ビシャモン

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#ref(bishamon_ds.jpg,,left,width=300) &br()&br()&br()&br()&br()&br() #ref(bishamon90.gif) &size(21){&color(#FD5A2A){&bold(){&i(){「まずは&color(#007D7F){目}じゃ! 次に&color(#007D7F){耳}じゃ!&br()&space(3)そして&color(#007D7F){首}じゃアァーッ!!」}}}} #image(bishamon.gif,left) 初出作品: ヴァンパイア The Night Warriors 出身地: 日本 生年月日: 1673年 誕生日は不明。 身長: 190cm 体重: 60kg(鎧のみ) 種族: サムライ #clear 「呪いの武者」「返り血に嗤う甲冑」 『[[ヴァンパイア]]』シリーズに初代より登場するキャラクター。 名前の由来は、仏教における天部の仏であり、四天王の一人、[[武神>上杉謙信(戦国BASARA)]][[毘沙>上杉謙信(戦国ランス)]][[門>ナズーリン]][[天>寅丸星]]。 CVは登場する全ゲーム作品において[[徳>アナカリス]][[丸>サスカッチ]][[完>オロ]]が出演。OVAでは[[江原>フォッグ]][[正士>ウルヴァリン]]が演じた。 呪われた甲冑(般若)と刀(鬼炎)にとりつかれ、狂える殺人鬼と化してしまった不運の男。&sup(){&link_anchor(*1){*1}} だが無事に『ハンター』までのエンディングで呪縛から逃れている。よって『セイヴァー』でのビシャモンは上記のエンディング内容が反映されており、 ビシャモンという宿主を失い行動できなくなったはずの般若と鬼炎が、 血や殺人への渇望が高まるあまり宿主無しで動ける様になってしまったという設定になっている。 姿や動きが以前と変わらないのは、これまでに般若と鬼炎の手にかかった者達の怨念がビシャモンとおりんの代わりの新しい身体と人魂を形成しているかららしい。 何故未だにビシャモンの名を名乗っているかというと、 &sizex(3){&bold(){&color(#FD5A2A){「ワシは死なん! 名を変え姿を変え 呪いつづけるのじゃァアア!!」&br()「あの男の名、いたく気に入った! 今も名乗らせてもろうとるワィ!」}}} …だそうである。(『セイヴァー』の勝利台詞より) #region(''おりん'') ビシャモンの正妻。ダークストーカーズとの戦いに身を投じている夫の身を案じるあまりか、 生霊(ビシャモンの周囲の人魂、ただし『ハンター』以前まで)としてビシャモンと行動を共にしている。 ただそれにしては見た目が怖いし二つもあるが、なんでも廃案では人魂の一つが妻おりんで、もう一つは愛人だったとかなんとか。 ところで初代ヴァンパイアの内容は1990年代の出来事のはずなのだがビシャモンの生年は1673年となっており… それを信じるとビシャモンもおりんもざっと300年ほど前の時代の人物ということになる。 ビシャモンの方は般若と鬼炎が何か影響を与えての事と説明もつくが、 なんでおりんまでまだ生きているのだろう。身体から魂が抜けてると年をとらないのであろうか。 #endregion ---- **キャラクター設定 #region(呪いの鎧「般若(ハンニャ)」) 元々はル・マルタらと同じ魔界獣であったが、約600年前に人間界に流れてきたものと思われる。 かの戦国武将、[[織田信長]]もこの甲冑(外見は異なる)を身につけていた。 装着者に尋常ならざる能力を与えるが、同時により多くの血を求める殺人鬼と変えてしまう。 返り血を浴びる事でで鎧は潤い、装着者は逆に生命力を奪われていく(鎧自身が活動するためには装着者が必要)。 乱世の世が治まった後は、古物商や道楽者の手を渡り歩き、所有者を悉く惨劇の渦中に招く。 #endregion #region(血を吸う妖刀「鬼炎(キエン)」) 西暦1580年頃、某国のとある刀工が打った名刀「鬼切(オニキリ)」。 通常、刀は生身の体を切ると脂や血で切れ味が鈍っていくが、「鬼切」は微妙な波状の湾曲のおかげか、切るほどに鋭利さを増していった。 肉に吸い付くような錯覚から、魔性の刀と恐れられ、所有者は一日ひとりは殺めないと刀の呪いで狂い死にするという言い伝えを残す。 戦国の世が明け、ひとまず戦乱の時代が終わると、刀の行方は忽然と消える。 その後十数年にわたり「鬼切」は行方をくらまし、ある収集家の手に、「般若」と一式となって戻ってくる。 この時既に、「鬼切」は魔界の瘴気にあてられ、刻まれた名も「鬼炎」と改められていた。 その原因は不明である。 #endregion #region(ビシャモンとの出会い) 知り合いの古物商の棚にその鎧と刀を見つけたとき、ビシャモンは何者かの強い思念を感じ、一時我を失った。 気づくと彼は自宅に戻っていた。 手元には鎧と刀が一振。 確かめたところ、ビシャモンは強引にこれらの品を譲れと店の主人に詰め寄り、剥ぎ取るように持ち去ったという。 ビシャモンにはその記憶がなかった。不可解ではあったが、目前の鎧を眺めていると理由などどうでもいいことに思えた。 彼にはおりんという妻がいた。鎧と刀の前に何日も座り込む夫を案じ、それらを手放すように促すのだが、ビシャモンは聞き入れなかった。 2週間後、妻の必死の制止を振りほどき、ビシャモンは鎧を装着してしまう。 一瞬、彼は正気を取り戻す。最早取り返しがつかぬと察した彼は最後の力で叫ぶ。 「逃げろ……逃げろ、おりん!!」 その後ビシャモンは鎧と共に消息を絶つ。妻おりんも生死の知れぬまま姿を消した。 ・般若との離別後 #ref(bishamon-end2-ds1.gif) [[パイロン]]との戦いの後、ビシャモンは一旦鎧の呪縛から逃れることができた。 自分の犯した罪を償うため、彼は妻おりんと共に出家し、苦行僧となる。 彼の行っていた修行とは「六法道」と呼ばれる修験道の一種である。 当時の日本でも一部で「人の世に害をなす者」として魔族の存在が知られていた。 これら闇の勢力に人間が対抗し得る神通力を備える為の修行、それが「六法道」である。 この修行には強い精神安定を促す効力がある。己の中にある様々な煩悩を浄化し、魂の汚れをを清める…… ビシャモンにとってはむしろその効能をこそ求めていた。 全国を旅しながらの修行は、徐々に彼の心に平静をもたらしていった。 数年後……とある古寺に立ち寄ったところ、彼は「魔界」という異世界について記した書物と出会う。 そこには、驚くべき事にかの鎧「般若」や妖刀「鬼炎」のような物の怪の徘徊する地獄の様子が描かれていた。 ビシャモンはふと考えた。 このまま彼奴らをに野放しにしてよいものか。自分のような不注意な愚か者がまた現れぬとも限らない。 己の犯した罪を償いきることは叶わぬまでも、同じ悲劇を繰り返す事は防げるかもしれない。 一度は魔性に魅入られた身、ならばなにを恐れることがあろうか。 まずは「魔界」との接触を図るため、深い雪山でも「篭もり行」に入るビシャモン。 座禅を組み破魔の錫杖を膝元に据えて、強く念じる。 精神力が極限まで高まったとき、彼の「心の目」は遙か異世界を見渡すことができるのだ。 「待っておれ『ハンニャ』……お前の邪気、この法力で必ず祓ってみせるぞ!」 #endregion &size(9){電波新聞社『ALL ABOUTヴァンパイアセイヴァー』より} #region(朧ビシャモン) ---- **朧ビシャモン #image(bishamon-real-noanim.gif,left) #image(sf-bishamon.gif) #clear 「魔を祓う傀儡」 『セイヴァー』から隠しキャラクターとして登場する、修行の果てに般若と鬼炎の呪縛を捻じ伏せ、逆にそれを操ることに成功した人間のビシャモン。&br()[[ドノヴァン>ドノヴァン・バイン]]や[[レイレイ]]と同じようにダークハンターになったのだろうか。 ビシャモンとの外見の違いはカラーと霊魂の有無。戦闘前の登場イントロやエンディングが通常のビシャモンとは異なっている。 アーケード版『セイヴァー』では隠しボスに設定されており、 全試合1ラウンドも落とさずEX技フィニッシュを規定回数こなすとED前に登場するという昔の[[真豪鬼>真・豪鬼]]のような立ち位置にある。&br()それ故にアーケード版では使用不可だが、以降の作品(家庭版含む)ではプレイヤーキャラクターとして使用可能。 乱入してくる朧ビシャモンを倒すと隠しエンディングを見ることが出来る。 尚、ビシャモンを使用してCPUの朧ビシャモンと戦う場合、鎧の魂を身に移すという独自の演出が追加される。 因みに『セイヴァー』(家庭版)のエンディングでは、 般若は取り込んでいた魂をビシャモンによって全て解放され、蛻の殻となり要石に封印されている。 …また[[復活>シグマ]]しそうではあるが。 #endregion ---- **キャラクター性能 リーチの長さと火力の高さというヴァンパイア屈指の攻撃性能が強み。 特に「閻魔石」(十露盤板に正座させて上から重石を載せる技)後に 「とが首さらし」(追い討ち専用1ゲージ技)を決めると3割減る。 しかし初代では唯一[[ガードキャンセル]]が一切不可能だったり 対空技がリバーサル時限定だったり(初代以降GCにも対応)と防御面に不安の残る性能。 『セイヴァー』では喰らい判定が大きい事から、近距離戦を挑まれると最終的に切り返す手段がGCしかなくなるという点と 「絡め魂」がしゃがまれると当たらないキャラに対して攻め手に欠けるといったところである。 加えて言うならば、連続技にしろ、不能[[ループ]]、[[GC>ガードキャンセル]]、使い分けが必要な対空などにせよプレイヤーに負担をかける技が非常に多い。 よってその分強さに技量が如実に現れ、上級者が操るビシャモンはその圧倒的な攻撃力で一気に相手を屠る。 かのウメハラも『セイヴァー』ではビシャモンをメインキャラとして使用していた。 ゲーメスト主催の全国大会での優勝キャラのため当時は3強の一角であったが、 現在のビシャモンの強さは当時の完成度の高いビシャモンとさほど変わらず、 他のキャラの研究が進んだせいで 当時ほど強さを発揮できずにいる。 DF(3ゲージ消費して一定時間性能変化)は「黄金帷子」。 発動中は[[スーパーアーマー]]となり、「とが首さらし」が3ヒットするようになる。 DF中に「閻魔石」→「とが首さらし」と繋げると脅威の5割ダメージを叩き出す。 隠しキャラの朧ビシャモンは通常のビシャモンに比べるとステータス(攻撃力、防御力等)が高く、その上高性能な新技が追加され元々高い攻撃能力が更に強化されている。 新技は「怒鬼炎斬」「鬼火束ね」「鬼嬲り」「鬼面砕き」(『セイヴァー2』のみ)という技が使用可能となり、 元から有る「鬼炎斬」の性能は大幅上昇。 常時出せる上に出が早くなっている(通常のビシャモンは「絡め魂」からの派生、ガードキャンセル、リバーサルでしか「鬼炎斬」を出せない)。 ただし霊魂が無くなったことにより人魂を利用しての「絡め魂」「魂寄せ」「辻疾風」は使用不可となった。 凶悪な新規追加技の性能は以下の通り。 「怒鬼炎斬」は刀を振り回しながら突進し、最後に鬼炎斬を繰り出すという技。近接戦闘に特化された朧ビシャモンには相性抜群。 「鬼火束ね」は腕から鬼の顔を象った炎を出しながら突進する技であり、技を出した際に出現する鬼の顔エフェクトには飛び道具をかき消す効果も。 「鬼火嬲り」はゲーム中の移動投げの中で最も前方への移動が速く、失敗しても自動的に打撃が繰り出されるという超高性能技。 CPU朧ビシャモンは各技の攻撃力がプレイヤー操作時よりも更に上昇しており、 とりわけ「ES怒鬼炎斬」や「ES鬼嬲り」を喰らうと体力ゲージの3分の1は持っていかれる。 間合いを離すと高確率で「鬼火嬲り」か「怒鬼炎斬」を使用し、接近戦で隙を見せれば空かさず「ES切り捨て御免」によるラッシュを繰り出してくる。 更に飛び道具を掻き消す上に威力も高い「鬼火束ね」での突進など、隠しキャラだけあってゲームバランスを軽く超越しかけた強さを見せる。 #image(bishamon09.gif,left) &br()&br() &sizex(6){&i(){&color(#FD5A2A){&bold(){「憤怒!&br()&space(4)鬼影!&br()&space(8)怒ッ声ィィィーッッ!!」}}}} #clear ---- **MUGENにおけるビシャモン MUGENではあまきち氏の朧ビシャモン、3㌶氏のビシャモンが存在する。 3㌶氏のビシャモンは特殊技で&bold(){パイロット(中の人)チェンジ}が可能であり、メインパイロットはビシャモン本人だが、 [[ジン・サオトメ]]がパイロットになるとビットが付属する「[[ブロディア]]モード」、 [[ガルフォード]]がパイロットになると[[パピー]]が付属する「[[ガルフォード]]モード」になる。 そんなロボットキャラだった覚えはないが気にしなくていいらしい。 J・J氏のサイトに更新パッチがある。 改変自由でJ・J氏制作の[[AI]]パッチも公開されている。 また、これをE-Tenpra、改めE-FRY氏が改変した真・ビシャモンと朧ビシャモンも下記動画にて公開された。二体ともかなりの強さのAIを標準搭載している。 &nicovideo(sm10654736) ***出場大会 #region( ) ''シングル'' #list_by_tagsearch([大会],[シングル],[ビシャモン],sort=hiduke,100) ''タッグ'' #list_by_tagsearch([大会],[タッグ],[ビシャモン],sort=hiduke,100) ''チーム'' #list_by_tagsearch([大会],[チーム],[ビシャモン],sort=hiduke,100) ''その他'' #list_by_tagsearch([大会],[その他],[ビシャモン],sort=hiduke,100) ''削除済み'' #list_by_tagsearch([削除済み大会],[ビシャモン],sort=hiduke,100) -[[とってもオカルトチームトーナメント>>http://www.nicovideo.jp/watch/sm2040432]] ''凍結'' #list_by_tagsearch([凍結大会],[ビシャモン],sort=hiduke,100) //分類用情報 //[[作品別 わりと新しくできたキャラとAIトーナメント]](真ビシャモン) #endregion ***出演ストーリー #region [[MUGENの住人~無限剣客浪漫譚~]] [[Tea Party of Witches]] [[ししらぐ日は]] [[百鬼運送業]] [[便利屋のリーゼさん]] [[魔王の策略]] [[夢幻の新世界]] [[女神異聞録アルカナ]] [[ランダムセレクトストーリー]] #endregion ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}:『ハンター』までの時のビシャモンの体は「般若」に取り込まれており、青い肌の肉体は実体ではない。 ビシャモンの魂は甲冑の中に閉じ込められていたが、「般若」と会話することはできたらしい。 #ref(a18.gif) ***&color(#FD5A2A){「ワシは人斬りが好きでのゥ! 三度のメシより好きでのォー!!」&br()「泣けィ! わめけィッ! もがけィッ! あがけィッ! 死ねィィィィィィッ!!」&br()「一太刀ィ! 二太刀ィ! 三太刀で昇天ンンン!!」&br()「刃ァーッ刃ッ刃ッ刃ッ刃ッ!! 冥土までまっぷたつじゃアー!!」}
#ref(bishamon_ds.jpg,,left,width=300) &br()&br()&br()&br()&br()&br() #ref(bishamon90.gif) &size(21){&color(#FD5A2A){&bold(){&i(){「まずは&color(#007D7F){目}じゃ! 次に&color(#007D7F){耳}じゃ!&br()&space(3)そして&color(#007D7F){首}じゃアァーッ!!」}}}} #image(bishamon.gif,left) 初出作品: ヴァンパイア The Night Warriors 出身地: 日本 生年月日: 1673年 誕生日は不明。 身長: 190cm 体重: 60kg(鎧のみ) 種族: サムライ #clear 「呪いの武者」「返り血に嗤う甲冑」 『[[ヴァンパイア]]』シリーズに初代より登場するキャラクター。 名前の由来は、仏教における天部の仏であり、四天王の一人である[[毘>上杉謙信(戦国BASARA)]][[沙>上杉謙信(戦国ランス)]][[門>ナズーリン]][[天>寅丸星]]。 CVは登場する全ゲーム作品において[[徳>アナカリス]][[丸>サスカッチ]][[完>オロ]]が出演。OVAでは[[江原>フォッグ]][[正士>ウルヴァリン]]が演じた。 呪われた甲冑(般若)と刀(鬼炎)にとりつかれ、狂える殺人鬼と化してしまった不運の男。&sup(){&link_anchor(*1){*1}} だが無事に『ハンター』までのエンディングで呪縛から逃れている。よって『セイヴァー』でのビシャモンは上記のエンディング内容が反映されており、 ビシャモンという宿主を失い行動できなくなったはずの般若と鬼炎が、 血や殺人への渇望が高まるあまり宿主無しで動ける様になってしまったという設定になっている。 姿や動きが以前と変わらないのは、これまでに般若と鬼炎の手にかかった者達の怨念がビシャモンとおりんの代わりの新しい身体と人魂を形成しているかららしい。 何故未だにビシャモンの名を名乗っているかというと、 &sizex(3){&bold(){&color(#FD5A2A){「ワシは死なん! 名を変え姿を変え 呪いつづけるのじゃァアア!!」&br()「あの男の名、いたく気に入った! 今も名乗らせてもろうとるワィ!」}}} …だそうである。(『セイヴァー』の勝利台詞より) #region(''おりん'') ビシャモンの正妻。ダークストーカーズとの戦いに身を投じている夫の身を案じるあまりか、 生霊(ビシャモンの周囲の人魂、ただし『ハンター』以前まで)としてビシャモンと行動を共にしている。 ただそれにしては見た目が怖いし二つもあるが、なんでも廃案では人魂の一つが妻おりんで、もう一つは愛人だったとかなんとか。 ところで初代ヴァンパイアの内容は1990年代の出来事のはずなのだがビシャモンの生年は1673年となっており… それを信じるとビシャモンもおりんもざっと300年ほど前の時代の人物ということになる。 ビシャモンの方は般若と鬼炎が何か影響を与えての事と説明もつくが、 なんでおりんまでまだ生きているのだろう。身体から魂が抜けてると年をとらないのであろうか。 #endregion ---- **キャラクター設定 #region(呪いの鎧「般若(ハンニャ)」) 元々はル・マルタらと同じ魔界獣であったが、約600年前に人間界に流れてきたものと思われる。 かの戦国武将、[[織田信長]]もこの甲冑(外見は異なる)を身につけていた。 装着者に尋常ならざる能力を与えるが、同時により多くの血を求める殺人鬼と変えてしまう。 返り血を浴びる事でで鎧は潤い、装着者は逆に生命力を奪われていく(鎧自身が活動するためには装着者が必要)。 乱世の世が治まった後は、古物商や道楽者の手を渡り歩き、所有者を悉く惨劇の渦中に招く。 #endregion #region(血を吸う妖刀「鬼炎(キエン)」) 西暦1580年頃、某国のとある刀工が打った名刀「鬼切(オニキリ)」。 通常、刀は生身の体を切ると脂や血で切れ味が鈍っていくが、「鬼切」は微妙な波状の湾曲のおかげか、切るほどに鋭利さを増していった。 肉に吸い付くような錯覚から、魔性の刀と恐れられ、所有者は一日ひとりは殺めないと刀の呪いで狂い死にするという言い伝えを残す。 戦国の世が明け、ひとまず戦乱の時代が終わると、刀の行方は忽然と消える。 その後十数年にわたり「鬼切」は行方をくらまし、ある収集家の手に、「般若」と一式となって戻ってくる。 この時既に、「鬼切」は魔界の瘴気にあてられ、刻まれた名も「鬼炎」と改められていた。 その原因は不明である。 #endregion #region(ビシャモンとの出会い) 知り合いの古物商の棚にその鎧と刀を見つけたとき、ビシャモンは何者かの強い思念を感じ、一時我を失った。 気づくと彼は自宅に戻っていた。 手元には鎧と刀が一振。 確かめたところ、ビシャモンは強引にこれらの品を譲れと店の主人に詰め寄り、剥ぎ取るように持ち去ったという。 ビシャモンにはその記憶がなかった。不可解ではあったが、目前の鎧を眺めていると理由などどうでもいいことに思えた。 彼にはおりんという妻がいた。鎧と刀の前に何日も座り込む夫を案じ、それらを手放すように促すのだが、ビシャモンは聞き入れなかった。 2週間後、妻の必死の制止を振りほどき、ビシャモンは鎧を装着してしまう。 一瞬、彼は正気を取り戻す。最早取り返しがつかぬと察した彼は最後の力で叫ぶ。 「逃げろ……逃げろ、おりん!!」 その後ビシャモンは鎧と共に消息を絶つ。妻おりんも生死の知れぬまま姿を消した。 ・般若との離別後 #ref(bishamon-end2-ds1.gif) [[パイロン]]との戦いの後、ビシャモンは一旦鎧の呪縛から逃れることができた。 自分の犯した罪を償うため、彼は妻おりんと共に出家し、苦行僧となる。 彼の行っていた修行とは「六法道」と呼ばれる修験道の一種である。 当時の日本でも一部で「人の世に害をなす者」として魔族の存在が知られていた。 これら闇の勢力に人間が対抗し得る神通力を備える為の修行、それが「六法道」である。 この修行には強い精神安定を促す効力がある。己の中にある様々な煩悩を浄化し、魂の汚れをを清める…… ビシャモンにとってはむしろその効能をこそ求めていた。 全国を旅しながらの修行は、徐々に彼の心に平静をもたらしていった。 数年後……とある古寺に立ち寄ったところ、彼は「魔界」という異世界について記した書物と出会う。 そこには、驚くべき事にかの鎧「般若」や妖刀「鬼炎」のような物の怪の徘徊する地獄の様子が描かれていた。 ビシャモンはふと考えた。 このまま彼奴らをに野放しにしてよいものか。自分のような不注意な愚か者がまた現れぬとも限らない。 己の犯した罪を償いきることは叶わぬまでも、同じ悲劇を繰り返す事は防げるかもしれない。 一度は魔性に魅入られた身、ならばなにを恐れることがあろうか。 まずは「魔界」との接触を図るため、深い雪山でも「篭もり行」に入るビシャモン。 座禅を組み破魔の錫杖を膝元に据えて、強く念じる。 精神力が極限まで高まったとき、彼の「心の目」は遙か異世界を見渡すことができるのだ。 「待っておれ『ハンニャ』……お前の邪気、この法力で必ず祓ってみせるぞ!」 #endregion &size(9){電波新聞社『ALL ABOUTヴァンパイアセイヴァー』より} #region(朧ビシャモン) ---- **朧ビシャモン #image(bishamon-real-noanim.gif,left) #image(sf-bishamon.gif) #clear 「魔を祓う傀儡」 『セイヴァー』から隠しキャラクターとして登場する、修行の果てに般若と鬼炎の呪縛を捻じ伏せ、逆にそれを操ることに成功した人間のビシャモン。&br()[[ドノヴァン>ドノヴァン・バイン]]や[[レイレイ]]と同じようにダークハンターになったのだろうか。 ビシャモンとの外見の違いはカラーと霊魂の有無。戦闘前の登場イントロやエンディングが通常のビシャモンとは異なっている。 アーケード版『セイヴァー』では隠しボスに設定されており、 全試合1ラウンドも落とさずEX技フィニッシュを規定回数こなすとED前に登場するという昔の[[真豪鬼>真・豪鬼]]のような立ち位置にある。&br()それ故にアーケード版では使用不可だが、以降の作品(家庭版含む)ではプレイヤーキャラクターとして使用可能。 乱入してくる朧ビシャモンを倒すと隠しエンディングを見ることが出来る。 尚、ビシャモンを使用してCPUの朧ビシャモンと戦う場合、鎧の魂を身に移すという独自の演出が追加される。 因みに『セイヴァー』(家庭版)のエンディングでは、 般若は取り込んでいた魂をビシャモンによって全て解放され、蛻の殻となり要石に封印されている。 …また[[復活>シグマ]]しそうではあるが。 #endregion ---- **キャラクター性能 リーチの長さと火力の高さというヴァンパイア屈指の攻撃性能が強み。 特に「閻魔石」(十露盤板に正座させて上から重石を載せる技)後に 「とが首さらし」(追い討ち専用1ゲージ技)を決めると3割減る。 しかし初代では唯一[[ガードキャンセル]]が一切不可能だったり 対空技がリバーサル時限定だったり(初代以降GCにも対応)と防御面に不安の残る性能。 『セイヴァー』では喰らい判定が大きい事から、近距離戦を挑まれると最終的に切り返す手段がGCしかなくなるという点と 「絡め魂」がしゃがまれると当たらないキャラに対して攻め手に欠けるといったところである。 加えて言うならば、連続技にしろ、不能[[ループ]]、[[GC>ガードキャンセル]]、使い分けが必要な対空などにせよプレイヤーに負担をかける技が非常に多い。 よってその分強さに技量が如実に現れ、上級者が操るビシャモンはその圧倒的な攻撃力で一気に相手を屠る。 かのウメハラも『セイヴァー』ではビシャモンをメインキャラとして使用していた。 ゲーメスト主催の全国大会での優勝キャラのため当時は3強の一角であったが、 現在のビシャモンの強さは当時の完成度の高いビシャモンとさほど変わらず、 他のキャラの研究が進んだせいで 当時ほど強さを発揮できずにいる。 DF(3ゲージ消費して一定時間性能変化)は「黄金帷子」。 発動中は[[スーパーアーマー]]となり、「とが首さらし」が3ヒットするようになる。 DF中に「閻魔石」→「とが首さらし」と繋げると脅威の5割ダメージを叩き出す。 隠しキャラの朧ビシャモンは通常のビシャモンに比べるとステータス(攻撃力、防御力等)が高く、その上高性能な新技が追加され元々高い攻撃能力が更に強化されている。 新技は「怒鬼炎斬」「鬼火束ね」「鬼嬲り」「鬼面砕き」(『セイヴァー2』のみ)という技が使用可能となり、 元から有る「鬼炎斬」の性能は大幅上昇。 常時出せる上に出が早くなっている(通常のビシャモンは「絡め魂」からの派生、ガードキャンセル、リバーサルでしか「鬼炎斬」を出せない)。 ただし霊魂が無くなったことにより人魂を利用しての「絡め魂」「魂寄せ」「辻疾風」は使用不可となった。 凶悪な新規追加技の性能は以下の通り。 「怒鬼炎斬」は刀を振り回しながら突進し、最後に鬼炎斬を繰り出すという技。近接戦闘に特化された朧ビシャモンには相性抜群。 「鬼火束ね」は腕から鬼の顔を象った炎を出しながら突進する技であり、技を出した際に出現する鬼の顔エフェクトには飛び道具をかき消す効果も。 「鬼火嬲り」はゲーム中の移動投げの中で最も前方への移動が速く、失敗しても自動的に打撃が繰り出されるという超高性能技。 CPU朧ビシャモンは各技の攻撃力がプレイヤー操作時よりも更に上昇しており、 とりわけ「ES怒鬼炎斬」や「ES鬼嬲り」を喰らうと体力ゲージの3分の1は持っていかれる。 間合いを離すと高確率で「鬼火嬲り」か「怒鬼炎斬」を使用し、接近戦で隙を見せれば空かさず「ES切り捨て御免」によるラッシュを繰り出してくる。 更に飛び道具を掻き消す上に威力も高い「鬼火束ね」での突進など、隠しキャラだけあってゲームバランスを軽く超越しかけた強さを見せる。 #image(bishamon09.gif,left) &br()&br() &sizex(6){&i(){&color(#FD5A2A){&bold(){「憤怒!&br()&space(4)鬼影!&br()&space(8)怒ッ声ィィィーッッ!!」}}}} #clear ---- **MUGENにおけるビシャモン MUGENではあまきち氏の朧ビシャモン、3㌶氏のビシャモンが存在する。 3㌶氏のビシャモンは特殊技で&bold(){パイロット(中の人)チェンジ}が可能であり、メインパイロットはビシャモン本人だが、 [[ジン・サオトメ]]がパイロットになるとビットが付属する「[[ブロディア]]モード」、 [[ガルフォード]]がパイロットになると[[パピー]]が付属する「[[ガルフォード]]モード」になる。 そんなロボットキャラだった覚えはないが気にしなくていいらしい。 J・J氏のサイトに更新パッチがある。 改変自由でJ・J氏制作の[[AI]]パッチも公開されている。 また、これをE-Tenpra、改めE-FRY氏が改変した真・ビシャモンと朧ビシャモンも下記動画にて公開された。二体ともかなりの強さのAIを標準搭載している。 &nicovideo(sm10654736) ***出場大会 #region( ) ''シングル'' #list_by_tagsearch([大会],[シングル],[ビシャモン],sort=hiduke,100) ''タッグ'' #list_by_tagsearch([大会],[タッグ],[ビシャモン],sort=hiduke,100) ''チーム'' #list_by_tagsearch([大会],[チーム],[ビシャモン],sort=hiduke,100) ''その他'' 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