セル

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セル」を以下のとおり復元します。
//記事やらプラグインやら整理。
#image(cell.png,title=よくこんな複雑な模様のキャラを毎週描こうと思ったもんである。さすが鳥山明,width=345)

&font(green,22,b,i){「どうしたのだ?さっきまでの勢いは…笑えよ、ベジータ」}

鳥山明の漫画『[[ドラゴンボール]]』と関連アニメシリーズに登場するキャラクターで、人造人間編の[[ラスボス]]。
中の人は『[[サザエさん>磯野波平]]』のアナゴ他多数でおなじみ、[[若>イグニス]][[本>ベガ]][[規>ジョニー]][[夫>ビクトリーム]][[氏>メカ沢新一]]
[[ドクター・ゲロ]]が開発したコンピューターによって生み出された人造人間。
[[トランクス]]が何らかの手段で[[人造人間17号]]・[[18号>人造人間18号]]を撃破した未来からタイムマシンを奪ってやって来た。&link_anchor(*1){*1}

登場して間もない頃は[[爬虫類とも昆虫ともつかない異様な姿>エイリアン]]をしていたが、
人造人間17号・18号を吸収したことによって成長し、半人半虫型の「完全体」となった。
その後、彼はさらなる強者との戦いを求め、「セルゲーム」という武道大会を開催する。

セルゲームのお知らせ(歌:大槻ケンヂ)
&nicovideo(sm13015455)
その体は[[孫悟空]]、[[ベジータ]]、[[ピッコロ]]、[[フリーザ]]、コルド大王といった戦士達の細胞を取り込んでおり
これにより「かめはめ波」「ギャリック砲」など多くの技を修得している。
アニメ版では[[天津飯]]の細胞も組み込まれ、[[4体に分裂>フランドール・スカーレット]]し同時に攻撃できる代わりに
1体ごとの力も1/4になる欠点を持つ「四身の拳」を全く戦闘力を落とさず使うなど、オリジナル以上に使いこなしている。
「その気になれば元気玉さえ出来るだろう」と豪語しており、実際に[[超必殺技]]として使うゲームもある。(邪悪な心の持ち主には使えないはずだが…?)
さらにピッコロの細胞により、体を欠損してもすぐに再生してしまう。
本人曰く頭部に核があり、それが無傷である限り再生が可能とのことだが、
悟空が放った全力のかめはめ波によって上半身が消し飛んだ時も問題なく再生していたため核が常に頭部にあるわけではない様子。
あるいはファンの推測の一つとして「&b(){頭部に見えるのは尻で腰のあたりが真の頭部ではないか}」と言う説があり、
根拠は劇中で捕食はすべて尻尾から行っているのに、ダメージを受けて18号を出したのが頭部の口であること。
後述のセルジュニアは尻尾から産んでいたが、能力元のピッコロ大魔王は口から卵を産んでいたことなどから尻尾→口、口→肛門…
%%原作やゲーム「アルティメット武闘伝」でも、はっきり頭指さしながら言ってるとか言っちゃダメ%%

ナメック星人の再生能力に加え、死の淵から生還するごとに戦闘力が上昇するサイヤ人の特性、
宇宙空間でも生命活動を行えるコルド一族の特性も併せ持っている。
このため、追い詰められた時にはフリーザと同じく星を破壊する攻撃を行っており、
アニメ『ドラゴンボールZ』では、実際に宇宙空間で活動している姿も見られる。

完全体になった後は分身である「セルジュニア」たちを生み出すことも可能となった。
このセルジュニアの戦闘力は完全体となる前のセルを上回り、セルゲーム当時のベジータ・トランクスやピッコロとほぼ互角。
アニメ版ではベジータの「ファイナルフラッシュ」を蹴り返すなどの芸当を見せたほか、かめはめ波や魔貫光殺砲を使用した。
親と違って再生能力は持ち合わせていなかったため、超サイヤ人2になった[[孫悟飯]]に瞬殺され絶命している。

極めて高い知能を持ち、自らの生きる目的について哲学するシーンも見られた。
セルの元々の目的は「孫悟空を倒す」ことだったが、これは彼を作った[[ドクター・ゲロ]]が植え付けたものであり、
完全体となった後は「今となっては大した意味がない」と思っており、また「支配などという俗なものに興味はない」。
その目的は「自分の更なる力を引き出す練習」と「恐怖に怯え引き攣った人間の顔を見ること」になった。
一方でユーモアにも富んでおり、追い詰められた演技までして''「なんちゃって!」''とおどけたり、
セルゲームの舞台となるリング作りに真剣に凝って、そのせいで壊れるのが惜しくて空中戦に持ち込んだり、
セルゲーム開催までの準備期間を長くしすぎたと後悔しながらも悟空との約束を守って10日間おとなしく待ち続けたり
(某ゲームではそのために悪夢にうなされたり)と憎めない面もある。
アニメでは列車の窓から無邪気に手を振る幼女を無表情で見つめるという、一見すると改心フラグのように見える場面もあった。

とはいえベジータやフリーザの細胞が組み込まれているためか基本的には邪悪であり、自分のパワーを強化するために大量の人間を吸収し、セルゲーム開催に当たって「挑戦者たちが自分を倒せなかった場合、地球上の人間全てを殺す」と宣言するなど、やっていることは非道そのものである。
セルゲームの告知をしにTV局に乱入する場面もどこかシュールで笑えるが、スタッフを殺害している。
&nicovideo(sm23242957)
サイヤ人の細胞を持つためか、セルゲーム開催前にZ戦士に修行期間を与えたり悟飯を追い詰めて覚醒させるなど、強い相手と戦いたがる傾向にあるが、自身が追い詰められると、一転して地球もろとも対戦相手を消し飛ばす行動に移るあたり、ベジータやフリーザの気質も色濃く受け継いでいるようだ。

#region(各形態について)
#image(cell_1.jpg,title=こんな奴に「お前の兄弟だ」と自己紹介されたピッコロさんの胸中やいかに)
自分が生まれた未来世界では既に完全体になるために必要な17号、18号ともども倒されていたためトランクスを殺してタイムマシンを奪うも、
図体が大きくて乗りこめず(意外に思うかもしれないがこの形態のセルはかなり大きく、身長226㎝のピッコロより巨大に描かれている。)
タマゴにまで自分を退化させて乗りこみ倒される前の時代へとやって来て孵化、四足歩行の幼虫形態で3年間地中で熟成の時を待っていた。
人間に尻尾を突き刺して生体エキスを吸うことでパワーアップするのだが、ただ体液を吸うのではなく肉や骨も溶かして吸っているようで、
登場してから正体が判明するまでの演出、一般市民の姉弟を執拗に追い掛け回す様はまるでホラー映画のような不気味さ。
初登場時の実力は、神と合体したピッコロには劣っていたものの、その後大量の一般人を吸収し続けた結果、
ピッコロや17号を大きく上回り、16号と互角の戦闘を繰り広げてみせた。
他の形態と違い、実力を上回る相手に追い詰められて冷静さを失う描写が無い。
なお、この形態のみ手足の指が3本づつになっている。(第二形態以後は手5本・足が靴上で指なし)
また、中の人・若本氏の代表的な雄叫びとして[[様々な>バルバトス・ゲーティア]][[キャラ>ビクトリーム]]に継承された
「&bold(){ぶるああああああ!}」という雄叫びは、元々はこの形態のセルでのみ発声されていたものである。
&nicovideo(sm20855657)
セルゲームの後、未来トランクスがもといた世界に帰った際にも登場したが、最早修行を積んだトランクスの敵ではなくあっさりと倒された。

#image(cell_2.jpg,title=「ちくしょー、完全体にさえなればー!」)
&font(green,22,b,i){「完全体になるのはいいけど、この甘いマスクまで変わっちゃったら ちょっと やだな~~」}
17号を吸収したことで人間に近いがっしりした体格になり、パワーやスピードが飛躍的に上昇した。
なおこの形態だけ昆虫風な羽がないが、元々武空術で飛んでいるので飛行は普通に可能。
性格は他の形態に比べやや荒っぽいところがあり、完全体から18号を失ってこの形態に戻った際に怒りのあまり自爆しようとした。
第1形態時互角だった16号を圧倒するが、精神と時の部屋で修行したベジータには苦戦。
アニメ版では引き延ばしのため&b(){この形態でベジータにやられっぱなしで1話終わった}こともあるとかないとか。

#image(cell_u.jpg,title=顔の構造とかフリーザもしくはクウラっぽい)
完全体。おそらく、セルといえばこの姿を連想する人が最も多いかもしれない。
精悍な顔立ちになり、吸収を必要としなくなったため尻尾が退化したことでより人間らしい姿になった。
性格や言葉遣いは最も落ち着いており、態度も悠然としている…が、&b(){前述の「なんちゃって!」を披露したのはこの形態だったり。}
完全体だけあってその強さはベジータやトランクスを全く寄せ付けず、悟空ですら戦う前から「敵わない」と思っていたほど。
有名な本項冒頭の台詞はこの姿でベジータを圧倒していたときのものである。
また、第2形態に逆行時の自爆後に再生・パワーアップした姿(見た目は完全体と同じ)は「パーフェクトセル」と呼ばれ、超サイヤ人2のようなオーラを放つ。
#endregion

#region(原作ネタバレ)
セルゲーム本番では[[ミスター・サタン]]を一撃で場外負けにした後、悟空と激しい戦いを繰り広げるが、
戦う前から「自分ではセルには勝てない」と踏んでいた悟空は降参し、自分以上の力を持つ戦士として悟飯を指名する。
強い相手と戦いたいセルは、戦いを拒む悟飯の潜在能力を引き出すべく、セルジュニアを生み出して他の戦士達をいたぶり
悟飯を怒らせ覚醒させる作戦に出る。
結局、自分を道連れに自爆しようとした[[人造人間16号]]を破壊することで悟飯の怒りを爆発させはしたが
いざ戦ってみると、超サイヤ人2に覚醒した悟飯に手も足も出せず圧倒されてしまう。
そこでかめはめ波で地球ごと悟飯を消し飛ばそうとするが、悟飯に撃ち返され失敗。

#image(セル.jpg,,title=色んな意味で有名な絶叫シーン,,width=200)

&font(green,22,b,i){「ち…ちくしょう………ちくしょう…!!!&br()&space(3)ちくしょおおおお…………!!!!」}

冷静さを失い、かつて自身がトランクスに対し「力が上がってもスピードが落ちては意味がない」と指摘したことも忘れ
筋肉を膨張させ力任せに挑みかかり、悟飯の%%腹パン%%攻撃を受けて体機能に変調を起こしてしまい、
せっかく吸収した18号を吐き出して第2形態に戻ってしまった。
挑発するだけして手も足も出ないという展開は、やはりベジータの細胞のせいだろうか。
&nicovideo(sm6284907)
自暴自棄になったセルは地球もろとも自爆しようとするが、悟空が瞬間移動で界王星にセルを連れて行ったため失敗に終わる。
この時、悟空と界王はセルとともに死亡し、界王星も消滅した。

だが、セルは核が奇跡的に無傷だったため復活し、よりにもよって18号無しでも完全体の状態を維持することができるようになった。
加えてサイヤ人の細胞のお陰で復活した際に飛躍的に戦闘力が上昇し、悟空の瞬間移動をも学習し体得した。
地球へ帰還してトランクスを殺害し、息子を殺された怒りに我を忘れたベジータを半殺しにし、
ベジータを庇った超サイヤ人2の悟飯をも負傷させ気を半分以上削いでしまうなど、
自爆前とは比べ物にならないほどパワーアップしていた。
さらには本人曰く「太陽系を破壊できるほど」の威力のかめはめ波で悟飯たちを地球ごと消し去ろうとするが
あの世の悟空からの言葉で再び戦う意志を固めた悟飯とかめはめ波の撃ち合いになる。
最初はセルの攻撃で負傷した悟飯の片腕が使えなかったり、気の半分近くを消耗したこともあってセルが有利だったが、
ベジータの攻撃で注意が逸れた隙を突かれて敗北し、核も消し飛ばされ完全に消滅した。&link_anchor(*2){*2}

なお『ドラゴンボール』の世界にはタイムマシンの登場によって
「パラレルワールド」(いわゆる「タイムパラドックス」を埋めるための平行世界)の概念が生まれており、
上記の経過とは異なるセルの運命も描かれている。&link_anchor(*1){*1}

アニメ『ドラゴンボールZ』とその続編『ドラゴンボールGT』では、地獄でフリーザや他の悪人たちと行動を共にしている様子が描かれている。
『ドラゴンボールZ』では、地獄に落ちて間もなくフリーザやコルド大王、[[ギニュー]]を除く[[特戦>リクーム]][[隊員>バータ]]らと共に反乱を起こすも、重い胴着を着たパイクーハンに倒された。
生前は「支配などという俗なものに興味はない」と言っていたのに、鬼たちに&bold(){「[[ここの支配者は誰だ?言ってみろ>俺の名を言ってみろ!]]」「セ、セル…!!」「セル『様』、だろ?」}などと小物っぽく振る舞っている。
また魔人ブウ編では、上記のメンバーやドクター・ゲロ、バビディらと共に界王神界での悟空たちと[[魔人ブウ]]の戦いを観戦しており、ブウの戦いぶりに感心していた。
『ドラゴンボールGT』では、地獄でフリーザと共に修行してパワーアップしており、「ヘルズバスター」という合体技まで用意して悟空に挑むが、本気を出させることもできずに敗北。
『GT』の悟空は、序盤で既に通常形態でも魔人ブウ以上のパワーを持つリルド将軍と戦える程の実力があり、この時点では最早パワーアップした彼らでも敵わなかったようである。

実を言うと、結構複雑な経緯から生まれたキャラクターで
当初、人造人間編は人造人間19号を前座において、ドクター・ゲロをラスボスにする予定で鳥山氏は進めていたのだが
編集側に''「ジジイとデブじゃないですか」''と文句を言われ、仕方なく容姿端麗な17号・18号を登場させた。
しかし''「今度はガキじゃないですか」''と再び文句を言われて最終的にセルがボスとして登場することになった。
ところがいざセルをデザインしてみると''「かっこ悪いですよ。もちろん変身しますよね」''などと文句を言われてしまい
第2形態にしてみれば&b(){「今度の奴、[[馬鹿>チルノ]]みたいじゃないですか、早く完全体にしましょう」}と言われ、
予定より早く完全体にさせてしまったのだという。
鳥山氏曰く「完全体セルは近藤さん(担当編集、現『Vジャンプ』編集長)好みのかっこいいキャラにした」とのこと。
流石にもう文句を言われたくなかったのだろう。
つまり[[彼がイケメンなのは口うるさい編集部の要望のおかげ>イグニス]]だったのである。
しかしそういって誕生した彼の容姿そのものも制作陣を悩ませた。
彼の体の斑点模様は鳥山氏が「見た目が寂しいから」という理由でなんとなく描いたものなのだが、
毎週毎週相当のコマ数のセルにサインペンでグリグリと斑点を書き込んでいく作業は非常に面倒くさかったという。
これはアニメスタッフも同じで、当時はデジタルのデの字もないような時代で、CG処理は無く全てセル画で製作していたため
''セルが登場する全ての原画と動画に斑点を一つ一つ描かなければならず、さらに斑点に影も付けていたため''
その苦労は並大抵ではなかったという。
つくづく制作者泣かせのキャラクターである。

余談だが、同じく鳥山氏がキャラクターデザインを勤めた『クロノ・トリガー』のラスボスである[[ラヴォス>ラヴォスコア]]の設定(あらゆる生物の遺伝子を組み込んでいる、など)がセルと似ていることが度々話題になる。
さらに、ラヴォス第二形態の姿は、よく見るとセルにかなり似ている…。
他に、鳥山明の別の漫画『貯金戦士キャッシュマン』と似ているという事がジャンプの読者投稿コーナーで突っ込まれていたが、[[作者が同じだからしょうがない。>○○だからしょうがない]]
#endregion

SFCソフト『超武闘伝』では[[ラスボス]]としてプレイヤーを苦しめた。
パーフェクトアタックに涙した諸兄らも多いだろう。
&nicovideo(sm466326)
また、『超武闘伝2』のセルは地味に''前タメコマンド''の使い手だったりする(しかもそれがメテオ技)。

ちなみに『舞空闘劇』のifストーリーでは、セルゲームに勝利したあと一気に地球人を全滅させるのではなく
セルジュニアを使ってじわじわと追い詰める手段を採った。
人間たちを極限状況に置くことで、いつか自分すらも超える存在が現れることを期待し、永い眠りについた。
……が、後に[[魔人ブウ]]が現れ、宇宙にはまだまだ強い奴が幾らでも居て、別に地球にこだわる必要はない事を悟る。
そして、[[更なる強者を求めて>リュウ]]&b(){太陽系をぶっ飛ばしてから}宇宙へ旅立った。
&nicovideo(sm1429906)
PS2の『ドラゴンボールZ』のifストーリーでは、[[クリリン]]を吸収して&b(){弱体化}した&color(red){&b(){セルリン}}というキャラが誕生する。
もっとも、このエピソードは夢オチだったのだが。
&nicovideo(sm1324987)

#region(尚、CV担当の若本規夫氏は、各形態で演じ分けをしており、近年のゲームでは特に差別化が顕著になっている。)
&nicovideo(sm3347042)&nicovideo(sm3574410)&nicovideo(sm3574521)
ちなみにこの差別化、『改』でも踏襲されており、物議を醸した。
#endregion
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**MUGENにおけるセル
#image(cell.gif,title=やはり力に差があると面白くないな)
MUGENでは超神氏製作の「パーフェクト・セル」が各地で暴れまわっている。
ラスボスらしく技性能は異常に高く、いくつかオリジナル技もある。
時折り割り込みに放つかめはめ波は[[発生]]が遅いため総じて潰されやすく、[[ゲージ]]を消費する割に余り機能できていないが、
相手に攻め込まれてもすかさずバリアー技「エネルギーフィールド」で相手にダメージを与えつつダウンを奪える仕切り直し能力と、
ガードで削りダメージ、かわされても追いかけて命中し、しかも一回の発動で複数体呼び出す[[AI殺し]]のセルジュニアは脅威だろう。

[[AI]]は平成㌢氏によるものらしく、インフレが進んだ今日でも相当な強さを誇る。

DBキャラの外部AIでおなじみの亞氏によるAIも存在する。
[[低ダ>低空ダッシュ]]からの高速中段や[[すかし]]投げが崩しの中心。ゲージがあると強烈な火力のコンボをたたき出す。
ガードが固く、発生1Fの通常投げの使用頻度も多いので守りも固い。
ただ空中ガード不能技との相性が悪く、空ガ不能の無敵対空やリーチの長い技で対空を取ってくる相手には厳しい。
netyzh氏によるAIも名無しのぽろろ氏によって代理公開されており、亜氏に負けないぐらいの魅せと強さを持っている。

めるふぃむ氏によって改変された「アルティメット・セル」も公開されている。
ノーマルカラーで並~強、9Pカラーで狂上位、10Pカラーで準神、12Pカラーで中位神ぐらい、11Pカラーで準論外とのこと。
&nicovideo(sm19355787)

このほか、海外製作者による完全体セルも数多く、
さらに第一形態セル、セルジュニア単体のキャラも散見される。

&font(green,22,b,i){「退屈だ… 十日後というのは長すぎたな…」}

***出場大会
#region()
''シングル''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[シングル],[セル],sort=hiduke,100)
-[[テイルズオブトーナメント]](おまけ)
''タッグ''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[タッグ],[セル],sort=hiduke,100)
''チーム''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[チーム],[セル],sort=hiduke,100)
''その他''
#list_by_tagsearch_cache([大会],[その他],[セル],sort=hiduke,100)
''削除済み''
#list_by_tagsearch_cache([削除済み大会],[セル],sort=hiduke,100)
-[[スクライドを聴きながら見る、作品別?MUGENトーナメント]]
-[[ザンギ使いやあらへんで!チキチキ!さようならザンギ]]
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[セル],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[セル],sort=hiduke,100)
//''非表示''
//#list_by_tagsearch_cache([非表示大会],[セル],sort=hiduke,100)
#endregion

***出演ストーリー
-[[MUGEN STORIES INFINITY]]
-[[MUGEN学園カラス部]]
-[[アイマスハート]]
-[[ウサギの大冒険]]
-[[影気ままなストーリー]]
-[[戦国無限]]
-[[戦極夢限-帝レース-]]
-[[セルハラ訴訟勝訴争奪男女対抗団体戦]]
-[[Revelations]]
-[[大闘領 -Sengoku Legend of the Gainers-]]
-[[東方腋巫女虎闘記>東方腋巫女虎闘記【シグルイ編】]]
-[[にゃくぼん学園]]
-[[彼岸日和]](原作)
-[[ラディッツがMUGENで幻想入り]](第一形態、完全体)
-[[龍虎の拳 MUGEN リョウストーリーモード]]

&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1 }}
なお『ドラゴンボール』の人造人間編はタイムマシンの登場によって原作中でも「パラレルワールド」の概念が生まれており、かなりややこしいことになっている。
ある程度まとまった考察として『ドラゴンボールの秘密(データハウス)』シリーズでは以下のように推測されている。
・物語本編のブウ編につながる「未来から来たトランクスがいろいろ教えてくれたので皆助かった世界」(A)
・トランクスが元居た「悟空が病死、他の皆も人造人間17・18号に殺害された世界」(B)
・セルが元居た「B世界に近いが、17・18号はすでに(おそらくトランクスがD世界にいったおかげで)撃破された世界」(C)
・BとAの関係のように、Cと対になる皆が生存世界(D)
(以後の説明でも分かりやすさのため、このABCDを使用。)
本編未登場のC・D世界が存在する根拠は、まずA世界の時間軸ではセルはドクター・ゲロの研究所の隠し部屋で開発中だったところを
トランクスたちに破壊されてしまい未誕生。(単行本31巻)
一方トランクスが帰還した後のB世界では人造人間たちが倒されてしまっていたので、過去の時代の人造人間を吸収するため、
トランクスを殺害してタイムマシンを奪おうとしたが、既にセルが来ることを知っていた彼によって返り討ちにされている。(同35巻)
作中ではこれで全てが解決したことになっているが、&b(){セルがA・B双方の世界で始末されたのにこいつがA世界に来た}ということは、
セルがトランクスに勝利してタイムマシンを奪い取った世界が別にあった事になる(C)。
集英社公式の「Dragonball Forever―ドラゴンボール完全版公式ガイド」ではこの3世界だけでまとめられているのだが、
セルの説明通りなら、C世界のトランクスもタイムマシンを持っていて最低でも一度は過去に移動しているので、
こちらでも皆が生存している対になった世界(D)が存在しているはずである…と、非常にややこしい流れである。
#region(まとめるとこうなる)
||A|B|C|D|
|悟空|トランクスにより治療・セルゲームで死亡|心臓病で死亡|心臓病で死亡|トランクスにより生存?|
|トランクス|A世界のトランクスが来て無事成長|A世界に参戦しこの世界のセルを返り討ちにする|D世界に参戦し17号・18号を倒してB世界のトランクスの一年前に戻ろうとしたところをセルによって殺害される|C世界のトランクスが来て無事成長?|
|セル|開発中に破壊・B世界のトランクスの一年前にC世界のセルが来る|未来でトランクスに返り討ちされる|未来でトランクスを殺害しA世界でセルゲーム開催|未来で完成?(C世界のトランクスが奇襲を受けたことから未来からのセルは来なかったと推測される)|
|人造人間17号・18号|C世界のセルに吸収されるが、復活し平和に生きる|Z戦士を全滅させるがA世界から帰還したトランクスに破壊される|Z戦士を全滅させるがトランクスがD世界に行ったことで破壊される|C世界からトランクスが来たことにより破壊される?|
#endregion

なお、C世界のトランクスが17号・18号を撃破した方法については、
「(タイムマシンで向かったD世界で知った)緊急停止コントローラで動きを止めたのではないか」とする説が有力である。
B世界トランクスも「ここ(A世界)活動することで自分の未来が変わらなくても、人造人間の弱点とか分かれば…」と言っていたうえ、
セル第1形態(神融合ピッコロ~人造人間16号ぐらいの強さ)によるタイムマシンを乗っ取った時に、(奇襲されたとはいえ)
C世界トランクスはあっさりと息の根を止められてしまう程度の強さであることを考えると、最も信憑性の高い説であると言える。
実際、ゲーム『舞空闘劇』のセルが主人公となるifストーリーでは、トランクスがこれを使って対処したことが語られている。

なお、B・C世界におけるセルは、青年トランクスが未来世界に2度目に帰還してから間もなく活動を開始している。
この時間の経過から考えて、現代の研究所で開発が続けられていたセルを青年トランクスたちが破壊しなかった場合は、
魔人ブウとの戦いが終結した4年後(アニメで言えば『ドラゴンボールGT』の1年前)に活動を開始していたと思われる。

また、D世界では心臓病の薬が渡されているうえセルゲームが発生していないはずなので、悟空が生存している可能性は高い。
こうしてみると、D世界もC世界トランクスの末路以外はハッピーエンドのように見えるが
セルゲームがなく、おそらく緊急停止コントローラで人造人間を倒している以上、精神と時の部屋の修行もなく、
誰も超サイヤ人2になれていない(下手すると悟飯が超サイヤ人になれない)、ピッコロも神様と融合していない可能性が極めて高い。
よって、D世界では&b(){誰も超サイヤ人2になれないまま魔人ブウ編に突入}というとんでもない展開になる可能性もある。
(悟空とベジータが修行を続けているだろうからこの二人が覚醒する可能性はもちろんあるが)
それどころか、フュージョンの方法については誰も知らない、神様がピッコロと融合していない可能性が高い(=デンデが地球にいない)ので、
ピッコロが死んだだけでドラゴンボール使用不可、そもそもドラゴンボールの効果もデンデ時より低い、
さらになんとか魔人ブウを撃破したとしても、その後に&b(){ブウを超えた強さを身につけたD世界のセルが現れる}可能性まである。
(&b(){スパイロボットが破壊されていない}ので、ブウとの戦いでの悟空達やバビディ一味の細胞が採取される可能性が高い。
 17号と18号が破壊されているので完全体にはなれないだろうが、ダーブラだけでも完全体セルぐらい強いと悟空たちが言っているし…)
こうしてみると、考えれば考えるほどお先真っ暗な世界である……
(B・C世界の方が荒廃のせいでバビディの必要なエネルギーが集まらない可能性がある分、まだ救いがあるかもしれない。)

&aname(*2,option=nolink){&color(red){*2 }}
『ドラゴンボールZ』では、ベジータがセルに攻撃する前に、
ピッコロ・天津飯・クリリン・ヤムチャも悟飯の援護に加わっている。
結局は力及ばずセルの気によって吹き飛ばされてしまったものの、
彼らが悟空親子に対する日頃語らない想いを吐露し、
Z戦士たちの絆が表現された場面として、こちらの展開を好むファンも多い。

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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。)
//人造人間,ドラゴンボール,虫,バリア,|CV:若本規夫|

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