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トンデモ一行知識の世界(P.081〜100)

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『トンデモ一行知識』をもっと楽しく読み込むためのガイド

トンデモ一行知識の世界 P.001〜020 P.021〜040 P.041〜060 P.061〜080 P.081〜100
P.101〜120 P.121〜140 P.141〜160 P.161〜180 P.181〜220
トンデモ一行知識の逆襲 P.001〜020 P.021〜040 P.041〜060 P.061〜080 P.081〜100
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【読心術】

瑞摩憶測”の瑞摩は読心術のことである。
『トンデモ一行知識の世界』P.081

“瑞摩憶測”ではなく “揣摩憶測” または “揣摩臆測”
《「揣」「摩」は共におしはかる意》他人の気持ちなどを推量すること。」
(大辞泉)とのことなので、「瑞摩は読心術のこと」もガセではないかと思われる。


【救荒食】

これらは、保存食、救慌食が珍味まで昇格(堕落?)した例といえる。
『トンデモ一行知識の世界』 P.81

しかし、たとえこういうものでも、カンに入っている限り、
これは救慌食になりうる性質を持っている。
『トンデモ一行知識の世界』 P.82

○救荒食
×救慌食

http://dic.yahoo.co.jp/ で「救荒」を引く (大辞泉) と、
 きゅう‐こう〔キウクワウ〕【救荒】
 [名]スル飢饉(ききん)に見舞われた人々を救うこと。


【カンキリ】

ところで、カンヅメが一般にこれだけ普及したのはカンキリの発明による
ところが大きいことを忘れてはいけない。カンキリはカンヅメに遅れること
六十余年たって発明された。
『トンデモ一行知識の世界』 P.82

「六十余年」とあるが、ピーター・デュラントの缶詰の発明 1810 年から、エズラ・J・ワーナー
の缶切り発明の 1858 年までには、48 年しかたっていない。

ナポレオンの保存食アイデア募集に応えて瓶詰め容器を発案したアペールまで遡っても、
1858 年から 1804 年を引いて 54 年。60 年は超えない。


【哺乳類】

普通、哺乳類の頸椎は七つであるが、
ミツユビナマケモノは八つ、フタユビナマケモノは九つである。
『トンデモ一行知識の世界』P.082

「ミツユビナマケモノは八つ」→正しい名前はツがつかない「ミユビナマケモノ」で頸椎は九つ
「フタユビナマケモノは九つ」→「ホフマンナマケモノの頸椎は六つ」


【母をたずねて三千里】

「母をたずねて三千里」の原題は「アペンニー山脈からアンデス山脈へ」である。
『トンデモ一行知識の世界』P.083

個人的には、“「クオレ」の中の一挿話” という、これは長編の一部だったのかというのが、
小さい頃聞きかじったときの「へぇ〜」ポイントだったんだけど……。 


【女性上位】

古代日本ではセックスは女性の騎乗位が一般的だった。
『トンデモ一行知識の世界』 P.90

日本最古のポルノ絵画は、法隆寺の屋根裏で見つかった「女上位性交図」
という落書きである。
『トンデモ一行知識の世界』 P.91

「女性の騎乗位」って、では別に「男性の騎乗位」というものが存在するとでも。

「法隆寺の屋根裏」というのも変。「トリビアの泉」で言っていたという
「天井の格子の桟の裏」か、「天井板」「天井裏」と間違えたんだろう。

「女上位性交図」もダブルクォートつきで検索すると 8 件のみ、
唐沢俊一のこのトリビアの引き写ししかヒットしないし。
「屋根裏」とともに、いろいろな関連情報が知りたいならば、
検索語として使わない方がよい言葉なのは確か。


【目玉焼き】

イタリアでは目玉焼きのことを“オッキオ・デイ・ブーエ”、
つまり「牛の目玉」と言う。
『トンデモ一行知識の世界』P.093

辞書に載っていた「目玉焼き」は a tegamino, uovo fritto。occhio di bue が
目玉焼きを指すこともあるが、
同じ卵料理でもお菓子――中央が丸い形になっているケーキ、ビスケット、
ドーナツ状のものと様々――を指す方が多い。
また、英伊辞書を引くと、spotlight が occhio di bue と定義されている。
スポットライトの丸い光や機械本体の他に、車のライトを指すこともあるようだ。
さらに、英語の牛の目 (oxeye) 同様、ひなぎく(中央が濃いめの色の丸)を指したり、
円または楕円形をした窓を指すこともある。丸いベゼルの時計を指すこともあるらしい。
パワーストーンのサイトに、occhio di tigre (虎目石) といっしょに、
occhio di bue(牛目石??) と書かれていることもある。


【陰毛】

YMCAのマークは△、YWCAのマークは▽だが、これは男女の陰毛の
生え方の区別に似ている。
『トンデモ一行知識の世界』 P.95

YMCA (http://www.ymcajapan.org/) と YWCA (http://www.ywca.or.jp/)、どちらの
マークも▽の逆三角形。

「心(Sprit)と知性(Mind)と体(Body)」の調和のシンボルだろうが、「父と子と精霊」
の三位一体をあらわしていようが、ひとたび唐沢俊一の手にかかると……。

現在の YMCA 正章は、世界 YMCA 同盟の正章 (1881 年に決定) と、上記の略章
を組み合わせたようなロゴで、1895 年に北米のYMCAが考案して以来世界中で
使用されているとのこと。

というか、三角形△や逆三角形▽のロゴは巷に数多いが、それをいちいち「男女の
陰毛の生え方」に結びつけているんだろうか……。まだビラミッドだフリーメーソンだ
とワイワイ騒ぐトンデモさん (?) の方がマトモかつ健全に思える。

2ちゃんのスレのやり取りでも、単なる感想を雑学として書かれ
てもとか、そのうち温かいご飯はおいしいという雑学を披露するかもとか話題に。


【ジュンク堂】

大手書店「ジュンク堂」は創業者の父の名「久藤淳」からつけられた。
『トンデモ一行知識の世界』P.097

「久藤」ではなく「工藤」


【ダメr】

ポコペンは“不殻本”と書き、ダメという意味。
『トンデモ一行知識の世界』P.098

大辞泉などで意味は、《中国語。元値が切れる意》だめだ。話にならない。
という中国語。漢字表記は日本語にはない難しい字を使っている。



【バゲット】

フランス人はパンでも男性器でも、棒状のものはみなバゲットと呼ぶ。
『トンデモ一行知識の世界』 P.99

http://www.dicts.info/ud.php?l1=French&l2=Japanese で「フランスパン」を引くと、
baguette と出てくる。
では、ということで baguette を含む単語を引くと、竿や杖、バトンの意味もあると出た。
「棒状のものはみな」にしては少ない感じ。

今度は「棒」を含む単語を引いてみる (contains 指定) と、
棒切れ (英語の stick) がcanne で、棍棒 (英語の club) が gourdin、
警棒が英語と同様の ba^ton か mataraque。
……どう考えても「棒状のものはみなバゲットと呼ぶ」とは言えそうもない。

ここでは「男性器」は見つけられなかった (魔羅の penis、女性器の vulve はあったけど) ので、
別の辞書で捜したら、男性器は partie masculine (男性の一部?)。

http://cgi.geocities.jp/abelinternational/cgi/dicjf.cgi
男性器(J) =danseiki [F]partie masculine

まあ素直に「ペニス」ということでよいような気も。( http://fr.wikipedia.org/wiki/Penis )
で、http://fr.wiktionary.org/wiki/p%E9nis から類語を見ると、棍棒の gourdin や、
警棒の mataraque はあるものの、baguette や canne はない。

もしかして、棒をやたら男性器と結びつけるのって、フランス語というよりフランス書院では。

http://www.france.jp/servlet/Satellite/f/dicsection.html?gyono=%e3%81%aa%e8%a1%8c&imgtype=na&sc=
【肉棒】(ニクボウ)
肉の棒、まさしく男性器、ペニスのことである。
まだ当局の取り締まりが大変厳しかった時代、ペニスなどと書こうものなら、即発禁。
そこで作家たちはいろいろな単語を考えた。
そんななか、もっともわかりやすくて支持され、今や日本を代表する男性器用語となったのです。
ちなみにフランス書院文庫で表記される男性器用語を列挙すると、肉茎(にくけい)、
肉塊(にくかい)、肉棹(にくざお)、ファロス、男根(だんこん)、淫棒(いんぼう)、
如意棒(にょいぼう)、火かき棒(ひかきぼう)、剛直(ごうちょく)、硬直(こうちょく)、
勃起(ぼっき)、強張り(こわばり)、魔羅(まら)、息子(むすこ)、ペニス、チ×ポ……。
まだまだあるが、とにかく作家たちに拍手!



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最終更新:2017年06月01日 10:13