七宝

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七宝 四魂のかけらの所有者 妖怪 年少者 犬夜叉一行 狐妖怪 登場人物

登場 3巻10話「狐火」
退場 特別編「あれから」
所属 犬夜叉一行
種族 妖怪
性別
年齢 不明(人間換算7歳)
出身 武蔵の国
血縁者 七宝の父
職業 なし
想い人 サツキ
装備 狐妖術道具全般
CV 渡辺 久美子
分類 原作/アニメ

【概要】

  • 七宝(しっぽう)は、武蔵の国に住む狐の妖怪である。体重は4キロ。尻尾は神経が通っておらず掴まれても痛みは感じない。実年齢は明かされておらず、作者からは「意外と…」と濁されている。武蔵の国の強豪妖怪である七宝の父の息子。狐妖怪位は最終回時点で第19位階・正七位上(しょう しちいのじょう)。本作で判明している限り、最も位階が高い狐妖怪は七宝である。

  • 七宝は完全な妖怪であり、その中でもかなり格の高い妖怪である。妖怪の中でも犬夜叉を一目で半妖と見分けられる者はほとんどいないが、七宝はそれが可能な数少ない人物の一人だった。将来は大妖怪になる素質もあると言われるほどだが、現時点では幼い子狐妖怪であり、実力も経験も浅い。登場した当初は高位の妖怪らしく気位の高い一面が見られ、人間や半妖を見下すような言動を取っている。「下等な半妖」という殺生丸と同じ言葉で犬夜叉を蔑む事すらあったが、犬夜叉たちとの交流を続ける内にそういった傲慢な一面は見られなくなった。
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 『当初は気位が高かった。』
  • 先天的に変化の才能を持つ優秀な狐妖怪であり、特に人間の姿に強い適性を持つ。普段は中性的な少年の容姿をしており、人間換算では7歳だが外見的には三頭身ほどで幼児に近い。狐妖怪はいわゆる通常の獣としての姿をしているものが大半であり、七宝のように普段から人型の姿を持てる者はごく少数である。

【来歴】

  • 彼の父は四魂のかけらを5つ所有していた実力者だったが、飛天満天の雷獣兄弟によって倒されてしまい、七宝だけが生き残った。当初は父の仇である飛天満天を倒す為に、犬夜叉たちが所有する四魂のかけらを狙い、犬夜叉一行と敵対していた。しかし、犬夜叉が雷獣兄弟を倒して以降、身寄りの無い七宝はかごめを頼る形で犬夜叉一行に参加する。幼いながらも大人顔負けの洞察力で、奈落との戦いに身を投じる事になる。

  • 彼はある村で出会った人間の少女・サツキに恋をした。サツキは弥勒が「かわいい顔」と評するほどの美少女であり、七宝の完全な一目惚れである。サツキも妖怪に襲われているところを七宝に助けられた事から彼を信頼していたが、奈落を追って旅をしていた七宝は自分と関わる事でサツキが危険な目に合うと考え彼女に別れを告げたのだった。別れを告げはしたものの、サンデー公式ガイドでは、現在もお互いに想い人のままであるとされている。

【アニメ】

  • 犬夜叉 TVアニメ
    • 七宝が主役のオリジナルストーリーが数本作られている。基本的に旅先の村へ出向く度に人間の少女と仲良くなるストーリー展開が多く、想い人であるはずのサツキを差し置いて、「初恋じゃった…」と発言する場面まである。
  • 犬夜叉 劇場版
    • 第一作『時代を越える想い』のEDにおいて、七宝がサツキとの交流を続けている姿が描かれた。なお、サツキは本作のEDが映像化作品としては初出であり、後にテレビシリーズで正式に登場する事になった。
    • 第二作「鏡の中の夢幻城」では、原作では苦手とされていた動物への変化を行っているシーンがあり、白いカモメに完璧に変化している。


【能力】

  • 七宝は完全な妖怪としての高い素質を持っているが、現時点ではその実力は開花していない。それでも本人の妖力も嗅覚もそれなりに成熟した妖怪である鋼牙をも上回っている。主に狐妖術による幻惑で戦い、直接的な攻撃よりも仲間のサポートして戦闘を有利に進める事を得意としている。狐妖怪としては極めて早熟に分類され、七宝は狐妖怪位の第19位階・正七位上を授かっており、これは狐妖怪の中でも大いに尊敬に値する地位とされる。

  • 七宝は妖怪の中でも格が高く、瘴気に敏感な反応を示す他、邪気に対して極めて強い耐性を持っており、弥勒珊瑚が動けなくなるほどの邪気の中でも自由に活動する事ができた。一方、完全な妖怪であるために、白霊山聖なる結界にはその場で失神してしまうほど強い影響を受けている。嗅覚も犬夜叉から人間の匂いを嗅ぎ取り、即座に半妖と見抜くほどに優れている。また、冷静な状況分析も妖怪としての本能と知恵からくるものである。
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 『七宝に邪気は通じない』

  • 狐妖怪や狸妖怪の共通点として、生まれつきあらゆる物体や生物に変化する能力を持っている。身体能力は変化した姿によって変化する。七宝の場合は先天的に人間に変化するのが得意であり、一定時間ならほぼ完璧に他人に変化する事ができる。物体にも変化できるが苦手であり、動物への変化はさらに苦手である。作中では動物に変化したのは一度だけで、ネズミに変化したが太ったブサイクなネズミになってしまった。空を飛ぶ際にはピンク色の風船のような姿になる。この姿の七宝は並の成人男性よりも腕力は上であり、弥勒かごめの二人を乗せて空を長時間飛ぶ事もできる。その為、弥勒からは「意外と力持ちなんですね」とその腕力を評価されている。

  • 狐火は本物の炎ほどの火力はないが、それでも蜘蛛頭の蜘蛛の糸を燃やしたり、集中して使えば木に着火して火を着ける事もできた。温度を高めず膜を張るように使用すれば軽度の結界として機能する。七宝は狐火によって煉骨の炎から仲間を守る事もあった。

【技】

狐火
潰し独楽
爆雷筒
変化
泣きキノコ

【戦闘録】


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最終更新:2024年03月16日 22:56