ゲキ・ガンガイ3



機動戦艦ナデシコ/ゲキ・ガンガー3型メダロット(KSN)
登場作品:S

機体概要

メダロットSとアニメ「機動戦艦ナデシコ」シリーズとのコラボとして登場したメダロット。

モチーフはゲキ・ガンガー3
ナデシコシリーズの世界観において、21世紀後半に製作された(※)懐かしのロボットアニメ「ゲキ・ガンガー3(熱血ロボ ゲキ・ガンガー3とも)」(以下劇中劇自体を指す場合、括弧書きで表記)の主役ロボットである。
「ゲキ・ガンガー3」は1970年代スーパーロボットアニメ風のロボットアニメで、要は劇中劇。
TV版にのみ登場するエステバリスの正規パイロット、ヤマダ・ジロウダイゴウジ・ガイは「ゲキ・ガンガー3」の大ファン。
TV版主人公アキトは子供の頃に見たきりだったが、ガイに改めて見せられてすっかりハマっている。
この「ゲキ・ガンガー3」は単なる劇中劇ではなく、TV版の敵性勢力である木星蜥蜴(もくせいとかげ)こと通称木連の行動原理に影響を与えており、ナデシコシリーズの根幹に大きく関わっている
さらには「ゲキ・ガンガー3」は劇中終盤で、ある悲劇を引き起こす遠因にもなっている。
一見出オチやギャグにしか感じられないが、ゲキ・ガンガー3には、ナデシコシリーズコラボメダロットのモチーフに選定されるに足る意味があるのだ。
型式番号KSN01

ゲキ・ガンガー3をほぼそのままメダロットの頭身に落とし込んだ姿で、有体にいえばディフォルメされたゲキ・ガンガー3。
ゲキ・ガンガー3は3体のマシンが変形合体するという設定だが、基本形態のゲキ・ガンガー3だけが再現されている。
右腕にはゲキ・ガンガー3の武器であるゲキガンソードを握っている。

機体名はゲキ・ガンガー3からほぼそのまま取られているが、「ガイ」と一部が変更されている。
コレは「ゲキ・ガンガー3」の大ファンである、先述のガイから取ったものであろう。

メカニカルデザインはスタジオGSの高葉昭徳氏。

※なお余談だが、現実の21世紀の日本でも様々なスーパーロボットアニメが製作されており、本作とコラボを果たした「勇気爆発バーンブレイバーン」もそのひとつ。

機体説明

メダロットS

メダロットS×機動戦艦ナデシココラボイベント第1週目、「機動戦艦ナデシココラボ 火星の危機を救え!」開催に伴い、ピックアップガチャで入手出来るコラボ期間限定初期ランク☆3メダロットとして登場。

スーパーロボットらしい見た目そのままの技を使用し、マジンZマジンKBブレイブバーンといった典型的スーパーロボットモチーフのコラボメダロット(※)同様、全パーツがヘヴィパーツ
奇しくもそのマジンZとマジンKとBブレイブバーンとは、頭部と両腕のスキルレベルが同じ上に、全パーツがヘヴィパーツという共通点がある。
装甲値もスーパーロボットらしく高めに設定されている。
そして、意外なことにアドニスシンク同様、ニュートラルパーツという特徴を持つ。

頭部パーツワイドビーム、同位置としては初となる。
頭部パーツらしくランク☆6時の威力値は2372と実装時トップで、充填値595、冷却値560とトップ。
反面成功値は801と実装時ワーストで、しかも一回しか使用出来ない。
技選定はゲキ・ガンガー3の攻撃であるゲキガンビームにちなんでいる。

右腕パーツオーバーチャージニュートラルパーツとしては初で、意外なことに右腕パーツとしても初実装。
特に男性型のオーバーチャージはコラボメダロットが持つバソンパンチ?以外、メダチェンジ後のドライブに限られる。
そのため、男性型も使えるオーバーチャージとしてパーツ単位でも有用となる。
威力値はランク☆6時1490となかなかの威力だが、成功値が593と低いのがネック。
マイナス症状や支援技で補うと良い。
技選定はゲキ・ガンガー3の必殺技、熱血斬りのイメージにちなんでいる。

左腕パーツジェットブロー
メダチェンジ後のドライブも含めればドークスCーー非コラボメダロットにも使用するメダロットは存在するが、パーツ単位ではマジンKに続いて今なお2体目でやはり希少。
そしてニュートラルパーツ、ひいては左腕パーツとしても初。
ランク☆6時の威力値は1648と、左右の腕パーツの差異を鑑みても、スマッシャパンチと比較して100以上の差がある。
一方で成功値933、充填値556、冷却値560と若干ながらスマッシャパンチに優っている。
技選定はゲキ・ガンガーの技のひとつ、ゲキガンパンチにちなんでいる。
やはり、腕の射出ギミックは採用されなかった。

脚部特性スーパーアーマー
脚部特性選定は、スーパーロボットらしくすべてを押し切って進んでいくイメージにちなんでいる。
ヘヴィリミットは最大値の3。

意外にも浮遊タイプで、同じ脚部特性を持つ浮遊タイプ脚部としては、フィランソロピーが存在する。

ランク☆6時の格耐値1407、回避値1304と浮遊タイプの中では高めの設定。
射耐値は1086と平均値よりは高く、充冷値は816とランク☆6の前提では平均より若干高い程度。

スーパーロボット然とした姿とは異なり、オーバーチャージとジェットブローの効果のため、意外にも玄人好みなメダロット
停止系マイナス症状を受けないため、特にトルネードを多用しアンチエアおよびメダシェアーズ?とのコンボを目論む相手に対して強気に攻めていけるという強みを持つ。
純正運用する場合、味方には吹き飛ばし効果を持つ技や、停止系マイナス症状を使うメダロットを入れておきたい。
また、全パーツヘヴィパーツであるため当然重力属性にはめっぽう弱く、アンチフロートという天敵も存在する。
比較的回避値は高めとはいえ、やはりガード役は必須となる。

※一応付記するが、フルパワーグリドカイゼルグリドはロボットではなく、ヒーローがメカをアーマーパーツとして装着した姿

登場人物としてのゲキ・ガンガイ3

メダロットS

メダロットS×機動戦艦ナデシコシリーズコラボイベント第1週目、「機動戦艦ナデシココラボ 火星の危機を救え!」と第2週目「機動戦艦ナデシココラボ 共存か、敵対か」に登場。

アドニスシンクがラーメンを作りに訪れた、とある研究所のエース警備メダロット
ホシノナデシコに思わず目を奪われかけたアラセを、不審者ではないかと訝しがって現れた。
ところが、その彼自身が逆にクロスに怪しいメダロット呼ばわりをされてしまう
何度かスーパーロボットの様なメダロットに出会っているのに、怪しいと口にするクロスもクロスだが。

実力は確かなハズだが、アドニスシンクをさらおうとするロボロボ団を相手にする中、自分が足をひねってしまった時にも敵の攻撃でやられたと言い張る強引な一面もある。
また左腕で単に相手の懐に飛び込んで殴っているにも関わらず、それを必殺技の様に叫ぶ癖がある。

その人物像は「ゲキ・ガンガー3」の登場人物というよりも、高笑いを上げながら現れたことや、「燃えるシチュエーション」という台詞からするに、先述のガイの性格が反映されている様だ。
ちなみにナデシコシリーズでは、ガイはTV版序盤であまりにも呆気無い最期を迎えている(※)。
そのガイの性格を、彼が大好きなゲキ・ガンガー3モチーフのメダロットに当てがったのは、死んだハズの仲間が復活したかの様で、人にもよるだろうが正に「燃えるシチュエーション」だといえよう。

※なおガイは某ロボットシミュレーションRPGシリーズでは、何事もなく生存していることも間々ある。そのため、ナデシコシリーズを実際に観て驚いた方も少なくはないだろう。

関連機体

ナデシコシリーズコラボメダロットと、皆でロボトろう!
アドニスシンク 『僕達のロボトル』が始まる
ゲキ・ガンガイ3 『熱血メダロット』でいこう
ホシノナデシコ 『ルリちゃん』ロボトル日誌
フリティラクライ キミノロボトルニ、サヨナラ
ヤテンゲドウ メダの道を外れた外道
類似性のあるメダロット
マジンZ 共通点は全パーツヘヴィパーツ、
頭部射撃、両腕格闘、
典型的スーパーロボットモチーフ
マジンK
Bブレイブバーン

機体性能

メダロットS

ゲキ・ガンガイ3 (パーツ性別:N)
アルバム
謎のデータをもとに開発された、
少しレトロなロボットのような姿のメダロット。

ビームやパンチを駆使して、悪しき敵を打ち倒す。
溢れ出る熱血パワーで動いている…というウワサがある。

※ステータスはランク☆6レベル100時のものです。
頭部:ガンガイビーム(KSN01)
装甲 成功 威力 充填 冷却 回数 Hv スキル
4799 801 2372 595 560 1 しゃげき ワイドビーム

右腕:ガンガイギリ(KSN01)
装甲 成功 威力 充填 冷却 Hv スキル
4019 593 1490 526 553 かくとう オーバーチャージ

左腕:ガンガイパンチ(KSN01)
装甲 成功 威力 充填 冷却 Hv スキル
3899 933 1648 556 560 かくとう ジェットブロー

脚部:ガンガイパワー(KSN01)
装甲 射耐 格耐 回避 充冷 Hv タイプ 脚部特性
4499 1086 1407 1304 816 3 浮遊 スーパーアーマー
地形相性
荒野 砂漠 山地 岩山 草原 森林 市街地 アリーナ 凍土 水辺 サイバー
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最終更新:2024年08月24日 19:47