ソニックブーム

「ソニックブーム」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る
ソニックブーム」を以下のとおり復元します。
#image(sf2_sonicboom.gif,title=ソニック撃っておきました。ガードしてね)

**&size(23){&color(forestgreen){&bold(){&italic(){「Sonic Boom!」}}}}
***概要
[[ガイル]]及び[[ナッシュ]]が使う[[必殺技]]の1つ。ソニック[[ブーン]]では無い。
前方に回転する刃状の[[飛び道具]]を発生させる。
元々ソニックブームとは、飛行機が[[音速>ソニック・ザ・ヘッジホッグ]]を超えて飛行する際に、機首および翼後縁付近で発生した衝撃波のエネルギーが地上に伝播し、
断続的な音波として観測される現象の事である。
[[その大きなエネルギーを持つ音波は、しばしば地上に窓ガラスが割れるなどの被害を与える場合がある>ジャイアン]]。
ガイルがこの技を使うのも戦闘機を操る空軍少佐である事、
刃のような形なのもこの様な衝撃波だという事が影響していると思われる。
その割には弱で撃つと前進歩きと同じ速度になるぐらい異様に弾速が遅かったりするが、[[何、気にすることは無い>ウッドロウ・ケルヴィン]]。
本当のソニックブームを発生させているなら強すぎるし、人間の体じゃどう考えても不可能なので、きっとただ技の名前として使っているだけなのだろう。

[[リュウ]]の[[波動拳]]に位置する飛び道具であり、「[[サマーソルトキック]]」と共に代表的な[[タメ技]]。
もちろん[[待ちガイル]]には欠かせない技である。
またタメ技な事を考慮してか隙が少ない技であり、例えば波動拳との相打ちになった際は
ガイルの方が早く硬直が解け、次の攻撃を先に仕掛けることが出来たりする。

ちなみに弾色は、初代~ターボまでは黄色であったが、スパII以降は虹色になっている。
またSVCなど一部の作品では青色になっている場合もある。

ちなみに初代『ストリートファイターII』では、この技とリバーススピンキックを組み合わせることにより、
禁断の&b(){「[[真空投げ]]」}([[餓狼>ギース・ハワード]][[キャラ>ロック・ハワード]]のアレではない)が出来てしまえた。

波動拳と同様、格闘ゲームでもこの技を基にした飛び道具が数多く存在しており 
後ろから一気に前というレバーの動きもあってかソニックブームと同じ様な形な事が多い。
同じ『ストリートファイター』シリーズに登場する[[ディージェイ]]のエアスラッシャーや、最近では[[アッシュ>アッシュ・クリムゾン]]のヴァントーズ等がある。 
また[[レミー]]や[[NBC>NEOGEO BATTLE COLISEUM]][[ロバート>ロバート・ガルシア]]の様に「←タメ→+パンチ」で上段・「←タメ→+キック」で下段の飛び道具を出したり、
[[ジャンヌ]]の様に剣からオーラを出したりするパターンもある。
そしてこれらの飛び道具達も例に漏れず硬直が少なく、撃ってからの攻撃の先行がしやすい。
またゲームによっては、その硬直の短さ故、撃ってすぐにレバーを引きタメを作り、硬直が解けると同時に
再び飛び道具を撃ち出すという事も可能となり、俗に言われる[[「連射状態」を作り出す事も出来る>トリカゴ]]。

基本的に飛び道具を持つキャラは[[波動拳]]等の[[コマンド]]系、もしくはソニックブーム等のタメ系どちらかのみの場合がほとんどだが、
[[キャプテンキッド]]のようにパイレーツシップ・シャークナックルとコマンド・タメ両方の飛び道具を持つキャラもいたりする。&color(whitesmoke){とっておきだぜ~}
//シャークアッパーは対空。

波動拳と共に飛び道具の礎を築いた技であり、その存在は大きい。
その為、この系統の飛び道具を使うキャラの場合(特に形状が似ていると)、技の正式名称を言うより
「[[ソニック>ソニック・ザ・ヘッジホッグ]]」「ソニブ」「強ソニ・弱ソニ」と置き換えられて呼ばれる場合もあるほどの浸透力も持っていたりする。

***派生技
**ソニックブレイク
ナッシュが使うスーパーコンボ。ソニックブームを連射する。
ZEROシリーズではレベル毎に最大発射数が2~4発。
ZERO2以前では1発当たりの威力は非常に大きかったが、ZERO2α以降は威力が大幅に削減されてしまい[[使い道がなくなってしまった>死に技]]。
MvCシリーズでは画面いっぱいにこれでもかといわんぐらい弾幕の如くソニックブームを大量に撒き散らす。
#image(Nash_SonicBreak.gif,title=実は足からもソニックを出せる)

**ソニックブームタイフーン
ストEXシリーズのみ使うガイルのスーパーコンボ。
初出のEX2では1ゲージ技で、真空波動拳のように多段ヒットするソニックブームの強化版。
技後の硬直が非常に短くガードされても反撃を受けることが無いため、サマーやダブルサマーをガードされても
スーパーキャンセルでこの技を出せば安全にフォローができる。攻防どちらでも使える優秀な技。
Ex2plus以降は3ゲージ技([[メテオコンボ>ウルトラコンボ]])に格上げされ、巨大な竜巻を起こして前方へ放つ飛び道具となっている。
判定の大きさや威力の大きさは絶大だが、以前のように手軽に使う事はできなくなった。
#image(Guile_SonicBoomTyphoon.gif,title=1ゲージ版)

**ソニックハリケーン
ストEXシリーズ以外で使うガイルのスーパーコンボ。
こちらは上記のタイフーンと異なり目の前に衝撃波を発生させる技で、どちらかといえば[[春麗]]の気功掌に形態が似ている。
CvSシリーズやスパIVでは、LV3専用技や[[ウルトラコンボ]]に格上げされている。
#ref(http://www30.atwiki.jp/niconicomugen/?plugin=ref&serial=999,,title=亡き友より受け継ぎし技)

あとソニックと言えばこの実況が有名。&b(){ソニックの数を数えろぉー!}
(8:35~)
&nicovideo(sm6340899)

最近では[[ストIV>http://www30.atwiki.jp/niconicomugen/pages/2399.html#id_d0986175]]の[[ラスボス]]である[[セス>セス(ストリートファイター)]]に[[パクられた>ルガール・バーンシュタイン]]りした。
波動コマンドで出せるものの、発生も硬直もオリジナルより長く劣化している。
技のモーションが左手を内側から外側に振って衝撃波を出すというものであり、
どちらかと言えばソニックよりもレミーの「ヴェルテュの残光」に似ている。

なお、[[ポケモンにも同名の技が存在する。>コイル]]
#region(close,ポケモンにおけるソニックブーム)
効果は相手に「必ず20のダメージを与える」というもの。
物語序盤ではどのポケモンもHPは40~60程度のため、所持ポケモンは重宝される。タイプによるダメージの増減の影響を受けないのも大きい。
ポケモン不思議のダンジョンシリーズでは何故かダメージが55に固定されており、序盤所か後半に置いても使える技となっている。
特に、レベルが1になるダンジョンでは火力が低く、「やつあたり」(かしこさが低いとダメージが大きく、初期は45。レベル1のダンジョンのポケモンを大抵一撃で倒せる)
より威力が高い上に遠距離からでも当てられるので原作以上に重宝されている。
尚、同じ固定ダメージの「りゅうのいかり」は65と大差がない。
ちなみに余談だが、「ハートゴールド・ソウルシルバー」のジムリーダー・マチスの服装がまんま&bold(){ガイル}である。
しかもマチスはアメリカが元ネタと思われる国の元軍人であり、作中で少佐と呼ばれていた。
#endregion
この[[女戦士>セレナ・コルセア]]も同名の技を使うが、エフェクトがだいぶ違ったりする。
//ロックマンエグゼにもあるぞ

***MUGENでは
ガイルの生命線ともいえる技なので当然ながらガイルやナッシュには搭載されている。
なお超必版では製作者によって異なる場合があり、多数は「ソニックハリケーン」であるが、
TESTP氏やor2=3氏のガイルには「ソニックブレイク」が搭載されていたり、
dragoon316氏やKAZ氏のガイルには「ソニックブームタイフーン」が搭載されている。
前者はメテオコンボ版で、後者はスーパーコンボ版。
最近MUGEN入りした[[コイル]]もこの技を使用する。

なお、超音速で飛ぶ[[ラドン]]には本来の意味でのソニックブームが搭載されている。
----

復元してよろしいですか?