来栖川綾香

「来栖川綾香」の編集履歴(バックアップ)一覧に戻る

来栖川綾香 - (2010/03/01 (月) 01:12:19) の編集履歴(バックアップ)







 誕生日:1月23日
 星座:みずがめ座
 血液型:O型
 身長:161cm
 年齢:16歳
 3サイズ:88/56/85


「ハァ~イ、元気してた?」

Leafが1997年に発売した18禁ゲーム(PS版は全年齢)『To Heart』の登場人物。「くるすがわ あやか」と読む。
来栖川芹香の妹。他のヒロインとは違い西音寺女子学院(寺女)に通っている。主人公の藤田浩之とは同学年。
風貌はよく似ているものの、芹香とは違い性格は至って活発で、格闘技全般が得意。
成績も優秀で、なおかつそのことを鼻にかけないという何から何まで完璧な人物。
総合格闘技『エクストリーム』の全日本女子チャンピオンでもある。
PS版のCVは芹香と同じく岩男潤子女史。

姉の芹香と同じ顔立ちをしているが、少しだけ巻き気味のロングヘアーにネコ科の動物のような切れ長の目と口が彼女の特徴。
芹香とそっくりなため時折双子と勘違いされることがあるが、年の一才離れた普通の姉妹である。
文武両道で性格も良く、美人でスタイルもいいうえお金持ちのお嬢さまという、まさに完璧超人。
しかし本人は「来栖川財閥の令嬢」や「エクストリームチャンプ」といった肩書きを一切ひけらかしたりしない、さばさばした人物である。
趣味は釣りで、ヘビが苦手らしい。また戦う際の右手を前に出した構えや箸の持ち手で、左利きであることが分かる。

小学生の頃は両親とニューヨークに住んでいた帰国子女で、箱入りの芹香とは対照的に自由な生活を送っていた。
その頃に出会った家庭教師の影響で格闘技(空手)を始め、帰国後も坂下好恵や松原葵と同じ道場で空手を習っていたが、
もっと広い世界でより強い奴と戦いたいという欲求から異種総合格闘技大会であるエクストリームに転向した。
そして見事エクストリーム女子の部で優勝し、瞬く間に有名人になってしまった。

最近ではそんな綾香を女性らしくさせようと、茶道や華道など様々な習い事をさせられている。
しかし綾香は隙を見つけては逃げ出し、その度に執事であるセバスチャンと追いかけっこをするのがお約束。
また来栖川グループが開発し、さらに同じ寺女にテスト編入してきたセリオを気に入り、よく二人で一緒に行動している。
PC版では特に二人の絡みは無かったが、それ以降の作品やメディアミックス作品では二人がセットになっている感がある。
セリオをメイドロボでは無く、あくまで友人として付き合っている所が綾香の性格を表していると言えるだろう。

 PC版では葵・芹香シナリオに登場するサブキャラで攻略出来なかったが、
 そのスペックの高さと性格の良さから脇役ながら高い人気を持ち、
 「リーフファイト97」を経て、PS版で隠しキャラながらメインヒロインの一人に昇格した。
 姉共々人気の高いキャラクターであり、現在でも根強いファンを持っている。
 二次創作でも彼女を中心とした物は多く、18禁ながら非攻略キャラであるため*1
 そして攻略可だが全年齢版ゆえ描かれなかった「あんなシーン」等を熱を入れて補完したり等、
 何かと引っ張りだこである。

 ちなみに、綾香ルートで浩之と知り合うきっかけとなった猫の飼い主の女の子はしんじょうさおりちゃん。
 ただし委員長?のEDで後ろにビキニ姿の沙織がいるので、同姓同名のよく似た別人であろう。


「…もう、しょうがないわねぇ」


Queen of Heart'99』における性能

姉と同じく通常の綾香と「ラピード綾香」という二通りのキャラクターとして登場している。
通常版の方は攻撃&相殺判定が強く発生も早い通常技・必殺技群を活かした堅実な攻めと、
超火力の3ゲージ技「一閃」による一点勝負が光るキャラ。
また、全キャラ中最強の性能を持つブロッキング(何故か前連打で連続ブロッキングが成立する。いわゆる詐欺ブロッキング。
SEでは修正が入ったがそれでもブロッキング猶予が一人だけ甘い)のおかげでガードキャンセルに頼らずとも
切返しができるという、密かにデカいセールスポイントを持つ。
ダイアグラム的には強キャラ下位といったところ。

普通に連続技を決めても強いが、上級者と渡り合うには「ガークラ一閃」「投げ一閃」「肘キャン」といった技術が欲しい。
「ガークラ一閃」は、ガードクラッシュ連携でガードを強制的に解かせたところに「一閃」をぶち込むというもの。
発生の早さが幸いし、綾香は強力なガードクラッシュ連携を組めるので、ゲージさえ溜まってしまえば狙う機会は多い。
そして決まってしまえば、「ガードクラッシュ直後の一発に限り被ダメージが2倍になる」というQOHの仕様のおかげで、
一発で7割ほど持っていくことができる。
ガードクラッシュ狙いを読まれると苦しいが、リターンが大きいので覚えておけばもれなく切り札になる。
「投げ一閃」は通常投げからそのまま「一閃」をねじ込むというもの。
非常にシンプルであるが、「投げが成立すれば一閃確定」というかなり重要なポイントであるため、
知っているか否かで明暗が別れる可能性も十分ある。

そして最後の「肘キャン」は綾香の代名詞であり、綾香使い必修の重要テクニック。
ダッシュ大攻撃(斬影拳風のダッシュ肘打ち)がヒットした直後の1フレームの間のみ、ジャンプキャンセルがかかるというもので、
強烈な突進力と高い攻撃力を持つダッシュ大攻撃からさらにエリアルが入るため、通常コンボの火力が飛躍的に増すのである。
いかんせん1フレームしか猶予がないので修羅の技なのだが、肘キャンの成功率如何で綾香の勝率がかなり変わるだけに、
全国の綾香使いは魂を込めて肘ヒットの瞬間にレバー上方向入力をしたものである。

一方、ラピード綾香はQOH'99SEでの追加キャラ。
コモード芹香と同じく、あきかん氏の二次創作「Go To Heart!」に登場した形態である。
こちらはとにかくスピードが早く、歩行・前ダッシュの速度が全キャラ一で、空中ダッシュも可能になった。
しかもこの手のスピードキャラにありがちな防御力低下措置はなく、攻撃力に至ってはむしろ強化された。
反面、通常技が全て多段技となったので「牽制に通常技を振る」という戦法は向かない。
また、ダウンを奪う技もほとんどないので、相手に考えるヒマを与えるとラッシュから逃げられやすくなる。
そのため、持ち前のスピードを活かして接近し、圧倒的な手数で有無を言わせず押し込むのが基本となる。
相変わらずブロッキングと強力な相殺性能を維持しているので、守勢からでも簡単に状況をひっくり返せるのは嬉しいところ。
また、攻撃回数が多いのでゲージが溜まりやすいのだが、3ゲージ技「エクストリームストライク」は超多段乱舞技(64hit)なので、
コンボに組み込んでもダメージがさして下がらないのも高ポイント。なお、「肘キャン」はラピードでも可能。
総合性能の高さから、委員長?らと並び強キャラ筆頭候補に挙げられることが多い。

「この強さ、まさに最強ってとこかしら。
  これで私の知名度も、少しは上がるかも♪」



MUGENでは

MUGENにおいてはMVC風アレンジに定評のあるうる氏が製作したMVC風ラピード綾香が存在する。
原作とはまったく違う性能となっているほかスプライトを拡大表示させているため
キャラサイズが他のゲームのキャラと大差ないものになっている。
またMVC風味ということでサマーソルト時に衝撃波が出るなど、全体的に挙動が派手になっている。
kzn氏が製作したAIも存在したが、現在はサイト閉鎖により入手不能。

出場大会



*1 実は彼女、当初はPC版においても攻略可能キャラだったらしく、
ゲームCDに綾香のHなCGが一枚だけデータとして入っていたのは有名な話。
このCGは基本的に鑑賞不可だが、『初音のないしょ!!』にも収録されておりこちらでは普通に見る事ができる。