帝国皇位継承戦

ていこくこういけいしょうせん


継承戦までの経緯

第四劫暦1199年の星霊大祭(ローカパーラ)の最中、連邦帝国の首都カイラーサを落とすが肝心の劫波を見つけることができず進軍を止めざるを得なくなる。
そこに第一皇子ゴーラクシャは聖地ヒマヴァーンに劫波があることと、ヴィヴァスとの婚約を発表(教圏側も次代の帝国皇帝を傀儡に出来ればという思惑がある)したことで、帝国の完全敗北という形になるのは避けられた。
しかし、先の侵攻において先帝ニーラカンタ・イーシュヴァラが没したことで帝国は皇位継承問題の早急な解決が必要である。

星霊大祭から約二ヶ月半を過ぎた頃、第一皇子ゴーラクシャを喪主として先帝の葬儀が聖地ヒマヴァーンにて行われる。
葬儀には帝国皇室関係者の全てが集まり、新皇帝となる機会を狙っているため、皇帝を決める争いが起きることは必至。この継承戦がこれからの帝国の運命を決める。

そして生き残っている帝族の中で皇位継承権を得られるだろうと目されるのが、ゴーラクシャトリシュライシャナテルミヌスの四名である。

  • 他国の立場
教圏はヴィヴァスの勢力が帝国皇帝の葬儀を取り仕切る際の聖職者という名目で参加しゴーラクシャに協力する。

連邦は星霊大祭の勝者となった権利で、祭りの最中にヴァルナシャンキニーが約束した通り、テルミヌストリシュラら各皇子への支援という形で継承戦に関わり、帝国の勢力を潰し合わせながら裏では虎視眈々と帝国の劫波の奪取を狙う。

  • 開始当日の状況
星の地上にいるのを許されるのは帝族と親衛軍以外には、連邦の五大貴族の当主、ヴィヴァス、異端審問局のみ。
喪主と通じている教圏はある程度融通は効いたが、展開する部隊の九割九部は帝国式。他は星の大気圏外まで下げられている。しかし実際には地上の部隊に非正規軍が紛れ込んだ状態となり、開戦の時を待つ。
そして帝族達は葬儀のために帝族の墓所、劫波の中枢へと進んでいく。

  • 皇位継承戦の内容
劫波に集ったのはゴーラクシャが招いた者達。帝族と護衛だけでなく、教圏と連邦の者も含む。その場所で皇帝の葬儀と継承戦は行われる。

次代の皇帝に選ばれる基準、それは劫波に認められること。これまでそのような形で皇帝になった例は殆どないが、ゴーラクシャは今のような時勢だからこそ正式な形で得るべきだと断言した。


継承戦の勢力関係

第一皇子ゴーラクシャ

  • 帝国
帝国第一親衛軍“有翼の獅子(シャルベーシャ)
第十〜十三皇子(幼く立場も未熟なためゴーラクシャに付く)

  • 教圏
ヴィヴァス
異端審問局(イクシュバークなど)

第四皇子トリシュラ

  • 帝国
帝国第二親衛軍“死の舞踊(ナタラージャ)”(チャンドラピナカなど)


第九皇子テルミヌス&第七皇子イシャナ連合

  • 帝国
テルミヌスの私兵(サーヴィーなど)
イシャナの私兵


  • 連邦(シャウナカ家とラハスヤ家)
ラトナゴート
ガネイシャ(ファラーダ家からシャウナカ家に貸与)

その他の勢力

  • 先代の帝国皇帝の兄弟とその子息
帝国の制度上、皇位の継承権が現皇帝の皇子以下であるため、皇子達が全滅してからようやくその権利が回ってくる。また、荒事に向いている者もいないため、継承戦では静観を選ぶと思われる。


備考



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最終更新:2025年06月22日 22:18
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