登録日:2010/12/24(金) 01:54:40
更新日:2024/09/08 Sun 16:01:40
所要時間:約 5 分で読めます
TVアニメ版の放送から数年の時を経て公開された。
本来原作において20時間近い凛ルートを極限まで短縮。
そのため原作をプレイしていないとわからない部分がある。これが初Fateなら全く解らないだろう。
しかし、スピード感のある戦闘や投影のエフェクト、予測のつかないストーリー展開は純粋な映像作品として評価も高い。
作品全体としてはやはり好みの分かれるものとなってしまっているが、原作側の評価は非常に高く、「アニメーションの最高峰」「原作元としてこれ以上の幸せはない」と制作スタッフを大絶賛している。
何故かリポーターにあの人が……
出番の少ない
下屋さんや浅川悠さんでも……
それは、あらゆる願いを叶えるとされる万能の器『聖杯』を巡り、七人のマスターが七人のサーヴァントを用いて繰り広げる争奪戦。
その戦いに巻き込まれて一度は死亡し、誰かに命を救われる形となった半人前の魔術師、
衛宮士郎。
彼は迫り来る二度目の死から自分を救ったセイバーのマスターとして、聖杯戦争への参戦を決意する。
自分が、自分の理想と相対するとも知らずに。
登場人物
衛宮士郎
聖杯戦争に巻き込まれる形で参戦した半人前の魔術師。
目標は『正義の味方』であり、それにはひとりの魔術師と、事件が関係していた。
主人公なのに公式ガイドブックで四番目にいたのは嘘だと思いたい。
サーヴァントであるギルガメッシュとまともに切り合うなどの異様に高い身体能力から、ファンからはSHIROUさんと呼ばれることも。
『俺はおまえとは違う!勝つために、結果のために周りを犠牲にするなんて!』
セイバー
士郎と契約したサーヴァント。
ヒロインなのにバーサーカーにやられたり、キャスターに拉致られたりと活躍が少ない。
『問おう――あなたが、私のマスターか?』
遠坂凛
アーチャーのマスターであり、今作の
メインヒロイン。
こっちでもサーヴァントに出番を持っていかれた。
『私、頑張るから!きっと、あいつがもっと自分を好きになれるように、頑張るから…!』
アーチャー
真の主役。
凛と契約したサーヴァント。
乱暴な召還で記憶が混乱している。
アーチャー―弓兵―でありながら剣術でランサーと渡り合うなど、未知の力を秘めたサーヴァント。
その真名は…?
『大丈夫だよ、遠坂。俺も、これから頑張っていくから』
キャスター
アサシンを門番に、柳洞寺に陣を構えるサーヴァント。
今作では強大な戦力として暗躍する。
アサシン
セイバーと互角に渡り合うサーヴァント。
武士道の誇りを胸に、神業の領域にある剣術を駆使する。
バーサーカー
イリヤと契約したサーヴァント。
並々ならぬ実力を持っていながら、ギルガメッシュに手も足も出せず敗北した。
ランサー
我らが兄貴。
凛を救出するシーン、アーチャーとの戦闘シーンは見所満載。
言峰綺礼
冬木市言峰教会の神父であり、ランサーのマスター。
大した活躍もなく心臓を貫かれる。
ライダー
慎二と契約したサーヴァント。
本当に出番がなかった不憫な子。
なぜだ……。
ワカメ
ライダー、ギルガメッシュのマスター。
今作ではワカメ的な意味で大活躍する。
ギルガメッシュ
バーサーカーを圧倒、アーチャーをも粉砕した人類最古の英雄王。
彼に対応出来る唯一の力は?
間桐桜
最早モブと化してしまい、今作では数分間のみ登場。
ライダーよりは台詞がある。
藤村大河
みんなの藤ねぇだけど出番が少ないのは仕方ない。
衛宮切嗣
セリフはなく、回想のみ登場。
士郎の養父であり、士郎が『正義の味方』として憧れていた男。
今作のキモ
『
無限の剣製―Unlimited blade works―』
CGグラフィックに力が入り、演出もすごい。
しかし尺の関係で詠唱が短い。
『ランサーVSアーチャー』
二度に渡って起こるふたりの戦い。
スピード感に溢れ、互いに引かない戦いは熱い。
アーチャーの謎をさらに深めるシーン。
『刻印の移植&セイバーのドレス姿』
ふたりのヒロインのナイスなシーン。
特にセイバーのドレス姿での1シーンは劇場版生フィルムで高額取引された。
決着『アンサー』
ふたりのエミヤが互いの信念を賭けた一騎打ち。
アーチャーの独白、譲らない士郎の叫び、
BGMも相まって完全度が高い。
決着『アンリミテッドブレイドワークス』
士郎とギルガメッシュの最終決戦。
無限の剣製でぶつかり合うシーンはクライマックスを飾るに相応しい。
一番の見所は「おのれおの(ry」
名台詞
「問おう――あなたが、私のマスターか?」
「戦うさ。こんな、聖杯戦争なんて馬鹿げた争いを終わらせるためにな!」
「やっちゃえ、バーサーカー」
「俺はおまえとは違う!勝つために、結果のために周りを犠牲にするなんて!」
「君は何時まで、間違った望みを抱いている」
「お前…後悔してるのか…」
「俺の勝ちだ、アーチャー」
「そして…私の敗北だ…」
「お前が倒せ、お前なら勝てる」
「夢の果てにあるのは偽物だと…そう言ったアイツこそが、最後までその夢を貫き通したんじゃないか。
自分には持ちえない理想だからこそ…その尊さに涙し、憧れた。」
「その様な泣き言…聞く耳持たん」
「行くぞ英雄王!武器の貯蔵は十分か!」
「大丈夫だよ、遠坂」
「私を頼む。君も知っての通り、頼りない奴だからな」
追記・修正をお願いします。
- ヒロイン陣涙目……テレビ放送にしたとしても漢共の見せ場の方が輝くであろう18禁が原作のアニメ映画…… -- 名無し (2013-09-09 23:55:48)
- 正直スゲーいい出来だったと思うよ。当初の予定通り分割で作ってたらもっと良くなっただろう。 ただ最後の士郎VSギルは頂けないなぁ -- 名無しさん (2013-09-10 00:03:55)
- UBWのワカメは、正直死ねばよかったのにと思う。立ち回りが適当だし、最後出てないとか、こんないい加減でよかったのか?と思う。 -- 名無しさん (2013-09-10 01:03:05)
- 原作でセイバーが残ったルートでの凛はある意味両手に花だった。 -- 名無し (2013-09-11 02:07:22)
- ネックはやっぱり英雄王戦だな、ちゃんと投影射出やらんと無限の剣製使う意味が…。 -- 名無しさん (2013-12-28 15:53:32)
- ↑原作でもエフェクトからして、士郎がポン刀を手に突進して、金ピカのガトリングを手にした剣で薙ぎ払いながら距離を詰める。という「お前バーサーカーやセイバーより強くね?」という割と無理のある内容だった -- 名無しさん (2013-12-28 16:00:37)
- 主人公に専用ルートを奪われたヒロイン()が居るらしい -- 名無しさん (2013-12-28 16:13:46)
- UBWでこれなら更に長いHFの映画はどうなるんです?尺が・・・ -- 名無しさん (2014-08-04 15:36:37)
- ぶ、分割(震え声) -- 名無しさん (2014-08-04 16:01:38)
- ↑×9プライドの高い一部派閥がギャルゲーやエロゲーという言葉をプライドを傷つける言葉だと思っている者がいるほどの鬼シナリオだった。 -- 魔術師として軸がぶれている青髪の男が一番ひどい目に逢うルートでもあった。 (2014-08-21 18:30:10)
- アーチャーが強いわけだよ、英霊になる前からギルガメッシュと打ち合える化物なんだもの -- 名無しさん (2014-08-21 18:38:14)
- >>一番の見所は「おのれおの(ry」 あのシーンは吹いたな。急にギルが小物に見え始めて…… -- 名無しさん (2014-08-21 18:55:58)
- アニメでもSHIROUさん見られるかな? -- 名無しさん (2014-09-07 11:20:41)
- ソードバレルと憑依経験&筋力投影、固有結界があるから型月世界でも結構な猛者になるからなぁUBWの士郎は。てかアーチャー戦で戦闘経験吸いまくったからえらい速度で成長する -- 名無しさん (2014-09-07 11:34:25)
- 映像作品として評価高いってマジか。何一つ褒めるところのない作品だったとしか記憶してないけど -- 名無しさん (2014-09-07 11:36:45)
- バーサーカーの冬の森回想と鎖を無理矢理引きちぎるシーンカットは尺の都合で納得する。でも高潔な武人である彼を背中から倒れさせるとはどういう了見だコラ。 -- 名無しさん (2014-10-26 01:56:59)
- あの超大な尺を、楽しめる範囲で、熱い演出を最重視して作ってある。今と違った色々な制限もある中、むしろよく頑張った!力不足だったのはむしろ支えられなかった俺らの方。 -- 名無しさん (2014-10-26 02:14:28)
- 明らかにDEENは士郎嫌いだよな… -- 名無しさん (2014-10-26 02:59:07)
- 2014/10/26 (日) 03:11:38から(編集ミスか荒らしの理由で)消えていたコメント欄を復活させました。 -- 名無しさん (2024-09-08 16:01:40)
最終更新:2024年09月08日 16:01