間桐桜

登録日:2009/05/29(金) 19:58:10
更新日:2020/03/31 Tue 21:53:56
所要時間:約 28 分で読めます






Fate/stay night』のヒロインの一人。
CV:下屋則子


●目次




◆『Fate/stay night』シリーズ


プロフィール

身長:156cm
体重:46kg
スリーサイズ:B85/W56/H87
誕生日:3月2日
イメージカラー:桜色
特技:家事全般、マッサージ、我慢比べ
好きなもの:甘いもの、怪談
苦手なもの:体育、体重計

人物

冬木市穂群原学園1年B組。衛宮士郎の一年後輩で、間桐慎二の妹。弓道部に所属している。

穏やかで献身的、それでいて明るい少女。以前は影のある暗い性格だったが、士郎や藤村大河の影響によりそれも改善された。
上記のプロフィールの通りスタイルも抜群で、バストは貫禄のEカップ。一年でまさかの13センチ増。

ある出来事を境にして、一年前から毎日士郎の家に朝食と夕食を作りにきている。そのため料理の腕は非常に高く、洋食においては師である士郎を上回るほど。
今では家事全般とマッサージが得意。だが下手をするとマッサージ中に経絡秘孔を突かれる

衛宮邸メンバーの中で唯一パン系が得意。湯飲みはファンシーなもの。
また、女性陣の中ではセイバーの次に大食い。江戸前屋のたい焼きが大好物で、生の果物がだめ。
酒に弱いが酒好きで、絡み酒になる。洋酒はいい香り付けになるというが、本人はフランベの炎に驚く。

士郎を恋い慕っており、一生懸命アピールする姿は健気。
毎朝士郎を起こしに行ったりしている事を考えると、最早通い妻状態。尤も朴念仁な彼はそれには気付いていないが。

「母性本能が強く、とことん甘えさせてくれる魔性の女だが、甘い蜜で男をだめにする」とは作者の談。
「最も色仕掛けが似合うキャラ」とも。

一般人枠で、第五次聖杯戦争には不参加。
主人公である士郎が過酷な戦いに身を投じていく一方で、士郎の穏やかな日常・平和を象徴するキャラクターである。






第五次聖杯戦争


※以下、ゲームの結末も含む多数のネタバレ注意。










第五次聖杯戦争における、ライダーの正式なマスター。士郎には魔術師であることを隠している。

セイバールートと凛ルート(UBW)にてライダーのマスターとして登場する慎二は「偽臣の書」という仮の令呪によって命令権を借り受けただけの仮のマスターであり、
桜自身が(士郎との)戦いを望まなかったこともあって、後述する自身のルート以外で彼女がマスターとして表に出てくる事はない。

そして ”マキリの聖杯” の実験作として、前回の聖杯戦争における聖杯の欠片を体内に植え付けられている。第五次聖杯戦争におけるもう一つの聖杯

さらに遠坂家から間桐家へ養子として出された過去を持ち、つまり遠坂凛とは実の姉妹関係にある。
遠坂と間桐の関係上この事実は内密にされており、学校等で顔を合わせることがあってもお互いに他人として振る舞っている。
そのため凛のことは普段は「遠坂先輩」と呼んでいるが、姉妹関係を士郎に知られてからは「姉さん」と呼ぶように。
ただし凛本人に対してそう呼べるようになるには、さらにもう一押し必要である。

髪を結んでいるリボンは養子へ出される際に凛から贈られた物であり、今でも身に着けるほど大事にしてはいるようだが、
姉である凛に対しては憧れと同時に、後述する彼女の暗い過去に起因する強いコンプレックスを抱いている。
対する凛は表には出さないが桜のことを大切に思っているようで、実際桜に危害が加わった時には珍しくマジギレしていた。

また、魔術の名家である遠坂家の血を色濃く引く彼女の魔術的な素養は非常に高く、
五元素以外の極めて稀有な属性である「架空元素・虚数」を持つ他、所有する魔術回路の数も凛に引けを取らない才に溢れた魔術師であるが、
後述する理由によって凛のように自由に魔術を行使することはできない。

父である遠坂時臣は、娘二人が「五大元素」「架空元素・虚数」とあまりに魔術の才能に恵まれすぎたことから、一般人として育てる選択肢を選ぶことが出来ず*1、魔術の秘奥を伝える後継者は一人しか選べないこと・虚数属性は珍しすぎて時臣の手には負えないこともあり、桜を間桐家の庇護の元で育てることを決定。
なお、劇場版Heaven's feel2章BD&DVD完全生産限定版「きのことたかしの一問一答」では、「仮に時臣が凛ではなく桜を後継に選んでいたら?」という質問に対し、「秀才である時臣では虚数属性の桜は教えようがないため、時計塔留学になるだろう」とのこと。

しかし間桐家に入った後は、間桐家当主である間桐臓硯が、魔術回路すら持たない慎二に代わって間桐の後継者(実際は桜本人ではなくその胎盤としての価値を期待されていた節がある)と目すと、臓硯の手により刻印虫による陵辱という方法で魔術回路を根本から弄りまわされ、マキリ(=間桐)の属性である『水』を付加された。
しかしそれは空を飛ぶ鳥を無理矢理泳げるように作り変える行為に等しく、当然まだ幼い桜にとっては心身共に過酷過ぎるものであり、
十一年にも渡る調練の結果、凛と同じだった髪や瞳の色は体質の変化で青みがかったものに染まり、同時に心も深く閉ざしてしまった。

魔力が枯渇すると体内の刻印虫が暴走し内側から食われてしまうため、PC版では魔術師の精液を、全年齢版では血液を定期的に摂取する必要がある。
(桜が魔術を行使できない理由もこの体質によるもので、魔術を組み立てようとしても体内の刻印虫に魔力を真っ先に食われてしまう。)
これにより、桜が間桐の後継者と見做されていることを知った慎二にもそのコンプレックスから性的暴行を含む虐待を受けるようになり、
士郎が初めて桜に出会う頃には、笑顔を全く見せることのない、とても暗い少女になっていた。

桜が衛宮邸に通っていたのも、元々のきっかけは前回の聖杯戦争で勝ち上がった衛宮家を警戒した臓硯の指示だったが、
色々と気を配ってくれる士郎と大河との交流で徐々に心を取り戻していき、次第に衛宮家に通うことを楽しみにするようになっていった。
そのため、士郎と大河を慕う気持ちや士郎に向ける異性としての好意は紛れもない本心である。

劇場版Heaven's feel1章BD&DVD完全生産限定版の特典ブックレット掲載「きのことたかしの一問一答」によると、教室ではとても暗い性格のため、美人ではあっても男子女子共に同級生からは敬遠されているとのこと。
彼女の士郎らの前で見せる明るさは、士郎と藤村大河の明るさに救われたものと言える。


桜ルート(HF)

桜がメインヒロインとしてスポットライトを浴びる第三のルート。
衛宮士郎が桜のことを深く気にかけていたことで、このルートに至る*2

映画版では、士郎と会うときに寒そうな格好で桜が冬に外へ立つ姿も見られるが、「きのことたかしの一問一答」などによると、あの程度の寒さは普段の責め苦に比べれば「“寒く”はあっても“辛く”はないのだろう」とのこと。

士郎は桜を気にかけ、桜もまた苦悩を抱えながらも晴れて士郎と相思相愛となる。
しかし、あることがきっかけで自らの魔術が暴走して以降、単なる風邪の影響とは到底思えないレベルにまで体調が悪化していく一方、
桜は深夜に街を徘徊する謎の「黒い影」が人を次々に殺していく「怖い夢」を見るようになる。
実はこの「影」の正体は桜そのものであり、ルート後半にて慎二の殺害をトリガーに壊れ切ってしまった桜は、
大聖杯内に巣食う「この世全ての悪」との契約により、桜の負の人格が表面化した禍々しい姿(「マキリの杯」、通称「黒桜」)に変貌してしまう。

この時の桜は抑止力である守護者と同格の存在とされており、
聖杯から無尽蔵に魔力をくみ出せる上、彼女の本分である架空元素魔術を応用した黒い影を具現化できる。
この影に取り込まれた者はサーヴァントすら極大の呪いに犯され死に至り、殺害は勿論、使役する事も可能。

彼女本人の戦闘経験は殆ど無いため一概に戦闘能力が高いとは言えないが、
聖杯に呼ばれたサーヴァントは聖杯である黒桜には勝てないとされるため、サーヴァントには滅法強く、
あのバーサーカーや最強のサーヴァントであるギルガメッシュさえも例外ではなく相性が悪いとされる。

ちなみにこの状態の桜が纏っている黒い服は彼女の純粋な魔力であり、実際は全裸である。 全 裸 である。大事な事なので(ry

作中では士郎(BADEND時)、凛(BADEND時)、慎二、臓硯、言峰アーチャーアサシン、ギルガメッシュ、
そこらで徘徊していた不良、安眠していた街の一区画の住民達…等々、多くの登場人物をその手に掛けるが、
この暴力に酔う間桐桜は決して聖杯に生み出された別人格というわけではなく、彼女本人の悪意そのもの。
実際にルート終盤では言峰に「やりたいことをやっているだけ(意訳)」だと看破されてしまっている。
ただし桜が自分の悪意に沿った行動を取るように誘導したのは臓硯であり、その悪意が「この世全ての悪」によって増幅されていることを忘れてはならない。


また普段は内向的な性格も手伝って基本的に誰かを恨む事がなく、むしろ自責ばかりを溜め込んでいく桜だが、それはあくまで彼女が非常に我慢強い(並の人間だととうに廃人になっていただけの仕打ちを受けてきた)というだけの話でしかない。
桜ルートでは彼女が持つ嫉妬心や危うさが存分に描写されており、好感度をしっかり上げておかないと恩人であり想い人でもある士郎をSATSUGAIしたりする。
(例:「付きっ切りでの風邪の看病」と「危機的状況にある街を守るためのパトロール」の二択で後者を選択するなど。)


また、このルートは第五次聖杯戦争の裏側や核心的な部分に触れる内容となっており、
士郎が『正義の味方になる』という夢を捨てて『桜だけの味方になる』ことを決意し、桜を守るために戦い抜く姿は必見。
士郎を抑止の守護者に至らせないヒロインが凛であるならば、士郎を「人間に戻せる」ヒロインが桜である。

その一方で当初予定されていたイリヤルートが合併したためにセイバー・凛ルート以上に話が長く、
全体を通してかなりの鬱展開な上に、大半のキャラがハブられるどころか敵に回る為、ファンからは賛否両論のルートでもある。
しかも、専ら活躍するのはライダー・イリヤ・言峰だったりする(統合されたイリヤルートの影響)。
そのためか、2000年代当初は桜の人気が割合低めだったりした。

用意されているエンディングは2通り。
1つは二度と帰ることのない士郎を衛宮邸でずっと待ち続けるというノーマルエンド。「……また、春が来た」
もう1つは士郎とライダー、そして時折帰ってくる凛と共に幸せな日々を過ごすというトゥルーエンド。「それじゃあ今年も、約束の花を見に行こう―――」
きのこ曰くグランドフィナーレ。(と言いつつ、全てのエンドは等価ですと後に言い出したのもきのこである)

また、士郎が桜の味方になることを選ばずに正義の味方を張り続けることを選ぶことで分岐するルート、通称「鉄心エンド」も存在しており、
分類としてはバッドエンドの1つに過ぎないが、結末の一つとしてファンからは評価されている。(このルートでは桜は姉の凛の手によって死亡する)
このEND時の道場が珍しく超シリアスであることからもその特別性が伺える。




Fate/hollow ataraxia

本編と少し違う第五次聖杯戦争の結果を迎えた後の物語。

前作で見せた士郎に対する執着を垣間見せつつ、魔術の修練、部活動に励みながら士郎にアタックしている。

相変わらずの通い妻状態であり、士郎と家事を分担しているが、衛宮邸にずっと入り浸ってはおらず間桐の家でも家事をしている。
第五次聖杯戦争後は慎二に怯えて竦むこともなくなり、ずいぶんと明るくなった。それどころか慎二に恐れられるほど。慎二ざまーみろ。
完全に間桐家でのヒエラルキーは逆転しているらしく、慎二どころか臓硯も桜に対して逆らえないんだとか。臓硯いい気味。

新聞勧誘に対しては思わせ振りな笑顔で契約特典を根こそぎ奪い、最後はバッサリ切り捨てるという恐ろしい事をする。
味方にすれば心強く敵にすれば恐ろしい。儚げな少女も士郎や大河と過ごす中で更に精神的に強くなったといえる。

間桐邸の自室も本編とは打って変わって明るく女の子らしい部屋になっている…のだが、
間桐家の部屋には彼女の日記帳が壁の絵の裏に隠されており、表紙にワカメが描かれたそのノートのタイトルはジャプニカ暗殺帳
内容はちょっとした覚え書き程度……かと思いきや、だんだんと恐ろしいものになってくる。詳しくは項目参照。許せない。

また、美綴綾子の指名で弓道部の部長に任命されており、後輩を引っ張るという慣れない仕事に四苦八苦しつつも、持ち前の気立ての良さで部員からは慕われている。
美綴の弟には異性として意識されているが、当の桜は士郎一筋なのでそんな感情には全く気付かず、
「弓道部の部員でお世話になった綾子の弟さん」くらいにしか思っていない。本当に一途なヒロイン。

そして、本編では一方的に避けられていたイリヤとの関係については、聖杯としての負担を分担したこともあって仲良くなった様子。
桜の方は「イリヤさん」と呼んで敬語を使うなど完全に目上の人相手の接し方をするが、イリヤからは「手のかかる妹」と言われつつも可愛がられているようで、
桜が士郎とデートする際には、それを邪魔されるどころかアインツベルンの城を貸し切りにしてドレスも見立ててもらうという全面協力を受けている。

キャスターともかなり仲良くしているようで、自分に「できる若奥様」と尊敬の視線を向けてくれる桜の期待を裏切りたくないとはキャスターの弁。
ちなみにキャスターからは、魔術師としての桜について「素質は充分あり、溜めている力はちょっと信じられないくらいある」と評されている。

ライダーとの信頼関係も相変わらずで、ライダーからは常に気遣われている他、魔術の手ほどきもしてもらっている。
成果は出ているようで、とあるシーンでは危ういながらも自力で魔術を行使し戦闘をする桜が見られる。

しかし二回の人気投票のどちらにおいても他のヒロインどころか自分のサーヴァントにすら敗北しており、それを作中でも度々ネタにされる。
(タイころ黒セイバー√での6話タイトル『6位の分際』など。)
PC版のHシーンの絵も一番少ないが、立ち絵の多さであれば一番である。

上記の黒い一面といったネタ要素の一方で、平時は士郎との平凡ながらも幸せな夫婦のような日常を送ってもいる。
士郎を巡るライバルの存在(ライダー含む)に焦ったり、帰国してきたあかいあくまが中盤から大暴れしたりもするが。


ミニゲーム『トラぶる花札道中記』

『Fate/hollow ataraxia』で初登場したミニゲーム。

ライダーと共にチーム「チェリー・ブロッサム・セルシアン」として参戦。
キミキス』などでお馴染みの絵師さんが描いた桜とライダーを見ることができる。


Fate/Zero

父・遠坂時臣によって間桐の家に養子に出された後の幼少期の姿が描かれるが、登場時点で既に前述した通りの非道な ”調練” を受けていた。
蟲蔵の中に放り込まれた幼い桜の身体中を無数の刻印虫が這い回り凌辱しているという実際に放送されたアニメ版の描写は想像を絶する凄惨な光景であり、
コミカライズ版では調練が始まった直後と思しき桜の姿を見ることができるが、どちらも生理的嫌悪感を抱かずにはいられない描写であることに変わりはない。

そんな彼女を救うべく、間桐雁夜は第四次聖杯戦争への参戦を決意するが……
(臓硯の「些か遅すぎた」という言葉通り、救うと言うにはこの時点でもう取り返しがつかないほど桜は間桐の陰謀に巻き込まれてしまっている。)

ゼロのキャラマテのインタビューによれば、精神を徹底的に破壊されたチビ黒桜を登場させる予定もあったが、
あまりにも内容がヒドかった(可哀相だった)ため、書き直しになったとか何とか。


ミニゲーム『とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦』

PS Vita版『Fate/Stay night Realta Nua』の購入特典であるミニゲーム。

ロリ桜も、雁夜&バーサーカーとのチーム「間桐の夏、貧血の夏」、及び沙条愛歌とのチーム「大聖杯の花嫁たち」として参戦。
基本的にレイプ目でテンションが低いが、それなりに雁夜を思いやっており、「雁夜が報われた」と喜ぶファンもいたらしい。
愛歌とのコンビでは、恐ろしくテンションの高い相方と組みつつもやはりローテンション。
まあアレが相方だと雁夜が相方の時より疲れそうなので、そのせいなのかもしれない。
使用宝具は「頑張れおじさん」と「呪層界・胎蔵曼荼羅 」。

衛宮さんちの今日のごはん

『Hollow ataraxia』にも少し似た、士郎がサーヴァント達と日常を送りながら料理を作ったりする料理漫画
桜はヒロインの1人として登場。

桜も料理上手なこともあり、士郎との料理作りを楽しんだり、兄である慎二ともそれなりに良い関係を築いている。


◆『Fate/Apocrypha

名前のみ登場。
第三次聖杯戦争で大聖杯が汚染されることなく強奪され、間桐臓硯が絶望からか失墜したようで*3、間桐家ではなく引き取られる先がエーデルフェルト家に変わっている。

そのため前述の調教などはなくなったが、代わりに某金髪ドリルの影響でプロレスにハマるという斜め上の変貌を遂げており、美女プロレスラーとして彼女とともに来日したという。性格も義姉に近くなっているようだ(髪色も染めていない限りは凛と同じままと思われる)。

こちらとは少し違うが、劇場版Heaven's feel2章BD&DVD完全生産限定版「きのことたかしの一問一答」では、「『とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦』に挙げられていたように、遠縁のエーデルフェルト家に引き取られていたら?」という質問に対し、「ルヴィアは凛と似た気質だが貴族主義なので、才能を優先的に伸ばし、クール・ダークだけど人のいい魔術師になるだろう」と述べられている。
名前以外、髪色も性格も別人に。

この世界線では、聖杯による冬木市の大災害も起きていないため、『衛宮士郎』も存在していないものと思われる。

◆『Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ

3rei!! 3巻収録の番外編「彼女たちの事情」に初登場。
プリヤでは衛宮家(アインツベルン家?)に通ったりはしておらず、普通の部活における先輩と後輩の関係と思われるが、名前で呼び捨てにされている辺り結構親しい。桜の方も士郎に好意を抱いている模様。
「SN」で姉妹だった凛との関係は不明だが、少なくとも凛は知らないわけではない様子。
第3部『ドライ!!』で美遊の元いた世界における説明で、凛が間桐の名前に反応する素振りがあり、此方側の世界の間桐桜が死んだ事に対して、凛が動揺しているように見える描写もある。

第3部『ドライ!!』

本編には第3部『ドライ!!』で登場。
並行世界の衛宮士郎がジュリアン・エインズワースに一太刀浴びせようとしたとき、突如地面の泥の中より現れた謎の人物。
通称「サクランスロット」。

この通称は桜を思わせる紫の長髪と某黒騎士を思わせる鎧と能力から付けられた。
見た目はぶっちゃけて言ってしまえば、ランスロットをインストールした間桐桜。
他のインストールの例に漏れず、本家のサーヴァントよりも鎧の露出度が格段に増えており大変にエロい。
カードを作ったエインズワース家の趣味が改めて浮き彫りになった。

手にした武器を奪取する能力を持ち、士郎の干将・莫耶や、美遊がギルガメッシュのカードを夢幻召喚して放った「王の財宝」の宝具を尽く防ぎきった。
言動は支離滅裂で、明らかに正気を失っている。
また、ジュリアンは彼女に命令する際に置換魔術で自分を士郎の姿に置き換えており、彼女はエインズワース家に直接従っている訳ではない模様。

もう一つの世界の衛宮士郎の回想により、並行世界の本物の彼女は並行世界で行われた聖杯戦争のマスターの一人であった事が判明。
士郎の話によると、性格等聖杯戦争のマスターの一人であった事は原作同様。
聖杯戦争が始まった時、アーチャーのクラスカードを持ち士郎と一緒にここから離れて逃げようと提案するが、美遊を助けたい士郎はその案を却下してしまう。
そこをマスターの1人・間桐慎二(の魂を人形に置換したドール)が襲撃、アサシンを夢幻召喚し二人に襲い掛かる(通称・アサシンジ)。
桜はアーチャーのクラスカードを夢幻召喚し士郎を守ろうとするも、使用したカードが不完全なものだったのでインストールに失敗。
慎二の手によって心臓を抉り取られ死亡し、遺体は黒い泥の中に沈んでいった。

その後、ジュリアンの元に向かう士郎の前に黒い英霊として登場。
このサクランスロットは死した彼女が蘇ったというわけではなく、
エインズワースの置換魔術により桜の魂を置換したドールがZeroバーサーカーのクラスカードを使い夢幻召喚されたもの
Zeroバーサーカーを2ヶ月以上夢幻召喚した結果、理性を失い黒化した影響により原作の黒桜と同じ人格になり、双方似ても似つかぬレベルで凶暴化。
しかも、Zeroバーサーカー同様に「無窮の武錬」を持っている為なのかそんな精神状態でもその技量が落ちることはなく、
さらに上述した手にした武器を奪取する能力と、桜の属性である「虚数」まで合わさった結果、非常に対処が難しい存在となっている。

本編では清楚系後輩キャラだったが劇場版特典映像の「黒桜の部屋」では、黒いキャラで登場。
桜と士郎のトークが描かれたが、「自分の出番が原作より減った」・「プリズマ☆イリヤじゃなくてプリズマ☆エミヤ」など色々ブチまけている。




◆『Fate/EXTRA』シリーズ



Fate/EXTRA

『NPC(ノンプレイヤーキャラクター=AI)』として登場。
本人曰く『過去に存在した人間をムーンセルが再現したもの』とのこと。
発売前は『宣伝に凛や慎二がいるのに桜はいない』ことが話題になったが、確かに『現実には』いない。
ゲームのプロローグにてその事実が発覚するが、そのシーンは演出もあいまって不気味である。

本編に入るとただの保健室の女子生徒となり、薬をもらうことがあってもストーリーには関わらない。
もともとAIのために少し無機質な印象を受けるが、とあるシーンで凛orラニに保健室を占居されて廊下で主人公に愚痴をこぼすなど、人間らしい部分も垣間見える。

ちなみに、TYPE‐MOONエースの付録DVDに収録された『フェイト/エクストラ劇場』では声付きで出演し、本編でのAIっぷりが嘘のように表情豊かだった。
それでは行くぞ、『形状しがたきもの』!
うわーん!そのクトゥルーっぽい名称だけはやめてくださいー!


Fate/EXTRA CCC

実質モブキャラだった前作と打って変わって、こちらではヒロインの一人に昇格。
AIであることは変わらないが、前作とは違って人間らしい反応や表情を見せる。
きのこ曰く、この作品は「ある地雷キャラにフラグを立ててしまった為に起こる物語」らしい。

主人公の行動に無意識にときめいて困惑したり、決意を聞いて涙を浮かべるなどの圧倒的なヒロイン力に奈須きのこ、ワダアルコ両名が戦慄したほど。
もともとAIなので処j…もとい性的なことに疎く、顔を真っ赤にして照れてしまうこともちらほら。
元々持っていた健気さ、献身的という要素に加え、初心という新たな後輩属性も獲得した。
ちょっと黒かったり、怒ると怖いのも共通。でも本編に比べるとそれでもかなり白く見えるせいで、『驚きの白さ』と苛められた。

{ワダアルコ「やだなー桜は最初から真っ白じゃないですかー(棒読み)」
↑苛める奴のコメント

今作では桜にそっくりな謎のキャラクターBBも登場し、物語は複雑に動いていく。





◆『Fate/Grand Order


サービス開始当初からいくつかの概念礼装のイラストに用いられてきた。
「虚数魔術」ではhollowの頃のような駆け出し魔術師らしき桜が、「イマジナリ・アラウンド」では立派に魔術師として成功したであろう桜の姿が確認できる。




そして………


パールヴァティー

こんにちは、カルデアのマスターさん。女神パールヴァティーと申します。
此度は清らかな少女の体を借りて顕現させていただきました。
私も不慣れな状況ですので、一緒に成長させてくださいますか?


映画「Heaven’s Feel」の公開の際に、ランサークラスの擬似サーヴァントとしてFGOに参戦。
レアリティは★4で、恒常枠に追加される。
実装と同時に体験クエストも実装された。

筋力 耐久 敏捷 魔力 幸運 宝具
D C D B B EX

【クラススキル】
  • 対魔力:A

  • 女神の神核:B
生まれながらに完成した女神である事を現すスキル。
精神と肉体の絶対性を維持する効果を有する。精神系の干渉をほとんど緩和し肉体の成長もなく、どれだけカロリーを摂取しても体型が変化しない。
擬似サーヴァントであるためランクはB止まりとなる。
でもそんなことどうでもいい。
体型が! 変化! しない!


【保有スキル】
  • イマジナリ・アラウンド:EX
依り代の少女の魔術特性をさらに発展させたもの。
ゲーム内では3ターンの間Quick性能・NP獲得量をアップする。

  • カーマの灰:EX
パールヴァティーは穏やかな、戦いにおいては弱い女神である。
しかし、だからと言ってその心まで弱いわけではない。
愛する者を想う心はどの神より強く、また、底が深い。
彼女は愛する者の為ならばたとえ自らの体が壊れようとその神性を燃やし、戦いの力とする。
わずか一瞬の炎ではあるが、それはシヴァの妻の一柱、破壊の女神カーリーに匹敵するほどのものだ。

特筆すべきはシヴァからの気持ちは関係ない、という事。
パールヴァティーは愛する者に無視されようが、その者の為に愛情を育める特性を持っている。
その愛は一途ではあるが、ちょっと……いや、神話級に重い。
ゲーム内では攻撃力・防御力・スター発生率・弱体耐性を1ターンアップする。

  • 女神の恩恵:A+
女神(善)からの贈り物。
従者が餓えに耐えかねた時、自らの首を刎ねて血を与えたエピソードより。
ゲーム中ではは自身のNP10をコストに味方単体のHPを回復+NPを増加する。


宝具
恋見てせざるは愛無きなり(トリシューラ・シャクティ)
ランク:EX 種別:対軍宝具 レンジ:5~10 最大補足:30人

感じてください。これが私の、天まで届く恋の波動! 『恋見てせざるは愛無きなり』!

パールヴァティーが旦那のシヴァより借り受けた三叉戟、トリシューラの限定解放。
シヴァが彼女に与える武器によって、パールヴァティーのクラスが決定される。トリシューラにより、パールヴァティーはランサーとしてのクラス資格を得ている。
無論、シヴァほどにこの武器の真価を発揮することはできないが、かえってそれがサーヴァントとしての枠組みを守る助けになっている。
ゲーム中ではQuick属性の全体多段攻撃で、追加効果として味方全体のNPをチャージし、さらに中確率で敵に魅了を付与する。

解説(パールヴァティー)

インドの三神の一人であるシヴァの妻である女神パールヴァティーが波長の合う人間を依代にサーヴァントとして現界したところまではと一緒。
だが、その際に両者が合意の上で良いところを重ね合わせ、悪いところを切除した新生擬似サーヴァントと言うべき状態になっている。
記憶やパーソナリティーは神霊、人格は依代準拠だが、神霊の影響で本来の依代の人格よりも明るくなっているらしい。
一方で依代の記憶は神の記憶量に耐えられないとして封印されている。本人曰く一種の「魔法少女」状態。
善性ばかりが残ったとはいえ、悪性が皆無というわけではなく、依代の扱いを間違えると危険物になる、という点はわずかながら残っている。
そのため彼女を本気で怒らせるととても怖く、受けた恨みは自分の気が済むまでは決して忘れない。しかし、悪に堕ちることは絶対にない。


というわけで上述の通り、性格は(特にhollowの)桜そのもの。
温和な性格で気弱ではなく、芯がとても強い。ある意味、意地と根性の塊。
この姿になっても料理を習っているらしく、ジャガーマン幕間『夜回り! ジャガ村先生!』によると和食担当は赤い外套のアーチャー、洋食担当はブーディカらしい。
ちなみに、マイルームにおける特殊会話発生サーヴァントはイシュタル。

シヴァ神の妻ということもあり、アルジュナカルナラーマらインド系サーヴァントからはすさまじく敬われている様子が幕間の物語「神妃が見守るものたち」では描かれており、パールヴァティーも彼らには母のように接する。
とくに暴れん坊のアシュヴァッターマンですら、シヴァの加護を受けた身(シヴァの半化身)・元バラモン(僧侶)ということもあり、彼女には敬語で平身低頭マスター曰く「パールさんが大親分の極妻で、アシュがその親分から直系の杯をもらった義理の息子」。

パールヴァティー体験クエストでは冬木の街で彷徨っている所を主人公に発見される。
何やら捜し物があるらしく、冬木の街を奔走する。

性能(パールヴァティー)

性能面ではB2Q2A1のランサーの典型。
各カードの性能が非常に良く、NP効率も星出しも良好。
スキルは強化2種とNP補助&回復。
素の攻撃力はそこまで高くないのでこれらのスキルによって攻撃力を補助したい。
NP補助と回復はコストはかかるが効果自体は優秀。味方にNPを配るスキルは意外にも貴重なのでこちらの目的で使うことが多いだろう。もちろん、回復も優秀。
自分にも使用可能で、その場合は「自己回復しつつNPを少し増やす」スキルになる。

宝具は上記の通り。スキル無しだと火力はそこまでだが、本人のNP効率も合わせて連発を狙いやすい。
宝具発動後に味方全体のNPがチャージされるので、味方の支援としても優秀だったりする。

組むべき相棒サーヴァントとしては、Quickサポーターである刑部姫スカサハ=スカディなどが挙げられる。
他にも、自分と関わり深い人たちとの相性も悪くない。


ちなみに他のメインヒロインたちとのクラス相性は綺麗に三竦みとなる。
また、最愛の人も擬似サーヴァントとしてストーリー中に登場しており、その場合でも姉も含めた三竦みになると思われる。

カーマ

映画『Heaven’s feel』第2章公開時期のイベントで登場した、所謂「黒桜」をモチーフにしたキャラクター。

詳細はカーマ(Fate)参照。



◆余談

  • 血は争えないのか姉同様にうっかりエフェクトを受け継いでしまっている。本編ではあまりやらかさないから目立たないだけ。


  • 他のルート?
セイバールート、凛ルートにおける桜が今後どうなるかについて、劇場版Heaven's feel2章BD&DVD完全生産限定版「きのことたかしの一問一答」にて質問されたが、きのこは沈黙。明言を避けた…。
慎二から毒気が抜け大幅に関係が改善したUBWはともかく、Fateルートではおそらくその後も最愛の人と結ばれることなく、地獄というのも生温い苦痛と絶望の中で生かされる羽目になることが想像される。


  • 人気
型月でもトップクラスの不遇ヒロイン。ルートがあるだけさっちんよりはマシかもしれないが……

健気、清楚、儚げという、ステータス的には他のヒロイン二人に比べても申し分ないにもかかわらず、桜の人気はどうしても劣っている。
これは、ストーリー後半になって暴露される負の側面があまりにもエグく重いこと、他のキャラを悉く不幸にしているようにも思えること、
桜本人のウジウジした性格(もっともそれは、桜の人生を考えれば仕方ないことである)、ゲーム自体があまりにも長くそもそも桜ルートまでプレイヤーがたどり着けずリタイアしてしまう等、様々な要因が考えられる。

まさしく後輩系ヒロインの性格付けをされていながら実は(虐待されて)非処女という設定はプレイヤーに衝撃を与えた。
PC版でそのことを桜が士郎に(自虐的に)告げるシーンでの「先輩。私、処女じゃないんですよ?」という台詞は、
製作スタッフの中からも一番印象深い台詞として何人かが挙げている。全年齢版であるRealta Nuaなどでは当然変更されたが…なんと映画HFで復活した。

腹黒キャラに関しては二次創作どころか公式でも(特にギャグ時空で)よく使われるネタとなっており、きのこにもTYPE-MOON 10周年記念オールキャラクター人気投票で「純心(真っ黒)後輩系ヒロイン」と呼ばれるなどイメージとして完全に定着してしまっている。

結果的に好きな人はとことん入れこめるが駄目な人には拒絶されがちという、賛否の激しいキャラとなってしまった。

このため人気投票でも順位は低めで、需要がないため立体化などにもあまり恵まれない、メインヒロインでありながら相当な不遇時代を過ごすことになった。



しかし2010年末に桜ファンがこれぞ決定版と呼べるフィギュアが発売。しかも黒桜で。
また、型月公式携帯サイト『まほうつかいの箱』で行われたマイBEST女性キャラ投票(対象:型月全作品)で、
ついにライダーどころか凛すら追い抜き、4位に浮上する大躍進を遂げた。

桜始まったな……

と思ったら型月公式HPの人気投票にて凛に負けてしまった。






だが2017年には、映像化が絶望視され続けてきた「Heaven’s Feel」ルートがついに劇場作品として製作されることが決定。
この知らせには全国の桜やHFルートが好きなファンが歓喜した。
ついにアニメ作品でもメインヒロインとなった。

これについて長年桜を演じてきた下屋氏は、第一部のパンフレットに掲載されたインタビューにて、
「やっと士郎に振り向いてもらえる日が来たのだと感慨深い気持ちになりました」という心の内を吐露している。

映画本編も、桜ファンを公言する監督の手によって、長いHFルートを桜と士郎の関係に焦点をあててきっちりとまとめ、迫力のアクションシーンもあって好評を博している。

又、映画公開中のアニメ雑誌『NewType』のランキングでは、2017年12月号にて、桜が1位・士郎が2位(1位はアーチャー)・作品も劇場版1章が1位となり、
2019年3月号ではついに士郎と共に男女部門の一位を獲得するなど、人気の躍進が見て取れる。



追記・修正は桜の表も裏も好きになってからお願いします。

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