シャークトパス

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シャークトパス - (2025/05/24 (土) 19:08:04) のソース

#image(Sharktopus.webp,width=500,title=それはサメとタコを組み合わせた全く(ry)

&font(22,b,i,red){「[[&color(red){イケメンは死なない}>海ヘビ星座の市]](フラグ)」}

2010年にアメリカ合衆国で放映された[[サメ映画>ジョーズ]]『シャークトパス』に登場する[[怪獣]]。
名前の由来はシャーク+[[オクトパス>Dr.オクトパス]]。
ブルー・ウォーター社と[[海軍]]の計画の元、科学者であるニコール・サンズによって、
[[ホホジロサメ>キング・シャーク]]と[[タコ>たこさん]]の細胞を合成して生み出された新型の[[生物兵器>ハンター]]。
開発者達は「S11」のコードネームで呼んでおり、シャークトパスの呼称はニュースキャスターが名付けた。

上記の通り兵器目的のため秘密裏に開発されて誕生したのだが、
試験運用中のトラブルのせいで制御装置が外れ脱走、本能のままに無境なく人間を襲い始めた。
被害者が出まくっているにもかかわらず上層部は生け捕りの方針を取り、
ブルー・ウォーター社の社長ネイサンは有能だったが過去に仕事への報酬を渋った末にクビにしたアンディに助力を求め、
一度は生け捕りではなく殺処分するように進言したアンディも結局報酬に目が眩んで協力する。
しかし一度目の鎮静剤による捕獲作戦は失敗し、しかも襲いまくった事でシャークトパスの存在が大々的にニュースにされたため、
軍も生け捕りではなく抹殺に方針を切り替えようとするが、ネイサンはあくまで生け捕りに固執し、
仲間のサントスが殺されたため依頼を放棄して駆除に方針を切り替えたアンディや、
ネイサンが無断でシャークトパスのプログラムを密かに書き換えていたことを知って激怒したニコールと対立。
その間にもシャークトパスは殺戮を繰り返して、やがてネイサンにも致命傷を与えるが、
虫の息のネイサンが[[万が一のために身体に埋め込まれていた緊急用の爆破装置>ストライダー飛竜]]の存在を明かす。
これにより、アンディに受信機を刺されて強引に爆破装置に接続された末に、ニコールの操作で起動されられて爆散した。
……しかし、死骸から密かに稚魚が逃げ延びており、その後も数々の騒動を起こす事になる。

肉食サメの攻撃性とタコの特性である岩場を好む習性と蛸墨を吐く能力を併せ持ち、
タコの足に槍のようなツメを持ち、獲物の体を貫いたり、切り裂いて攻撃する事も可能。
さらに海中だけでなく陸上でも活動が可能。
……「え、普通だろ?」と思ったモニター前のあなたはサメ映画の見過ぎです。
それまでのサメ映画は『[[ジョーズ]]』(1975年)『ディープ・ブルー』(1999年)などの名作だけでなく、
『[[メガ・シャークVSジャイアント・オクトパス>ジャイアント・オクトパス]]』(2009年)などクソ映画扱いされる作品まで色々あったが、
基本的にはサメは水場から出られないため、船や孤島などの逃げ場の無いクローズドな環境下で戦わざるをえなかったり、
家族や恋人の危機、あるいは任務故に危険を承知でサメに立ち向かうなど、
「主要キャラが様々な事情で安全域に身を置くわけにいかず、どうしても危険地帯で奮戦せざるを得ない」
というモンスター映画でよくある作風がお約束であった。
そんな中で「陸にいれば安全」というサメ映画の常識を覆したシャークトパスの脅威は、
当時のサメ映画ではほとんど見られなかった斬新な試みだったのである。
[[同時に後世で「なんでそんな所にサメがいるんだ」というような場所でサメが出て来る>ビーチ・シャーク]]、
数々のツッコミ所満載なサメ映画が生まれる先駆けになり、
仕舞には、竜巻に吹き飛ばされた大量の鮫がそのまま人間に襲い掛かる『シャークネード』(2013年)なんてのも登場する始末。
…尤も(サメではなくピラニアだが)自力飛行可能な『殺人魚フライングキラー』は1981年作品だったりするが
(なお『フライングキラー』の前作『ピラニア』(1978年)は、
 『ジョーズ』のスピルバーグ監督からも「模倣映画の中では最高の作品」と評価されたらしい。&s(){『フライングキラー』については聞くな})。

[[爆発オチ>太陽の塔]]、サメの存在を信じない人間が犠牲になる、自らが生み出した生物兵器に殺されるマッドサイエンティストなど、
物語は基本的なアニマルパニック、モンスターパニック系のお約束を網羅しているが、
登場人物達には『ジョーズ』の主人公のような感情移入できそうな有能で魅力的と言える人間がおらず、
クオリティ的にもB級映画の域を出てはいない。
しかし、シャークトパスの異質な容姿と個性的な殺し方は映画界で大きな注目を浴び、
ニコニコ動画で放映された時はB級映画の視聴件数としては異例の250万ヒットを達成、
続編として『シャークトパスVSプテラクーダ』、第三弾『シャークトパスVSホエールウルフ』も製作された。
クソ映画のレビューで名高い知的風ハット氏も当然このシリーズを視聴しており、
「シャークトパスも2作目以降は雑に面白いよ。3作目が好き」と述べている。&s(){1作目は?}
|&nicovideo(sm25765554)|&nicovideo(sm26614261)|

実は、1作目は1984年にイタリアで制作された映画『[[死神ジョーズ・戦慄の血しぶき>ジャイアント・オクトパス]]』のリメイク作であるが、
人造の生物兵器という設定こそ共通しているものの、頭部がサメではなく古代魚のダンクルオステウスのそれであり、外見はかなり異なる。
更には姿をほとんど見せない上、ストーリーも別物である。
//記述の一部を死神ジョーズの解説へ移しました

余談になるが、現実のバハマ諸島には、半分タコ、半分サメの姿をした「ルスカ」というUMAの伝承がある。

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**MUGENにおけるシャークトパス
#image(kirbey Sharktopus.gif)
[[カーベィ]]氏の製作したキャラが公開中。
泳ぐように移動するが、自分はガード不可な仕様となっている。
突進技や噛み付き攻撃など、技は氏の他のサメキャラと共通しているが、
必殺技にタコの足による刺突や墨を吐く攻撃があり、戦い方がやや異色な性能である。
[[超必殺技]]はいずれも1[[ゲージ]]消費で「必殺噛みつき」「必殺突き」の2つ。
[[AI]]もデフォルトで搭載されている他、[[7P>カラーパレット]]以降は[[フィールド>ステージ]]が海中になる。

また、前述の死神ジョーズ(Devil fish)も同じくカーベィ氏によって製作されている。

***出場大会
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#co(){
''更新停止中''
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}
//***出演ストーリー

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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください)
//ヴィラン,怪獣,水生生物,魚,鮫,タコ,兵器,触手,噛み付き攻撃