時代を越える想い

昨日 - 今日 - 合計 -

カテゴリ

作品 犬夜叉 劇場版 玻璃 瑠璃 瑪瑙丸 飛妖蛾 骨喰いの井戸

---

---

監督	篠原 俊哉
脚本	隅沢 克之
キャラクターデザイン	本橋 秀之
音楽	和田 薫
アニメーション制作	サンライズ
製作	「犬夜叉」製作委員会(*1)

---

【概要】

• 「時代を越える想い」とは、『犬夜叉 劇場版』シリーズの第一作である。原作でも『犬夜叉 TVアニメ』でも見られない、完全なオリジナルストーリーが謳い文句となっている。200年前、犬夜叉の父が封印した大妖怪・飛妖蛾。彼の息子の瑪瑙丸と部下である瑠璃と玻璃が四魂のかけらの飛散と同時に復活する。大妖怪である父・飛妖蛾の妖力を継承しようとたくらむ瑪瑙丸と犬夜叉一行が激戦を繰り広げる、という物語。

• ストーリーは全て脚本家である隅沢によるオリジナルとなっており、原作者である高橋はシナリオに関わっていない。コミカライズ版ではそれを「テレビアニメと同様」とコメントしている事から、アニメ作品に関する高橋のスタンスはこの時点で明らかとなっている。高橋は敵キャラクターのキャラクター原案を担当しているが、この時点で既に脚本が完成していたという。骨喰いの井戸が時代樹という種類の樹木で出来ているという設定は高橋によるものだとアニメスタッフがガイドブックで明かしている。本作のシナリオを高橋は「最高の喜び」「大満足でした！」と非常に高く評価している。

• アニメシリーズとは別のスタジオで制作されており、第一作～第三作までの最大の特徴として、キャラクターデザインがTVシリーズと異なる点が挙げられる。キャラクターデザインを担当した本橋は、原作のデザインを忠実にリファインする事にこだわった。結果的にTVシリーズとはキャラクターのデザインに相違が生まれている。本作では、瑪瑙丸、瑠璃、玻璃のキャラクター原案を行った事を高橋自身がコメントしている。ただし、最終決定案とは隔たりがある為クレジットはされていない。

---

コメント

---

*1 小学館、読売テレビ、サンライズ、小学館プロダクション、日本テレビ、東宝、読売テレビエンタープライズ