クロスオーバー

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クロスオーバー」を以下のとおり復元します。
一般に用いられる場合、ある創作物のキャラクターが同じ設定のまま別の作品へと登場する事を指す場合が多い。
その他、音楽用語やスピーカーに関する用語、音楽アルバム名や自動車名などにも使われる言葉でもあるが、ここでは割愛している。
メディア作品では主に小説、漫画(特に[[アメリカンコミック>アメコミ]])やアニメ、ゲームなどのジャンルで用いられる。
以下その一例。
『[[キングコング]]対[[ゴジラ]]』
『[[フレディ>フレディ・クルーガー]]vs[[ジェイソン>ジェイソン・ボーヒーズ]]』『[[エイリアン>エイリアン]]vs[[プレデター>プレデター・ウォリアー]]』
『[[マジンガーZ]]対[[デビルマン]]』『[[グレートマジンガー]]対[[ゲッターロボ>ゲッター1]]』『グレートマジンガー対ゲッターロボG』『[[決戦!大海獣>グレンダイザー]]』
『[[ウルトラマン]]vs[[仮面ライダー>仮面ライダー1号]]』
『Vシネマ版[[スーパー戦隊>レッドレンジャー]]』『[[プリキュア>ふたりはプリキュア]]オールスターズ』
『[[仮面ライダーディケイド]]』以降の劇場版仮面ライダー、『ザ☆ウルトラマン』以降の映画版ウルトラシリーズ
『[[サイボーグ009>島村ジョー]]vsデビルマン』
%%『フランダースの犬vs天才バカボン』%%

昭和ライダーや昭和ウルトラシリーズ、『マジンガーZ対[[暗黒大将軍]](マジンガーZ対グレートマジンガー)』はシリーズ全体が繋がっている扱いなので、
クロスオーバーと言えるかは怪しい所(『[[仮面ライダーV3]]』に至っては、主人公をV3に改造したのは1号と2号という明確な続編である)。
ディケイドより前の平成ライダーは共演作品自体が無かった。

ちなみに似たような手法として、
ある作品に登場する[[主人公>涼宮ハルヒ]]以外のキャラクターを異なる作品に[[主人公として登場>鶴屋さん]]させる「スピンオフ」などがある。
一方、「スターシステム」も似ているように見えるが、これは演劇や実写ドラマが元で、
「役者(スター)が別の作品でよく似た別のキャラを演じている」と言う意味なので、クロスオーバーとは別物
(漫画などでは[[名前や格好まで同じ場合もある>勇者アレックス]]が、これは「金髪ツインテールはツンデレ」「黒髪ロングは大和撫子」
 &s(){[[「ピンクは淫乱」>https://dic.nicovideo.jp/a/淫乱ピンク]]}みたいなノリでキャラの性格などを読者に一瞬で理解させるための「記号」である)。
例を挙げれば(実写だが)『バトルフィーバーJ』のバトルケニアと『電子戦隊デンジマン』のデンジブルーの関係がスターシステム
(両方とも大葉健二氏が演じた肉体派の大食いキャラ)。
そして『劇場版・海賊戦隊ゴーカイジャー』でこの二人に加え『[[宇宙刑事ギャバン]]』まで共演したのが、
スターシステム兼クロスオーバーである。
漫画作品で挙げると複数の[[手塚修虫作品>写楽保介]]に登場するヒゲオヤジやアセチレン・ランプなどはスターシステム(裏設定では所属芸能事務所も設定されている)、
一方で『[[ドラゴンボール]]』の作中に登場した[[ペンギン村の住人達>則巻アラレ]]はそっくりさんなどではなく本人と言う設定なのでクロスオーバーとなる。

……ただしクロスオーバーと言うのは複数作品のファンを取り込める皮算用は出来るとは言え結構面倒な部分もあり、
日本でのクロスオーバーの代名詞である『[[スーパーロボット大戦シリーズ>ゲシュペンスト]]』だと、
毎回(困ったちゃんな)一部のファンの間で「俺の好きな作品を冷遇しやがった」「[[俺の嫌いな作品を出すな>https://dic.nicovideo.jp/a/イラネ厨]]」
「俺の好きなロボを[[設定通りの強さ>原作再現]]にしろ%%(いや、単機で地球を滅ぼせる奴とかゲームにならないから)%%」などと揉める事もしばしば。
余談だが、スパロボの元ネタは前述の『グレートマジンガー対ゲッターロボ』などである。
//ここ特定タイトルの名指しすると色々アレな気がするんでリンク外しきます

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**ビデオゲームにおけるクロスオーバー
#image(crossover.jpg,title=夢の共演。ちなみにこれは海賊版で、公式には実現していない組み合わせ。,,width=350)
昨今の格闘ゲームでもクロスオーバー作品は多数制作されている。
SNK社内の別シリーズのキャラクターが一堂に会した『[[THE KING OF FIGHTERS]]』シリーズや、
大手[[アメコミ]]出版社MARVELとCAPCOMが提携し両社の版権キャラが競演した『[[MARVEL VS. CAPCOM]]』シリーズ、
当時の2大格ゲーブランドとも言えるCAPCOMとSNKによる『[[CAPCOM VS. SNK]]』シリーズと、
『[[頂上決戦 最強ファイターズ SNK VS. CAPCOM]]』『[[SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS]]』、
ネオジオ格闘の集大成を謳った『[[NEOGEO BATTLE COLISEUM]]』、
アニメ制作会社であるタツノコプロとCAPCOMが組んだ『[[タツノコ>タツノコファイト]] VS. CAPCOM』シリーズ、
ジャンルは違うがニンテンドーオールスターの名に違わない同社キャラの集大成『[[大乱闘スマッシュブラザーズ]]』シリーズ、
SRPGとして根強い人気を持ち続けている『スーパーロボット大戦』シリーズや、
『[[NAMCOxCAPCOM]]』『PROJECT X ZONE(CAPCOM×バンダイナムコゲームス×SEGA×任天堂)』
…などといった、作品や企業の垣根を超えたクロスオーバータイトルも多く見受けられる。
//格闘ゲームに限定せずに、有名どころをまとめました。

また、スマートフォンアプリにおいては「他作品とのコラボレーション」がよく見られる。
これらでは大抵キャラクターだけでなく作品をもとにしたダンジョンや敵キャラクターなども登場するので
「ドラゴンボールのキャラでパーティを組み、[[世紀末覇者>ラオウ]]に挑む」「アイドルが有名RPGのモンスターと戦う」「ボーカロイドが[[聖杯戦争>セイバー]]に参戦」
などといった状況も発生し、ある意味ではこれも一種のクロスオーバーと呼べるかもしれない。
[[コラボ元のキャラクター>天羽奏]]が[[コラボ先のキャラ>ゴジラ]]にちなんだ別バージョン(コスプレなど)で登場したりするほか、
コラボ用に新規のシナリオが用意され、各作品のキャラ同士が対決または共闘するといったシチュエーションが見られることもある。
以下その一例。
・ケリ姫スイーツ→[[魔法少女まどか☆マギカ>鹿目まどか]]、[[初音ミク]]、[[FATE>アーチャー]]
・パズル&ドラゴンズ→[[新世紀エヴァンゲリオン>碇シンジ]]、[[ドラゴンボール]]、[[北斗の拳]]etc
・モンスターストライク→[[ゴジラ]]、[[ストリートファイター]]、[[ミュータントタートルズ>ラファエロ]]、[[ルパン三世]]etc
・グランブルーファンタジー→[[アイドルマスターシンデレラガールズ>島村卯月]]、[[テイルズオブシリーズ>ユーリ・ローウェル]]、[[サムライスピリッツ]]&s(){、[[ボボボーボ・ボーボボ]]}
・[[白猫プロジェクト>エシリア・ファーニス]]→[[クレヨンしんちゃん>野原しんのすけ]](中国版のみ)、[[Re:ゼロから始める異世界生活>レム(Re:ゼロから始める異世界生活)]]、[[鬼滅の刃>竈門炭治郎]]etc

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**MUGENにおけるクロスオーバー
主にストーリー動画に顕著に表れている。
初期の代表的な例としては[[影気ままなストーリー]]のうp主が[[ブランドー一家]]とのクロスオーバーを行っており、
これが切っ掛けとなったか否かは不明だが、以降、各ストーリー動画のうp主が、
応援する他のストーリー動画のキャラやネタなどを拝借し、カメオ出演させるなど、様々な方法を用いたクロスオーバーが行われている。

また、その後ニコMUGENうp主交流掲示板や、[[ストーリー総合外部板>https://jbbs.livedoor.jp/otaku/12624/]]といった、
動画同士や個人同士以外でのやり取りの場がニコ動内の掲示板の他にも生まれた事により、
後述する大規模なクロスオーバー作品もそれまでよりも多く制作されるようになった。
//うp主交流掲示板は既に閉鎖済みでした

実際に動画内で見られるクロスオーバーとしては以下のようなパターンがある。
***作品の世界観に関して何かしらの繋がりがあるパターン
-[[志貴と無限市物語]]、[[東北紅魔卿]]、[[Drえーりん診療所]]、[[楓流メイフィールド]]
-[[便利屋のリーゼさん]]、[[まったりcafe「鬼神」]]、[[MUGEN商店街の人々]]、[[リュウが咲く!]]
***ネタのクロスオーバーによるパターン
-[[便利屋のリーゼさん]]←→[[ロック・ボガードの憂鬱]]&[[クロス・ゼロ]]←→[[ネスツの栄光]]
-[[ロック・ボガードの憂鬱]]←→[[アリスさん姉妹]]←→[[志貴と無限市物語]]
-[[東北紅魔卿]]←→[[パーフェクトソルジャーは動かない]]←→[[暴君の嫁探し]]←→[[居酒屋mugen]]
-[[神奈子の野望]]×[[ザキレイ>崎さんと霊夢の便利屋爆走記]]×[[三匹が逝く!!]]×[[パーフェクトソルジャーは動かない]]
--(4つめのものは紳士同盟とも呼ばれ、これらは地獄の場所が同一である)
など。
他動画などで確立された[[カップリングネタ>ニコMUGENの二次創作ネタ#夫婦]]の輸入もクロスオーバーの一環に入るだろう。

ただ、クロスオーバーというものは必ずしも喜ばれるとは限らない。
(ニコMUGEN界隈内での)元の二次創作作品が好きであり、他の二次創作作品と一緒にされたくないという人もいるかもしれない。
更にクロス元の動画も視ていないとネタが解らず、視聴者を置いてきぼりにしてしまう可能性もあり、
それが原因で視聴者の批判が殺到し、動画を削除された実害もある。
下手をすればクロス元の動画に迷惑が掛かるかもしれない。&font(red){要注意}。

そしてこのMUGEN自体も、元は格闘ゲーム創作ツールでありながら、
大半が版権を有するゲームのシステムやキャラクターのデータを無断でコピー、使用、改造、そして配布しているのが実情。
当然だがこの行為に憤慨するファン(だけに留まらないが)がいる事を念を押して記述する。
//自殺云々は明確な根拠もないし、話題にしても嫌なだけなんで削除しときます。異論があれば要出典で

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**MUGENにおける大規模クロスオーバー
2008年9月に開催された[[ストーリー動画対抗戦・無限交差]]を始めとして、
主に「メインとなる世界に、他動画のキャラ達が参加者として集まる」という形でのクロスオーバーが多く、
ストーリー色を強く出しつつも、進行はトーナメントなどの大会形式に則って行われるという場合が殆どである。
上記で挙げられている『[[NAMCOxCAPCOM]]』や、『スーパーロボット大戦』シリーズを思い浮かべると分かりやすいかもしれない。
通常の大会形式とは一味もふた味も違う形式をとっているものもある。
上記のクロスオーバーの発展型であり、内容にもよるがこうした動画は各動画のファンなどの視聴者を集めやすい。、
また大規模であればあるほど、その効果は比例して高くなる。数あるMUGEN動画の中でもダントツに魅力の高いものである事は間違いない。

しかし、こうした企画を実行に移すためのハードルは想像を絶する程に高い。
大規模クロスオーバーにおける一番の問題は&b(){無事完結に持っていけるかどうか}にかかっていると言っても過言ではない。
完結には数年を要する事もあり、その間その動画のうp主はもとより、それに関わる人全員が一様にモチベーションを保ち続けなければならないのだ。
これは非常に難しい事であり、リアル事情の変化などのほんの些細な事でも、更新が完全に滞ってしまう事もしばしば。
実際、下記にあげる作品の中で完結までこぎつける事のできたものはごく少数に留まっている。

そうした要因があってか、2013年以降は新たな大規模クロスオーバー作品は投稿されていなかった。
2019年に久しぶりに[[異世界対抗!体育祭リスペクト!]]が開始された。
***大規模クロスオーバー作品一覧(OPにあたる動画の投稿が古い順)
:[[ストーリー動画対抗戦・無限交差]]|2009年6月完結。
:[[ストーリー対抗祭・クロストーナメント【2008】]]|長期更新停止中。
:[[ストーリー対抗会話無しタッグトーナメント]]|多数のストーリー動画のキャラが参加しているという意味ではクロスオーバー作品だが、
ストーリー要素は無く純粋な大会動画となっている。2009年6月完結。
:[[大闘領 -Sengoku Legend of the Gainers-]]|ターン制のシミュレーション形式となっており、
&b(){実際にうp主が各ターンの行動を決定し、それが反映されている。}長期更新停止中。

[[クロス・イン・ワンダーランド~夢幻武闘劇~]]
:[[俺と俺の嫁が最強だトーナメント【嫁自慢トナメ】]]|
正確にはクロス要素のない大会動画だが、「うp主本人」によるクロスオーバーという側面があるため、特殊な例としてここに挙げる。

[[MUGEN都市~ Infinity Fusion~]]
:[[シンクロナイズド・ストーリーズ]]|更新停止中のストーリー対抗祭・クロストーナメントの参加者をフォローする形で開催された。長期更新停止中。

[[ストーリー動画対抗ッ!体育祭]]
[[【MUGEN×Twitter】 Mugetter]]
[[第2回俺と俺の嫁が最強だトーナメント【嫁自慢トナメ】]]
[[ストーリー動画まぜこぜタッグ杯]]
[[劇場版:大闘領]]
[[ザ・ジョークポット・ショウ]]
[[統祭!MUGEN勢クロスバトルカーニバル!! 【クロバト!】]]
[[スーパークロス大戦X]]
[[異世界対抗!体育祭リスペクト!]]

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