アメリカの[[マーベルコミックス>アメコミ]]の人気シリーズ『X-MEN』に登場するヴィラン(悪役)。 初出は1981年1月の「Uncanny X-Men #141」。 映画版にも出演しており、アーロン・スタンフォードが演じている。 本名はセント・ジョン・アラダイス。オーストラリアのシドニー生まれである。 幼少時より炎を操る能力を持つ先天的なミュータントであったが、自分で使い道を決められなかった。 その後、同じミュータントであるミスティークに誘われ、「ブラザーフッド・オブ・エビル・ミュータンツ」に参加。 犯罪者として大成し、[[マグニートー]]の部下たち率いる実行部隊として活躍した。 だが、最後はレガシー・ウィルスに感染して死亡した。 ミュータントとしては、炎を自由に操る能力を持つ。 温度も、燃焼速度も、大きさも、形も、すべてが自由自在という優秀な能力である。 これを応用することにより、炎で構成された擬似生命体を作り出すことすら可能。 半分物質化しているため、ものを持ち上げたりすることもできる。 だが、自分で火を作ることだけはできないため、火炎放射器やライターを常に持ち歩いている。 **MUGENでは #image(pyrov7.gif) 海外のKillaCroc氏, BlackJack氏, SS5ACE174氏の3名による合作が存在している。 完成度合いは99%とのこと。十分に使用に耐えられるレベルである。 「パイロボール」や「パイロフレイム」などの飛び道具を使う遠距離タイプのキャラクターである。 原作通り、「ドラゴンブラスト」や「フレイムドッグ」など、擬似生命体を作り出す技も持っている。 特に「フレイムドッグ」は連射速度が速く、低い打点で飛ぶため相殺されにくい優秀な飛び道具である。 &nicovideo(sm5597179)