アルカナ団員の自己紹介 - アルカナアリアwiki

カルメン・ディ・ロベルト

「私はカルメン・ディ・ロベルト……後の『節制』です。以後お見知りおきを」
「私の場合は商人というより学者肌な気もしますね。ですが商才はちゃんとあります。ケインズ経済学で知られるあの人が投資が上手かったみたいなものでしょうか」
「思想的には「奴隷制による抑制された消費が解放されれば経済は良くなる」的な過激派かつ先見の明がありすぎて机上の空論でしかないものをポンと出してくるが、同時に機会均等を求めてもいるので社会自由主義者でしょうか。まあなんであれエルニア帝国の時代に産まれるべきではない思想をしてますね」
「ニルスの勧誘を果たしたこと、ニルスからドクターに繋がったことからこの二人とは仲が良かったのではないでしょうか。
他には天空人のよしみでアドワルス、知識人としてレイブンとヒムレン、後は消息を絶つ前を考えればフルグリク(イルニクス神帝)あたりとは交流はありそうですね。あとモザクリフトの自由議論に相手してあげているイメージはあります」
「ルーカニアに勧誘されたのか、或いはカロルに勧誘されたのかは不明ですが。軍資金を求めたルーカニアに勧誘された方が自然な気がしますね」
「ですます口調で落ち着いた感じのイメージがあります。体型は……最低限戦えるのでだらしなくはないでしょう、胸はあると思います」
「ペヨーテとはスタンス的には「アルカナ団に相乗りした自分の目的を果たしたい奴」と一緒でしょうが、そこと奴隷解放と機会均等以外の意見は真逆だと思います。無政府主義的な無法者とエルニア官僚制度に相乗りした両替商、相性が良いわけがありません」

レイブン

「私は偉大なるルイ・アザリア・アレクシール先生の助手にして後の『魔術師』でもあるレイブンです。以後お見知りおきを」
「スタンスとしては非常に単純で常に先生のために動きます。先生への恩返しが常に目的としてあり、これはあらゆる物事に優越します。結構エルシェケラに近いですね。ただ先生が絡まなければわりとまともです」
「カロルの蜂起をきっかけに入団していますがルーカニアとカロルどちらに接触したかは言及されていません。まぁより穏健な方に接触したのではないでしょうか」
「教育を非常に重要視していたことからアルカナ団内で教室みたいなものを開いていたと考えられます。マノンやアドワルス、フェニアネスの孤児などにはいろいろ教えていそうですね。
他だと知識人としてはヒムレンやカルメン、軍師としてはルーカニアやシュトラックとは交流がありそうです。モザクリフトの自由討論にも参加していたことでしょう」
「黒髪黒翼で全体的に黒い容姿なイメージがあります。名前がそのままカラスですからね」
「おそらくアランのエルフ融和案に最も早く賛成したうちの一人です。スタンス上エルフ殲滅は到底許容できません。逆にエルフ殲滅の結論が出ていた場合確実に離反していたでしょう。
まだ、スタンス上クラベジーナとは交流がなかったでしょうね。どうしようもなく相容れません」

339（ミミク）

「自己紹介を頼みたい」※いつ代かのマイマスター
「マイマスター、ご命令ですか。かしこまりました。ワタクシは339です。後の死神の亡骸を持ってきたあのホムンクルスです。」
「かしこまりました。考えですと、マイマスターがワタクシの全てです。マイマスターがいなければ存在もできません」
「入団経緯ですか。かしこまりました。マイマスターのご命令ならばお話いたします。マノン様、後の死神といったほうが皆様にはわかりやすいかと思いますが、マノン様にワタクシ達ホムンクルスの集落を解放してもらいました。ワタクシは命令がなければ呼吸すらもできない状態でした。それで恐らくホムンクルスの緊急システムが発動したんだと思います。緊急的にマイマスターに団員の一人をすることにしました。それがワタクシの入団経緯です」
「名前ですか。かしこまりました。確かアルカナ団の最初のマスターが付けてもらったものだったと思いますでも、他のネームドだったかもしれません。名前は管理番号である339から取られました。339を3をみに、9をくと読んでミミクです。」
「マイマスター、仲の良かった人ですね。多くいるマイマスターはそうだったんだと思います。それと同族であったことと交流があったと思われるマノン様はそうなんじゃないでしょうか。レイブン様やカルメン様にドクター様達に教わったことだって、あったかもしれません。それとその関係からフェニアネス様の孤児院のところの子達ともマイマスターの命令の元、共に学ぶ機会もあったかもしれません」
「容姿ですか。薄い水色に白の目薄幸そうなどと人が思う容姿らしいですよ。そして作られた物だから美少女？その一般基準美しいそうです。そうすると、油断を誘えるとアルカナ団に入る前のマイマスターがおっしゃっていたのを覚えております。そして忘れてはいけないのは腕に339と管理番号があることでしょうか。集落における管理番号です。今何体目なのか、壊れた時に何番が欠けたのかすぐに分かるようにしているそうです」
「最後の行動ですか。そうですね、あれは恐らく……心の芽生えだったんじゃないでしょうか？せめてアルカナ団のところまでと思ったのでしょうか？それともそうして欲しいという周囲の思いに気づいたのでしょうか？もしくは完全なエゴなのかどれなのかは不明ですが、気づいたら動いていたのだと思います。ワタクシは命令なしに動けたことを気づいておりませんが、本当に動いていたそうです。」

ニルス13世ペンドルトン

「やっ、どうもこんにちは！ボクはニルス13世・ペンドルトン……ニルス、でいいよ！行商人にして、後の『運命の輪』だそうさ！人族の中でも大分変わってるアイズベルクの身分にしては面白いよね？」
「スタンス……これは自己分析みたいなものだけど。カルメン程過激でも先進的でもないけど融和的というか、「それはそれ、これはこれ」みたいな割り切りだね。まあティタノガルズの大工を手にかける国と商売するのは無理かもっていう見切りもあったかも」
「カルメンとは良くも悪くも、アルカナ団での経験の結果只の商売相手を超えた関係になったかも。
あ、恋愛とかではなくて親愛とか共闘ゆえのアレコレだよ？まあ元からカルメンに誘われてるわけだから、カルメンの目利きが凄かったのか、ボクが反奴隷主義を隠せてなかったのか……」
「ドクターとも勿論仲良し！というか、仲が悪い団員は……一人だけいるかも。ペヨーテくらいかな……話しかけたら会話の齟齬が目立ってきて、自然と思想のコトとかは話さなくなってたかな？」
「あ、でも。みんなに歌を教えたり、自分で考えた歌を広めたり。或いは話術で皆を楽しませたり、物資を届けて「私達は見捨てられていない」という希望をも届けたり。兎に角八面六臂の活躍をしてたよ！」
「見た目？そりゃあ金の嘴を持ったペンギンだよ！毛は艶々もふもふ、ちょっと油っぽさもあるかもね！」
「ペヨーテとの関係だけは怪しいって話したけど。裏を返せば隠し通したクラベジーナ、元はスパイとすら思われていたシュトラックとの関係も良好だと思うよ。主観だけどね！まあシュトラックも、「まさか前線部隊より補給や裏方の方が整ってるレジスタンス組織なんて……」とビックリしてたかも？」
「北はアイズベルクの郷里から出て、西マジョリア世界を旅して得たボクの話はきっとみんなの心に残った筈。特に狭い世界で生きてきた、元奴隷やホムンクルスの仲間達にとってね」

「っと、湿っぽい感じになっちゃったかな？それじゃあお詫びに一曲。『ボクは運ぶよ希望の一箱』……」