドルドゥからは「一頭身の輝ける星」と慕われており、デデデに替わる新たなる王として擁立されるが興味がないと断っている。
グルメレースを知らないのにカービィに勝負を挑んだりと天然ボケな1面も。

角川つばさ文庫版シリーズ

小説版にもレギュラーで登場。

ソードナイト、ブレイドナイト、バル艦長メタナイツを部下に持つ。
こちらの世界では世間的に超有名人らしく、それ故にか大っぴらに目立つことを好まない。
ゲームと同じく敵か味方かハッキリしない立場にいるが、基本は正しき道を歩む剣士として周りから評価されている模様。
トラブルに巻き込まれやすい苦労人体質。
食べ物絡みで暴走するカービィやデデデ大王達には、毎回呆れたり怒りに震えたりしている。
しかし、心の底では彼らと一緒にいるのも悪くはないと思っているようだ。

より詳しいキャラクター性についてはメタナイト(メディアミックス)を参照。





追記・修正は夜な夜なこっそりパフェを食べながらお願いします。

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最終更新:2025年09月26日 16:48
添付ファイル

*1 出典:http://www.smashbros.com/wii/jp/characters/metaknight.html

*2 キャラクター選択画面ではしっかりと割れたグラフィックになっている