大ナマズ

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大ナマズ」を以下のとおり復元します。
#image(namazu.png,width=400,title=幻想郷を蹂躙する太歳星君の僕。姿を現すが良い!)
*&i(){&color(brown){舐めて貰っては困るな。}}
*&i(){&color(brown){我はあの最凶最悪の妖怪、太歳星君の影の一つじゃ。}}
*&i(){&color(brown){わしこそは伝説の大ナマズ様。}}
*&i(){&color(brown){わしが動けば大地は揺れ、地上は崩壊。}}
*&i(){&color(brown){お前如き、触れる事すら侭ならぬ!}}
『[[東方非想天則 ~ 超弩級ギニョルの謎を追え>東方緋想天]]』に登場するキャラクター。プレイヤーからの愛称は「ナマズ様」「ナマZUN」など。
[[ストーリーモード]]において[[紅美鈴]]をプレイヤーキャラとして選択した際の[[ラスボス]]として登場する。
その正体は大地を震撼させる大妖怪『太歳星君』の化身(その影を自称する)。
#region(太歳星君とは?)
中国に伝わる極めて恐ろしい祟り神。「歳星」([[木星>セーラージュピター]])と対になる破滅の星「太歳」の化身。
精霊、妖怪とも言われる。地中に埋まったぶよぶよとした巨大な肉塊で、全身に千もの目を持つという。

太歳とは木星(歳星)の反対の方角にあると考えられた架空の星で、
太歳(星)の動きに合わせてこの太歳(妖怪)も地中を移動していると考えられた。
もし土木工事等でこの太歳を掘り出してしまった場合、直ちに工事を中止して埋め戻さねば、
祟りにより一族が死に絶えると言われた。ただし百叩きにすれば回避できるとも言われている。
ただし「埋めようとしても、素早く動いて埋められなかった」話や、
「百叩きにしようとしても、99回叩いたところでどこかに消え失せた」話などが残されている。
ようするに''掘り当てた時点で避けられぬ災厄を約束する''存在として描かれているのだ。
そのため太歳の方角を掘ることは禁忌とされ、家の庭仕事などもその方角は放置されていた。

実在!?
&nicovideo(sm4841755)

一説には大昔、人体に毒性のある巨大な粘菌の塊が出土した際、
それを知らずに触れたり匂いを嗅いだりして里人が死んだ為、そこから想像で生まれた存在だとか。
#endregion

まさかの人型のヒの字も、亜人のアの字も無い新キャラ。誰が予想できただろうか。
太歳星君の使者を迎え撃とうとする美鈴の前に突如現れた大ナマズ。
美鈴は太歳星君の災禍を食い止めるべく、勝負を挑む。
#region(…かと思いきや、)
美鈴のストーリー自体が[[夢>ショーン]][[オチ>萬三九六]]であった。背景をよく見てみると…。
ようするに、ストーリー内のパチュリー以外の3名は&bold(){偽者}。
なおこの夢は美鈴が読んでいた活劇漫画に影響されたもので、表紙に大ナマズが描かれているため、漫画に大ナマズが登場しているのかもしれない。
この活劇漫画は[[天狗>射命丸文]]が発行しているもので、彼女に貸し出したのは購読者である[[お嬢様>レミリア・スカーレット]]。
ついでに言うと咲夜さんが美鈴を夢から起こしたが、別に昔の二次創作みたいなお仕置きやお説教をしたわけではない。
っていうかどちらかというと&bold(){気遣っている}。
//むしろ、酷いのはパッチェさんの発言だが、まぁパッチェさんが厳しいのも理由があるのでそれは[[紅美鈴]]の原作設定を参照のこと。
詳細は実際にプレイしてみよう。

#endregion

ラスボスなので(ナマズのくせに)スペルカードを所持しており、その数は以下の五枚。

&bold(){ナマズ「ほらほら世界が震えるぞ?」}
&bold(){ナマズ「液状化現象で大地も泥のようじゃ!」}
&bold(){ナマズ「発電だって頑張っちゃうぞ?」}
&color(red){&bold(){ナマズ「オール電化でエコロジーじゃ!」}}
&bold(){大ナマズ「これで浮き世もおしまいじゃあ!!」}

[[呪詛>レミリア・スカーレット]]や[[幽曲>西行寺幽々子]]、[[神宝>蓬莱山輝夜]]、[[審判>四季映姫・ヤマザナドゥ]]、[[神祭>八坂神奈子]]や[[焔星>霊烏路空]]、[[超人>聖白蓮]]など、
[[カリスマ>カリスマ!]]を感じさせるスペルが目白押しのラスボス軍団だが、その中で一際異彩を放つ&bold(){ナマズ}。
黄昏フロンティアが作成した[[弾幕>東方萃夢想]][[アクション>東方緋想天]]のラスボスは『[[百万鬼夜行>伊吹萃香]]』や『[[全人類の緋想天>比那名居天子]]』など、
カッコいいラストスペルを所持しているのだが、その最新作で&bold(){大ナマズ}。
…どうしてこうなったと[[言わざるを得ない>お覇王]]。

また、当作品のストーリーモードは[[早苗さん>東風谷早苗]]→[[チルノ]]→[[美鈴>紅美鈴]]という順番で解禁されるため、大ナマズ様が真のラスボスと言っても過言ではない。ナマズなのに。

ちなみに、大ナマズ様のモデルは黄昏フロンティアのNKZ氏の地元埼玉県吉川市にある、「なまずの里」の黄金のナマズのモニュメントだとか。
ナマズなのに真っ黒じゃないのも、元が黄金だから。

なお、公式作品に登場するスペルカード名は全て原作者のZUN氏が考えている。
今回のナマズのスペル名を見たファンからは「それにしてもこの神主、ノリノリである」
などと言われたとか言われてないとか。

ちなみに緋想天の[[天子>比那名居天子]]のEDで[[咲夜さん>十六夜咲夜]]にナマズが捌かれてるが、
それとの関連は不明で議論になったり。亡骸は紅魔館が美味しくいただきました?
また、かつては天人が使役していた地震の神である大ナマズというのも存在するが、太歳星君の影である伝説の大ナマズ様とは別人(別ナマズ)。

「萎えラジ」によれば、「天子の前に鯰少女の案はあったけどなんか泥臭いし地味だから[[なかったことに>上白沢慧音]]」らしい。

どう見てもイロモノにしか見えないがあなどるなかれ、なんと第7回人気投票では
(&bold(){[[参戦作品>伊吹萃香]][[タイトルキャラ>比那名居天子]]}の)『核熱造神ヒソウテンソク』の次に位置している。[[・・・・すごいナマズだ。>・・・・すごい漢だ。]]
でもってすぐ下には三月精の『スターサファイア』と儚月抄の『綿月豊姫』。&bold(){これで人気投票もおしまいじゃぁ!!}
性別はおそらく口調からしてオス。玄爺以来の動物の♂キャラだろうか。
しかし&bold(){「東方なんだからメスに決まってるだろ!」}という無茶苦茶な&del(){(でもある意味当たってる)}主張も見られる。
更にヒソウテンソクの上には確実に男キャラである雲山がおり、ここに&bold(){東方漢サンドイッチ}が結成したと一部で囁かれている。&del(){…どっちかといえば非人間トリオだというのは禁句。}
その[[ありえない>ありえん(笑)]]人気ぶりからとうとうぬいぐるみが発売される事になった。[[何……だと……?>黒崎一護]]
#region(フライング?)
実はこの東方非想天則、発売前日にパッチが手違いで公開されてしまい、
解析によって新キャラ情報がネタバレしてしまったという事件があるのだが、
その中でもやはり異彩を放ったのは[[uthuho>霊烏路空]]でもなく、[[suwako>洩矢諏訪子]]でもなく&bold(){namazu}という名前だった。
このド肝を抜くネームに色々物議が醸し出され、そして発売日にて&color(red){&bold(){そのまんま}}の姿を見て、
ファンは2度ド肝を抜かれる事になった。
#endregion

ちなみに、19世紀にはロシアで全長4.7Mのナマズが捕獲されたそうだが、
&bold(){オオナマズは人や家畜を食べる}と言われ乱獲されたために、現在では2M超えも殆どいなくなってしまったらしい。
(ただ、ナマズ類は口に入る物なら何でも食べようとする性質を持つため、このサイズのナマズなら人が捕食されてもおかしくはない)
しかしロイターによれば、2005年にタイで2.7Mのナマズが捕獲され、繁殖しようとした…
が、その前に死んでしまい捕獲した人達に食べられたとの事。残念だ。
あとナマズの肉は、白身かつ比較的美味だそうな(ただし泥抜きなどの下拵えがめんどくさい)。
江戸時代の資料だと「あまり食用にされず、むしろ薬用に用いられる」という記述もあったりするけど。
米海軍横須賀基地前には「ナマズサンド」や「ナマズフライ」などを売る店があり日本人にも好評らしい。
(横須賀経済新聞より抜粋)
他にも、先行してた外国だけでなく日本も既に「タイやヒラメが実はアメリカナマズで代用」されてたり、
2008年末にのり弁の魚フライの材料をベトナム産ナマズにする案が水産会社の間であった。

稀に、ほんっとー……に稀ながら、二次創作にも登場する。
&nicovideo(sm8343412)
&nicovideo(sm8346444)
…さあ皆の衆、&bold(){ナマズ鍋の準備はよろしいか。}
AA(ZUN帽をかぶってたりウインクしたりとか)も作られており、&bold(){美少女化}されてたりもする。
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**原作での性能
ストーリーモード専用のキャラであるため、[[チルノ]]ストーリーのラスボスである[[ゴリアテ人形]]と同じくCPU専用。
ナマズを対戦で使えと言われても困るが。

[[ハイパーアーマー]]を搭載しており、ナマズの癖に意外と手強い。
特に美鈴は接近戦寄りのキャラクターであるため、他キャラのストーリーモード攻略時のような「[[弾幕]]で封殺」というパターンが使えない。
前述のフザケた名前のスペルカードを発動している際にはピョンピョン飛び跳ねてくるため、迂闊に近寄ると大打撃を受ける事になる。
だがそのアーマーが災いし、『彩雨』(美鈴がクルクル回転しながら周りにクナイ弾を撒き散らす[[スキル>必殺技]])を当てると体力がゴリゴリ削れる。
知らない人には強敵だが、分かってしまうとあっさり倒せる初見殺し系のボスである。ラスボスなのに。

ちなみに美鈴のストーリーをクリアするとシステムカード『ナマズの大地震』が手に入る。
使用すると数秒後にナマズが[[上から降ってきて>上から来るぞ、気をつけろ]]着地と同時に[[全地上判定]]の地震を発生させるというもの。
[[敵味方の区別なくダメージが入る>味方殺し技]]上に発動が遅い正真正銘のネタ技。
20枚の制限があるデッキにこんなモノを入れるとほぼ間違いなく舐めプレイ扱い。酷ぇ。
ちなみに葉の上に乗る事が出来る[[諏訪子>洩矢諏訪子]]はしゃがむだけでナマズを回避出来る。
参考動画
&nicovideo(sm8182951)

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**MUGENでの大ナマズ
ふるれ氏によって制作されたものが存在。
威力の低い通常攻撃と高威力のスペルカードを併せ持つ。
スペルは隙が大きいものの原作同様ハイパーアーマーがついており、強引に攻撃をねじ込む事が出来る。
オリジナル要素としてゲージ溜め『ナマズ「健康の秘訣は適度な運動じゃ!」』が実装されている。
超必は原作での『大ナマズ「これで浮き世もおしまいじゃあ!!」』の他に『大ナマズ「108倍巨大化プレスじゃあ!!」』が2/24の更新で実装された。
巨大化プレスは瀕死状態で当てると8割もっていく大技。&del(){これでこのラウンドもおしまいじゃあ!}
同じくふるれ氏による[[簡易AI>AI]]も公開されている。

***関連項目:[[東方Projectのキャラクター一覧>http://www30.atwiki.jp/niconicomugen/tag/東方Project]]

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