ヴィンセント・ヴァレンタイン

登録日:2010/02/05(金) 07:05:39
更新日:2019/02/13 Wed 09:27:49
所要時間:約 7 分で読めます




それが、私の罪……


FINAL FANTASY Ⅶの登場人物。

年齢:不明(約50歳とされている)
職業:元タークス
身長:184cm
体重:不明
生年:10月13日
血液:A型
出身:不明
声優:鈴木省吾(AC以降)


長い黒髪とマントが特徴的なガンマン。
元神羅カンパニー総務部調査課、通称タークスに所属していた経歴を持つ。

神羅の科学者ルクレツィアの護衛任務中に宝条によって撃たれ、モンスター化実験の被験者とされた。
その為、ソルジャーならざる身ながら人間を大きく超えた身体能力、埋め込まれたモンスター因子による変身能力を持つ。
またタークス時代に培った射撃の腕前は他者の追随を許さぬ程に高い。

一応パーティーメンバーではあるが、別に仲間にしなくてもいい隠しキャラ。

しかし同じ隠しキャラであるユフィとは違い、実はクラウドセフィロスに次ぐ程の重要キャラである。


隠しキャラの宿命としてエンディングムービーには登場せず、DCFF7にて「最終決戦には参加していない」事になっている。
せっかくセフィロスにカッコいい啖呵を切ったのに……


性格は無口でニヒル。感情を表に出す事が滅多にない為、冷たく無感動な人間に見られがち。
しかし実際には情に厚い人間で、タークス時代はむしろ直情傾向にあった。
現在の性格は悔恨と絶望による物。



以下ネタバレ含む






かつて、神羅製作所(後の神羅カンパニー)のタークスの一員として活躍。
BCFF7でタークスを率いる主任ヴェルドとは同期の仲である。

本編の約25年前、研究員護衛の任務で神羅屋敷に出立。そこでルクレツィアと出会う。

ルクレツィアと徐々に親しくなり、やがて恋慕の情を抱いた彼はルクレツィアにプロポーズ。
だが、ある理由からヴィンセントのプロポーズを受ける訳にはいかなかったルクレツィアはそれを断る。

ルクレツィアの事情を知る由もないヴィンセントは、「彼女が幸せなら構わない」とルクレツィアと宝条の結婚を黙認する。

だが、自らをジェノバ・プロジェクトの母体として捧げたルクレツィアの容態が急変。
心身共に衰弱する彼女を見たヴィンセントは宝条に詰め寄るが、逆上した宝条によって撃たれてしまう。

その後、宝条によってモンスター化実験を施されるが、無理な実験を立て続けに行われたヴィンセントの身体は仮死状態に。

そんなヴィンセントを蘇生させる為、ルクレツィアは伝説の異生命体にしてハイウェポンであるカオスの因子をヴィンセントに移植。
「命を纏める」というカオスの特性によりヴィンセントは蘇生しただけでなく、同時に不老不死の身体を手に入れる事となる。


だがヴィンセントが目覚める頃にはルクレツィアは既に失踪しており、細かな事情は知らぬまま「肉体を改造されたのは自分への罰」と考え、
プロジェクトの被験者になったルクレツィアを救えなかった後悔と共に神羅屋敷地下の棺で眠りにつく。


ちなみにCCFF7(本編の約5年前)にザックスにより棺を開けられているのだが、気付かずに熟睡している。
悪夢にうなされていた為に、そのうめき声がニブルヘイム七不思議のひとつとして伝えられていた。

そして本編中、ニブルヘイムを訪れたクラウド達によって眠りから呼び覚まされ、宝条やセフィロスに会う為に旅に加わる事となる。

作中でクラウド達が知っていく事実――セフィロスの出生など――については最初から熟知しており、
クラウド達の旅に加わった目的も、宝条を再び問い詰める事にある。
その為、終盤で宝条と対峙した際には珍しく怒りを顕わにした。
それは妻であるはずのルクレツィアや息子であるセフィロス、今まで犠牲にしてきた数々の命を「研究」の一言で片付ける宝条への怒りであり、
罪への償いと称して現実の悪夢を放置していた自身への怒りでもあった。

余談ではあるが、宝条戦にヴィンセントをパーティーメンバーとして連れていくとアツい演出が見れる。
是非とも連れて行こう。



宝条戦後、本編ではヴィンセントをそのまま連れていく事が(当然)可能だが、
DCFF7ではヴィンセントとユフィはクラウド達と別れ、ミッドガルで避難活動に従事した事になっている。
エンディングムービーに登場しない事への配慮なのだろうが……



【FF7本編外のヴィンセント】

2年後のACでは、忘らるる都でカダージュ達に苦戦するクラウドを救出する形で登場する。
人間には不可能な動きでカダージュ達を翻弄した後離脱。クラウドにカダージュ達の正体を教えた。

クラウドに助言を与え、クラウドが吹っ切れる切っ掛けを作る。
その際、携帯電話を持っていない事が発覚。
マリンに「信じられない」と呆れられたのがショックだったのか、バハムート・震の襲撃の際には「電話屋はどこだ?」と呟きながら登場する。

クラウドが飛び立つシーンでティファの手前だったり、クラウドの戦いに邪魔が入らないようにバレット達を制したりとかなり優遇されている。


DCFF7では遂に主役に昇格。
神羅の負の遺産であるディープグラウンドとの戦争に巻き込まれる中、ルクレツィアやカオスの真実を知り、宝条との決着を付ける。
カオスの詳細な設定(後付けとも言う)が付加されたのは今作であり、ルクレツィアがヴィンセントのプロポーズを断った理由も明らかになる。

また、クール幼女(外見年齢10歳)を華麗にゲット。
ユフィの更なる空気化に貢献した。

実はFF7時代、唯一9999を超えるダメージを叩きだせるオーバーフロー技を持つキャラクター。
ぶっちゃけ変身するより素の状態で戦った方が強い。

DCではイベントシーン限定で華麗な銃捌きを見せてくれる。
が、普通に使う時はスタイリッシュとは程遠く、ジャンプ力低いわジャンプ中に銃が撃てないわで常人以下にしか見えない。
インターナショナル版では、二段ジャンプ出来たりこうしたモッサリッシュガンマンぶりも大分マシにはなるが。

余談だが、タークス時代の彼は「タークス・オブ・タークス」と呼ばれ、訓練所の成績は未だに破られていないらしい。

まあ、確かに戦闘ヘリを拳銃一本で撃ち落とすあたり異常だが……
お前はどっかのシティーハンターか。

ちなみに、愛用の銃ケルベロスはタークス時代から使っていたらしい。むっちゃ使いにくそうなのだが。


「この身体は……私に与えられた罰……」

「彼女が幸せなら……私は構わない……」

「悪夢にうなされる長き眠りこそ私に与えられたつぐないの時間」

「私は……間違っていた。眠るべきだったのは……貴様だ、宝条……!」

「私はここによく来る……だからカダージュ達の事も見ていた」

「……試した事はない」

「電話屋はどこだ……」

「飛べ!」

「貴様との縁……ここで断ち切る!」

「仕方がない。世界を……救うとしよう」

「ありがとう。私は……まだ、生きている」

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