衛宮士郎

登録日:2009/07/31(金) 23:56:31
更新日:2024/03/06 Wed 23:00:16
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2004年5大ヒーローヒロイン FGO Fate Fate主人公 TYPE-MOON stay night ※主人公です えみやん お人好し その願いがどれほど歪であっても、 救われるものは確かに。 なんでさ やべーやつ エミヤ エロゲ主人公 オカン サバイバーズ・ギルト セイバー ブラウニー ブリキの騎士 プリズマ☆イリヤ ヘッポコ マスター リミテッド/ゼロオーバー 一級フラグ建築士 主人公 主夫 人間のふりをしているロボット 体は剣で出来ている 化け物 千子村正 厨二 型月主人公 巨大スクリーンで童貞を捨てた男 干将・莫耶 心は硝子 投影魔術 数奇な運命を背負った男 是・射殺す百頭 時計塔 朴念仁 杉山紀彰 正義の味方 正義の味方を目指す男 歩く武器庫 決して色褪せない美しい嘘のカタチ 混沌の産物 濃すぎるキャラクター性 無限の剣製 狂人 男のロマン 疑似サーヴァント 破綻者 穂群原学園 童顔 結構重い過去持ち 自己犠牲 衛宮さんちの今日のごはん 衛宮士郎 賛否両論 賛否両論 ← 再評価 逸般人 野田順子 養子 高校生 魔術使い 魔術師


衛宮(えみや) 士郎(しろう)
CV:杉山紀彰野田順子(幼少期)


Fate/stay night』の登場人物にして主人公。

◆プロフィール

年齢:17歳
身長:167cm
体重:58kg

特技:ガラクタいじり、和食
好きなもの:家庭料理
苦手なもの:梅昆布茶
天敵:言峰綺礼

穂群原学園2年C組。Fate/hollow ataraxiaの頃は無事進級して3年。

◆目次

◆概要

本編の10年前に起こった「冬木大火災」の生存者。*1
第四次聖杯戦争で家族と新都にあった実家を失い、衛宮切嗣の養子になる。
それから二年間ほどずっと切嗣に無理を言い続け、8年前に彼に魔術師として弟子入りした。

なお、被災時に何歳だったかは不明だが、元の戸籍・名前は一切不明で、生き残った、あるいは被災しなかった親族はいない様子。
かの火災でそれ以前の自分の痕跡を全て「焼き尽くされた」という設定だと思われる。

切嗣の理想である「正義の味方」に憧れを抱き、彼の死後、理想を受け継ぎ、本気で「正義の味方」を目指している。

第五次聖杯戦争におけるセイバーのマスター。
ランサーに襲撃された際に偶発的にセイバーを召喚し、聖杯戦争に巻き込まれる形で参加。
戦いを通して自らの過去の傷、そして夢に向き合い、様々な答えを出して行くことになる。


◆魔術師として

魔術師(根源到達に関心がないため厳密には魔術使い)、マスターとしての力量は未熟もいいところで、士郎の実力を遠坂凛は『へっぽこ』と酷評している。
しかし性格の相性が良いために養父と違ってセイバーとはどのルートでも深い信頼関係で結ばれ、他のマスターと契約しても、敵に回りさえしても、常にセイバーには気にかけられている。

体内に27の魔術回路を持つが、通常の神経が魔術回路になっている異端体質な上に、毎回魔術回路を作ることから始める間違った鍛錬を続けていた為、殆どが眠っている。*2*3

平均的な魔術師の回路数は約20なので結構多い方だが、魔力量は並(成熟した魔術師の平均が25ほど、凛ルート後半で20~30ほどと士郎が言っている。凛は500、セイバーは1000)な上に独学な為、十全に回路を開く事が出来ない(気付いてない)。

扱える魔術は『強化』と『投影』のみで、切嗣の指導もあって基本的に士郎は『強化』の鍛錬をしており、『投影』は息抜きでたまに行う程度。

その他、モノの構造や設計を把握することに並外れた才覚を持っており、切嗣を「なんて無駄な才能だ。」と驚かせている。
ちなみにこの切嗣の『無駄』という表現は魔術を行う上での観点からで、モノの構造を把握すること自体は魔術の基本の一つで、凛も当たり前にこなせるのだが、
魔術を行うのであれば構造などは対象の本質を掴めていればそれでよく、構造だけでなく設計図まで詳細に読み取る必要は基本的にないので、
「人並外れてはいるが、魔術行使においてそれを十全に活かす機会・場面はあまりない(と思われる)才能」という意味合いで「無駄な才能」と称したと思われる。


◆人物像

無愛想に見えるが、超が付くほどのお人よし。頼みごとをされればまず「断らない」。*4

人助けの一環で、学校の備品修理や掃除を請け負っている。
その為「偽校務員」、「文連の修繕担当」、「弓道部の掃除機」、「穂群原のブラウニー」等といったあだ名がある。曰く「彼ほどスパナが似合う人間はいない」とのこと。
1年から3年までプール開き前のプール清掃をずっと手伝っていた。

ゲームセンターの雰囲気が苦手。合コンは苦手だがわりと好き。歯医者にかかった事はない。英語が苦手。工作に没頭する性格。

衛宮家に引き取られてから切嗣の代わりに家事をしていたため、家事に並々ならぬ才能を持つ。
料理もお手の物で、まったく料理ができなかった桜を指導できるほどの腕前を持ち、本編でもセイバー達に手料理を振舞っている。
特に和食を得意としているが、これは切嗣の存命中、身体が弱いにもかかわらずジャンクフードなどの健康に良くない食事を好む困った養父を心配し、
台所を預かるようになってからはヘルシーで健康的な和食をよく作っていたことに由来する。
もちろん、洋食や中華料理なども家庭料理の範囲内ならば問題なく作れるが、
衛宮家で食卓に立つ人物の中では洋食は桜、中華料理は凛の方がそれぞれ士郎より上手であり、士郎本人もそれを認めている。

酒は得意ではなく舐めるように飲む程度。
酒が入ると少しフットワークが軽くなるらしく、ホロウでは普段であれば翻弄されるイリヤの誘惑をあっさりいなしていた。

昼は弁当を持参しているが、同級生によくたかられる為、生徒会室で柳洞一成と共に昼食をとっている。

日本茶も紅茶もコーヒーも平等に好きだが、日本茶びいきではある。梅昆布茶が苦手。

目に見える範囲の不幸や不平等を正そうと努力するが、かといって無条件で助けるわけではなく、本人がそれを打破することに意義があると判断した場合は陰ながら見守る。

なかなか伸びない身長を気にしている。余談だが、最近の17歳の平均身長は170.8cmである。

1年の頃は弓道部に所属しており、腕前はかなりのもの。美綴綾子曰く、在籍中に的を外したのは一度しかない。
それも士郎からすれば射る前から『外れる』と分かっていたという。
これは魔術の鍛錬の副産物であり、魔術を展開するときの手順が弓道の心得と酷似しているため。

それほどの腕前を持っていたが、1年生の夏に退部。弓道部を辞めたのはアルバイト中に右肩を負傷し、肌に火傷の痕が残った為。
怪我自体は大したことはなかったのだが、慎二が「火傷の痕のある奴が礼射*5をするのは見苦しいのでは」と指摘し、ちょうどアルバイトも忙しい時期であった為退部した。

生活費を稼ぐためにアルバイトをしており、新都の酒屋「コペンハーゲン」でバイトしている他、日雇いバイトもしている様子。
最初にアルバイトを始めたのは切嗣が亡くなってすぐで、「生活費のためと一念発起してバイトを探していた自分を若年にも関わらず自分の心意気を買って快く雇ってくれた」という前述の酒屋でずっと働いている。
ちなみにその酒屋は大河の元同級生で悪友の蛍塚音子の実家であり、家業の手伝いをしている音子とも親しい関係にあるのだが、大河が共通の知人であることにはお互い長い間気付かなかったらしい。

筋トレを日課にしている為、平均に比べて身体能力は高く、筋肉質。
しかし、別段本格的に身体を鍛えているわけではなく、災害に遭遇した際に切り抜けられる程度に鍛えられれば良いと思っている。

ちなみに、ルールに則った試合や実戦だと一番にはなれないが、ルール無用の喧嘩(且つ気絶や絶命しなければ)でなら一番になれる。
某菌糸類曰く「士郎は勝つまで絶対にギブアップしない為、相手の心が先に折れてしまうから」だそうだ。



以下ネタバレ注意






















魔術属性は『剣』で、剣製に特化した魔術師。
彼が扱う『強化』や『投影』は固有結界無限の剣製』から漏れたものに過ぎず、さらに、普通の魔術師が行うそれらの魔術とは異質の魔術である。
しかし本人は自身の本質に気付いておらず、アーチャーの助言を受けるまで理解していなかった。

自分の本質を理解してからは『投影』の魔術を中心とした戦い方で加速度的に強くなっていく。
ただし固有結界は魔力不足なため他人から魔力の補助を受けなければ使えない。

8年間続けている魔術の鍛錬は自分が楽しいからしているのではなく、魔術を身に付ければいずれは誰かの為になると思ってのこと。

10年前の大火災で被災した際に破綻者、つまり心が空虚な人間になってしまっている。
大火災以前の事は殆ど明かされておらず、士郎本人もほとんど覚えていないため、詳細は不明だが魔術とは無縁の一般な家だったらしい。

そんな自分を引き取り、育ててくれた衛宮切嗣の理想をキレイだと思い、憧れを抱いた士郎は、切嗣からの借り物の理想を受け継いだのである。

正義の味方に憧れて人助けに奔走するが、それは反英雄としての切嗣とは違って自分を犠牲にして他のみんなが幸せになるという歪んだもの。
彼の価値観には『自分を優先する』ということがない。
というのも、冬木の大火災から唯一生き残ってしまった士郎は、自分を優先する資格がないと思い込んでしまっているのだ(いわゆるサバイバーズギルト)。
そのため、彼は見返りを求めて人助けを行うわけではなく、『人助け』そのものが報酬という、歪んだ価値観を抱いている。

作中でも言及されているが、一番まともに見えて、実際は一番『人間』として異常な人物。真っ直ぐな信念を持っているがそれが歪んでいる。
√では、『自分が死んだら桜が悲しむ』ことを理解したことで改善された様に見えるが、流石にすぐには大きく変われていない。
小ギルが言うには「修行マニア」。

きのこ先生曰く「人間になろうとしているロボット」、「一生懸命人間のふりをしているロボット」としている。
また、被災者の気持ちを傍目から理解する事が敵わないように、士郎というキャラクターは理解できない事こそが本質としている。

言峰:人の不幸でしか幸福を感じられないのか。
士郎:人の不幸がなければ意義を感じられないのか。

衛宮士郎は言峰綺礼を出会った時から必要以上に嫌っていたが、HFルート終盤だと「どうも俺はこの男が好きだったらしい」と実は気に入っていたことに気付いている。

というのも士郎も綺礼も、各々の「他人の幸福こそ幸せ」「他人の不幸こそ幸せ」という形で、自分の命よりも自分の在り方に殉じており、
「歪でも、自分の在り方に命をかける」という意味では、士郎の理想・信念を貫く姿と同じであった。
そのため、士郎は綺礼を潜在的には気に入っていたが、「正義の味方」を目指す士郎にとって他人の不幸を求める綺礼を認めるべきではなく、
だからこそ自分が彼を気に入ったことに気付くまいと必要以上に綺礼を敵視していたという。
士郎が「万人の正義の味方」を目指すことを捨てるHFルートだと、士郎は「正義の味方」以外の目で綺礼を俯瞰できるようになったため、綺礼を気に入っていたことに気付けたといえる。
型月世界の基本ルールとして、「秩序・混沌軸が離れていると話が通じない」「善悪軸が離れていると目的が合わない」というものがある。
たとえば、セイバー(秩序・善)ギルガメッシュ(混沌・善)は、善悪軸でお互い「善」(己の定めたルールに従う)でありながら全然話が通じなかった。
士郎と綺礼はその逆で、善悪軸は対立しつつも二人とも「秩序」(規範に従う生真面目さ)全振りだったため、お互いを理解する意思疎通が成立したのである。

またインタビューにて
きのこ「三浦さん(監督)とは正しく本編の士郎を絵にしよう。彼はそもそも生きるのが辛い人間なんだと話し合いました。
    本来は息をしているだけでも苦しい人間がどうにかして人前で笑顔を作ろうとしているというのが「Fate」の根幹にはあるんだと語ったんです。
    それだけで士郎は壊れてる奴なんだと理解してもらえたのはうれしかった。」
と語っている。

もっとも、「ただの人間」としての感性が全滅しているわけではない。Fate本編第3話「Heaven's Feel」ではそこを直撃される。

その従来の主人公像とは大きくかけ離れた人物から、型月作だけでなくギャルゲー主人公の中でも好き嫌いが激しい人物でもある。
好きな人からすれば最高の漢に見えるが、嫌っている人からはウザキャラにしか見えない。
士郎並に賛否両論が激しいエロゲ主人公は健速乙な病人やセクハラ大王の人外や武ちゃんくらいだと言われる。

切嗣の死後、思うところがあるのか一度も彼の墓参りに訪れていない(墓の手入れは大河がしている)。


◆その他の作品

◇『Fate/hollow ataraxia

再開した聖杯戦争に警戒しながら、昼間は平和な日常を過ごし、夜間は衛宮邸で団欒を過ごす傍ら、有事に備えて町を巡回している。
昼のギャグイベントでは、冬木市での生活を満喫するサーヴァント達に振り回されたりツッコミ役に回ったりしている。

2年生までの進路目標は法政方面だったが、3年生の進路相談で留学する事を意思表示した。

所謂エロ本はバイト先で貰えるため、買うことはないらしい。
バイト先以外からも、時折慎二が「オマエこういうの好きだろ?」と押し付けてくることもあるそうな。
しかし衛宮家は女性比率が高いこともあり、『お宝』は彼女らの目に付くことがないよう、私室の奥深くに隠してある。
また、士郎は意識してやっているわけではないが、押し付けられた慎二の『お宝』も適当に隠しているためにカモフラージュとなっている。

第五次聖杯戦争の勝者だが、聖杯は使わなかった。聖杯戦争終結後も令呪がひとつ残っている。



様々な可能性が繰り返される4日間の中、イベント『氷室恋愛探偵』では明確に第五次聖杯戦争後の四月から遠坂凛と付き合っている。
しかし家にはたくさんの美女見た目ロリっ子が出入りしているため傍目にはハーレム状態。
衛宮家の女の子率の高さが異常…というか、男がいない。たまに来るのもアーチャーくらいなので実質「士郎」だけ。


◇『Fate/Zero

第四次聖杯戦争を描いた虚淵玄著の『Fate/Zero』でも、エピローグやその直前で幼少期の士郎が登場。
『Zero』で時折表記されている『-○○:○○』という時間表記は切嗣が士郎を救出するまでの時間である。

『始まりに至る物語』という煽り文句の通り、『Zero』は『stay night』でも描かれた、切嗣と士郎の最期の語らいで幕を閉じる。
アニメ版では士郎が切嗣に「正義の味方になる」ことを誓うシーンでカムランの丘で項垂れていたセイバーに光が差すシーンが挿入されており、
切嗣のみならず、セイバーもいずれ士郎の手で救われることを暗示しているような印象的なシーンとなった。

また、ED後には第四次聖杯戦争の各陣営のマスターとサーヴァント、そして令呪のCGが提供画面のバックに描かれていたが、
最終話では幼少の士郎とセイバー、つまり第五次聖杯戦争で組む彼らとその令呪が描かれ、ファンを湧かせた。


◇『プリズマ☆イリヤ

イリヤの義兄として登場。主人公がイリヤなので脇役。

こちらの士郎は本編と同様魔術師である凛やルヴィアと違い、魔術には縁のない一般人(のはず)。
切嗣に貰われて養子になったのは本編通りだが、何故孤児になったのかは明かされていない。
よって、本編と同じく両親を天災で亡くした子供だったのか、捨てられた子供だったのかは不明。

詳細はこちらを参照。


◇『Fate/Grand Order

稼働初期から概念礼装(装備品)のイラストに描かれているが、本人は登場せず、それどころか同じ力を使うロリとか鉄心を貫いた果てなどが先に登場する状態であった。



◆主な台詞

「なんでさ」

「まかせろって、爺さんの夢は」
“─────俺が、ちゃんと形にしてやっから”

「いや!来い、セイバァァァァァ!!」

「だめでござる。今日は断食するでござる」

「何だよ、悪いか。言っとくけど、遠坂はやらないからな」

「おい、その先は地獄だぞ」

「────おまえには負けない。誰かに負けるのはいい。けど、自分には負けられない────!」

「自分のことより他人が大切なんてのは偽善だとわかってる。それでも、それでもそう生きられたのならどんなにいいだろうと憧れた。俺の人生が紛い物でも誰もが幸せであってほしいという願いは美しいもののはずだ」

「いくぞ英雄王────武器の貯蔵は十分か」

「帰ろう、桜。そんな奴とは縁を切れ」

「おしおきだ。きついのいくから、歯を食いしばれ」

「セイバーの食費は安くない。安くないんだぁぁぁぁぁっ!

「俺はみんなを幸せにしたいんだよ!」


◆余談

DEEN版のアニメから士郎の声を担当している杉山紀彰氏は、他のキャストに『杉山さんって士郎にそっくりですよね』と言われたらしい。



追記・修正は正義の味方になりたい方にお願いします。

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最終更新:2024年03月06日 23:00

*1 『唯一の』生存者であるという記述は、元祖PC版本編にはない。「死傷者」500人以上という発言があるのみ。だが後付け設定で、火災の中心部となった住宅街で生きて救助され公的に市井に帰還したたった一人の生き残りである、とされたようだ。なお、実際には…

*2 通常、魔術回路は一度作れば後は魔術を使う際にスイッチを切り替えて使い回せばそれでよく、毎回作り直すというのは労力の無駄どころか無為に何度も命を危険にさらす自殺行為に近い。桜は「この人は、毎日毎晩ナイフでノドを突き破っている」と表現した。

*3 ちなみに、この鍛錬法は切嗣が存命中から行っているのだが、何故切嗣が「逐一魔術回路を作り直す必要はない」などの指導を行わなかったのかは原作設定では不明。アニメ版及び漫画版『Zero』の設定では、魔術を教わろうとする士郎にどう言って聞かせるか迷った切嗣が大河にボカして相談した際「あえてデタラメを教えればいい。それを極めちゃうようならそれはそれで凄いことで、それができるくらいの人物になれたなら浅はかなことをするはずがない(意訳)」と言われたのが関係している模様。

*4 「断れない」ではなく「断らない」。頼まれて仕方なくやるのではなく、むしろ自分から厄介ごとを探してわざわざ渦中に飛び込んでいく。聖杯戦争に参加したのもその一環。

*5 弓道において、改まった場(大会の開会式など)で行う射を礼射という。礼射にはいくつか作法があるが、その1つに左の袖を脱いで片肌を晒して引く「肌脱ぎ」というものがあり、慎二が言ったのは恐らくこれ。ぶっちゃけ、艦これの祥鳳さんの格好である。