ムワリム

ムワリム

蒼炎の軌跡暁の女神の登場するラグズクラスは獣牙族/虎。
ベグニオン帝国の北にあるグラーヌ砂漠を拠点とするラグズ奴隷解放軍の副首領(首領はトパック)を務める。

蒼炎では15章のボスとして登場。
汎用・対アイク・対獣牙族との戦闘会話で「ひょっとしたら仲間になるの?」と思うがその思いは子供ユニットであるミストヨファサザに個別に用意されている戦闘会話を見ると更に深まるだろう。
ただ、ヨファ以外は一撃に耐えられるくらいは育てないとリセット一直線なので見る人はあまりいないと思われる。

半化身の腕輪を装備しているため常に化身しているが動かない上に間接攻撃には対応できず、また回復される訳でもないので(クリア条件は制圧ではなく敵将の撃破なので拠点がない)それほど苦労はしないはず。
騎乗系でやると分かるが倒してもHPが1残ってくれるので安心して止めを刺そう。
クリア後トパック共々加入し、次章から使うことが出来る。

礼儀正しく言葉遣いも丁寧だがこれはかつて自分自身が奴隷であったためで、その出自には引け目を感じている。
一緒にいるトパックが自分たちと同じように蔑まれる事を恐れ、当初はアイク達に彼を託し自分からも遠ざけようとしていた。
アイクは生まれた瞬間に運命が決まる帝国の貴族制に疑問を唱えていたがそれに対しても「クリミア王女は王の血筋に生まれたから王女なんですよ?それすらも否定される気ですか?」と逆説的に問い掛けている。
そんな卑屈ともいえる性格をしていた彼もレテとの支援を通じベオクと対等にありたいという自らの本音に気付きかつてラグズの恋人がいたツイハークや種族に関係なく接してくれるラルゴと出会うことで大きく変わっていく事になる。

ユニット的に彼の期待値はレテとモゥディの中間あたりになるのでプレイスタイルに応じて三人のうち好きなキャラを使えば良いだろう。
章開始時点の化身ゲージがやや低いが初期装備で半化身の腕輪を持っているのであまり気にはならないはずである。
ただ当然と言えば当然だが幸運が他の二人よりも上がりにくい。
蒼炎の支援は必殺回避が上がらずトパックとの固定支援でも上がらないので必殺の一撃には気をつけよう。

暁では1部7章で加入。ビーゼから親馬鹿と言われても軽くいなしたり、君付けで呼ばれるのを嫌がるサザにも笑って答えたりと三年前に比べると心に余裕が出来ていることが分かる。
イズカから薬を盛られ危うくなりそこないになりかけるがラフィエルのおかげで事なきを得ている。

またミカヤ印付きだと気付き、見た目に反し大人びた振る舞いをする彼女に気をつけるよう警告している。
印付きが分かるというこの設定は蒼炎の時代にも、上記の戦闘会話に同じ子供であるはずのセネリオだけがないことからも知ることが出来る。
そんな彼は1部終了後、トパック・ビーゼと共にパーティから抜け、その後なんと4部4章まで出て来ることはない。
再開した時にはもちろん足手まとい。トパックのように間接攻撃が出来るわけでもビーゼのように再移動が出来るわけでもない。
そもそも暁では化身の仕様変更により獣牙族は根本的に使いづらくなってしまっている。彼を終章に連れて行くならば相当な愛が必要である。
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最終更新:2024年05月21日 11:32