登録日:2009/06/22 Mon 22:56:05
更新日:2025/03/07 Fri 07:42:35
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わたしはこうして、のんびり士郎のごはんを食べてるのがサイコーに幸せだよ。
●目次
【プロフィール】
CV:伊藤美紀
英字表記:Tiger Fujimura、Taiga Fujimura
身長:168cm
体重:53kg
スリーサイズ:不明
イメージカラー:
虎
特技:剣道、自堕落、不思議空間
好きなもの:万物全て
苦手なもの:
ライオン
【概要】
士郎達が通う学園の
英語教師で、
弓道部顧問と士郎のクラスの担任。
25歳独身。
士郎からは「藤ねえ」と呼ばれているが、公私混同を避けるために学校では「藤村先生」と呼ばせている。
祖父・藤村雷画は「藤村組」という極道を仕切る、街の有力者。
士郎の父、切嗣とは彼が衛宮邸を購入して以来の付き合いで、彼の葬式や遺産相続も取り仕切った。
そういう背景もあり、士郎にとって大河は幼馴染兼姉貴分といえる。
保護者という名目で衛宮邸に入り浸っており、ご飯も基本的に士郎にたかっている。曰く、エンゲル係数を上げる人物の一人。
スリーサイズは公表されていないが、外見的には悪いスタイルではないと思われる。
実際、FGOで出演した際はジャガーマンの第三再臨でかなりのナイスバディを披露した。
剣道五段という相当な腕前で、剣道界では「冬木の虎」の異名で恐れられている。
具体的にどの程度強いかというと剣術の腕前であの
両儀式と互角という凄まじさ。
……まあ
刀より
ナイフが好きという式の性格面も考慮した話であり、そのあたりのこだわりなく剣士としてのスペックを出せるフラットな性格ならば話は別のようだ。
とはいえ、スポーツマンかつ武道家として凄まじい腕である事は事実であり、
実際、元暗殺者である
葛木宗一郎が何らかの武術の達人である事を以前から見抜いていたりもする。
「そんだけ凄くても五段なの?」と思われるかもしれないが、剣道の段位は初段の獲得に13歳以上の年齢制限があり、
その後も段位に応じて一定の年数は修行しないと次の段がとれないシステムになっているので、実質年齢制限があり、25歳の大河はどんだけ実力があっても最短であと3年は経過しないと五段以上には進めないのだ。残念。
しかし流石に
セイバーとの剣術対決では剣を持っていない彼女に奇襲を仕掛けたにも関わらず軽く捌かれて実力差を悟り敗北。
士郎の保護者の座をかけての決闘だったため、敗北後には「うわぁぁぁぁぁあああん! ヘンなのに士郎とられちゃったーーーー!」と泣き出してしまった。
あだ名は「
タイ
ガー」で、本人はこのあだ名で呼ばれると激しく怒る。
だが、
虎の
ストラップを愛用の「虎竹刀」に付けていたりする。
彼女にとって虎とは、「深く憎み、同時に深く愛している」存在であり、同じくヒゲが生えている豹男を勘違いしていた。
余談だが
別作品には
むしろタイガーと呼ばないとブ切れるキャラもいる。
ちなみに、藤ねえ経由で『
とらドラ!』の巻末コメントに出た事がある。
Fateのギャグ担当で、彼女がいないとこの作品が成り立たない(色々な意味で)。
士郎にとっては平和の象徴で彼女が危険だと本当にヤバい状況らしい。
ヒロインではないが士郎の大切な人であることは確かで、優先度も
別格。
キャスターに人質に取られ、下手に動けば瞬時に殺されてしまう事態に陥った際は一度、(一周回って冷静になり、客観的になる程の)怒りを覚え、もし
遠坂凛が余計な事をするのなら、その前に
凛を殺してでも止めると一瞬考えた程である。
アーチャーも彼女を大切に思っており、前述の人質にされた際は真っ先に彼女の心配をしていた。
無論彼女も士郎の事は大切に思っているのは言うまでもなく、真偽の程は定かではないが彼女がアーチャーと対面すれば一目で士郎と同一人物である事を看破できるらしい。
実際にタイガーころしあむで邂逅した際はアーチャーを「士郎」と呼ぶシーンが在る。(この時、アーチャーも「藤ねえ…」と呟いている)
性格はどうしようもない天然でダメ人間の一言に尽きる。
セイバー・
桜の変身姿を見ても「コスプレ」「今時の若い子のファッション」と
スルー。
そして、
イリヤに金を借りたりいい年して
お年玉をねだる。
ただ、教師として生徒を、姉貴分として士郎や桜たちを心配する気持ちは本物であり、だからこそタイガー、藤ねえと慕われているのである。
問題はそういった良いところがたまにしか見えないことなのだが。
幸運ランクがずば抜けて高く、ランクで言うと
EX(公式)。
もし
葛木と戦うことがあるとしたら、突如
バナナの皮に足を滑らせタイガーマウントでノックアウトと言うくらい。
もしくは
ゲイ・ボルクを使われたら外れて、たまたま通りかかった
ワカメに直撃したりする……かも。
ちなみに、大河が何故士郎に剣術を教えていないのかというと、士郎が喧嘩とかでも無茶をする奴だと理解しているから、
剣術を教えることでかえって危ない目にあうかもと思いあえて教えていないとのこと(弓道は可、普段から弓持ち歩いている奴なんてまずいない)。
切嗣存命時は良く衛宮家に通っていたのだが、それは切嗣に惚れていたため。
『Fate/side material』では一目惚れっぽいとされ、『Fate/complete material II』では理想の大人として憧れていたと言われている。
切嗣も自身の初恋の相手、
シャーレイに大河がどこか似ていた為、ついつい甘やかしたらしい。
大河が英語教師を志したのも彼に外国語を教わっていたことが所以である。逆に彼の落語好きは大河の影響だそうな。
『Fate/stay night』では最初からルートなしだったが、もしあるなら、プレイ時間は3秒だとか。
一人暮らしの士郎と一緒にまったりテレビを見ながら
「士郎、お嫁にもらってくれるー?」
「いいよー、オッケー」
【本編以外での登場】
『とらぶる花札道中記』
虎竹刀にプロトンスイッチが内蔵されている!
準々レギュラーくらいの頻度で登場。
主人公である氷室達とは別のクラスの担任なので、学校行事や代講での登場がメイン。
基本的には「教師」「保護者」のポジションであり、良識的な面を見せる事もあるが、「虎」だけに星流れを使い出したり、パンジャンを召喚して生徒を強制連行したりする辺りはキャラ的にも作風的にも平常運転。
主な被害者は作中最大のトラブルメイカーである蒔寺(ただし自業自得)。
マラソン編では「黒豹」と「虎」というネコ科被りが悲劇を生んだ。
また、テキ屋をしていた藤村組の組員と氷室達が互いの立場を知らずに交流していた事もあった。
本編でも描写されたガラクタ収集の戦利品は一部がテキ屋の景品として放出されている模様。
こちらの世界では
小学校の教師をしているらしく、主人公の
イリヤのクラスの担任教師として登場。
相手が小学生になっても、生徒にナメられ気味なのは相変わらず……それでいいのかタイガー。
破天荒な性格も変わらないが、
美遊のハイスペックぶりに驚愕していたり、
クロに
ファーストキスを奪われ、
その仕返しを賭けたドッチボール対決に大人気なく参加した挙句瞬殺されるなど、もっと凄い連中に振り回されている状態である。
なお、「士郎のお嫁さんに…」という発言があったり、自作問題に切嗣をモチーフにしたと思しき人物が登場したりしているが、こちらでの衛宮家との関係は不明。
少なくとも本編のように自宅に押しかけたりはしていない。
小説版によれば、
士郎はイリヤと共に彼女の剣道の試合を見に行っていたとのことなので、ある程度の交流があるのは間違いなさそうである。
とはいえ結局のところ本編中では表立っての士郎達との絡みが無いため、「いいトシして独り身の喪女」的な扱いをされているフシがある。
『FGO』でも屈指の人気を誇る第一部第七章。
その実装に伴って新サーヴァント達が続々と登場する中……
ジャガーの戦士、ここに見参!タイガーじゃないからそこんとこヨロシク!
そこのキミ、目を逸らさない!使ってみるとあんがい強いぞっ!
其処に居たのは
まさかの疑似サーヴァント枠で出演が決まった藤村先生の姿であった。SSF
真名はジャガーマン。
クラスは
ランサーだが、持っている獲物は先端に猫の……もとい
ジャガーの手が付いた棍棒。
槍要素何処へ行った。
イラストは蒼月タカオ氏が担当。
7章クリア報酬で、クリア後にはストーリーガチャにも追加される。
◆
プロフィール
身長/体重:165cm・??kg
出典:中南米各時代の神話
地域:中南米
属性:混沌・中庸
性別:女性
属性は憑依先の人間ではなくジャガーマンのもの。
性別は憑依先の人間のもの。
◆ステータス
筋力 |
耐久 |
敏捷 |
魔力 |
幸運 |
宝具 |
C |
C |
B |
E |
B |
B |
□スキル
○クラス別スキル
対魔力:A
Aランク以下の魔術を無効化する。
事実上、現代の魔術師ではジャガーマンに傷をつけることは出来ない。
狂化:E
ジャガーは気紛れである。
話が通じると思っても、本当は通じていないこともしばしば。
○固有スキル
ジャガー・パンチ:A
正式スキル名:ジャガーの加護
ジャガーパンチは破壊力。
ジャガーの神霊によって与えられた加護。
恐れや痛みを感じることがない。
勇猛スキル、直感スキルの効果を含む複合スキル。
ジャガー・キック:B
正式スキル名:怪力
ジャガーキックも破壊力。
とにかく自分だけは何としても生き残る。
そんな強い意志、そしてウィルを感じるスキル。
ジャガー・アイ:A+
正式スキル名:暗き密林の顎
ジャガーアイならビーム力。
「森」のフィールドにいる場合、各種判定にプラス効果が加わる。
□
宝具
『逃れ得ぬ死の鉤爪』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:1~2 最大補足:1人
『逃れ得ぬ死の鉤爪』ォォォッ!!
グレート・デス・クロー。
ジャガーマンが手にする「おそろしい棍棒」が一時的に巨大化し、猛烈な勢いを伴って対象を叩き潰す。
何が起こっているか分からず、相手はまず回避できない。
属性はBuster。
効果は【自身に必中状態を付与(1ターン)+敵単体に超強力な攻撃&弱体耐性をダウン(3ターン)〈オーバーチャージで効果アップ〉】。
『ジャガー潜む暗黒の森』
ランク:B 種別:対人宝具 レンジ:0~20 最大補足:20人
ジャガー・イン・ザ・ブラック。
ジャガーは夜の森に潜み、暗がりそのものとなって、死のアギトそのものとなって獲物に襲いかかる。
夜間のみ使用可能で、夜行性であるジャガーの特性が発揮されることで、一時的に攻撃ダメージにプラス補正は付与され、それと同時に特殊な気配遮断スキルを獲得し、命中・回避にプラス補正を得る。
ジャガーマンとは中南米に伝わる古き神霊の一柱であり、「戦い」と「死」を象徴し、
各時代の中南米文明で永く崇められている存在であり、過去にはたびたび地上に姿を見せたという。
先古典期のオルメカ文明ではジャガー神、人間とジャガーの混血『ジャガー人間(ジャガーマン/ウェアジャガー)』像などの形で祀られたとされる。
中南米神話においてはナワルと呼ばれる霊的存在、影、超自然的な守護霊の存在がしばしば語られる。
アステカ文明で崇められる主神の一柱
テスカトリポカもナワルを有しており、これは恐るべきジャガーのナワルであるという。
本作のジャガーマンは古き神霊としての性質を有しながら、自らの系譜を引くテスカトリポカのナワルとしての側面が習合しているという設定。
なお、依り代の選考基準は聖杯に縁ある人間の中で最も野生の力、そして野生の宿命を帯びた者が選ばれるらしい。
神霊からも野生の力を認められるとは一体……。
FGOでは3人目の擬似サーヴァント。
見た目は虎の様な着ぐるみパジャマな衣装に身を包んだ妖しいお姉さんで、1段階目になると顔以外がパジャマめいた衣装で覆われるという珍妙な見た目になる。
……が、再臨3段階目を超えると着ぐるみはどっかに行く上に、服装は胸の谷間を露出した黒いヤクザスーツ姿に変わる。
ついでに面白おかしい雰囲気もブン投げており、得物は薙刀に変更。
最終再臨に至ってはヤクザやマフィアの女親分の如きオーラを発しているかのような絵になる。キャラブレまくりってレベルじゃねーぞ!
ちなみに史実のジャガーマンに一番近い衣装は1段階目であり、動物の違い以外ほぼそのまんまな絵が現存している。
なぜ現界を試みたのかは
不明。
ケツァル・コアトルにつられてやってきた、遊び気分でやってきた、テスカトリポカが出てくるところを抜け駆けしてやってきた、等々、興味はつきない。
神霊系サーヴァントの中では下級に属する為、コストがかからないのがセールスポイントと謳っているが、
どう見ても憑依体の人格がメインになっている点は指摘してはいけない。
スキルの解説項目がどう見ても
デビルマンのOPのパロディなのにも突っ込んではならない。
声は低めでシリアスなのだが、語尾が「ニャ」だったり台詞がいちいちメタい上にカオスだったりと
どこぞの怪生物っぽいともっぱらの評判。
最初の段階で好感度高めっぽいフレンドリーな台詞が多いが、絆レベルを深めていくとそのたびに
タイガージャガースタンプが押されていき。
絆レベルが3を超えると一気に主人公に甘えるようなそぶりを見せるように。
最終段階まで到達した場合は、主人公をマブダチ認定するとともに、
「なんと言うか、ビックリするほど居心地イイニャ。だから、あ~んだから、生贄なんていらないから、ずっと一緒に居ていいかな?」
とまるでヒロインのような態度を取るようになる。
「なんでも命令していいニャ。敵の中に突っ込んで暴れろとか……あと、敵の中に突っ込んで暴れろとか」と語る等、思考回路は脳筋気味で大雑把。
好きなことという質問に
「一日三食のおいしいごはん、たっぷりの睡眠。ウッス!その二つがあれば概ね幸せです!」と豪語するなど、
藤村先生特有の大らかな性格もそのまま残っている。
なお
エミヤに対しては、
「あの色黒のアーチャーくんのグレちゃった感じ……。んー、昔はあんなんじゃなかった気がするのにニャー……。なーんか責任感じるわー……」と、
保護者であった記憶からか複雑な心境な模様。
性能面ではB2Q2A1の典型的カード配分のランサー。
ぶっちゃけ、ふざけているのは見た目とスキル名だけでスペックはレアリティ詐欺と言わんばかりで強い。比較対象に何故か★5サーヴァントが出てくるレベル。
特に「ジャガー・パンチ」はCTが長い代わりに得られる効果がどれも大きい。
宝具は上記の通り。Buster属性宝具故にバスターブレイブチェインが組めるため、3種のスキルを合わせてバスターブレイブチェインを組むと全サーヴァント中でもトップクラスの瞬間火力を出せる。
特にアーチャークラスは回避・無敵スキルを持つボスが多いので、それ等へのボスキラーとして活躍してくれる。
難点はスキルのCTが長いこと、確定で1枚は手に入るもののそれ以降はストーリーガチャを回さなきゃ手に入らないので宝具レベルが上げにくい事だろうか。
相方としては犬猿の仲(?)の筈のケツァル・コアトルや、
マーリンなどが良相性。
関係者達の中では比較的星を出しやすい
桜か
切嗣と組むのが良い。逆に
アーチャーの2人とはスター集中率の都合あんまり噛み合わない。
追記・修正おねがいします
最終更新:2025年03月07日 07:42