結城晶

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結城晶」を以下のとおり復元します。
&font(16,b,i,black){天空に輝く八つの星──&br()&space(3)力だけではない、真の強さを知る者のみが見えるというその星を求め旅立った彼──&br()&space(5)&font(24){人は彼を、バーチャファイターと呼ぶ!}}(アニメ版OPより)

#ref(VF5.png,,left,width=360,float,title=『5』のアキラ。毛穴も確認出来るほどの美麗なグラフィック)
#ref(syodai.png,,left,width=330,float,title=初代VFのアキラ。時代の流れを感じざるを得ない)
#clear

&font(30,b,i,black){「十年早いんだよ!!!」}

***プロフィール
-国籍:日本
-生年月日:1968年9月23日
-年齢:25歳
-血液型:O型
-身長:176cm(後に180cmに変更)
-体重:76kg(後に79kgに変更)
-スリーサイズ:B113/W90/H94(後にB115/W90/H94に変更)
-職業:武道家、カンフーの師範
-趣味:修行、カンフー
-流派:八極拳

1993年に稼働した&b(){世界初のアーケード3D対戦格闘}『バーチャファイター』シリーズにおける主人公。
ゲーム中では主にカタカナで&b(){「[[アキラ]]」}と表記されている。
そのせいか「結城アキラ」と折衷した表記にされる事もしばしばある。

#region(『バーチャファイター』の概要)
先にも書いたが、『バーチャファイター』は&b(){世界初のアーケード3D対戦格闘}である。
&s(){一応、ゲームシステムだけなら先んじて自社で出してた『[[ダークエッジ>サッド]]』(グラフィックは2D)が先…と言っていいのかどうかだが}
使うボタンはパンチ・キック・ガードの三つだけというシンプル操作とは裏腹の奥深い戦略がウリになっている。
当時の技術故にキャラクターはカクカクだったが、30FPS(1秒間30コマ)の滑らかな動きは多くのプレイヤーに衝撃を与えた
(中割を手作業で書く手間(と容量)がかかる2D作品([[ドット絵]])は10FPS以下の動きしかできなかった)。
作品が進む毎にポリゴン技術が洗練され、キャラクターはより美麗に、モーションはより滑らかになっていった。

本作の発売以降、ゲーム業界全体には3D格ゲーブームが到来し、有名所だけでもナムコの『[[鉄拳]]』、テクモの『[[デッドオアアライブ>かすみ]]』等、
様々な3D格闘ゲームが発売され、3D格ゲーという新たなジャンルを構築したゲームなのである。
また、2001年に稼働した『バーチャファイター4』ではICカードとネットワーク連動サービスをいち早く導入。
これにより今では当たり前となったプレイヤーネーム登録や戦績の保存、対戦の勝敗によるランク変動、
キャラクターカスタマイズ等が可能になりアーケードでの遊び方に新たな風を呼んだ。
これらの事実から、時代の先駆者といっても過言ではない一面も持っている。

特に、1994年に稼働した『バーチャファイター2』は新宿を始めとしたゲームセンターで爆発的な大ヒットとなり社会現象にまで発展。
後述するアニメ化や雑誌などに鉄人(今で言うプロゲーマー)のコラムが乗るなど、格ゲー史上例を見ないほどの広がりを見せた。

家庭用ではセガハードを中心に展開され、特に『VF2』はセガサターンソフトで唯一ミリオンヒットを飛ばし、セガサターンの普及に多大な貢献を果たした。
最終的にはソニーによる『[[ファイナルファンタジーVII>クラウド・ストライフ]]』の大々的なマーケティングによってプレイステーションに後れを取る形になったが、
高品質なゲームを出し続けた事で多くのゲーマーファンを獲得する事が出来た。
セガサターンのゲームに外れなし&s(){([[一部例外あり>>コンバット越前]])}である。
#region(なのだが…)
実はバーチャファイターのヒットがプレイステーションの人気を上げセガサターンを敗北させた遠因と言う説もある。
何故なら2Dと3Dの折半的な性能のセガサターンに対し、プレイステーションは[[3D特化型>超人学園ゴウカイザー]]。
そのためバーチャファイター以降の3Dブームはプレイステーションに有利に働いたと言われているのである
(ブーム自体は前からあったが(そもそもこの世代の家庭用ゲーム機はそれを意識した物)、[[猫も杓子も3Dになった>青木真琳]]のは『バーチャファイター』以降)。

#endregion
セガがゲームハードから撤退した後はプレイステーションとXBOXにてシリーズが継続している。
2010年に稼働した『VF5 Final Showdown』以降は『[[龍が如く>桐生一馬]]』シリーズにミニゲームとして収録される事はあったものの、
長らく音沙汰が無い状態が続いていたが、2021年6月、日本のみならず世界的にeスポーツが普及した事に伴い、
前述した『龍が如く』シリーズに採用された「ドラゴンエンジン」でグラフィックを刷新した『VF5 Ultimate Showdown』がPS4向けに配信され、
翌日にはALL.Net P-ras MULTI Ver.3にてアーケード版も稼働した。
#endregion

声の担当は、『初代』では「日本一歌の上手い[[サラリーマン]]」ことSEGAサウンド部門所属の[[光吉猛修>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:光吉猛修|]]氏(同シリーズで影丸も担当)、
『2』以降及びアニメ版では『[[ストZERO>ストリートファイターZERO]]』シリーズや『[[CVS>CAPCOM VS. SNK]]』シリーズの[[サガット]]等でお馴染みの[[三木眞一郎>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:三木眞一郎|]]氏が務めている。
ピンと来ない人は『[[ポケットモンスター]]』のコジロウ[[他>リザードン]][[多>ハッサム]][[数>スターミー]]と言えば分かりやすいだろうか。

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**キャラクター設定
歴史ある名門道場、結城武館の跡継ぎとして生まれ、幼少の頃から父にあらゆる武術を教え込まれる。
そして17歳の時、父からアキラの祖父が生み出した結城流八極拳を教わり、5年間の修行の末にそれを習得した
(結城流八極拳とは戦時中の日本軍がラストエンペラーの護衛の拳法、八極門に対抗すべくアキラの祖父に命じて開発させた日本独自の拳術であり、
 厳密には[[本当の八極拳とは違う>有間都古]])。
[[職業は道場師範代であり格闘家、門下生の指導にあたっている一方で、自らもひたすら修行の日々を送っている。>リョウ・サカザキ]]

主人公だけあって交友関係は広く、ウルフ・ホークフィールドとは親友兼ライバル、梅小路葵は幼馴染、パイ・チェンは良き修業仲間、
影丸は一度敗れた因縁の相手、ラウは第一回大会にて敗北を喫した相手であり、後に第二回の決勝戦でも戦っている
(……ではあるのだが、これらの設定は基本的にゲーム内から知る事は出来ない。理由は後述)。

出場した世界格闘大会(所謂『VF』本編)では、第一回は予選敗退、第二回は優勝、第三・第四回は優勝を逃すなど、主人公と言えどあまり勝ってはいない模様
(だだしストーリーにおける優勝キャラは、ゲーム内における強キャラや印象の強いキャラ、全国大会優勝者の使用キャラを選んでいるので仕方がない)。

胴着または拳法着にハチマキという、いかにも格闘ゲームの主人公然としたデザイン&link_anchor(*1){*1}で、
ストイックに強さを求め続ける求道者であるため性格も主人公としては申し分ないのだが、
アキラ自身が『VF』シリーズの黒幕である組織「J6(ジャッジメントシックス)」とストーリーを始めとした設定上で&b(){ほとんど関わりが無い。}

むしろ、J6に妹のサラを誘拐・洗脳され敵として戦う羽目になり、妹を救った後もJ6からテロ紛いの被害に遭っており、
J6と決着を付ける為に大会に参加している「ジャッキー・ブライアント」や、
J6に母の月影を誘拐され、戦闘マシーン「DURAL」(『VF』シリーズの[[ラスボス]])に改造されてしまい、
母の心を救う為にデュラル破壊を目的としてJ6と戦い続けている「影丸」とかの方が、
ストーリーや戦う動機などを含めアキラなんかよりも&b(){よっぽど主人公}している。
当のアキラはというと……ストーリーに&b(){「J6」の一文字すらない}時点でお察しください。

尤も、こういったバックストーリーは公式HP等にて語られている程度で、別に「アキラが『VF』の主人公である」という事実が間違っているわけではない。
そもそも『VF』自体は[[ストーリーモード]]やデモムービー等も存在しない作品のため、
ゲームをプレイするだけでは上記のストーリーや人間関係を知る事はほぼ無く、上記の認識もファンの間でネタにされている程度の事なので、
そういう意味でも[[リュウ]]や[[覇王丸]]といった往年の他社格ゲー主人公と共通しているとも言えるだろう
(看板キャラ≒主人公という認識やストーリーの中核にいるキャラが主人公じゃないという設定は他の格ゲーでもよくある事である)。

決め台詞の&b(){「10年早いんだよ!」}は有名で、アキラや『VF』は知らなくてもこの台詞は知っているという人も多いのではないだろうか。
[[某闇のブローカー>山崎竜二]]も某中華娘も、果ては[[某RPGのボスキャラ>ジャッキー]]もパロディなのか似たような台詞を言うし。
あと[[中の人が同じアイツ>R-1]]も(こいつの場合&b(){「[[おらおらおらおらおらー!!>オラオラ]]」}も言う)。
この台詞は日本経済新聞で[[セガ>ソニック・ザ・ヘッジホッグ]]と[[ナムコ>パックマン]]が共同で作った広告にも使われ、この台詞に対しナムコは[[風間仁]]の「1年遅いんだよ!」という台詞で返している
(これはセガのPS2参戦が『鉄拳タッグトーナメント』の一年後だったのを引き合いに出した台詞でもある)。
#image(akira_jin_small.png,width=400,title=覇者の復権はいつか…)
//画像のソース→https://twitter.com/Harada_TEKKEN/status/1376350958125346816

アニメ版では少し設定が変更され、普段は大食いである面が目立ち、性格も非常に呑気な性格になっている。
一方で武術に対しては真摯であり、子供やパイ・チェン達に教鞭を執る事もある。
ちなみにアニメ版のストーリーは、アキラが成り行きで怪しい男達からパイを救った事をきっかけに、
裏で暗躍する邪悪な武芸道場・虎燕館や死の商人・ラファール社(「J6」ではない)等に立ち向かうため、
世界を回りつつジャッキー・ブライアントを始めとする様々な格闘家達と出会うというもの。
当時の格闘ゲームを題材にしたアニメ作品としてはクオリティが高く、熱いOPやテンポの良い戦闘シーンなどが高い評価を受けている。
記事冒頭に記載したOPの初めに流れる一文が印象に残っている当時の視聴者も多いだろう。
%%バーチャってバーチャルリアリティ(仮想現実)の略だと思ってたけど…。「Virtue」(美徳)とかけているのだろうか%%
また、戦闘シーンの文字演出が後の作品でアレンジされて使用されており、地味に公式に影響を与えている気がする。

&font(18,b,i,black){「人は我を侵さず。我もまた人を傷つけず。&br()&space(4)これぞ、我が武道の心得なり!&br()&space(5)&font(22){だが、外道はその限りにあらず!」}}

&font(25,b,i,black){「躾のなってねぇ奴は、俺が叩き直してやる!! 来い!!」}

|参考動画&br()&nicovideo(sm23208904)|第一期OP「WILD VISION」&br()&nicovideo(sm1911505)|
|第二期OP「愛がたりないぜ」&br()&nicovideo(sm2159079)|主題歌全集&br()&nicovideo(sm25123125)|

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**キャラクター性能
性能は主人公キャラにしては珍しい事にボタン連打で出せるようなコンビネーションは殆ど無く、
裡門頂肘、猛虎硬爬山、鉄山靠などの強力な[[中段]]突進技で単打を連打して攻めるスタイルである。
代わりに下段技や[[コンボ]]始動技は他キャラに比べると充実しておらず、
連続技も火力は高いが難易度は全体的に高めであり、使いこなすにはかなりの習熟が必要になる上級者向けのキャラである。

キャラ性能的に特に強かったのは『2』及び調整版『2.1』で、具体的には、
-&b(){ガードされても隙がなく、しゃがみにヒットさせるとよろけ、立ちにヒットすれば浮いて追撃が可能な攻撃の起点「躍歩頂肘」}
-&b(){上中下段全てに対し[[当て身投げ]]を所持(ミスしても立ちorしゃがみPに化け、特に中下段はそれ自体が択に)}
-&b(){上記の投げコンボ「崩撃雲身双虎掌」2段止めでそこから連続技に(結果投げダメージが重量級キャラレベルに)}
高性能な中段技と投げ技の強力な2択に加え、迂闊に反撃すると当て身で返されるという万能に近い性能で『2』でも強キャラだったのだが、
『2.1』では他の強キャラがキャラ自体やシステムの調整により弱体化した中、一人だけ特に弱体化されず一強状態となった。
流石に『3』以降は『2』よりは大人しくなり中堅くらいである事が多い。

アキラのみの大きな特徴としては固有技に「[[コマンド]]は難しいが強力な順押し技」を搭載している事だろう
(『2』では「&ruby(ほうげきうんしんそうこしょう){崩撃雲身双虎掌}」、『3』では「&ruby(しゅらはおうこうかざん){修羅覇王靠華山}」、 『4』では「&ruby(ふじんしょうしつふっこげき){斧刃昇膝伏虎撃}」、『5R』では「&ruby(とりゅうてんしんたいざんかい){屠龍纒身爬山開}」、
 『5FS』では「&ruby(ほんていごこはざんこう){翻提五虎覇山靠}」という順押し固有技が搭載された)。
特に崩撃雲身双虎掌はファンの間では、通称「アキラスペシャル」または「アキラ三段」と呼ばれており、
後に新たな順押し技が出た際には区別のために「アキラスペシャル2」とか「アキラ四段」なんて呼ばれた事も。
&s(){そもそも名前が長いし漢字が読みも書きも難解で覚えられないからなんて言わない}

アーケードモードでは大体どの作品でもデュラル戦前の[[ステージ]]の相手としてプレイヤーの前に立ちはだかる
(ちなみにデュラル戦は基本的に[[ボーナスステージ]]という扱いなので、デュラルを倒せなくてもEDになる)。
実質[[最終ステージ>ラスボス]]なので操作するCPUも強く、アキラの癖のある固有技をうまく活かした動きで攻めてくるので、真っ向から挑むとかなり手強い相手である。

アキラと言えば格ゲー業界における「[[鉄山靠>ユン]]」の開祖としても有名である。
厳密にはアキラより前にも[[使用者は居た>李典徳]](元は『拳児』と言う漫画%%のパクリ%%)が、
%%マイナーゲームのマイナーキャラが使う%%「別の技からの派生技(なので威力も低い)」と言う扱いで、
誰も名前を覚えなかったのに対し、アキラのそれは威力のインパクトから、後の格ゲーに大きな[[影>パワーチャージ]][[響>草薙京]][[を>李香緋]]与えた。

特に『初代』では密着状態からカウンターで決めると相手の体力を最大で&b(){9割近く}減らすほどの威力を持ち、正に「[[八極とは大爆発のことだ>ジョンス・リー]]」を地で行った性能だった
(ただし、[[制限時間]]の短さに合わせて全体的にダメージが高いゲームである。まぁ一般的な格ゲー基準で見ても4割強はありそうだが)。
『2』までは最低ダメージ量の高さと発生の早さを活かして、カウンター時の大ダメージ狙いやコンボの〆など色々と使い道があったが、
『3』以降は最低ダメージ量が低下した事と、同作で追加された修羅覇王靠華山という鉄山靠で〆るタイプの[[ロックしない順押し固有技>デッドリーレイブ]]が出てきた事により、
普通にコンボの締めに鉄山靠を使うよりも修羅覇王靠華山で締めた方がダメージを稼げるという理由もあってか、
次第に使い道が減っていき、&s(){アキラの代表技なのにも関わらず}作品を重ねていく内に影が薄くなってしまった。
しかし、『5FS』では最低ダメージ値が『初代』並にまで引き上げられ威力が上昇、加えて調整で他の固有技の威力が低下した事で、
『2』までのように大ダメージを狙う際には必要不可欠な技というかつての地位を取り戻す事となった。

ちなみに、『初代』の鉄山靠には技が出ている間は&b(){距離無制限の投げられ[[判定]]}が発生しており、
互いに端対端でも鉄山靠中に[[投げを出されるとアキラが相手に吸い込まれるというバグがあった>真空投げ]](流石に『2』以降では修正されている)。
また、『初代』のデュラルも同技を持っていたため同じ事が起きた
(デュラルの技は基本的に[[全てプレ>ネオギガス]][[イヤーキャ>シャン・ツン]][[ラのコピペ>マーシャルチャンピオン]]なので鉄山靠の[[欠点まで丸コピしていたのである>レイチェル]])。

余談だが、『初代』では基本[[必殺技]]である[[裡門頂肘>アンディ・ボガード]]がそれなりに強い事から[[こればかり使う>ぶっぱ]]初心者は「ずんずん教」と呼ばれたりもした
(元ネタはセガの[[%%不謹慎%%バカゲー>チェルノブ]]『[[ずんずん教の野望>スペースインベーダー]]』から)。
また『2』ではしゃがみパンチとG↓Pで出せる返し技を使った[[自動二択>択一攻撃]]によるチキン戦法がかなり強かったため、
ある有名な大会でこの戦法を使って優勝した「鉄人」の一人が、鉄人の称号を返上させられるという事件も起きた
(「鉄人」とは『VF』の有名プレイヤーに送られる称号(当初はセガ非公式)であり、当時から複数人(最低でもキャラ毎に一人は)存在していた)。
この出来事は当時の新聞にも取り上げられており、社会現象と化していた当時のバーチャブームの中でも大きな事件の一つとなった。
|参考動画(動画の始めの部分参照)&br()&nicovideo(sm8108991)|

#region(初代『VF』のロケテストバージョンについて)
今でこそ『VF』の主人公という立場にいる彼だが、実は『初代』のロケテではアキラというキャラは&b(){存在しなかった}というのはご存知だろうか。
[[「なにぃっ、あきらがいない!」>ストリートファイターII]]と思う人もいるだろうが紛れも無い事実である。
ロケテの時点では、アキラを除いた初代『VF』のキャラ達に加えて、「シバ」という[[アラブ系で>サハド・アスラーン・リュート]][[頭にターバンを>シーク・マハール]][[巻いた兵士>シンクレア]]のようなキャラがいたのだ。
ただ、ロケテ時はシバという名前ではなく「MAJIDO」という名前であり、キャラ選択画面にて設定されていたプロフィールによると、
-フルネーム:Majido [[Ab Dul>モハメド・アヴドゥル]]
-出身地:サウジアラビア
-年齢:31
-職業:バウンサー
-血液型:O型
-趣味:料理
とキャラ設定が既に大体固まっていたキャラだったのだ
(バウンサーとは英語で[[用心棒>キング]]と言う意味)。

しかし、ロケテ後に開発スタッフの一人である鈴木裕氏が八極拳に興味を持ち、その流れで急遽アキラが作られたという。
で、そのアキラ加入の煽りを受けてしまったのが…シバなのである。
初代『VF』の本稼働の際、シバはアキラの代わりに&b(){[[リストラ>藤堂竜白]]}され、さらに加えてその存在も完全に抹消されてしまったのだ。
その証拠に、シバは&b(){後の『VF』シリーズには一回も登場していない}。&s(){シバが何をしたっていうんだ!}
(つまり、何故アキラは『VF』のストーリーに殆ど絡まないのかというと、それは&b(){後から追加されたキャラだったから}…という理由なのかもしれない)

しかし、そんな彼にも一度だけ日の目を見る出来事があった。
それは『VF』と『ファイティングバイパーズ』のコラボ作品『ファイターズメガミックス』にて、&b(){[[隠しキャラ]]として登場}した事である
(だがシバの事を全然知らない人達からは「[[誰こいつ?>なんなんだアンタ]]」と思われたのは言うまでもない)。
この作品で登場した際では、シバにも色々と設定の変更・追加が行われ、前述の通り名前がMAJIDOからシバに変更された他、
キャッチコピーとして「怒れるアラブの石油王」という異名が付いたり、
『VF』本編に登場出来ない理由に「予選で負け続けてるから」という設定が付いたりした。
他にも隠し[[カラー>カラーパレット]]で初代『VF』の[[没キャラ>霧島翔]]だった事を活かして、グラフィックが初代『VF』のポリゴンっぽくなるカラーがあり、
性能においても『VF』本編に出れなかった鬱憤を晴らすかの如く、シバの使う[[剣の攻撃は全て&b(){ガード不能}>吉光]]という仕様があった
(ただし、剣も相手の攻撃を受け続けると壊れてしまい、壊れるとそれ以降はラウンドを跨いでも剣が使えないというデメリットがある)。

ちなみにロケテ時のキャラ選択画面の初期カーソルは&b(){1P側はジャッキー、2P側は影丸}であった。
そう、ロケテでは『VF』のストーリー上のメインキャラ二人が&b(){主人公扱い}だったのである。
後からのこのことやって来たこの八極拳の男に主役を取られた二人の心境は如何程のものだったのだろうか…。

#region(もうちょっと余談)
ちなみに初代『VF』ゲーム内にはシバ以外にも没キャラが存在するのだが、前述のシバ(MAJIDO)以外にも、
『鉄拳2』の[[プロトタイプジャック>ジャック(鉄拳)]]によく似た「JEFF BUCKMAN」というキャラやアキラの前身とも言える「AKIRA RYUZAKI」というキャラも存在した。
しかもこの2キャラに関してはランキング画面での名前も違い、それぞれ「WILLIE」と「TAKERU」だった
(この他にもデュラルの前身となるボスキャラクターの没キャラも存在している)。
ちなみにシバと言う名前に関しては、MAJIDOがキャラクター選択画面にて2P側に表示された際に名前が「SHIIBA」に変更されていたとの事で、
もしかしたらこれが名前の元ネタなのかもしれない。
#endregion
#endregion

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**『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』における結城晶
#image(akira.gif,title=VF2/VF3の拳法着での参戦)
電撃文庫のキャラクターが集う2D格闘ゲーム『電撃文庫 FIGHTING CLIMAX』にも販売元のSEGA繋がりでゲストとして出演。
流石に原作の3Dポリゴンをそのまま使うわけには行かなかったのか、本作では巖本英利氏による描き下ろしイラストが使用されている。
アーケード稼働時は操作不能な[[ラスボス]]として登場。設定上は本作の黒幕がアキラに変身した姿であり、本人ではない。
家庭用で満を持してプレイアブルキャラとなり、その後、アップデートによりアーケードでも操作出来るようになった。
バージョンアップ版である『IGNITION』ではプレイヤー仕様は本人扱いになり、対戦前の会話デモも追加された。
&s(){その[[勝利台詞>勝利デモ]]の1つには「小学生は最高だぜ!」と言うネタ台詞もある。それにしてもこのお兄さん、ノリノリである}

3D格闘の動きを2Dにアレンジしたような独特のキャラとなっており、代名詞である鉄山靠や崩撃雲身双虎掌もちゃんと再現されている。
アニメ版のようにしっかり文字演出付きなのもニクイ。
また、オリジナル必殺技の「結城流八極拳秘伝・崩山」では『VF2』でのテクニック「千本パンチ」&link_anchor(*2){*2}が擬似的に再現されている。
前述の描き下ろしイラストの件と言い、&b(){電撃文庫キャラよりも気合入ってんじゃねえのか}と思ってしまう程の気合の入りっぷりである。
開発スタッフの中にバーチャ直撃世代でもいたのだろうか。
ラスボスなのに[[プレイアブル化した際>真・豪鬼]][[に弱体化などが>ツキノヨルオロチノチニクルフイオリ]][[施されておらず>NEO-DIO]]、ラスボス時の性能のまま使用可能となっている。
元が3D格闘故にリーチが短く、また題材上[[少年>キリト]][[少女>アスナ]][[ばかり>里見蓮太郎]][[という>司波達也]][[のも>司波深雪]]あり相対的に喰らい判定が大きい&link_anchor(*3){*3}という短所を持つが、
ラスボスらしく高火力かつ高い割り込み性能を長所に持つ。
|&nicovideo(sm23131224)|&nicovideo(sm25900631)|

3D格闘から2D格闘への参戦という形は、このゲームのみならず、2D格ゲーではあまり例を見ない事例である。
他の例としては『[[MVC2>MARVEL VS. CAPCOM]]』に参戦した[[ハヤト]]や『[[CVS2>CAPCOM VS. SNK]]』に参戦した[[恭介>鑑恭介]]、『タツカプ』に参戦した[[バツ>一文字伐]]等といったCAPCOM作品が多く、
加えて、ナムコの『[[鉄拳]]』との[[クロスオーバー]]作品『[[ストリートファイター]] X 鉄拳』等も挙げられるが、
この作品の場合「自社作品ではないキャラクターを題材にした2D格闘ゲームに参戦」という事を考えるとこの参戦は結構異例。
なお、『バーチャファイター』自体は2D格ゲーにアレンジされた事が2回程あるので、彼にとってはこれが20年ぶりに近い3度目となる。
|参考動画その1(GENESIS版バーチャ2)&br()&nicovideo(sm2041590)|参考動画その2(ゲームギア版バーチャ)&br()&nicovideo(sm9595487)|

技[[コマンド]]は一般的な2D格ゲー仕様になっているが、バーチャファイター特有の技の多さを再現するために、
他キャラと異なり同コマンドでもボタンの強弱で出る技が変わる性質を持つ。

また『VF』からはパイ・チェンも[[サポートキャラクター>ストライカー]]として登場しており、ラスボス時はサポートがパイで固定となる。
ちなみに、パイもアキラ同様家庭用で使用可能になっている。

#region(その他外部出演)
『VF』本編より未来の世界を描いた3DアクションRPG『バーチャファイター サイバージェネレーション』ではボスキャラクターとして登場。
撃破する事で技を伝授してくれる他、ストーリーを進めれば召喚して攻撃してもらう事も可能。
|OP&技伝授シーン。伝授シーンは文字演出付き&br()&nicovideo(sm4861746)|

日本未発売だが、レースゲーム『ソニック&セガ  オールスターズ レーシング』にも登場している。
本作ではジャッキーが運転するオープンカーの助手席に乗っており、アキラ自身が運転するわけではない。
各キャラクターにはAll-Star Moveという、レース展開を有利に運ぶための固有技のような物が設定されているのだが、
ジャッキー&アキラコンビはなんと&b(){アキラが走行中の車から飛び降りて自分達の車に鉄山靠をぶちかまし、その勢いで加速する}というとんでもない物だった。
ちなみにアキラは何事もなかったかのように車に飛び移り、そのままレースを続行する。何かがおかしい…。

#region(『PROJECT X ZONE』シリーズ)
バンナム・カプコン・セガのクロスオーバー作品『PROJECT X ZONE』ではセガ枠で登場。
パイ・チェンとペアユニットを組んでいる。敵としてはデュラルが[[セス>セス(ストリートファイター)]]の手駒として幾度も相対する。
衣装は『4』『5』のデフォルトコスチュームである白道着ではなく、『2』『3』のデフォコスである藍色の拳法着になっている&link_anchor(*4){*4}。
ブロック無効化の「震脚」や反撃時の消費XPを半減する「化勁」が便利なので、
反撃キャンセルや反撃回数を増加できるバンと組ませるなど、スキルを有効活用した戦い方を心掛けたいところ。
戦闘ではとにかく技一つ一つの火力が高く、複数技は2体までだが全チーム屈指の威力。
必殺技ではパイとのタッグ攻撃の〆で崩撃雲身双虎掌をぶちかまし、その際一撃が決まる毎に文字演出が挿入されている。
掛け合いでは例の決め台詞を使いたがるパイを窘める一方、ヴァシュロンの「敵の背中を撃つ趣味はない」という発言を真に受けたり、
未来の宇宙の住人である[[デスサタン王家の戦闘員>スーパー8]]と手合わせしたがったりと天然な一面も。
『ファイターズメガミックス』で共演した事のあるバンと組んだ際、パイから以前戦った時の年齢を訊かれたり、
戦闘後も技を教わろうとして飛び道具の習得を止められるなど、メタなツッコミも多い。
また[[バツ>一文字伐]]との掛け合いでは、戦闘後に[[八極拳を使うもう一人のアキラ>風間アキラ]]を紹介されている。

&font(20,b,i,blue){「やるやんけアキラ!今度、&ruby(ドラゴンアッパー){怒羅魂圧破}教えたろか?」}
&font(20,b,i,black){「あぁ…より多くの技を学んでいかなければな。」}
&font(20,b,i,#009ccc){「[[&color(#009ccc){手から気を飛ばす技}>波動拳]]はやめときなさいよ?アキラ。」}

続編『PROJECT X ZONE 2』にも続投。ペアの相手が影丸に変わった(パイはソロユニットとして登場)。
勝利台詞の「20年早いんだよ!」など先述の『電撃文庫FC』のネタも拾われており、
タッグ攻撃「&b(){結城流八極拳秘伝}」では&b(){千本パンチからの鉄山靠}を披露する。…どちらが奥義なのだろうか。
またアニメのネタも拾われ、「愛がたりないぜ」が採用されている他、上記の結城流八極拳秘伝では鉢巻を絞める[[カットイン]]が挿入される。
「震脚」に続き、ブロッククラッシュダメージが50%プラスされる「鉢巻きを締める」など、
スキルのおかげでクリティカル時の火力がかなり高く、[[忍者組>ストライダー飛竜]]にはやや劣るものの総合火力はかなり高い。
ただ足が遅いため、忍者組のような切り込みは出来ない。
掛け合いでは[[ワルキューレ]]や[[ナルホドくん>成歩堂龍一]]に震脚を勧める修業マニアぶりはもちろん、
[[キャプテン>キャプテンコマンドー]]を見るなり「そのコンバットアーマー、レンタルできないか?」と訊くなど、セガのレゲーネタを挟む場面も
(ちなみに元ネタの方とは『ファイターズメガミックス』で共演している)。
また、せがた三四郎に決め台詞やアニメOPの一文を言われた際、影丸が感心する一方でアキラは呆れたり驚いたりしていた。

&font(20,b,i,silver){「そう…人は君達を、バーチャファイターと呼ぶ!」}
&font(20,b,i,black){「ど、どうしたんだ?せがた三四郎。急に……!?」}
&font(20,b,i,navy){「だが、心に響く言葉なり。」}

|PXZの掛け合い集。地味にパイの胸が…&br()&nicovideo(sm19251641)|PXZ2の掛け合い集。忍者に挟まれるアキラ&br()&nicovideo(sm27734835)|
#endregion

またコーエーテクモの3D格闘ゲーム『[[デッドオアアライブ5>かすみ]]』では、
パイ、サラ、ジャッキー(『5U』から)と共にプレイアブルキャラとしてゲスト登場している。
[[ストーリーモード]]では同じ八極拳の使い手である女子高生「こころ」と対戦したり、
ザック(我流でムエタイを[[見よう見まねで覚えた>春日野さくら]]DJ)が勝利台詞にて彼の決め台詞にひっかけて「10年は経ったよなぁ」とこぼしたりしている。
順押し型の大技や追加入力猶予1[[フレーム]]の提膝弾腿も健在である。

『[[大乱闘スマッシュブラザーズ]]』シリーズでは、
『for』からMiiファイターの有料コスチュームとして「アキラの&s(){かつら}ぼうし+ふく」が配信され、
さらに『SP』ではアシストフィギュアとして&b(){『初代』と同じポリゴン姿で登場}([[ボイス]]は『2』以降の三木氏)。
鉄山靠などお馴染みの威力の高い技で援護してくれる。また、相手の攻撃をガード出来る数少ないアシストでもある(他は[[ガイル]]のみ)。
ちなみに同作には光吉氏も[[楽曲のアレンジャー>キャプテン・ファルコン]]として参加している。

アニメ『Hi☆sCoool!セハガール』でもOPや作中に何回か登場しており、登場人物の憧れの相手でもある。
同作第1話のサブタイトルは「いつだって10年早いんだよ!」である。

ちなみにアキラの『VF2』でのステージ曲「RIDE THE TIGER」は『VF』シリーズの[[BGM]]の中でも非常に人気があり、『PXZ』でもこの曲が収録されている。
|原曲&br()&nicovideo(sm12475248)|PXZ版(36:59より)&br()&nicovideo(sm21892000)|

余談だが、漫画『エアマスター』には、
「ゲーム『バーチャルファイティンガー』の「アキオ」」を師匠とする八極拳使い、駒田シゲオというキャラが登場するのだが、
その風貌はどこをどう見てもアキラ以外の何者でもなく、アニメでは声まで同じ三木眞一郎氏が演じている。
アキオを通して八極拳の技を習得したのみならず、VFシリーズ特有の[[ふんわりとしたジャンプ>ティッシュ]]まで再現してのける[[%%変態%%>ニコMUGENの二次創作ネタ]]強者だったが、
[[ジョンス・リー]]の「本物の八極拳」の前に粉砕されてしまった。合掌。
|参考動画&br()&nicovideo(sm21439925)|

他にもゲーム『高機動幻想ガンパレード・マーチ』で「[[悠木>キノ]]映(ゆうき あきら)」という女子高生の名前を答える場面で、
選択肢に「ジャッキーさん」という『VF』を意識した名前ネタが存在する。
#endregion

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**MUGENにおける結城晶
#region(Ryon氏製作)
-Ryon氏製作
『電撃FC』の[[ドット>ドット絵]]を使用したアキラで、[[MUGEN1.0以降>新バージョンmugenについて]]専用。
しかし、開幕から「ここから先は俺のケンカだ!」とのたまうなど、
同じ『電撃FC』のサポートキャラである暁古城の[[ボイス]]を間違えて搭載しているようだ
([[『ストライク・ザ・ブラッド』>姫柊雪菜]]の主人公で、声は細谷佳正氏。格ゲー的には[[じぇんとるめん>えこ]]の人)。
[[海外製作者のキャラにはよくある事>○○だからしょうがない]]なので気にしてはいけない。
[[超必殺技]]に[[SE]]がないなど少々寂しいものの、一通りの動作は揃っているので動かす分には問題ない。
[[AI]]は搭載されていない。

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#region(chuchoryu氏製作)
-chuchoryu氏製作
#image(akira2.gif,title=ニュートラルは2準拠)
こちらはWinMUGENでも使用可能。
『電撃FC』が発売される以前から存在する、非常に完成度の高い『CVS』っぽい手描きドット。
システムはPotS氏風で、[[ブロッキング]]、チェーンコンボ、6ボタン式、[[オリコン>オリジナルコンボ]]とお馴染みの仕様。
対人用と思われるデフォルトAIも搭載されている。

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#region(酷斯査 波里諾氏製作 カンフーアキラ)
-酷斯査 波里諾氏製作 カンフーアキラ
これも『電撃FC』のドットを使用した物だが、ぶっちゃけて言うなら&b(){アキラの皮を被った[[KFM>カンフーマン]]}。
「カンフーマン」な「アキラ」、即ち「カンフーアキラ」というわけである。
性能は新MUGEN版のKFMを元にしており、各種[[通常技]]・必殺技・EX必殺技・超必殺技などをアキラのモーションで再現している。
道着に布靴・逆立った髪・ハチマキという外見を始めとして、KFM自体が多少なりともアキラに影響を受けているとはいえ、
意外にも双方に共通するモーションが多く、全体的な完成度としてはそれほど違和感が無い。
もちろんカンフー山靠として鉄山靠も搭載されている。&s(){ぶっちゃけコレがやりたかっただけなんじゃ}
Win版と新MUGEN版が存在し、前者にはKFMのAIも手掛けた口水軒氏によるAIが搭載されている。
&nicovideo(sm25574406)

#endregion
#region(Dragon972氏製作)
-Dragon972氏製作
#image(Dragon972 akira.gif,width=150)
『5』のアキラを[[キャプチャして>スカロマニア]][[2Dに落とし込んだ>シャドウガイスト]]キャラ。
簡易AIがデフォルトで搭載されている。
#endregion 


&font(30,b,i,black){「もっと強い奴と戦いたい!!」}

***出場大会
#list_by_tagsearch_cache([大会],[結城晶],sort=hiduke,100)
''凍結''
#list_by_tagsearch_cache([凍結大会],[結城晶],sort=hiduke,100)
#co(){
''更新停止中''
#list_by_tagsearch_cache([更新停止中大会],[結城晶],sort=hiduke,100)
}
//***出演ストーリー

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&aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}}
作品によっては隠しコスチュームとして黒胴着に看板を背負った通称「道場破り」バージョンが存在する。
使用条件も対戦で連勝を重ねると自動的に変化、と格ゲー全体で見ても異例な存在となっている。
また、『4』以降は専用ICカードを購入して専用ネットワークサービス「VF.NET」と連動する事で衣装やアクセサリーのカスタマイズが可能になった。
これが今では当たり前となったICカード並びにネットワーク連動サービスの先駆けとなった。
やがてネットワークを利用した全国・全世界オンライン対戦へと進化していくのだが、それはまた別の話である。

&aname(*2,option=nolink){&color(red){*2}}
「パンチ→キック→(キックが出る前に)ガード」と入力する事によって通常よりもパンチ攻撃時の隙が小さくなるテクニック、と言うかバグ。
基から「PK[[キャンセル]]」(P→K→Gと連続入力する事で隙が小さくなる。所謂チェーンコンボの一種)と言う仕様があったのだが、
上記のようにガードを早めに入力すると(多少キャンセルされるとは言え)隙の大きいキックを出さずにパンチの隙をキャンセル出来たため、
連続入力すれば前進しながら凄まじい速度のパンチ連打を叩き込む事が出来る。
これを利用して浮いた敵を地面に落とさずに殴り続けて大ダメージを与えられた他、ガードされてもリングアウトに持ち込む事も出来たため、
アキラを始めとした半数以上のキャラの強さを支えるテクニックの1つだった。ちなみに『2.1』ではこのバグは修正されている。
 
&aname(*3,option=nolink){&color(red){*3}}
『電撃FC』で一番大柄なキャラは[[平和島静雄]](『デュラララ!!』の登場人物)なのだが、
彼でさえも&b(){185cm}で、[[この辺>MUGENキャラクター紹介1]]の基準から見たらむしろ標準的身長である。

&aname(*4,option=nolink){&color(red){*4}}
先述の『電撃文庫』でも『2』『3』準拠の衣装で登場した事を考えると、
同じ白道着の[[リュウ]]と画面にいるとどっちがどっちか分からなくなるための措置だけでなく、
『2』がシリーズで特にヒットした事も採用の一因と考えられる。
また、『初代』での黒道着も今度は[[三島平八]]と被るので選外になったのだろう。

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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください)
//|CV:三木眞一郎|,|CV:光吉猛修|,主人公,ラスボス,胴着,八極拳,中国拳法,鉢巻,黒髪

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