クリリン

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クリリン」を以下のとおり復元します。
#image(Krillin.png,width=350,title=DB界屈指のリア充)
**&color(orange){「あーあ…死ぬ前に俺も結婚してみたかったなぁ」}
***概要
ご存じ少年漫画の代名詞『[[ドラゴンボール]]』と、その関連アニメシリーズに登場したキャラクター。
主人公[[孫悟空]]の唯一無二の親友であり、同門の兄弟弟子。
[[CV>MUGENキャラクターCV別一覧]]は『ONE PIECE』の[[ルフィ>モンキー・D・ルフィ]]など主役も数多くこなす[[田中真弓>ロック・ヴォルナット]]女史。
ファン(主にニコニコ動画における)からの愛称は「クソソソ」。

元多林寺(少林寺のパロディ)の修行僧ということで[[坊主頭に丸めていて、おでこには6つのお灸のあとがある>陳念]](登場当初の服装も、少林寺っぽい黄色の僧衣であった)。
と言っても、[[修行を始めた切欠が「強くなってモテたいから」という不純な動機>和也]]であり、師匠の亀仙人と同じく俗っぽい。
が、その俗っぽさがかえって読者・視聴者にとって親近感を持たせており、登場人物の中でも人気はかなり高い。
また、悟空を始めとして人格に難がある人物が多い中、貴重な常識人であったりもする…割とお調子者ではあるが。
勝ち目のない相手を前に逃げようなどと言い出す弱気な面もあるが、やるしかない時には勇敢に戦う。

当初は寺の先輩にいじめられた事で逃げ出し、伝説の武天老師こと亀仙人に弟子入りを申し入れにやってきた。
この時、悟空も亀仙人に弟子入りしようとしており、弟子入りの課題をクリアして、悟空とともに亀仙人に弟子入りした。
この為、登場は[[ヤムチャ]]より後であるが、亀仙流への入門はヤムチャより早い。
当初は弟子は一人のみ、と言う亀仙人の条件から、悪知恵を働かせて悟空を妨害したり、無茶な修行でも楽をしようとしたりとずる賢い所も見せていたが、悟空とともに厳しい修行を乗り越える事によって、悟空の無二の親友になる。

「鼻が無い」という無茶苦茶な公式設定があるため、ファンの間では実は宇宙人では?と囁かれている(おまけに鼻がないにもかかわらずブルマのパンツの下に隠していた宝石の臭いを嗅ごうとしたり&bold(){ハナクソ}を飛ばしているため、謎がより一層深まっている)。
自分で鼻がないことを思い出して敵に勝利したことすらある。鼻絡みの件は後に鳥山氏が''「特異体質で皮膚呼吸ができるから」''と回答している。
もっとも、ドラゴンボールの世界では地球で生まれ育った者の中にも多種多様な獣人たちが存在するため、鼻がないくらい些細な違いでしかないのだが。

登場当初は孫悟空と競い合いながら、持ち前の知恵や工夫を活かして活躍していたが、元々超人的な身体能力を持っていた悟空を基準として、武闘家の枠を外れた[[ピッコロ]]大魔王や[[サイヤ人>ラディッツ]]といった強敵が出てきた頃から徐々に周囲の戦闘力のインフレについていけなくなり、以後はサポート役として活躍するようになる。
基本的に引き立て役ではあるが、ヤムチャとは違い、ピッコロや[[ベジータ]]を唸らせる強さを見せつけた場面もある。
また、悟空が重傷、ピッコロを初めZ戦士の大半が死亡と言う状況のナメック星編においては、幼い[[孫悟飯]]と非戦闘員のブルマを連れて[[フリーザ]]一味とドラゴンボール争奪戦を繰り広げ、機転を利かせてフリーザ一味やベジータを出し抜く等、己の知略を武器に活躍した。[[クリリンさんは本当に頭の良いお方>ユダ]]。
この時行動を共にしていた孫悟飯には、大人になってからもピッコロと並び慕われている。
ちなみに旧『Vジャンプ』第1号によると、フリーザ戦の時の戦闘力は75000前後で、ギニュー特戦隊のギニュー以外のメンバーにはタイマンで勝てるほどの戦闘力になっていたらしい。
VSギニュー特戦隊までは13000くらいだったのに何があったんだろうか・・・。

原作のみならず劇場版でも悟飯のピンチにピッコロのコスプレをして颯爽と登場して悟飯を救出したり、妻である[[人造人間18号]]のピンチに駆けつけバイオ[[ブロリー]]と戦ったりと、顔さえ見せなくなったキャラ達よりは活躍している。
また、重要な場面で頭の回転が早いのもクリリンの特徴である。
サイヤ人編最終盤では戦闘前にベジータが少し漏らした程度のナメック星のドラゴンボールの情報について、これまでの状況から類推して仲間に説明し、さらにナッパが乗ってきた宇宙船のリモコンを事前に回収していた。
フリーザ編ではナメック星人やベジータを相手にまともに応対し、べジータとの共闘体制を整えた。
セル編では、第2形態となった[[セル]]に半壊させられた[[人造人間16号]]の修理を提案し、周囲を説得した。
どれもその後の展開を大きく左右する局面であり、戦闘以外での貢献度はブルマに匹敵するものがある。
一方その見知らぬ相手や敵とも気さくに接する性格ゆえか、隙だらけのまま[[ラディッツ]]に話しかけて殴られたり、悟空とボディチェンジした[[ギニュー]]に気付くのが悟飯より遅かったりと、逆に不意打ちを喰らったケースも。
劇場版後半からはシリアスなストーリーの中和的存在としてかギャグメーカーとなっていたが、そのギャグ描写も&bold(){悟飯に向けて放ったブロリーの気弾が当たってしまい「なんで俺だけ~」と戦闘不能にこそなったものの普通に生きていたり}、&bold(){パンチの素振りをしていたところ目の前に瞬間移動してきた悟空をノックアウト}するなど、何故かやたらと戦闘力を誇示できるような結果を示していたりする。ギャグなのに。
と言っても&bold(){作中で3回(『GT』を含めれば4回、さらに[[別の未来での出来事>トランクス]]も含めれば5回)も殺されていたり}、&bold(){敵の攻撃を一撃食らっただけで退場したり}
扱いが良いのか悪いのかは微妙なところではあるが。
なお、身長が幼少期の悟飯と同じくらいだったせいか、アニメ版(特にCM等)では妙に子供っぽく扱われていた(実際には悟空より一つ年上なのだが)。
その外見故か、当時のスポンサーの一社であった製薬会社の目薬のCMでは、悟飯らの子供キャラクター達に''20近く歳が離れているのに、ごく自然に紛れてはしゃいでいる''クリリンの姿も有名な話であった。

**&color(orange){「な、何で俺だけ~?」}
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***戦闘能力
戦闘面では単純なパワーでは劣るものの、知恵と工夫を武器に立ち回る。
使えるようになったばかりのかめはめ波を見せ技に使ったり、2本のかめはめ波を捻じ曲げそれを囮に本人が攻撃に向かうなど、単純な力技ばかりではなく知恵で力不足を補う点に長けている。

また『気』を使うセンスに長け、自動追尾するエネルギー弾や''あのヤムチャを道連れにする程の実力者''であるサイバイマン数体を一瞬で壊滅させた「拡散エネルギー波」、そして「気円斬」と数多くの技を使いこなし、悟空から託された「元気玉」の元をぶっつけ本番で球形に纏め上げ、十分に扱ってみせた。
とかく彼の必殺技の代名詞でもある気円斬は、その実用性(殺傷力)の高さから[[様々>ベジータ]][[な>フリーザ]][[キャ>人造人間18号]][[ラ>孫悟空]]がパクっている。
敵の攻撃を平然と受けきり強さを見せ付けるパターンが多いドラゴンボールにおいて、気円斬だけは明らかに格上の相手だろうと避ける以外に手立てが無かった辺りでもその実用性が伺える。
実際ベジータが警告しなければナッパがどうなっていたかは分からないし、ナメック星編では戦闘力7万5000前後のクリリンが放った気円斬が戦闘力100万超えの''フリーザ第二形態の尻尾を切断''するなど、恐ろしいまでの切れ味を見せた。
避けるのではなく破る事が出来たのは、唯一アニメ版のセル(完全体)が受けた気円斬を逆に粉々に砕くというシーンがあるだけである。
劇場版では超サイヤ人の悟天とトランクスのかめはめ波をくらってもびくともせず、バイオブロリーの首を切断する(自己再生されたが)シーンもみせておりその威力の程が伺える。

クリリン自身も[[天津飯]]の太陽拳や舞空術をパクっていたりするが、太陽拳は先に悟空もベジータとの決戦で窮地を脱出するために使用(『技を借りるぞ天津飯!』)。舞空術にいたっては後に武道の初心者であるビーデルすら使いこなした為、比較的会得が簡単であり、かつ有用性が高い模様。

と言うか、ドラゴンボールの世界では他人の技を真似するのは割と日常茶飯事であり、むしろ伝授されるケースの方が少ない。

強さインフレが加速した中でも一定の活躍をしており、作品内外で&bold(){最強の地球人}と呼ばれている(本編でそう呼んだのはヤムチャだけだが、作者も一応公言している)。
これは、ナメック星最長老の手で潜在能力を引き出されたのが孫悟飯とクリリンのみである事に由来している。
よく比較対象となる天津飯は、作中で新気功砲でセル第2形態を足止めしたり、ゴテンクス吸収[[ブウ>魔人ブウ]]の気弾を相殺したり、劇場版『ドラゴンボールZ 銀河ギリギリ!!ぶっちぎりの凄い奴』では、超サイヤ人になる前とはいえ、セルゲーム終了後の[[トランクス]]を相手に互角に闘っていたりと、単純な戦闘能力を駆使しての活躍ではクリリンより凄そうに見えるが、実は天津飯は後付設定で「宇宙人三つ目族の末裔」ということになっており、純粋な地球人ではない。
''まぁ主人公の親友ポジションと出番の多さは偉大と言ったところか。''
局地的に活躍した天津飯より、全編通して出番があったクリリンのほうが強いと言われても、さほどおかしい事でもないだろう。
実際、公式の解説本等でも「天津飯は純粋ではないが地球人」扱いしている状態で「クリリンは地球人最強」と言っているものがほとんどで
「実は天津飯の方が強いのだが彼は純粋な地球人ではなく…」などと説明しているのは皆無である。
アニメやGTによると、戦わずに坊主頭もやめてしまった後でもたびたび18号と組み手をしてある程度の戦闘力を保っていた模様。
原作最終盤になると魔人ブウが転生したウーブが地球人として現れてしまったため地球人最強でもなくなってしまうが、[[何、気にすることは無い>ウッドロウ・ケルヴィン]]。
ついでに言うと、彼の[[嫁>人造人間18号]]も地球人ではあるはずだが、人造人間として改造されたためなのかスルーされている。

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***作中での描写
恋愛願望が強く、先に結婚してしまった悟空を羨み、作中中盤までは記事冒頭のセリフのようにそのモテ無さを事あるごとにアピールしていたが、実はアニメまで含めると&bold(){作中でも屈指のリア充}である。
原作からして人造人間編で出会った人造人間18号に一目惚れし、最初は敵対するも真摯な態度と努力の甲斐もあってめでたく結ばれている。結婚してからは完全に尻に敷かれてるようだが…。
またアニメ『Z』のオリジナルでは「マロン」という超グラマーなガールフレンドと一時期交際。
なんだかんだで結局は別れるのだが、彼女自身は惚れっぽく他の男にも簡単についていくような軽い女であるものの、クリリンの時だけは本気ともいえるような態度を取っており、さらには別れた後もクリリンの事を忘れられずカメハウスを尋ねてきた事さえあった。
「リア充爆発しろ!」と言いたくもなるが、彼の場合&bold(){このようなモテ期が訪れる直前に[[本当に爆発している>フリーザ]]}ので許される…のかな。

結婚後は自身の歳のせいもあって一線を退き、修行もやめて髪を伸ばしていた。
また、自身が小柄であることも多少気にしているのか、天界で修行したら急激に背が伸びていた悟空を羨んでいた(実際には、ピッコロ大魔王編後半ではクリリン本人も言っているように結構背が伸びている。サイヤ人襲来以降はなぜか縮んでいたが)。
程よくスケベな性格の為か師匠の亀仙人とは気が合うようで、結婚後もカメハウス在住である。

しかし、クリリンと言えばやはり犠牲キャラという印象が強い。
作中で初めて明確に「殺された」メインキャラであり、その死は作品全体の大きなターニングポイントになっている。
最初の死はそれまで脳天気だった悟空に「ぶっ殺してやる!」と激昂させるほど明確な殺意を芽生えさせている(この時は逆に圧倒されてしまったが)。
また、最初のクリリンの死は本編中たった3回しかない悟空が泣いた場面でもある(1回目は育ての親の孫悟飯と再会した時、3回目はピッコロ大魔王を倒した時)。
これまで悟空の戦いは決着しても気絶するなど明確な死の描写が極力避けられていたがピッコロ大魔王編に限っては、明らかに殺すつもりで戦っていた(タンバリン>かめはめ波で蒸発、ドラム>頭部粉砕、ピッコロ大魔王>胴体貫通で全員死亡)。
そして、クリリン第二の死は悟空を超サイヤ人へと覚醒させるきっかけになっている。
このように、悟空のパワーアップにはクリリンの死が必要、というあんまりな扱いをされているのである。
作者である鳥山明もさすがに不憫に感じた結果が上記の18号との結婚の裏話だったりする。
当然のように結婚後の『GT』時代でも超17号に殺されている。
そのためハイリスクハイリターンを地でいくキャラになってしまい、『GT』では「[[何回>スペランカー]][[死ぬ>サラリーマン]][[んで>しんのゆうしゃ]][[すか>ディアボロ]]」とウミガメに突っ込まれる有様だった。
といっても『GT』ではヤムチャ・天津飯・餃子は台詞すらないため、一応まともな出番がある彼のほうがマシなのかも…。

先に述べたとおり脇役キャラの中ではかなりの人気を誇り、GBAの『舞空闘劇』ではセル戦前に病死した悟空に代わり、''界王拳や元気玉を習得した''クリリンがセルや魔人ブウを倒すと言うIFストーリーまで作られていたりする。
無茶な設定ではあるが、クリリンの気の扱いに関するセンスの高さや、悟空との友情の深さなどが上手く掘り下げられており、ストーリー的には非常に高い評価を受けている。
&nicovideo(sm1423825)

また、PS2のドラゴンボールZのIFストーリーでは18号を庇って代わりにセルに吸収されたことで、セルが大幅に弱体化したオリジナルキャラ&color(orange){&bold(){セルリン}}が誕生したりする。
&nicovideo(sm1324987)
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**MUGENにおけるクリリン
#image(krillin.gif,title=「He's smaller naturally」ですか、そうですか)
嫁の18号も製作しているStig87氏作の『真武闘伝』ドットを使用したものが有名。
超神氏キャラのシステムを踏襲しており、悟空や18号に対する特殊イントロも搭載している。
動画への出演は、登場率自体があまり高くないが、DBチームなどを組むときによく起用される。18号と[[夫婦>ニコMUGENの二次創作ネタ#夫婦]]タッグを組んで登場することもしばしば。相性も抜群で、まさに夫婦といった絶妙のコンビネーションを見せてくれる。
二軍キャラと思わせて、さりげなく強いあたりがクリリンらしい。
特にゲージ技である気円斬の性能の高さには目を見張る物があり、ジャンプ中でも使用可能なのでコンボの締めとしての利用価値が高い。
デフォルトでかなり動きの良いAIを搭載している他、亞氏による非常に強力な外部AIも公開された。

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***出場大会
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//****更新停止中
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//****削除済み
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//****非表示
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***出演ストーリー
[[彼岸日和]]
[[ラディッツがMUGENで幻想入り]]
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