#image(gill-resurrection.gif) &bold(){&sizex(6){&color(red){「RESURRECTION!!」}}} [[ギル]]のスーパーアーツのひとつで、ゲージが満タンの状態で倒されると自動的に発動。ゲージを全消費して体力を全回復する。 苦労して倒したと思ったら起き上がって全回復、[[スト3>ストリートファイターIII]]で初めて見た時に驚いた人も多いのではないだろうか。 「ライフ全回復」。字面だけでは[[狂キャラ>MUGENキャラクターのランク付け]]のような印象を受けるが、 この技を使用したラウンドはゲージが溜まらなくなるというデメリットがある。 また回復中のモーションの無敵時間は途中までしかなく、ひるまされるとそこで回復がストップする。 キャラや距離によって最適な対処法は異なるが、基本的に密着しながら弱パンチ連打でOK。 むろん、[[初見殺し>わからん殺し]]・[[AI殺し]]であることに変わりはないが。やはり[[ラスボス]]であるからこそ許される反則技である。 &nicovideo(sm1276117) [[カプジャム>CAPCOM FIGHTING Jam]]の[[ベガ]]エンディングには、ベガに倒されたかに見えたギルがこの技で復活しているシーンが描かれている。 ストリートファイター新旧ボス、どちらの顔も潰さないなかなか憎い演出である。 **関連 ギル以外にも類似の復活技を備えたキャラはいる。 ただし、[[ジョイメカファイト]]や[[ヴァンパイア]](セイヴァー以後)のように、復活が他ゲームのラウンド制の代わりになっていて、 全員共通能力として専用ストックで搭載されているようなものは、特にリザレクションと呼ばないことが多い。 ・[[拳王>ラオウ]]([[北斗の拳]])の復活イベント アーケードモードのラスボスである拳王は、 +CPU戦の難易度がノーマル以上 +拳王が敗北するとプレイヤーキャラの勝利になるラウンド +拳王の体力が1/4以下or拳王の[[死兆星]]点灯 +上記の条件を満たしているときに拳王がダウンor秘孔よろけor[[気絶]]状態になる という上記の条件を満たすと凄い闘気を発しつつ喋り出し、 拳王の体力とすべてのゲージがどんどん回復していくというイベントが発生する。 ギルとは違い、[[即死コンボ>バスケ]]や[[一撃必殺奥義>テーレッテー]]で体力が0になってしまうと発生しない。 その代わり、回復している時は完全無敵なので、ギルには有効だった「攻撃して中断させる」ことができない。 しかも、復活中の拳王の周辺には攻撃判定(ガードは可能)が発生しており、近づくと吹き飛ばされ微少のダメージを受ける。 復活時にはタイムカウント、[[☆>死兆星]]、[[無想転生]]カウント、呼法ストック、世紀末体力ゲージ、 オーラゲージ、ブーストゲージが&b(){全てMAXになる}。加えてBGMも「[[FATAL K.O.>テーレッテー]]」に変更される。 いくら原作が世紀末ゲーとはいえ、プレイヤーキャラにこんなの搭載されていたらバランス崩壊もいいところである。 そのため、最終ラウンドはコンボ中に星を取り一撃必殺するか、最初から[[バスケ]]などの即死コンを叩き込む、 体力が減ってきたら大ダメージコンボで殺す(北斗で残り体力25%は軽く即死圏内である)などの対策をとった方が良い。 またダウンさせなければ復活しないという仕様を逆手にとり、わざと甘めのコンボを仕掛け [[受け身]]をとらせる(北斗のCPUは受身が取れる状況では常に受身をとる)という裏技的な倒し方もある。 …まぁうっかり[[ジャギ]]の2Cをカウンターでヒットさせたりして秘孔やられになったり、蓄積バグでピヨったりしたら復活してしまうが。 ・[[アノニム]]([[アカツキ電光戦記]])の「テトラグラマトン」 3ゲージ持った状態でKOされると自動的に発動する最終特別攻撃(3ゲージ技)。 こちらは全回復ではなく体力の25%だけだが、復活中は無敵&終了後6秒間はアノニムの攻撃力+25%・被ダメージ-25%の強化状態で戦える。 おまけに復活時にセラフィックウィングのような[[画面全体攻撃>全画面判定]]が入る(威力は極小だが)。 どう考えても露骨にギルの影響を受けまくっている。 ・・・が、全体攻撃は余裕でガードや攻性防禦が出来てしまう上、その場合は相手の方が先に動けるようになる。 また、発動してしまうとゲージが空になるので、ラウンドが残っている場合など発動させたくないときには、 他の技でゲージを消費する必要があったりするのも煩わしい。なので時間切れ狙いでも無い限り、正直あまり頼りにならないとされている。 ・[[フェニックス>ジーン・グレイ]]([[MARVEL VS. CAPCOM]] 3)の「ダークフェニックス覚醒」 5ゲージある状態でKOされると自動的に発動するハイパーコンボ(このゲーム唯一の5ゲージ技)。 …と思われていたが、実際には5ゲージある状態で体力が100以下になると発動する模様。&s(){まあ[[紙]]だしなぁ} 体力が全回復した上、キャラ性能が大幅に強化された''ダークフェニックス''として復活する。 ただ強化されると言っても&b(){フェニックス自体の[[紙]]さはそのまんま}であり、さらに[[時間が経つごとに体力が徐々に減っていく>楓]](一応Xファクターで相殺可能)。 おまけに[[ロック系の技>ロック系必殺技]](投げ含む)を喰らうと''ダメージ2割増''。 まさに発動後は殺るか殺られるかの大博打というわけである。 //余談だけど、ホワイト(餓狼DM)のブーピーショットみたいにHP0(回復なし)で反撃する類の技ってここに入るのかな?相討ち狙いとかじゃなくて普通に相手を倒す技なんだけど… ---- **MUGENでは MUGENのギルのリザレクションは弱体化修正されており、出始めの無敵がない(短い?)ため、 「復活したと思ったら、打ち落とされてもう一回ボコられた」なんて光景がわりと頻繁に見られる。 (原作には発動中相手を押し返す効果があるので、容易には潰されない) そのため一種の&bold(){死亡フラグ}として認識されている。 まあ「セラフィックウィングを出す暇もなくやられた」ということは復活したとて、もう一度フルボッコにされるだけなのが関の山なのだろう…。 極端な例↓ |&nicovideo(sm3290650)|&nicovideo(sm5955882)| …なんか[[AI]]達にも容易に対処されてる気がする。どう考えても有効活用されているとは考え難い。 人操作ならなおさら、[[あぐらビーム>北斗有情破顔拳]]だろうが[[DESTROYED]]だろうが[[これは、まるで…>K9999]]だろうが[[何だろうが>ロマン技]]決め放題である。 ただし、くれぐれも焦ってコマミス等のないように。やってしまうとものすごく恥ずかしい…と思う。 しかしMUGENにおいては、[[バランスなど有って無いようなもの>世紀末]]であり、 恐ろしいことに褌兄弟の片割れである[[ユリアン]]もこの技を使えたりする([[裏モード>EXキャラクター]]のみ)。 KOしたはずなのに、何事も無かったかのように蘇る褌兄弟はある意味恐怖である。 『兄ができるなら弟も』と[[ケンシロウ]]にも搭載。演出から「&b(){ロ}リザレクション」と呼ばれることも。 [[不死身の蓬莱人>藤原妹紅]]にも勿論搭載。他にもドットが1から打ち直された方の[[キワミ]]にも搭載されている。 [[青色発泡怪獣>アボラス]]や[[スペースビースト>ノスフェル]]も当然の用に持っているが、[[再生怪獣>サラマンドラ]]は残念ながら未所持。 また、アフロン氏制作[[骸>紫鏡#mukuro]]のアレンジ(裏)モードでも特殊な条件を満たす(&b(){[[1UPキノコを食べる>マリオ]]})事で発動する。 そしてこの強力な技は当然のごとく、[[凶・狂>MUGENキャラクターのランク付け]]・[[神キャラ]]達も愛用している。 有名どころでは漆黒氏の[[あゆ>月宮あゆ]]、[[サイコシュレッダー]]3.0[S]、[[デススター]]2ndなど。 あゆのはすげえ、見ればわかる、すげえ。 シュレッダーはひでえ、戦えばわかる、ひでえ。 デススターとかやべえ、聞いただけでわかる、やべえ。 終いには、紙キャラだったはずの[[ひろし]]まで金色(論外モード)になると&c(){やっぱり一撃で死ぬが(笑)}何度でも復活してくる。 もちろんこいつらのリザレクションには&bold(){デメリットなどない}。[[神キャラだから仕方ない>○○だからしょうがない]]。 [[論外キャラ>神キャラ]]になると、リザレクションしても&bold(){体力が回復しない}。なんじゃそりゃ。 しかし神キャラ同士の戦いでは、リザレクションさせずに相手を撃破する奴が普通にいるので、あまり問題にならないのが恐ろしい所である。 「&bold(){[[体力0になった程度で負けるほうが悪い>○○ほうが悪い]]}」は[[凶悪&論外グランプリ]]での名言。 逆に「復活する相手を撃破できない方が悪い」ともいえよう。 &bold(){&sizex(6){&color(blue){「RESURRECTI・・・オォウ!ウヲッ!」}}}