マリオ

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マリオ」を以下のとおり復元します。
//50年経ったら「半世紀以上」とし、以後の年表記更新は世紀ごとでお願いします
&ref(nsmb-mario-jumpings.jpg,,title=生まれてからはや40年、彼の勢いは止まらない)

&font(24,b,i,red){"It's me, Mario!"}

#image(mariointro-r.gif,title=『スマブラ』においても土管から登場)

&font(24,b,i,red){"Here we go!"}

//文中の括弧は基本全角でお願いします
&b(){このWikiを見に来ている人間にとっては最早[[説明不要の男>リュウ]]。}
任天堂が開発・発売している『スーパーマリオ』シリーズの主人公にして、&b(){所謂「ゲームキャラクター」の代表的存在である。}
YouTube、ニコニコ動画に限らず、世界で大人気の配管工。

1981年に発売されたアーケードゲーム『[[ドンキーコング]]』でデビュー(当時は名無し、通称「ジャンプマン」「救助マン」)を飾り、
『マリオブラザーズ』及び&b(){世界一売れていたゲームソフト}『スーパーマリオブラザーズ』で世界中にその名を轟かせた。
初登場から40年を経て尚、ゲーム業界の最前線で活躍を続けているバリバリの現役キャラであり、
最低でもテレビがある家庭では皆、多かれ少なかれこの男の存在を知っている筈である。
また、この世に「ビデオゲーム」という文化が根付いたのは紛れもなく彼と、彼を生み出した宮本茂氏の功績があったからこそであり、
彼らがいなければ無論、ここで取り上げている『MUGEN』も生まれなかっただろう。
担当声優は[[Charles Martinet>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:Charles%20Martinet|]]氏。[[日本のWikipediaにも項目のある俳優である。>>https://ja.wikipedia.org/wiki/チャールズ・マーティネー]]
日本語表記は「チャールズ・マーティネー」が一般的だが、
発音の関係からかゲームのクレジットなどで「マティネー」「マルティネー」など表記揺れがしばしば起こる。
[[ヨッシー]]の戸高氏と並ぶ常連声優であり、[[ルイージ]]は勿論、[[ワリオ]]や[[ワルイージ]]とそれらのベビーキャラも担当している。[[野沢>孫悟空(ドラゴンボール)]][[雅子>孫悟飯]]女史もビックリな数である。
『シャドウ オブ メモリーズ』『スカイリム』でも声優しているが、やはり「マリオの人」の印象が強いであろう。
#region(そんなマーティネー氏はこんな方)
|It's me Mario! Ho-ho!&br()&nicovideo(sm8399965)|マーティネー氏のガワの人の会見&br()&nicovideo(sm13799387)|
#endregion
日本では映画『ピーチ姫救出大作戦!』やOVA『マリオとヨッシーの冒険ランド』など幾度かアニメ化もされており、これらにおいては[[古谷徹>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:古谷徹|]]氏が演じている。
|&nicovideo(sm1435866)|&nicovideo(sm25856645)|

そして欧米では実写映画化されている、が&b(){[[ハリウッドによる世界観の>USAゴジラ]][[エボリューションなど>ドラゴンボール]]}が原因で海外ですらヒットはしなかった。
ちなみに日本公開時のキャッチコピーは&b(){「マリオが、ハリウッドを本気にさせちゃった。」}。
……本気にさせた結果がこれだよ!
2013年、なんと&b(){DVD化}が決定。興味のある人は購入してみても良いかも。
本作でのマリオは&b(){「マリオ・マリオ」}の名で登場している(ルイージも「ルイージ・マリオ」)。&s(){確かに「マリオ」ブラザーズだもんな}
ちなみに原作でのマリオのフルネームは不明。&link_anchor(*1){*1}
日本語吹き替え版ではベテラン声優の[[富田耕生>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:富田耕生|]]氏がマリオ役を担当。
『[[マジンガーZ]]』のDr.ヘル役や『平成天才バカボン』でのバカボンのパパ役、『[[装甲騎兵ボトムズ>スコープドッグ]]』のゴウト役と言えば分かる方も多いだろうか。
あまり知られていないが日テレ版『ドラえもん』の初代[[ドラえもん]]役もこの人である。
&nicovideo(sm6537595)

2014年にはベンツが『マリオカート8』とのコラボで自社の車を登場させた事が縁で[[実写CMが放映された>car]]。
|かなり厳ついお顔&br()&nicovideo(sm23660994)|

#region(身体能力について)
マリオと言えばジャンプ。自身の身長の数倍も高く飛べるそのジャンプであらゆる障害を乗り越え、敵を踏み付け、乗り越えていく。
今でこそ当たり前だが、意外にもデビュー作の『[[ドンキーコング]]』では&b(){身長の半分程度}までしか飛べなかった。
しかしその後のRPGシリーズでは&b(){画面外から5秒以上戻ってこないほどの高さ}のジャンプも披露している。
よく「[[亀に触れただけで死ぬ>ひろし]][[貧弱な体質>マルコ・ロッシ]]」などとネタにされたりするが
(一応設定上では「噛み付かれている」らしいが、そもそも[[体力>ライフバー]]と言う概念がない昔のゲームは[[触れただけで死ぬ>アーサー]]のは[[よくあること>○○だからしょうがない]])、
3Dシリーズでは顔面に抱き寄せてるボムへいが爆発してもあんまり痛くないという異常な頑強さもあったりする。&b(){どっちだ。}
ちなみに初代『ドンキーコング』では自分の身長と同じ高さから落ちるとアウトになるという、[[どこかの先生>スペランカー]]のような虚弱っぷりだった。

あまり話題に上がらないが腕力も相当の物で、『スーパーマリオ64』では身長だけでも&b(){数倍}はある[[クッパ]]をジャイアントスイングで十数メートル投げ飛ばし、
『スーパーマリオギャラクシー』では&b(){64時代よりも更に大きい}クッパをスピンで殴り飛ばす。
更に『スーパーマリオワールド』では&b(){城1つを軽々と引っこ抜き、蹴り飛ばして破壊する}などという怪力なんてレベルじゃない凄まじい事もやってのける。
他にも『スーパーマリオギャラクシー』では&b(){生身で宇宙空間に放り出された挙句そのまま大気圏突入し、カメックの攻撃を受けて落下しても生きていたり}と、
作品のスケールアップと共に生存能力においては&b(){[[サイヤ人>孫悟空]]をも越えつつある。}

身体能力に留まらず、手のひらから炎や氷を出したり、木の葉を取って耳と尻尾を生やし、飛行したりする事も可能で、
[[「魔法使い」>高町なのは]]としての素質の片鱗も見せている(それでも、主に肉弾戦を好むが)。

シリーズごとでの宇宙空間での活動については設定が定まっておらず、
『スーパーマリオランド2 6つの金貨』では宇宙服を着ていたりもするが、
『ペーパーマリオRPG』『スーパーマリオギャラクシー』では普通に活動しており、度々ユーザーからツッコまれがち。
#region(ただし)
『ペーパーマリオRPG』で月面の敵の本拠地に赴いた際、仲間のクリスチーヌ(クリボーの女子大生)が、
>「こうやってドームで基地の内部の空気が外に漏れないようにしてるワケね。
> …&b(){でもあたしたちさっきまで空気のないところにいなかったっけ?}」
などとかなり[[メタい発言>デッドプール]]を残している。制作側もツッコミ上等のようである。
#endregion

『マリオカート』などの対戦ゲームにおけるキャラ性能は、一部例外はあるが弟と共に「オールラウンダー」で一貫されている。
&u(){「万能」ではなく&b(){あくまでも「オールラウンド」な性能}というのがミソ。}
秀でた強みはあまり無い(たまに使いこなすのが難しかったりする)が、それでこその「らしさ」でもある。
&s(){尖った奴が目立つオンライン対戦ではぶっちゃけ影が薄い事も多い}

#region(まだまだあるぞ、彼の驚くべき能力!)
[[万能>モララー]][[キャラクター>ギコ猫]]の宿命故か、その特技と趣味は最早止まる所を知らない。

職業としては本職の大工・配管工や冒険家に加え、解体業、[[医者>ファウスト]]、考古学者、パティシエ、玩具製造会社の&b(){社長}など。
スポーツだけでも[[テニス>松岡修造]](審判含む)、[[ゴルフ>イーグル]]、カート[[レース>キャプテン・ファルコン]]、サッカー、[[野球>パワプロくん]]、[[バスケットボール>バスケ]]、
[[ボ>M・バイソン]][[ク>ダッドリー]][[シ>アクセル・ホーク]][[ン>ミッキー・ロジャース]][[グ>ヘビィ・D!]][[のレフェリー>リトル・マック]]、そして&b(){夏季・冬季オリンピックのほぼ全競技。}
これら全てをプロ級にこなすのだから驚きである。尤も、共演している[[誰かさん>ソニック・ザ・ヘッジホッグ]]他仲間達にも同じ事が言えるのだが。
また、ゴルフに関しては&b(){「プロ級の腕前だからパワータイプ並に飛距離が出る」}なんて設定まであったりする。
しかも、以上の一部は、&b(){ほぼ0歳児に近い赤ん坊の時からこなせた。}
//オールスターお祭りもので別人かどうかの議論はナンセンス
挙句の果てには&b(){ダンスの力で世界を救った}事も。

また「マリオランド」という島に城を構えていて、留守中に[[ワリオ]]に乗っ取られた事もある。…ひょっとして王様?
ついでに『スーパーマリオRPG』の冒険の舞台に至っては「マリオワールド」と呼ばれており、
クッパですら「&b(){マリオワールド}を征服するのはワガハイだ!」なんて言っている。
また実写映画版での設定だが、マリオの最終学歴が「ブルックリン工業高校」という、&b(){実在する高校}だという話まで。
&b(){もう何でもアリだな!}
#endregion

#endregion
#region(性格や設定など)
任天堂のキャラらしく、基本的に性格は設定されておらず喋る事すら稀。
これは、会話する必要が全く無いアクションゲームが出自だからなのも影響しているのだろう。
だが、この薄いキャラ付けのおかげで何をしても違和感の無い(流石に下品な行為などは[[適任者>ワリオ]]に譲っているが)キャラクターを確立できたとも言え、
結果として、任天堂が何か新しいジャンルのゲームを作りたくなった時には必ず彼にお呼びがかかるようになっている
(『マリオカート』や『マリオパーティ』が良い例である)。
自身のキャラクター性ではなく出演するゲームの面白さで人気を集めるという、実に任天堂の看板を背負うに相応しいキャラクターとなっている。

しかしRPG出演回数の増加、他シリーズとの共演、また「主人公=プレイヤー」の概念が希薄になり、
キャラクター性が重視される傾向になってきた昨今では微弱ながらも彼のコンセプトが固まりつつある。
『[[ドラゴンクエスト>スラりん]]』のキャラ達と共演する『いただきストリートDS』や『いただきストリートWii』では普通にセリフが用意されている
(COMキャラなので当然だが)。
スーパースターらしく自信に満ち溢れた性格…というか度が過ぎて微妙に嫌な奴だった。 
まあ『いたスト』でキャラが[[カリスマブレイク>レミリア・スカーレット]]するのは[[よくあること>○○だからしょうがない]]だが([[セフィロス]]とか)。
 
&font(b,i,red){「ボクは マリオだから タダにはならないのかい?」}
&b(){[[そういうゲームだからこれ!!>そういうゲームじゃねえからこれ!!]]}

だが、その一方で他のキャラが「こういう時に限って!」などとショックを受ける状況で、
マリオは「[[ボクはおちこまないぞ!もう1回リトライだ!>アーサー]]」と前向きに考えている台詞もあったりするので、全てが悪い台詞という訳ではない。
『マリオゴルフGB』では以下のようなコメントを残している。
>「久しぶりにボクの名前の付いたゲームの登場だ!みんなも首をなが~くして待っていただろう!
> 最近は[[ポケモン>ポケットモンスター]]とか[[ピカチュウ]]とかが、かなりがんばっているけどボクも負けてはいられない!&b(){ルイージには負けてないけどさ。}」

NPCとの会話が必須になるRPG作品では、かなり高度なボディランゲージを駆使している。
『スーパーマリオRPG』では喋る代わりに変身能力とパントマイムで自分の意思を的確に伝えている。
『マリオ&ルイージRPG』シリーズでは英語やイタリア語はもちろん、果てには&b(){フランス語や[[スペイン語まで喋れる>バズ・ライトイヤー]]。しかも通じる。}
一貫して日本語を喋らないようにしている所は制作側の気遣いが窺える(たまにそれらしきものを喋っているが。&s(){ナイスジャーン!オメデトー!})。

RPG作品におけるマリオはどちらかと言うと好戦的に設定されている事が多い。
『スーパーマリオRPG』ではクッパとの勝負にかなりのプライドを持っており、
トイドー([[ジーノ]]が大好きな少年)絡みのイベントではジーノごっこという人形遊びをする事になり、
-「マリオがやられた(という設定)でクッパ役をやる事になってトイドーをジーノ人形ごと&b(){力を溜めて階段まで突き飛ばす}」
-「ジーノが仲間になった後トイドーに「マリオはクッパより弱い」と言われて&b(){ぶん殴ろうとした}(マロが後ろから抑える事で何とか止めた)」
など非常にアグレッシブになっている。&s(){任天堂「おいスクウェアあとでちょっとオフィスまで来い」}

『ペーパーマリオRPG』では勘違いから仲違いした仲間達に対し、「気にするな」という素振りを見せるなど温厚な面が窺える。
だがしかし、敵に対しては眉間にしわを寄せて戦いの構えを取ったりと結構好戦的。
この事から、[[力無き者や子供達、仲間に対してはとても優しく、悪人に対しては容赦ない性格>ケンシロウ]]とも考えられる。
しかし、例え敵対している者でも困っていたら構わず助ける優しさもあり、それはクッパが相手でも変わらない。

『マリオ&ルイージRPG』シリーズでは珍しく留守番させずに(『初代』は半ば強引だが)ルイージと一緒にピーチを助けるための冒険をしており、
他では見られないマリオ兄弟の描写が数多く見受けられる。
基本的には泣いたり困ったりしているルイージをマリオがなだめたり、途中で分離して別行動を取った後に再開すると、
&b(){涙を流しながら抱き合う}という兄弟愛抜群のシーンの方が多いようだ。
『2』ではスタッフ曰く「ベビィマリオ兄弟&s(){とルイージ}の父親的存在」で描かれ、PT随一のしっかり者役として大活躍した。
『3』『4』でも大まかな性格に変わりはないが、どうやら長い付き合いであるルイージとの二人旅である影響か、
ヒーロー然としているいつものマリオからは想像できない&b(){素の性格}が垣間見られるシーンが散見される。

-海を渡る際、&b(){ルイージをハンマーで平べったくしてサーフボード代わりにする}(『1』)
-&b(){ピーチのドレスで変装したルイージ(鼻と髭を隠して上手くなりきった)を押し付け本物のピーチを救出する}という&br()「明らかに無理だろ!」な作戦を&b(){マリオが提案する}(なお身代わりで捕まったルイージは&b(){自力で脱出する事前提}の作戦)(『1』)
-二人が背中合わせになってボールになる「ブラザーボール([[ライダー>仮面ライダー1号]][[車輪>仮面ライダー2号]]的な技)」を使用していたキノじいが&br()&b(){無理な体勢による背中の激痛を訴えていた上に満身創痍だったにも関わらず}教えてくれと提案する(一方のルイージは最初習得を嫌がっていた)(『2』)
-医者に用があるが先に来院した患者達を待たなければいけない状況になった際、&b(){仮病を使って真っ先に医者の元に行こうとする。}&br()しかもルイージに目配せで&b(){「お前もやれ」}と促す(『3』)
-バッジ屋さんにバッジを押し売りされる際、1コインどころか&b(){タダ}になるまで値引かせる(『4』)
-盗まれた重要アイテムを取り返す際、&b(){「仲間を囮にして敵の注意を引き、その隙にアイテムをこっそり奪い取る」}&br()という恐ろしく姑息な作戦を提案し、成功させる
--その際仲間の一人マクラノ王子に&b(){「マリオよ、お主もなかなかワルではないか」}と言われ、&br()取り返した直後敵からは一斉に&b(){「どろぼう!」}と言われる&br()(『4』)

その他『ペーパーマリオRPG』では、「ルイージに会いたい」というファンに対して、ルイージも冒険中だったため、連れてくるのは無理と判断したのか、
&b(){自分がルイージのコスプレをして会う}という事をしでかしたのだが、偶然その場に本人が現れ本物の方が偽者扱いされてしまい、
「兄さんも何か言ってよ!」というルイージに対し、&b(){「自分がルイージだから」という態度を取り続けちゃっかりファンからプレゼントを貰う。}
ファンから偽者と罵倒され、兄にも裏切られたルイージは泣きながら立ち去ってしまうのだが、&b(){一切ルイージのフォローはしない。}

このように普段は大人で紳士的な態度を取ってはいるが、実は割と&s(){腹黒い}やんちゃな性格なのかもしれない。

公式での一人称は「ボク」。
しかし公式でのマリオの性格が長らく語られていない事もあり、二次創作などでは一人称が「俺」になったり、
漫画『スーパーマリオくん』の影響か、粗暴な性格に描かれたりする事も多い。
勿論、皆の頼れるまとめ役、しっかり者のリーダーとして描かれている作品も少なくはないが。
ちなみに上記の漫画版は、現在連載されている中では&b(){唯一の}マリオ漫画。[[ドラえもん]]を超えてコロコロコミック最長連載記録を保持している。
そこでのマリオの扱いというと、ひたすらボケに走って周囲を悩ます役回りかと思いきや、
周囲もアレな連中ばっかなので振り回されてツッコミに回ったり苦労をしたりもするといった具合。むしろ現在はツッコミ役寄り。
また今は亡きコミックボンボンでも本山一城氏による『スーパーマリオ』シリーズが約10年間連載され、ボンボン最長連載記録を保持している。
こちらのマリオは平時は「ボク」で戦闘時には「オレ」と一人称を使い分け、基本的に常識人である。

アクションシリーズではクッパ軍を相手取るのがほとんどだが、RPGシリーズなどでは他の侵略者と戦う場合が多い。
その他の侵略者というのが、
-[[異次元に存在する武器>ヤリドヴィッヒ]]
-闇の宮殿に封印されていた、1000年前に強力な闇の力で世界を支配していた女王
-恋人との仲を引き裂かれ、その恋人のいない世界を滅ぼそうとする、破滅の予言書の所有者
などと、マリオの子供向けなイメージからはほど遠い、スケールのでかい奴も少なくない。
クッパだって惑星群を制圧できる宇宙艦隊を駆使したりと決してスケールが小さいわけではなく、
こんな連中を毎回相手にしている分、ミスタービデオゲームに相応しい働きをしていると言えるだろう。
というかいつも通り大暴れする[[ライバル>クッパ]]、清らか過ぎて悪の存在の復活の鍵になる事もある[[姫>ピーチ]]、
破滅の預言書に鍵として書かれる[[弟>ルイージ]]、と彼の心労は絶える事はなさそうだ。

一度身体に関する細かい設定がなされた事があり、身長は155cm、体重は&b(){[[秘密>春麗]]}、年齢は大体24~25歳及び26歳前後だそうだ。
身長は2006年頃に発売された等身大フィギュアに、体重は『スーパーマリオサンシャイン』でポンプがユーザー登録する際に見えたプロフィール、
年齢は前者は宮本茂氏の発言から、後者は『大乱闘スマッシュブラザーズDX』のマリオのフィギュアの説明文から分かる。
我々日本人男性からするとびっくりするほどの小柄であり、おまけにやや肥満体型でもある。実際お腹出てるけど…
(しかし、あまり目立たない事が多い。特に『スマブラ』シリーズが顕著)。
とはいえ、これらはあくまでも目安とも言うべきものであり、身長もある程度は定まっているものの、基本的には作品ごとに微妙に異なる事が多い
(設定上の身長が100cmの[[ソニック>ソニック・ザ・ヘッジホッグ]]と『マリオ&ソニック』シリーズで共演した際は大差ないように見えるのが好例)。
これはクッパやワリオやドンキーコング等、他のキャラクター達にも言える。一種の[[ゲーム補正>格ゲー補正]]と考えよう。
#endregion

ニコニコでは主に改造マリオやマリオメーカーで孔明の罠に引っ掛かったり、[[ヨッシー]]を冷酷に使い捨てたりで大人気。
TAS動画では「ケツワープ」や「旗らけ」などでお馴染み。またスーパーマリオ64での[[空耳]]は一時期ブームにもなった。

その他、18禁PCゲーム『さよならを教えて -comment te dire adieu-』でも、意外な場面でその名を引用されている。
&nicovideo(sm474946)


&font(24,b,i,red){"Mama mia!"}

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//当WIKIでは速報は推奨されません。編集者向けガイドラインをきちんと読んでください
**『[[大乱闘スマッシュブラザーズ]]』シリーズにおけるマリオ
|>|>|>|>|作品ごとのデザインの変遷|
|&image(ssb64mario.png,left,width=160,float,title=初代。頭身が低いものの、きちんと特徴が押さえられている)|&image(ssbmmario.png,left,width=180,float,title=DX。以降、『for』以外では色がくすんで見える)|&image(ssbbmario.png,left,width=160,float,title=X。キリリとしてます)|&image(ssb4mario.png,left,width=200,float,title=for3DS/WiiU。色調が明るめになり、脚も若干伸びている)|&image(0.png,width=160,title=SP。再び色調が暗くなり、服装のディテールも細かくなった)|
#clear

任天堂のオールスターに彼が入らずしてどうする。というわけで『初代』から登場の皆勤賞。
PVやOPなどでも実質的な主人公格として真っ先に登場しており、その点は『スパロボ』シリーズの[[マジンガーZ]]に近いか。
『初代』のCMや『DX』のOP冒頭、『X』のティザーPV冒頭などにおいて、
一緒に登場した[[リンク]]、[[ピカチュウ]]、[[カービィ]]とセットの所謂四天王的な扱いを受ける事も多い。
生みの親である宮本茂氏の意向もあり、『X』以降は表情のモデリングも『スマブラ』用に新録された[[ボイス]]も、
原作のようなコミカルさや可愛らしさよりシリアスさやかっこよさにウエイトが置かれている。
//https://smashwiki.info/マリオ#.E5.82.99.E8.80.83
『X』ではKONAMIからゲスト参戦してきた[[スネーク>ソリッド・スネーク]]に&b(){「そんなスターと手合わせ願えるとは、[[いい時代になったものだな>シン(北斗の拳)]]」}と言われている。
&s(){…ちなみに『for』と『SP』のピットも全く同じ事を言っている}

#region(各種[[必殺ワザ>必殺技]](以降「B」と表記))
各種[[必殺ワザ>必殺技]](以降「B」と表記)
-ファイアボール(NB)
手のひらから[[火の玉を発射>ダルシム]]する[[飛び道具]]。
地面をバウンドするため避けづらく、その特性上坂道の上からでも普通に飛び道具として機能する。
また重力を利用でき弾速が比較的遅いため、小ジャンプから撃つとスキが減り絶好の牽制ワザになる。
差し込みが苦手なマリオにとって相手を動かす非常に重要な一手。

-スーパージャンプパンチ(上B)
[[昇龍拳]]の如く原作でのジャンプポーズでアッパーカットを喰らわせるワザ。
このワザがヒットした分だけコインと音が出てくるのが特徴
(『for』以降は最後の一発のみ音が高めになり、『SP』では帽子がキャッピーになっている時だと紫色の「都市の国のローカルコイン」になる)。
多段ヒットするワザで上向きの[[判定]]が非常に強く、更に出だし際に無敵判定が[[発生]]するので切り返しにも有用。
とはいえ、『X』まではふっとばし力の低さや外した時のリスクの大きさから、攻撃用途にはあまり向かなかった。
『for』になりコンボソースや切り返し、ある程度%が溜まればフルヒット後まず反撃を受けなくなったり、
ほかほか[[補正]]の影響で上空の相手を&b(){0%から}撃墜できたりなど地位が向上した。
『SP』ではさらにすっぽ抜けが起こりにくくなった。
『for』以降ではベクトルが上寄りになった空上を何度も当ててこれでフィニッシュ、というコンボが強力。
特に戦場などの足場があるステージでは、このコンボで相手を画面上に押し込んで早期撃墜も可能となる。
また復帰阻止しようとする相手に判定勝ちしやすく、復帰阻止されにくい。
上昇量や横移動距離は他キャラと比べると平均よりも若干低め。
とはいえ、これは全体的な復帰力がインフレした現在での話。
攻撃しながら上昇できる技としては上昇量も横移動距離も全く問題なく使用可能。

-マリオトルネード(『DX』までの下B)
[[両腕を伸ばし体を高速回転>ヴォルフガング・クラウザー]]させて攻撃。
持続・拘束力ともに優秀で、暴れや切り返しに便利。反面ガードされると辛く判定も小さい。
ワザ中にB連打をすると浮かび上がり、これが結構馬鹿にならない上昇力なので復帰時の手助けになる。
また、基本的に最後の一撃で上方向に飛ばすが、『初代』では上手く位置調節して下半身側を当てると真下に叩き落とすメテオワザにもなる。
『DX』では発生の遅延、拘束力の低下、メテオ効果の削除など、大幅な弱体化を受けたがそれでも復帰ワザとしてはまだまだ現役である。
『X』以降はポンプの実装に伴い、下空中攻撃に降格。性能も他の通常攻撃に合わせられている。

-ポンプ(『X』からの下B)
『スーパーマリオサンシャイン』で登場した、ポンプを使って放水。溜める事も可能。
放水はダメージこそ無いが敵やアイテムを押し出せる。適当に撃っても全く効果は無いが、
乱戦にぶちこんで攪乱したり、&b(){他のキャラの攻撃でふっとばされているキャラに当てて得点権を横取り}したり、
ボムへいを上に投げてポンプで撃ち出す(通称&b(){「ポンプ砲」})、前々のメテオ、マントと合わせて&b(){復帰防止を三択に持ち込む}など、何気に使い所は多い。
ただ溜め時間が長く、ここぞという時に使えるようスキあらばチャージする事をお勧めする。
&s(){一方で[[ゼニガメ]]も「みずでっぽう」という似たワザを持っていて、そっちの方が溜めが早いし溜めずに打つと水飛沫でダメーj(ry}
『for』以降は押し出す力が強力になり、[[一部のキャラ>ネス]]の復帰を&b(){ほぼ完全に詰ませられる}レベルの勢いになった。
加えて相手をしっかり押し出せる位置で撃てば、普段使いでもラインをある程度回復できたりと使い道ができた。
変わり種としては、崖際にいる相手を無理やり飛ばして崖際攻防に持ち込んだり、逆に復帰中に浴びせて復帰阻止など。
…それにしても、いくらなんでもスタンダードキャラとは到底思えないほど癖が強いワザのような気がするが。
&s(){マリオ自身も本質はスタンダードキャラとは言い難いのだが}

-スーパーマント(横B)
『DX』から追加されたワザ。
『スーパーマリオワールド』で使用した黄色いマントを振って飛び道具を[[はね返す>流影陣]]。恐らく元ネタは[[ひらりマント>ドラえもん]]。
[[サムス>サムス・アラン]]のチャージショットだろうが[[フォックス>フォックス・マクラウド]]のブラスターだろうが平気ではね返す
(ちなみに反射判定はマリオ自身にあり、反射倍率は1.5倍に設定されている)。
おまけに&b(){直接マントに当たった相手は逆の方向を向いてしまう}ため、タイミングよく当てるとスカを起こし[[反確]]。
また、&b(){攻撃判定の持続時間よりも飛び道具を反射する判定の持続時間の方が長い}ため、
「完全にマントを振り切ったタイミングに着弾するはずが反射された」という事態も起こり得る。
…とここまで書くと物凄い性能だが、入力からワンテンポ遅れて発生するので使いこなすのは意外に難しい。
逆に言うと、マントを使いこなせるようになれば前空中攻撃「メテオナックル」、前述のポンプと合わせ重要な復帰阻止の択となる。
他にも『DX』と『X』では空中で使うと1回だけではあるものの、少しだけ浮く事ができるので復帰力をある程度伸ばす事が可能。
『for』以降ではほとんど浮かず、横移動の勢いも落ちてしまうため復帰には使えなくなったが、
着地狩りが重要な『for』においては着地のタイミングをずらす一手にも。
『X』以降は発生が遅くなったのと引き替えに&b(){1秒間方向キーの左右が逆になる}効果が追加され、対人戦で相手を泣かせる鬼畜ワザと化した。
ステージに復帰しようとして逆にステージから遠ざかっていくその様は、怒りを通り越して笑えてくるだろう。

-マリオファイナル([[最後の切りふだ>超必殺技]])
両手から[[かめはめ波>孫悟空]](というよりは[[シュワルツフレイム>カイン・R・ハインライン]]?)のように2つの龍のような螺旋状の炎を発射する大胆なオリジナルワザ。
見た目はド派手でカッコイイため、人気は高い…のだが、
『X』では&b(){[[発射見てからジャンプ回避余裕>小足見てから昇竜余裕でした]]な上、ふっとばし力、ダメージ共に低く、ヒットストップずらしで簡単に抜けれる、}
&b(){そもそも発射前にカス当たりの判定がある}と欠点だらけ。広いステージどころか狭いステージでも使いづらい。
しかしヒットした相手を押し出す能力が非常に強いため、直撃させた相手を一気に場外にまで押し出せる。
使い方としてはステージ外に飛ばしたライバルにトドメとして放ったり、&s(){[[クソルビーム>北斗有情破顔拳]]}牽制として放つのが妥当か。
一応発動時に密接した相手を前方にふっとばして炎に巻き込むので、これで0%撃墜も可能ではある。
ただし、保持している間は仕様上ファイアボールが撃てず攻めが弱体化するため、使い所の見極めがモノを言う切りふだと言えよう。

『for』からは発射前のカス当たりがなくなり、ずらしも利かず、拘束力自体もアップしたため前作と比べて使い勝手が大幅に上昇。
ふっとびの仕様が変わったため、0%撃墜とまではいかなくなったが30~40%程度の相手に当てれば撃墜しやすくなった
(一応終点の崖際から放てば0%撃墜はできる)。

『SP』では最初の方は微妙な性能(&b(){[[勇者>ドラゴンクエスト3勇者]]のメラゾーマよりも弱いとまで言われていた})だったが、
Ver.8.0.0のアップデートにより&b(){大幅強化。}
攻撃力はそれぞれ0.5%ずつ上昇し、総合的なダメージが増加。
同時に攻撃範囲の拡大により低%(流石に0%などの一桁台は抜ける)でも抜けにくくなった事で、火力が大幅に上昇。
なんと&b(){最大で71%もの大ダメージ}を簡単に与えられるようになった。おまけに下投げから&b(){確定で}繋がるため、
30%程度あれば相手は掴まれた時点で高確率で&b(){即死確定である}。
相手を押し出してふっとばすタイプの切りふだの中ではトップクラスの性能と言えるだろう。
#endregion

シリーズ通しての弱点は[[突出して強力なワザが無く>伊達政宗]](=頼れる主力のワザが無く、決め手に欠ける)、リーチが短い。
要は差し込みワザが弱く、敵の懐に潜り込むのが辛いキャラとなっている。
多くのマリオ使いは小ジャンプからファイアボールを撃って牽制し、飛び込んできた相手を手数の多さで圧倒していく、といった[[待ちの戦法>待ちガイル]]をとる
(『X』のCPレベル9も正にこの行動をとる)。
この戦法上敵の[[飛び道具]]をかわしやすい、手数の多さから不利が付きにくいなどの特性が付き、それなりの強さは発揮できるようになっている。
ただ決めワザまで弱いのはかなり痛く、ワンパターン相殺のシステムも相まって、操作は慎重を要する。
横スマッシュ攻撃か下スマッシュ攻撃がバーストワザのメインになるだろうから、あまり回数を振れないのが痛い。

実は&b(){『スマブラ』における(押し出しワザや振り向きスマッシュなどの)上級テクニックのほとんどが使える。}
特に振り向きスマッシュや空中向き変えをマスターすると、マリオの弱点である短いリーチを補える。
また、全体的なワザ後のスキが少なく、復帰阻止もそれなりに強いなど他キャラより秀でた部分もある。
覚える事は多いが、極めれば極める程強くなっていくタイプなのである。
その過程で&b(){彼を究めると、スマブラのテクニックの大部分が網羅できるのだ}。
要するに、&b(){「[[初心者に分かりやすくお勧めの>ヨッシー]][[玄人好み上級者向けキャラ>博麗霊夢]]」}とも言える。

『X』までのマリオは特に秀でた能力がないのが災いしてか、大会において出場率・戦績共に今一つよろしくなかったが、
『for』からは一転して、あらゆる性能が高水準でまとまった[[器用万能キャラ>レイ]]に生まれ変わり、大会で活躍する機会も大きく増加している。

#region(『初代』での性能)
『初代』での性能は正に[[スタンダード>波動昇龍]]と言える。
必殺ワザも[[ファイアボール>波動拳]]、[[スーパージャンプパンチ>昇龍拳]]、[[マリオトルネード>竜巻旋風脚]]と、
&b(){これ、[[コイツ>リュウ]]のワザそっくりじゃねーか!}というツッコミを受けたり受けなかったり。

ファイアボールで牽制し、たまらずジャンプした相手を素早い発生でコンボも可能な空上(通称エアスラ)、
もしくは素早い発生で威力も上々、更に&b(){顔面無敵}な上スマで決めるという「飛ばして落とす」のが基本の[[立ち回り]]。
もちろんファイアボールと共に相手に自ら飛び込むという戦法も強力で、
拘束性のある空下で固めてから投げで相手を足場外に飛ばし、ファイアボールを振って復帰ルートを限定し、
崖につかまろうとした相手を下スマもしくは空下で落とすなど、復帰阻止能力も優秀。
自身が飛ばされていても、下Bの連打で復帰距離を伸ばし、
復帰阻止に来る相手は、ファイアボールで阻止&発生無敵で強力な判定を持つ上Bでしっかり帰還できるなど、復帰能力も中々。
そしてこちらの復帰阻止はというと、空下のふっとばしベクトルが下なので実質的にメテオ持ち、更に持続も長いと優秀な性能。

ここまで書くと優秀なキャラなのだが、タイマンだと&b(){ワンチャン大ダメージ&即死コンボ}が入り乱れている本作では、
地道にダメージを積み重ねていく事しかできないマリオの火力は高いとは言えない。
復帰阻止も上位キャラのカービィやピカチュウなどの復帰オバケには通りづらく、復帰能力も即死されたら意味が無い。
「自分が頑張ってる間のちょっとしたミスのせいで、あっという間に撃墜された」と言うのはマリオによくある悲しい話。
ただし「爆発力が無い」という所が足を引っ張っているだけで、とにかく優秀な[[飛び道具]]であるファイアボールを使った立ち回りは、
先手を取りやすく非常に安定している。
また、コンボ即死ゲーの本作の中でもマリオは「ヒット[[硬直]]が短い」という性能のおかげで、コンボ拒否をしやすいキャラでもある。

タイマンにおけるキャラランクは中堅~下位と、人によって評価がまちまち。
一方乱闘では、コンボができずに弱体化するキャラとは違い、自分の持ち味を活かしきれるマリオはかなり優秀。
正にプレイヤー性能を正直に表す、「スタンダードキャラ」のお手本と言ってもいいだろう。

#endregion
#region(『DX』での性能)
『DX』では横Bとしてスーパーマントが追加。新テクニックとして壁を蹴ってジャンプするカベジャンプ(三角飛び)も実装。
また、前空中攻撃が「メテオナックル」に変更され、マリオもメテオらしいメテオワザを持つようになった。
相変わらず優秀なファイアボールで牽制し、近付いてきた相手を弱攻撃連打と各種スマッシュで叩きのめすという、手数で攻めるキャラになった。
ダッシュ性能こそ平均的だが、絶の性能が優秀で機動力はそこそこ高めであり、
またメテオナックルはそこそこの強判定の上最低空だとガードさせてもほぼ反撃を受けない性能だったため
ダッシュジャンプの存在も含め、後作と異なり近距離へガンガン差し込める「攻め」の一面を持つキャラだった。
また、『DX』ではマリオのみスーパージャンプパンチの終わり際をカベジャンプできる仕様が存在し、
これを行うとしりもち落下にならず、もう一度スーパージャンプパンチができるようになる。
このためカベありのステージに対しての縦の復帰力は意外と高い。
ただし、タイミングは非常にシビアで、ミスるとそのまま自滅してしまうので、練習は必須である。

前作と同様にスタンダードで使いやすいキャラではあるが、一方で器用貧乏さもアップしてしまい、
とにかくフィニッシュソースにおいて火力不足感が否めない(所謂バ難)。
ダメージソース自体は多数のキャラに入る掴みからの投げ連や空上運びなどのコンボが強力で申し分ないのだが。
しかも『DX』に限り、&b(){何故かジャンプ力が[[6段ジャ>カービィ]][[ンプ持ち>プリン]]抜きでワースト2位タイに設定されていた}。
強力なネタを持つ上位陣には厳しく(ファイアボールを当たり前のように処理されてしまうのが結構痛い)、
タイマンでのキャラランクは中堅下位となっている。[[まと>ミュウツー]][[もに>ゼルダ]][[戦え>ネス]][[ない>クッパ]][[連中>カービィ]]よりは遥かにマシだが。

…と、ここまで書くと微妙なキャラに思えるかもしれないし、確かに今となってはその評価も概ね間違いではないのだが、
スタンダードキャラ故に扱いやすく、更に『DX』に必要なものは一通り揃っているマリオは、早い段階でのキャラランクでは&b(){最上位層に次ぐ上位層}であった。
また、発売して1年経たない頃に行われた&b(){公式全国大会での優勝キャラ}だったりする
(尤も、この頃はステージランダムに加えアイテムありというルールだったが…)。
良くも悪くも単純であるが故の伸びしろの無さが彼の凋落を招く事となってしまった。ある種スタンダードキャラの宿命と言えるのかもしれない。

ちなみに、この作品のマリオのフィギュアの解説文では、年齢が&b(){26歳前後}とされている。
26歳と言えば、[[この辺り>アクセル=ロウ]]と同年代である。
…ただ、RPG系のゲームに出演した時には「おっさん」などと呼ばれているのだが。
余談だが、&u(){マリオのヒゲを隠してみると童顔になる。}

#endregion
#region(『X』での性能)
『X』ではマリオトルネードが通常ワザに降格した代わりにポンプが下Bとなり、
スーパーマントも&b(){「当たった相手は約1秒間スティックの左右が反転する」}というトリッキーかつ大幅な強化がされた。

…が、その一方で総合的に使い勝手が落ち、性能も軒並み低下。
地上で放つファイアボールの飛距離はかなり落ち、元々短かったリーチが更に短くなり、基本火力も撃墜力も低下。
復帰インフレが起こっている本作の中でも彼の復帰能力は据え置きどころか、下Bの変更のせいで&b(){低下している}というのも地味に辛い。
最後の切りふだでさえ、前述の通り性能ははっきり言ってかなり弱い。
タイマン・乱闘共にイマイチで、キャラランクも下位とされている。

それでもタイマンルールの大会に参加して下位キャラなりに結果を残したい……と頑張ろうにも、
同ルールでは失われた6人の内の一人としてキャラとして存在しないも同じであった。
その全ての原因が[[デデデ大王]]であり、一度捕まれると下投げ連が[[永久]]となり即死、
それに加えて先行入力のおかげで容易に繋がるので難易度は激アマで、事前練習の必要も無し。
更にこの『X』には走り出しに確率でこける仕様があるので、完全にノーダメージで戦うのは運も絡み不可能に近い。
このため、&b(){デデデ本人以外のマリオ等の永久対応キャラはそれを選択した瞬間に後出しでデデデを出して9.9:0.1並みの極悪な相性をぶつけられるため、&br()そもそも存在しないものとして他キャラを使う方が建設的}と考えられてしまっていた。

マリオ、お前は泣いていい。&s(){マリオよりも酷い弱体化を喰らったファイターもいるが}
&s(){というか『DX』公式サイトのキャラ紹介で最初を飾れなかったり、展開次第では[[『亜空の使者』>ストーリーモード]]でフィギュアに戻されまくったり、&br()破滅的大敗後のムービーに出られなかったり、いくらなんでもサークライにぞんざいに扱われ過g(ry}

ただ、前述の永久等を禁止した上での対戦ならば、相手が上位ランクのキャラでもプレイヤースキルによってはマリオで勝つ事はできる。
どのキャラにも言える事だが、性能や特徴次第で相性が変化する事もあり、マリオでも強い人はしっかりといる。
プレイヤーの技量が反映されるキャラなのは『X』でも同じである。キャラ限永久を除けば、という条件は付くが。

#endregion
#region(『for』での性能)
『for』では前作の貧乏さは流石に見直され、&b(){「主人公・オールラウンドポジションなのに使いにくい&s(){上に弱い}」}という性能から無事に脱却。
さらに&b(){全体的に高水準な性能のキャラに生まれ変わり、一気に強キャラにまで上り詰めた}。

本作の彼を象徴するのが下投げからのセットプレイ。
下投げからの上強は&u(){コンボとしては繋がっていないが}、
蓄積やキャラの落下速度の関係上非常に繋がりやすくなっており、そこから続けて上強を入れやすくなっている。
その印象を大きくしておき相手の安易な暴れ、カウンター、逃げを別のワザでカバーし読み繋げる事がマリオ使いの肝である。
他にも伝統の空上運び以外に多くのワザが繋がりやすくなり、ぶっちゃけ&b(){コンボゲータイプのスピード型オールラウンドキャラ}になった。
また、前作では非常に使いづらかったポンプやマリオファイナルも大幅強化され、使い勝手も向上。
マリオトルネードも発生、スキの少なさ、コンボ性など、全キャラ中トップクラスに使いやすい空下と言われるほどの大躍進。
更に元から持っていたワザの発生、後隙の小ささやマントなどの事故らせ要素も噛みあって、近距離戦では無類の強さを発揮する。

とはいえ、強化されてもやはりリーチの短さは深刻であり、復帰力も強化されたとはいえまだ低めな方で、
飛び込みと空中戦で苦労するのは以前のまま。
下投げコンボは目立つものの、本作で特に重要な確定コンボの少なさにより、アドリブでの対応が多く求められる。
どれほど強くなろうとも本質は変わらず&b(){「プレイヤー性能が忠実に反映されるキャラ」}である。

#endregion
#region(『SP』での性能)
基本的には前作と変わらないが、上強の上方向の範囲が広がり、台上の相手にも当たるようになった。
また空下の性能が&b(){拘束力の向上、最終段までの発生が高速化し反撃を受けづらくなり、ふっとばしの大幅向上}と、
前作ですら化けていたのに更なる超強化を受け、異常に強くなった。特にほかほかの載った空下は恐ろしい事この上無い。
他にもステップの強化を受けたり、システム面の影響による強化を受けた印象も強い。

一方で上強の横の範囲が狭くなってしまい、横にいる相手に当たりづらくなった。
これにより、前作で猛威を奮った下投げ上強コンボもほぼ実質繋がらなくなった。
他にもDAの持続当てのベクトルが前になったり、上Bがほかほか補正の調整によりふっとばし力が下がり、
空上撃墜がしずらくなったりと、前作にあった尖った強みの多くを失ったと言っていい。

序盤は上投げからコンボをしていく事となり、そこから空下や空上などに繋げていくのが基本となる。
ダメージが溜まったら下投げで相手の動きをよく見て上手く空上を当てていくと良い。
上スマは前作と変わらないがほかほか補正の調整により、相対的にふっとばし力が下がり、弱体化したと言われている。

前作と比べてバ難が深刻化しており、前作以上に正確にワザを当てられるようにならないといけなくなった。
バーストワザの使い方もより見極める必要があると言える。
ステップの性能向上により今まで以上に動かしやすくなったものの、使いこなすにはそれなりの腕は持たないといけなくなったと言える。

キャラランクは前作と同様に上位に位置しており、人によっては最上位クラスに評価される事もある。
最初こそあまり高く評価されていなかったが、現在は対策必須クラスのキャラとして注視されている。
実際に海外の大会で海外の強豪マリオ使いが数々の強豪日本人プレイヤーを薙ぎ倒していった事で、
マリオが再評価される事になった経緯がある。
総じて強キャラである事に変わりはないだろう。
#endregion

//公式で使われた呼称であることなどから「モデルチェンジ」ではなく「モデル替え」にしてください
また、『DX』『for』『SP』ではマリオのモーションをほぼ流用した[[モデル替えキャラ>EXキャラクター]]として、&b(){ドクターマリオ}が登場している。&link_anchor(*2){*2}
#region(『スマブラ』におけるドクターマリオ)

#image(ドクターマリオ_DX.png,title=誰が彼の参戦を予測できたのであろうか)
//DXの横スマは根元と先端の区別なし
『DX』では「異ならない所が異なる所」をコンセプトに製作が進められていたため、
+三角飛びが使えない
+横スマッシュ攻撃「心臓マッサージ」はマリオの「ファイア掌底」よりもリーチがかなり短い代わりに、ふっとばし力が高い
+ニュートラル空中攻撃の「ドクターキック」は&b(){出始めよりも終わり際で当てた方が威力が高い}
+前空中攻撃の「ドクターグーパンチ」はふっとばす方向が真下(メテオ)から前方に。ふっとばし力はかなりのもの
+弱、空下、下スマ、投げなど一部の通常ワザがマリオのものより高威力だったり、ベクトル方向が異なっていたりする
…というように、同一人物ながら性能面も重量感UPな感じにマイナーチェンジされている。
そのせいかゲーム中の[[ニュートラルポーズ]]では時々首を回したりと、&s(){[[おっさん>ガノンドロフ]]}運動不足っぽい仕草を見せる。
操作感は大体マリオだが、じっくり使い込んでみるとこれが意外と別キャラで、公式の言う通り違いが分かる人向けのキャラと言えよう。
フィギュア名鑑での解説から「通常のマリオから機動力を若干落とした代わりに決定力を底上げしたような性能」となっている
…はずが実は(上Bを除いて)&b(){機動力は通常のマリオから全く変えられておらず}、むしろ通常のマリオの欠点である火力不足が解消されている。
//https://www.ssbwiki.com/Jump https://www.ssbwiki.com/Dash https://www.youtube.com/watch?v=oMq1_bZ8Ngc
この火力でいて&b(){「絶」}も問題無く使用できるため、結果的にマリオの上位互換に近い性能となっており、
キャラランクでは中堅下位のマリオを上回り、準上位下層に就く事ができている。

#image(Dr._Mario_SSB3DS.png,width=200,title=誰が彼の復活を予想できたであろうか,left,float)

[[リュウ]]と[[ケン]]の比じゃないくらいにマイナーチェンジされたためか『X』には参戦しなかった&link_anchor(*3){*3}が、
&b(){『for』で[[モデル替え枠が再実装された>ルキナ]]ため、まさかの復活を果たした。}
下必殺ワザが「ドクタートルネード」のままになった事で通常のマリオとの違いが明確化。
その他の性能も『DX』に準じているが、横スマは根元で当てるとより吹っ飛ぶようになり、
カベキック(三角飛び)もできるようになった代わりに機動力が大幅に低下した。
コンパチ元のマリオが『X』以降下必殺ワザが「ポンプ」になった事などを考えると、
『DX』以前の(ドクター)マリオ使いのためのキャラクターと言ってもいいかもしれない。
格ゲーで言えば『[[KOF>THE KING OF FIGHTERS]]』で『'96』以降技構成が変わった[[草薙京]]に対する[[クローン京>Kシリーズ]]的立ち位置だろうか。
しかし、性能面に関しては後述の通常のマリオが大幅強化された上に復帰力の低さが響く。
単純に「パワーを増やした代わりにスピードをそぎ落とす」
という調整が『スマブラ』のゲーム性と噛み合わないのもあるが、ただ単に機動力が低いのではなく、
「マリオの攻撃を1.1倍の威力にする代わりに動きを0.8倍の速さに落とす」という、
マリオのスペックに倍率補正をかけている形で調整でされているのがネック。
#clear

同じく鈍重とされているファイターの多くは「歩行・ステップ・空中の横移動・ダッシュまでの加速度」のいずれかがそれなりの速さだったりするのだが、
ドクターマリオの場合は速度そのものをマリオの0.8倍に抑えてしまっているため、あらゆる面の機動力が低い。
特に復帰力の低さに関しては[[リトル・マック]]に次ぐレベルであり、タイマンにおけるキャラランクは下位クラスとの見方が一般的。
このため、『DX』とは逆に&b(){マリオの方が上位互換}となっている。
カスタマイズ必殺ワザは通常のマリオと同様だが、下必殺ワザのみ仕様上ルイージと同じ。

『SP』にも引き続きモデル替えキャラとして参戦しているが、
[[ルキナ]]をはじめとした内部データを他のキャラから流用したキャラのほとんどが「ダッシュファイター」としてまとめられている中、
ドクターマリオだけは独自モーションや攻撃力や機動力が大きく差別化されているためか、特例としてこの概念には含まれていない。
モーション等の変化は少ないが、前作の倍率補正が若干変更されており、前作以上にパワー方面の強化と機動力の低下が図られている他、
ジャンプ力も少し向上している。
それ以外だと下空中攻撃が単発のメテオワザに変更された点や、
後ろ投げがふっとばし力の増加と引き換えに他の相手を巻き込めなくなった点が目立つ。
アップデートで何度かアッパー調整が入っているが、機動力には手を加えられず、
そのほとんどが技威力のさらなる向上……と、ますます持って攻撃全振りマリオといった特色のファイターとなっている。
本作でもマリオより下のランクに位置付けられる事が多いが、その高い爆発力の強さなどから油断のならないファイターに仕上がっている。

#region(各種[[必殺ワザ>必殺技]](以降「B」と表記))
各種[[必殺ワザ>必殺技]](以降「B」と表記)
-カプセル(NB)
手のひらからカプセルを発射する[[飛び道具]]。
ファイアボールと違い、バウンドの高さが一定で威力が少し高めになっている。
空中戦が強い『DX』ではバウンドが高めで小ジャンプを抑制しやすい点、
またヒットストップが大きい点からファイアボールよりも優秀とされる。
何気に物理系の飛び道具なのでエネルギー系を吸収する技を持つ[[ネス]]などにも強い。
『for』では地上戦が主体となったため『DX』程の猛威を奮う事は無くなった。
『SP』ではカプセルのサイズが拡大したり、ヒット時に斜めふっとびになりそのままコンボが可能になるなど、大幅な強化を貰った。

-スーパージャンプパンチ(上B)
[[昇龍拳]]の如く原作でのジャンプポーズでアッパーカットを喰らわせるワザ。
通常のマリオのと比べて上昇力が劣っており、ヒットするとベシベシと打撃音になり威力も高い。
『for』ではコインが出なくなった他にもルイージのものと同様に単発ヒットとなっており、
出だしを当てるとスマッシュ並の攻撃力を発揮して斜め上にふっとばす。
ワザの終わり際は攻撃力が下がり、ふっとばす方向が真上に変化する。
無敵判定が一切発生しないため切り返しには使いにくいが、非常に早い発生(3F)と強い判定は健在であり、
百裂系弱攻撃への割り込みなどに使える。
ちなみに『DX』でのみ出がかりのみを出す「上Bキャンセル」というテクニックが存在したが、『for』以降では削除された。

-ドクタートルネード(下B)
[[両腕を伸ばし体を高速回転させて>ヴォルフガング・クラウザー]]攻撃。
性能はマリオトルネードと大体同じだが、最後のふっとばし方向が横になっている(マリオトルネードは上方向)。
『for』では、両側に持続時間の長い多段判定が発生し、最後の一撃で相手のダメージが少なくても比較的強めにふっとばすが、
ダメージ自体は小さく、全て当てても10%にも満たない。
しかし、同作のルイージサイクロンと違ってジャンプの慣性が無くても連打で上昇するので復帰に使えるなど、それなりに使い所は多い。
『SP』ではダメージが約14.8%(非タイマン補正)まで上昇し、暴れなどによるリターンが大きくなった。
また大きくふっとばし力が強化されている上に、下投げから&b(){確定で}繋がるためバーストワザとしても利用可能。
40~60%程度が狙い目である。

-スーパーシーツ(横B)
真っ白なシーツを振って飛び道具を[[はね返したり>流影陣]]直接相手に当てて方向転換させる。
スーパーマントと比べて判定が横に短く縦に広い。また空中で使用しても浮かないため、復帰には使えない。
『SP』ではモーションが差別化され、下から上に振り上げるものになった。

-ドクターファイナル([[最後の切りふだ>超必殺技]])
両手から2つの巨大なカプセルを、螺旋状に発射するワザ。
『for』では火炎属性削除・攻撃判定が前に出ている・拡散が遅いといった点を除けばマリオファイナルとほとんど同じ性能であるが、
攻撃判定が前に出ているおかげで押し出し力が『X』のマリオファイナルに匹敵するほど強く、終点のガケぎわならば&b(){ほぼ確実に0%で撃墜する事が可能。}
更にはダメージも上昇しているため、総合的には&b(){マリオファイナルの完全上位互換}と言える性能になっている。
『SP』では大幅に差別化され、ヒット数が少ない、ダメージが前後で違う、判定がカプセルの形に合わせられている、持続が短い、
ふっとばす角度の幅が小さく抜けられやすい……と、かなりの違いがある。
#endregion
#endregion

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//基本的に「MUGEN」表記で統一しています
**MUGENにおけるマリオ
世界中で人気のある彼は、海外だけでなく国内にも多数存在している。
&s(){何故か凶悪な性能のものやネタキャラばかりで普通に格ゲーしている者がいるのか怪しいのだが}

***オリジナル・原作再現(?)
#region(ShinRyoga & NeOaNkH氏製作 スーパーマリオ)
-ShinRyoga & NeOaNkH氏製作 スーパーマリオ
#image(s-n-mario.gif,title=公式と比べると背が低め。ちなみにオーバーオールの後ろ側のデザインが異なっている)
DOS時代から存在している、最も有名なマリオ。キャラとしては手数で攻めるコンボゲータイプ。
[[飛び道具]]、対空技、多段ヒット技と使いやすい技が一通り揃った[[スタンダードなキャラ>波動昇龍]]。
[[超必殺技]]は例の[[BGM]]と共に[[ハンマー]]でタコ殴りにする「Super Hammer」、
[[ユリアン]]が[[勝利ポーズ>勝ちポーズ]]で繰り出す火柱に似た炎をその場で発動する「Super Flame」、
そしてスーパースターで一定時間無敵になる「Invincible Star」の3種類。
初見では分かり辛いが[[コンボ]]の軸に[[ゲージ]]消費技が多く、高いゲージ回収率でそれを補う。
バランス調整のためか、Attackが65と非常に低く設定してある&s(){(色違いの[[弟>ルイージ]]は55とさらに低いが)}。

しかし、
-前転・後転に喰らい判定が無い(投げに対しても無敵)
-超必殺技のハンマーが当てた位置によっては前方への攻撃すら全段ヒットしない
-ファイアボールの弾が&b(){相殺不可}で、発射直後に上半身無敵になる
-マリオトルネードのフィニッシュ時の喰らい判定が&b(){頭のみ}
-空中レバー下入れ攻撃各種で&b(){攻撃判定が付いている間は喰らい判定が無い}
-スーパージャンプパンチの上昇中が&b(){下段判定}で、相手によっては&b(){地上ヒットでも当たらない(この相手にはマリオ自身も含まれる)}
…など、全体的に[[判定]]などがおかしい部分が多く、調整不足な感は否めない。
さらに[[永久]]コンボも存在。 アッパー当たったら[[ずっとマリオのターン>武藤遊戯]]!!

主に2つのバージョンが使われており、[[ポートレイト]]で判別可能。
古い方は&b(){超必殺技が存在せず、下記の外部AIの永久コンボができない}ので、戦力はかなり落ちると思われる。
#image(oldnew-2.png,title=それぞれ左が旧版、右が新版)

ちなみにAボタンで選択するカラーがルイージカラー(マリオカラーはX)なので、
[[ランダムセレクト]]などを使う大会ではこのカラーになる事も多く、[[ルイージ]]と勘違いされる事もある。

7P~12Pカラーを選択すると特殊モードになる。
-ネオマリオ(7P、10Pカラー):コンボが繋ぎ易くなるが、殆どのゲージ消費技が使えなくなり、攻撃力が&font(b,red){0.4倍}になる。
-ゴーストマリオ(8P、11Pカラー):&b(){常に無敵状態}で、ゲージも上昇していくが、体力が常に減少する。
-ストーンマリオ(9P、12Pカラー):攻撃力が&b(){1.5倍}、のけぞり状態時の防御力が&font(b,red){2倍}になるが、動きが鈍くなり、&b(){ゲージが少しずつ減少していく}。
特殊モード専用の技も存在し、ネオマリオは[[時を止められたり>時よ止まれッ!]]、ストーンマリオは地蔵に変身したりできる。

[[特定の>ピーチ]][[キャラ>ドンキーコング]]に対する[[特殊イントロ]]もいくつか存在。
[[一部の凶悪キャラ>サイコシュレッダー]]に対してはなんと性能が大幅に上昇する。
勝利ポーズなどを見る限り、どうやらこのマリオは&b(){[[殺意の波動に目覚め>殺意の波動に目覚めたリュウ]]かけている}ようだが…。

[[AI]]がデフォルトで搭載されているものの、行動がワンパターンで味気ない。ランクは並中位程度。
また、K.Y-Shanxi氏による外部AIも公開されている。
こちらは上昇中は完全無敵の昇竜、超反応の[[ガードキャンセル]]、永久コンボ、
更に3ゲージ消費で一定時間無敵になるスーパースターを積極的に使ってくるため恐ろしく強く、
凶上位レベルのキャラ、ヘタすれば[[エルクゥ]]と互角に渡り合う事もある。
やはり世界のスーパースターなだけあって、そのポテンシャルは高かったようだ。
また永久自重スイッチも付いているため、「大会に出したいけど素のAIは弱いし[[世紀末]]AIはえげつないし…」という方も安心(?)である。
タッグでは3ゲージ以上溜まるとマリオがすぐスーパースターを使ってゲージが0になってしまうので、キャラによっては相性が悪い。
//動画削除済み

|x…弱P y…中P z…強P a…弱K b…中K c…強K|
|2z→JC→【x→a→y→b→[2b]→[66]→y→b→[2b]→[66]→y→b→[2b]→[2a]→[214y]】→2z→JC→x…|上記のマリオの永久コンボの例。小さいキャラだと途中で落としてしまう。[214y]から繋ぎ難かったら[214y]からジャンプしても一応繋がる。|

#region(大会ネタバレ)
[[スマブラっぽいルールで大会【ストック制】]]では、
原作に参戦していた事もあり、相性が抜群だったのか並みいる強豪を次々とふっとばして決勝に進出。
[[博麗霊夢]]との名勝負を繰り広げ、勝利して見事優勝を果たした。
ミスタービデオゲームの名に恥じぬ活躍ぶりで、この大会を盛り上げた存在であった。
#endregion

レトロキャラでお馴染みのMASA氏によって所々アレンジされたものも存在し、こちらは判定が修正されている(ただし、新MUGEN専用)。
他にもTylorTheHedgehog氏とGolde Briggs氏によるPotS氏風アレンジ仕様のものや、
Orochi Homer氏やSM853氏の改変版、製作者不明のシンビオートスーパーマリオといった改変キャラが多数確認されている。
SM853氏の改変版は新必殺技が3つ追加(スーパーマント、[[ヘッドプレス>ベガ]]、ハンマー振り下ろし)され、
超必の「スーパーフレイム」も横に放つ「マリオファイナル」に変更されている。
他にも同氏改変のルイージとの特殊イントロ追加やタイムアップ時の新ポーズの追加、ハンマーの色変更、帽子とシャツと口のパレットの分離が行われている。
&s(){AIや判定はそのままだが}

#endregion
#region(Thomas氏製作 NESマリオ)
-Thomas氏製作 NESマリオ
#image(NESSuperMario.bmp,title=ちびマリオの状態でダメージを受けると死ぬのは原作通り)
ファミコン風味の懐かしい[[ドット絵]]の極小マリオ。
操作は左右移動とBダッシュ(ただしaボタン)、ジャンプ(bボタン)、キノコ(cボタン、Lifeを少し消費)の三つのみで、
ジャンプ中は足に攻撃判定(&b(){ガード不能})が付き、相手を踏むと原作通りマリオが再びジャンプする。
ラウンド開始時にスーパーマリオになり、攻撃を受けるとちびマリオになり、この状態で攻撃を受けると即死してしまう。
しかしちびマリオになってから数秒ほど無敵時間があり、相手がAIだとこの間に逃げたりするので、大抵追撃を加える前にキノコでスーパーマリオに戻れる。
キノコ使用時は無敵状態のため、変身中に攻撃を受けてちびマリオに戻る事は無い。
更にデフォルトのAIは、敵とは反対方向に走ったり、高いジャンプで相手を飛び越したりという「逃げ」の動きをしながら、
相手が近付いてきて踏める範囲にきた時に、的確に1~3回連続で踏み付けるという絶妙な動きをする(単にAIが起動していないのかもしれないが)。
そのため即死という仕様を持ちながら、[[スペランカー]]とは違い善戦どころか圧勝したりするというトリッキーなキャラである。
その特殊な性能でプレイヤー操作だと[[オメガ]]に勝てたりする。
&nicovideo(sm4234570)

SuperMario193281氏によるパッチが存在し、これを適用するとAIが搭載される。
ひたすら相手に近付き踏み付けを狙う。攻撃を受けても無敵時間を利用して接近し、切れる直前にキノコを使用する。
その[[AI殺し]]戦法(相手AIによってはガードを固めてしまう)としぶとさで、時に狂キャラにすら勝利する事も。

#endregion
#region(夫氏製作 NESマリオ)
-夫氏製作 NESマリオ
#image(NESMario2.bmp,title=オデズッゴグヅヨイ!)
こちらもファミコン風味の懐かしいドット絵の極小マリオ。
Thomas氏の物とは異なり[[かみキャラ]]で、[[かみキャラトーナメント]]などに出場している。
操作は左右移動とBダッシュ(bボタン),ジャンプ(aボタン)の二つのみ。
Thomas氏のマリオとの判別方法は、スーパーマリオにならない、踏んづけても「100」や「1UP」といった表示が出ない、
ジャンプは踏み付けだけでなく上昇時にも攻撃判定が付いている、攻撃力がThomas氏のマリオより高い、
&b(){ビートまりお氏の音声が付いている}、などである。
デフォルトのAIはThomas氏のマリオと同じような動きをする。

ピータン氏による外部AIも存在し、適用すると並キャラどころか強キャラ、下手すれば凶キャラを倒してしまう事も。
現在はhamer氏によって代理公開されている。

#endregion
#region(ErmacWon氏製作 ペーパーマリオ)
-ErmacWon氏製作 ペーパーマリオ
#image(PaperMario.gif,title=温かみ溢れるデザイン)
『ペーパーマリオRPG』が元のペラペラマリオ。
キャラとしては[[波動昇龍]]キャラ。飛び道具の弱ハンマーを出したあとの硬直がそれなりに短いので、
ダッシュで追いかけて当たった後に追加攻撃、というコンボを成立させるのが常道。エリアル始動技は↓+強パンチ。
ハイパーコンボとして、隙がでかいが発動さえすればライフを2~4割持って行ける「Fire Blast」、
発動後巨大化し、ジャンプできなくなるが攻撃ボタン連打で乱舞可能。そして[[ハイパーアーマー]]を得る「Giant Hammer」がある。連射は邪道です。
7Pカラー以降はDoopliss Mode(&s(){ランペル}????モード)になる。
基本能力が若干底上げされ、「Ultimate Paper Cut」という[[瞬獄殺]]のパロディ技が使えるようになる。通称&b(){「紙獄殺」}。
技の締めには「[[天>豪鬼]]」と刻まれたハンマーが背景に出現する。

#endregion
#region(SephirothX2004氏製作 リアルマリオ)
-SephirothX2004氏製作 リアルマリオ
&ref(RealMario.gif,,title=実はこれでもちびマリオ状態だったりする)&space(4)&ref(realyoshi.gif,,title=集団で狩りとかしてそうなヨッシー)
GMSpectre氏のスプライトを基に作られた[[KOF>THE KING OF FIGHTERS]]風リアル頭身のマリオ。
どう見てもネタキャラだが、イントロでカートや&s(){[[ヴェロキ>Rapterrometh]][[ラプトル>タロン]]}[[ヨッシー]]に乗って登場したり、
原作同様のSEや甲高いボイスを披露してくれたりと、意外としっかりマリオしている。
&s(){…が、ガタイのいいヒゲ親父が例のSEや甲高いボイスを発しながら戦う様は結構シュールである}
ファイアボールや踏み付けといったお馴染みの技や、巨大化してガード不能の殺人パンチを繰り出す技を持つが、特にヤバいのが弱ファイアボール。
&b(){相手を画面端に追い詰めた状態で一定の距離からファイアボールを連発するだけ}で超簡単な無限コンボができてしまう。

デフォAIはないが、五右衛門氏によるAIパッチが存在する。
レベルを最大の12にすると硬いガードを駆使し、的確な攻めを繰り出してくる。
&nicovideo(sm8083788)

#endregion
#region(119way氏 & GMSpectre氏 & winodds氏 & mengbin9氏製作 リアルマリオ)
-119way氏 & GMSpectre氏 & winodds氏 & mengbin9氏製作 リアルマリオ
#image(Realmario_combo.gif,title=きさまのポッ拳など足元にも及ばんわ!!)
上記と同じくGMSpectre氏のスプライトを使って作られたリアルマリオ。
外見は同じだが中身は別物で、こちらは『KOF』風仕様となっており各種エフェクトも『XI』のもの。&s(){そしてヨッシーはリストラされた}
また、何故かLIFEの初期値が&b(){1500}と異様にタフだったりする。
相手をブロックへ叩き込み連続頭突きをかましてコインを稼いだり、[[狸>たぬき]]スーツや白衣に着替えつつ[[乱舞>乱舞技]]を繰り出したり、
巨大化して[[ガッツダンク>フランコ・バッシュ]]ばりのストンピングをかましてみたり、何故か巨大な[[小判(大判?)>ゴエモン]]を投げ付けて来たり…と、フリーダムかつ強力な技を繰り出す。
中でも小判をばらまく&b(){$マーク}を複数設置する3ゲージ技が強力。
//りどみが無く、cmdを参照しても文字化けにより技名が分かりませんでした。下記の改変版も同様です
非常に制圧力が高く相手の行動を制限できる上に、当たり方次第では5割ほど吹き飛ばす事も。
三種の神器持ちで[[通常技]]も中々優秀、発生の速い[[中段]]技も持っており、遠近両方で戦っていける。&s(){流石にファイアボールのお手軽永久は無いが}
AIは搭載されていない。
|プレイヤー操作(10:33~)&br()&nicovideo(sm38206794)|

#endregion
#region(Duracelleur氏製作 リアルマリオ)
-Duracelleur氏製作 リアルマリオ
上記119way氏らのチームが製作したリアルマリオを改変したもの。
「To Six」という、Duracelleur氏が製作している[[MVC>MARVEL VS. CAPCOM]]風改変シリーズの1体である。
システムやエフェクトはMVC準拠となっており、もちろんエリアルコンボも完備。
それに伴ってかコマンドが変更されていたり、回り込みや一部の技がオミットされていたりする。
だが、特筆すべきはゲージ技が全て1ゲージで使用可能になっている事であろう。
これにより、上記119way氏版では3ゲージ技だった$マーク設置が気軽に使えるようになった。

AIは搭載されていないが、ホルン氏の外部AIが公開されている。
崩しからのループコンボや、的確なエリアルでガンガン攻め立てて来る強力なAIである。
ゲージが溜まっていれば上記の$マーク設置も積極的に使って来る。
また、このAIを適用するとLIFEの初期値が通常キャラと同じ1000に抑えられる。

#endregion
#region(SeanAltly氏 & Jango氏製作 マリオ・マリオ)
- SeanAltly氏 & Jango氏製作 マリオ・マリオ
#image(CvTWMario.gif,title=ハリウッドを本気にさせた漢)
[[MUGEN1.0以降>新バージョンmugenについて]]専用。
&b(){映画版準拠}。見た目は上記のリアルマリオに劣らずシュールであるが、こちらは紛う事無き&b(){公式}である。&s(){そりゃ黒歴史になるわ}
こんなナリではあるが格ゲーキャラとして中々しっかり作り込まれており完成度はかなりのもの。
リーチは短いがパワフルな打撃に原作で使ったハンマーや銃、ボム兵を武器にして戦う。
超必はルイージと一緒に映画版クッパの武器である逆進化銃をぶっ放すもので、原作のように猿になったりはしないがリーチ、威力ともにそこそこある。
対人用の簡易的なAIがデフォルトで搭載されている。
|製作者動画&br()&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=PmkxpLu78MY){340,185}|紹介動画(DLリンク有り)&br()&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=S5kAFtYuWyY){340,185}|
|プレイヤー操作(7:00~)&br()&nicovideo(sm38256061)||

#endregion
#region(Hanyou氏製作 スーパーマリオ64)
-Hanyou氏製作 スーパーマリオ64
#image(Mario64.gif,title=いつからかクッパゲーと呼ばれる事に)
『スーパーマリオ64』風のマリオ。クッパを振り回す攻撃がかなり凶悪である。
また、マリオカートで敵を轢いたりパックンフラワーを呼んだり、同じNINTENDO64のゲームのキャラを[[ストライカー]]として呼んだりする。
某氏によって狂化パッチが作られていたが、現在は入手困難。
SuperMario193281氏により上記の狂化パッチを再現したものが公開中。

#endregion
#region(ハイパー猫氏&大宮ハルヒ氏製作 Dr.マリオ)
-ハイパー猫氏&大宮ハルヒ氏製作 Dr.マリオ
#image(dr_mario_stand.gif)
現在は入手不可。
操作性は『スマブラ』仕様で、A・Xが『スマブラ』で言うAボタン、B・YがBボタン、C・Zがガード(ちなみに、掴みは後スマッシュ)。
何故か[[ストライカー]]に食パンマンやはちゅねミク、キングカズマなど、無関係なキャラを呼び出す。
ShinRyoga & NeOaNkH氏のマリオと同様、公開サイトによる二つのバージョンが存在し、大ポトレで判別可能。
性能面においても、大宮氏のものは絶とよばれるテクニックが使えるがハイパー猫氏のものは使えない、
ハイパー猫氏のものには弱音ハクが出てくるなどの相違点がある。
#image(dr.mario_hikaku2.PNG,title=大宮ハルヒ氏の大ポートレイトは、実はハイパー猫氏の方にも入っている)

#endregion
#region(N64Mario氏製作 オールドスクールマリオ)
-N64Mario氏製作 オールドスクールマリオ
#image(old.gif,title=時々こっちみんな)
元ネタはマリオのタイピングソフト。
第一印象に反し、一風変わった性能である。
踏み付け、スーパージャンプパンチ(1ゲージ消費版あり)などで攻撃する。
これは普通なのだが、[[プクプク]]などの敵も出現する。プクプクは喰われると即死。
但しこれらの敵は[[ストライカー]]とは違って勝手に出てくる。&b(){自分も攻撃を食らうので注意!}
攻撃を受けるとNESマリオの様なやられ演出があるが、即死はしない(受けたダメージ分減る)。
また、その間は画面が止まる上、復活してから一定時間無敵となる。

#endregion
#region(N64Mario氏製作 スマブラ風マリオ)
-N64Mario氏製作 スマブラ風マリオ
ネオジオポケット風の[[ちびキャラ]]。
基本的には初代『スマブラ』を再現したものだが、
-下強攻撃がルイージのものに近い、所謂中足
-下スマッシュは前方のみに攻撃する足払い
-空中前攻撃はスマッシュ攻撃扱いで、レバーとの同時入力のみで出せる
-空中後攻撃が実装されていない
といった違いがある。
アレンジとして3種類の超必殺技も実装されているが、1本しかゲージを溜められない上に、
いずれも発生が遅いため使いづらい。
また、ファイル名を変える事でメタルマリオにする事もできる。無論『スマブラ』再現。

AIはシールド関係のみな上に、分身バグが発生しているため実質機能していないに等しい。
加えてちびキャラである故か、youtubeでもあまり見かけない。

#endregion
#region(Pizzasause氏製作 スマブラ風マリオ)
-Pizzasause氏製作 スマブラ風マリオ
#image(0 Standing Animation.gif)
N64Mario氏のマリオの改変。
Warner氏製作のルイージ同様独自のグラフィックに描き換えられ、改変元には無かったアピールも追加されている。
前方攻撃だった下スマや、単なるパンチの連発だったDAなども、『スマブラ』準拠のワザに差し替えられている。
表情は&s(){『スマブラ』と違って}キリっとしており、ファイアボールの構えは『DX』のもの。

#endregion
#region(HCL氏製作 タツカプ風マリオ)
-HCL氏製作 タツカプ風マリオ
#image(HCL-M.gif,title=初代風カラー)
『スマブラX』の画像を取り込んで作られたマリオ。
数少ない普通に格ゲーしているマリオである。
レベル調整可能なAIをデフォルトで搭載している。
|参考動画&br()&nicovideo(sm18287359)|

#endregion
#region(Mugendd2007氏製作 ファイティングマリオ)
-Mugendd2007氏製作 ファイティングマリオ
#image(Fighting-M.gif,title=実際はサイズがもっと大きい)
『power star』という海外のフラッシュ動画でのマリオ。眼は赤く、イントロのボイスは正に悪役。
システムはMVC風だが、ゲジマユだとゲージ技を連発する。
フラッシュの方はグロ注意だが、こちらはそんな事は無いのでご安心を。

#endregion
#region(Kingpepe氏製作 Famicom Fightersマリオ)
-Kingpepe氏製作 Famicom Fightersマリオ
氏が製作している『Famicom Fighters』というMUGENエンジンを使用した単独作品から通常MUGEN用に移植したもの。
ファミコン版初代『スーパーマリオブラザーズ』のスーパーマリオのドット絵を基にした、滑らかに動く格ゲー的モーションが特徴的。
ファミコンで発売されたマリオシリーズの要素をまとめて内包しており、コマンド技にファイアボール、踏み付けなどの原作お馴染みの技の他、
『スーパーマリオブラザーズ3』のしっぽマリオやクツマリオ、[[ジュゲム]]の雲、『ドンキーコング』『レッキングクルー』に登場したハンマー、
『マリオブラザーズ』に登場したファイアボールやPOWブロックなど非常に多彩。
また固有に持つゲージを消費して、[[ルイージ]]、[[リンク]]、[[カービィ]]をアシストとして呼び出せる。
|DLは下記の動画から&br()&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=IZQWvVjbxf8){320,240}|

#endregion
#region(Planeptune氏製作 JUS風マリオ)
-Planeptune氏製作 JUS風マリオ
#image(JUS_mario.gif,title=初期は『ワールド』のグラフィックを元にしていたが、v0.9bから『スマブラX』風のものに一新された)
Flashゲーム『Super Smash Flash 2』のドットを使用して製作された、MUGEN1.0以降専用のちびキャラ。
動きはスピーディではあるものの、『スマブラ』の動きを忠実に再現しており、
一般的なマリオのイメージにかなり近いキャラであると言える。
//&s(){むしろこの中ではマリオらしいマリオと言えるのではなかろうか}
//ちょっと個人的な意見が強すぎるのでCO。他のマリオもキャラとしては良い感じかと
超必殺技の「マリオファイナル」はかなりの迫力ではあるが火力は低い。
|DLは下記の動画から&br()&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=rZPtaxpUY8k){320,240}|
#endregion

***改変・凶悪キャラ
#region(無眠の人氏製作 Will of prison flame)
-無眠の人氏製作 Will of prison flame
#image(will-opf.gif,title=滲み出るラスボス臭)
ShinRyoga & NeOaNkH氏のマリオを凶悪改変したもの。通称、[[獄炎意思>ミズチ(オロチ)改変キャラ]]。&s(){時々煉獄や炎獄と間違われたりするが}
コンセプトは出番がなく、あっても活躍できない上に扱いも酷いので、神にも対抗できるやりたい放題なキャラにしようとした結果こうなったという。
なお、MUGENのバージョンによっては色化けするので注意。
立ちモーションなどに氏が新しく作ったドットが使用されている。&s(){たまにネタが入っていたりするが}
想定ランクは狂上位~神上位。10Pは論外、11Pと12Pは[[神キャラ]]となっている。
強さは3~5P<6P<1P=2P<7P<8~9P<1P(覚醒)<11P<12Pの順になっている。
[[鬼巫女]]、[[鬼ミノリコ>秋穣子]]、[[カルマ]]、[[マシロふぁんぐ>泉戸ましろ]]、[[猿帝秀吉>豊臣秀吉]]、[[殺塵貴>殺人貴]]、[[ルイージ]]との専用イントロがある。

また、スマブラのボイスになり、一部SEも変更されるボイスパッチがペグ間氏によって公開されている。

#region(大会ネタバレ注意)
[[論外未満 第四弾 希望vs絶望 無理ゲー!!挑戦大会]]で諸事情で使用できなくなった絶望軍エンテイの代わりとして初出陣。
オロチボール、スカーレットデビル、志貴anotherといった強豪達を葬り、
無差別戦では[[アリエッタ]]と共闘。その強さから、神キャラ界に新たな旋風を巻き起こした。
更に[[Top Rankers トップランカァズ]]のマジ本気でラスト1粋争奪バトルロイヤルにも参戦(詳しくは当該項目を参照)。
その強さ故有力視されていたが、9体目の対戦相手である[[天狼>天楼久那妓]]を倒せず、惜しくも脱落した。
#endregion

#endregion
#region(SuperMario193281氏の改変マリオ達)
-SuperMario193281氏の改変マリオ達
マリオの改変に定評のある作者の改変キャラ達。
#region(ストロングスーパーマリオ)
-ストロングスーパーマリオ
ShinRyoga & NeOaNkH氏のマリオを改変したもの。
[[緑の悪魔]]、巨大NESマリオ、ルイージカートなどのストライカーに加え、様々な技の強化が施されている。
7Pカラー以上でさらに強化され、11Pカラーで受けるダメージが固定になり、12Pカラーは神キャラでもない限り撃破は困難になる。

#endregion
#region(スーパーマリオブラザーズ)
-スーパーマリオブラザーズ
こちらもShinRyoga & NeOaNkH氏の改変。
[[カンフーメン>カンフーマン改変キャラ#id_5f495f36]]の如く複数のマリオが襲い掛かる。凶悪なAIを搭載。
7Pカラー以上でアーマーが付き、11Pカラー以上で強化される。

#endregion
#region(ゴールドマリオ)
-ゴールドマリオ
こちらもShinRyoga & NeOaNkH氏の改変。
「Newスーパーマリオブラザーズ2」の新しいパワーアップであるゴールドマリオがモチーフ。
攻撃した相手から放出するコインを集めるほど攻撃力が上がる。7Pカラー以上で強化される。

#endregion
#region(ストロングNESマリオ)
-ストロングNESマリオ
萃香の夫氏のマリオの改変。
波のように大量のマリオが登場する。
一撃で死ぬ仕様は健在。[[聖帝>サウザー]]バージョンも存在する。

#endregion
#region(ストロングスーパーマリオ64)
-ストロングスーパーマリオ64
Hanyou氏のマリオの改変。
ストライカーが自重しなくなり、弾幕のコインが流れてくる。
7Pカラー以上で強化され、カオスモードをオンにすると、&b(){大量のマリオがクッパを振り回して画面を制圧する}ほどになる。

#endregion
#region(アレンジマリオ)
-アレンジマリオ
こちらもShinRyoga & NeOaNkH氏の改変。
主に5wayになるファイアボールや周囲に5つのスーパーフレイムを放つ技を使用
超必殺技にはマリオのカットインが左右全体に飛び出したり上下にワリオを落とし続ける。
パッチカラーが増えるごとに防御性能が強化される。
当身版のコインパンチの即死化や無敵増加は設定で変更が可能。
#endregion

#endregion
#region(tokume氏製作 原作再現マリオ)
-tokume氏製作 原作再現マリオ
ファミコンドットのマリオで一見普通のキャラかと思いきや、&b(){相手を踏むと即死させる事ができる}。
12Pは神キャラ並みに硬くなっている。

#endregion
#region(tmtm(てむてむ)氏製作 HighSpeedMario)
-tmtm(てむてむ)氏製作 HighSpeedMario
ファミコンドットの青色のマリオ。こちらも一見普通のキャラに見えるが、
突進して来たり[[分身]]を飛ばして来たりするカオスなキャラ。

#endregion
#region(STG氏製作 マリオ元帥)
-STG氏製作 マリオ元帥
同氏製作のルイージ閣下同様メタルスラッグ要素が多いキャラ。
スイッチによる設定で幅広いランクに対応している。

#endregion
#region(どっかのサブ氏製作 nesmariwo)
-どっかのサブ氏製作 nesmariwo
キャラ名は「nesmario」ではなく「nesmari&b(){wo}」。
様々なマリオの敵やアイテムなどを出して戦うキャラ。
マリオネタに限らず、[[どこかで見た事があるような技>無に還ろう]]も…?
凶悪な性能ではなく、1Pは[[オワタ式>オワタ]]だが、カラーを増やすごとに攻撃を耐えられる回数が増える。
また、11Pはクッパを操作できる。
#endregion

以上の他にも関連キャラクターとして[[正男]]や[[ラリオ]]、
また[[『スーパーマリオブラザーズ』1-1と『スーパーマリオランド』1-1を模した>スーパーマリオ1-1]][[ボーナスゲーム(?)>ボーナスステージ]]も作られている。

かつてニコMUGENでの出番は人気キャラの割に何故か少なかった。当時の客層の壁だろうか。
しかし現在は国内産のキャラが増え、出番も増えてきた。
彼もまた、主人公の一人として活躍している。


&font(24,b,i,red){"Thank you so much for-to-playing my game!"}

***出場大会
#region(一覧)
''シングル''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[シングル],[マリオ],sort=hiduke,100)
''タッグ''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[タッグ],[マリオ],sort=hiduke,100)
-[[アリス主催 相方は選べよ!大会]](エキシビジョン)
''チーム''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[チーム],[マリオ],sort=hiduke,100)
-[[ただのチームトーナメント>>https://www.nicovideo.jp/mylist/11409545]]
-[[第2回ただのチームトーナメント>>https://www.nicovideo.jp/mylist/12916380]]
-[[第一回チームトーナメント大会>>https://youtube.com/playlist?list=PLqfT_Vzi-pDMmnV6_Mb_eF9fFkecFWoq4]]
''その他''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[その他],[マリオ],sort=hiduke,100)
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[マリオ],sort=hiduke,100)
#co(){
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[マリオ],sort=hiduke,100)
}
''削除済み''
#list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[マリオ],sort=hiduke,100)
****【ペーパーマリオ】
#list_by_tagsearch_cache([大会],[ペーパーマリオ],sort=hiduke,100)
****【SuperMario64】
#list_by_tagsearch_cache([大会],[SuperMario64],sort=hiduke,100)
****【Will_of_prison_flame(獄炎意思)】
#list_by_tagsearch_cache([大会],[獄炎意思],sort=hiduke,100)
-[[論外未満 第四弾 希望vs絶望 無理ゲー!!挑戦大会]](パート47から)
#co(){
マスターギースクラストーナメント (SuperMario64)
真の凶キャラ最強グランプリ (K.Y-Shanxi氏AI、永久自重)
続・狂-1 グランプリ (FC)
【最強から】主人公番付バトル【最弱まで】 (SephirothX2004氏)
}
#endregion
***出演ストーリー
[[アリスとラオウ]](保健室担任)
[[ファミコンの英雄たちがマリオに挑戦した]](マリオ、スーパーマリオブラザーズ1-1)
[[となりのむかいさん]](無界の先輩)
[[七夜と痛快すぎる仲間達~ユニオン名は七夜フレンズ~]](レギュラー、教師)
[[ロック・魔理沙のキノコに釣られておいでませ夢幻想郷]]
[[ワルキューさまご来訪!]](チョイ役、非戦闘)
***プレイヤー操作
[[MUGENキャラをさっくり触ろお!!]](リハビリ操作キャラ(119way氏他製リアルマリオ)、さまざま20操作キャラ(マリオ・マリオ)他)

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**おまけ
長年の時を経て、数々の冒険をしてきたマリオ。
そんな彼も2011年、生誕30周年を迎えた。
ニコニコ動画でも、彼を称える動画が投稿されている。
&nicovideo(sm15586696)

マリオ自身だけでなく『スーパーマリオブラザーズ』30周年記念の動画も存在する。
&nicovideo(sm27149595)

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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
2015年9月13日に開催された記念イベント「スーパーマリオ30祭」では宮本茂氏が「(原作の)マリオの本名はマリオ・マリオ」と発言したとされているが、
//https://getnews.jp/archives/1144379
その後の任天堂への問い合わせでは「宮本氏にも確認したが、やはり『マリオ』が正式名称でマリオ・マリオではない」と返ってきている。
//https://withnews.jp/article/f0150917000qq000000000000000W00o0601qq000012513A
もし宮本氏が本当にマリオ・マリオが本名だと考えているのだと仮定したとしても、
生みの親と言えどそれは一個人の脳内設定に過ぎず、企業としては「マリオ」である以上、公式な設定とは呼べないだろう。

&aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}}
モーションの使い回しは3Dゲームではかなりの容量節約になるらしく、
『DX』の場合19キャラまで作って余った容量をモーションの使い回しを駆使して埋め、更に6キャラの追加に成功している。
コンパチを手抜きという人もいるが、容量のやり繰りのためには重要な作業。単なる手抜きではないのだ。
また、参戦したもう一つの理由として「ドクターマリオの[[音楽>BGM]]をスマブラに入れたい」というのもあった(実際に曲は採用されている)。
//「ドクターマリオの音楽をスマブラに入れたい」←原文ママ

&aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}}
解析により、名前だけが入っている事が確認できている
(他にも[[ディクシーコング]]、ロイ、[[ミュウツー]]、[[トゥーンゼルダ>ゼルダ]]、トゥーンシーク、[[プラスル]]&[[マイナン]]が存在)。
元々『X』でも参戦させる予定だったのかどうかは不明。

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//機能していないタグを付けるのはやめて下さい
//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください)
//|CV:Charles Martinet|,|CV:古谷徹|,|CV:富田耕生|,主人公,イタリア人,ニコニコオールスター,任天堂,ヒゲ,兄,炎使い,赤色

復元してよろしいですか?