エレン・カーソン

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エレン・カーソン - (2011/12/13 (火) 23:36:45) の編集履歴(バックアップ)




「のけ者になんかしてないでしょう!

   あたしはサラが心配なだけよ」


     
     出身地 / 家柄:もともとロアーヌ近辺に住んでいた開拓民
     身長:170cm
     体重:57kg
     誕生日:白水の月30日 20歳
     血液型:A型
     趣味:馬に乗ること、格闘
     大切なもの / 好きなこと:サラ(妹)、風を感じること
     苦手なもの / キライなこと:高い場所、勝負に負けること
     好きな食べ物:りんご、堅焼きパン
     好きな異性のタイプ:強い人(逆に守ってあげたい人も)

     (以上、ロマンシングサ・ガ3練磨の書より)

(ニア    シノンの開拓民 20歳

スクウェア(現スクウェア・エニックス)より発売された、SFC用人気RPG『 ロマンシングサガ3 』の主人公の一人。
インフェルノ所属の暗殺者とは関係ないし、幼馴染にジャッキー・チェン褌男はいない。。
ロアーヌ辺境にある開拓地シノンの開拓民。幼馴染としてトーマスとユリアン、妹にサラがいる。(いずれも主人公として使えるキャラクター)。
健康的な美人で、ユリアンをはじめ村中の男に言い寄られるが、本人は恋愛に興味無し。
男勝りで馬術が得意。腕っ節の強さは村の腕相撲大会で優勝する程。
ヤキモチ焼きだがプライドが高く、普段は隠してはいるものの時折本音を表に現す。
古き良きツンデレ好きな御仁にとってはご褒美なことこの上ないような設定である。ポニテだし。
まぁ、ある意味ではツンデレ過ぎたために冒頭でユリアンに口説かれたにも関わらず、彼は別キャラとくっついたのだが…(後述)
旅の目的はユリアンと妹のサラが放って置けず、自分が面倒を見ようとする為であり、それ以外の理由は特にない。
なおカーソン家はゲーム中のトレードイベントの物件情報によると小麦農家で、経営者は祖母である。
【フリー百科事典Wikipediaより抜粋・改変】

仲間としてのステータスでは腕力と素早さの高さが目立つ。その他の能力にもこれと言った欠点は無く、他のキャラにありがちな固定装備枠もなく、くせの無い性能。斧が得意武器、のように見えるが実際は体術の方が相性がいい。
仲間の一人としてみると、HPやWPなどの初期値が低い(彼女に限らずミカエル、ハリード、カタリナの年長組3人以外の主人公の初期値自体は低い。農民&姫だし)上、
ハリード・ノーラ・ロビンなど同程度の腕力で即戦力となる戦士系もいるので合理的に考えると無理して仲間にする必要はない。
とは言え、最序盤(OP終了直後)からどの主人公でも話しかけるだけで仲間に出来るという加入のしやすさに釣り合った能力値なのでそこまでデメリットでもない。
体術の閃きもよく、安定した働きをしてくれるので最初から最後まで連れ回したプレイヤーも多いはず。

主人公としては、このゲームの主人公キャラの能力値は、キャラクターの基礎能力をプレイヤーが決めた宿星・得意武器で修正するのだが、
(実は主人公のみならず全ての仲間キャラが宿星・得意武器の修正を受けているが、バグ技でもない限り仲間キャラの宿星・得意武器をデフォルト設定から変更することはできない為、主人公以外のキャラの基礎能力値での比較はほとんど意味が無い)
エレンのデフォルトの宿星・得意武器は「魅力最低・腕力最高」になる組み合わせであり、
このデフォルトの「武人の星に生まれ斧を得意とする」という設定の方に基礎能力を合わせたためか、
実は主人公としては、「魅力が高く(8人の主人公中最高)、器用さ、素早さが高め(8人の主人公中2位)、体力は低く(8人の主人公中最低)、その他はそれなり」といった感じの基礎能力になっている。
その体力の低さは虚弱な深窓の令嬢かお姫様のほうがふさわしいんじゃないかというほど。
このためHPの成長値は最低クラスであり、魔力も伸びないという弱点がある。
このため見落としがちなのだが同じく主人公の一人で絶世の美女設定のあるモニカ(しかもお姫様)の基本能力値と見比べてみると実は
「エレンより腕力が1高く、魅力が1低い、体力に至っては主人公中最高である」
という事実が判明する。
このため エレンは登場人類中最高の美女 になったりすることも可能。(人間以外ではもっと魅力の高いキャラクターもいる)…マジかよ。
といってもデフォルト設定での魅力はサラ>エレンにも関わらずエレンが「村一番の美人」なあたり、魅力=美人かは疑問が残るのだが。
ちなみに、魅力がゲーム中で役に立つ場面はほとんどなく、逆に体力は防御面にかかわるため比較的重要。この点で主人公としてのエレンはちょっと厳しい立場にある。
まあこれも好きな御仁にとってはご褒美なのであろう。

余談だが、8人の主人公中、エレンは彼女専用のイベントやストーリーというのがほとんどない(ユリアンと同じくモニカの護衛になるイベントもあったが没になったという話もある)。
考えようによっては、不憫な扱いかもしれないし、いわば特に目的もないのに世界を救う冒険に出てしまったという感もある。
しかし、基本的に理由が若干曖昧なまま最後の戦いに赴いた他の主人公とは違い、エレンは最終決戦へ赴く明確な理由を持つ主人公でもある。

サラ、帰ろう。

なお、OPでエレンにこっ酷く振られたユリアンは(展開次第だが)モニカと駆け落ちし、EDでモニカの兄ミカエル公認の仲になってしまう(おまけに爵位まで頂く)。
お陰でユリアンは一部のプレイヤーから「浮気者」と非難を浴びてしまう。でもぶっちゃけ、

「あんたと恋人とか、そういうのにはなれないと思うんだ。

    子供の頃から知り過ぎてるよ。そりゃ昔はお嫁さんごっこもやったけどね。」


とエレン自身がはっきり言ってしまってるので、ユリアンを一方的に責めるのは酷な話である。
しかし、いざユリアンが自分の元から離れるとその態度に自分で振っておきながら勝手にブチギレる。
心機一転のつもりでプリンセスガードに入ったであろうユリアンとしてはたまったものではないだろう。
一方で彼女の元にユリアンが帰ってくるバージョンもあるがEDなのにバグで名前を間違われるという悲劇が…。

何言ってるのよ。

……でもちょっとうれしいな。


(元気でな  だって!!

この間までとずいぶん態度が違うじゃないの。

                なによ、まったく!)


さらに余談になるが、OPイベント後の展開を見る限り、「ユリアン×モニカ」、「トーマス×サラ」、「ミカエル×カタリナ」で主人公同士がカップリング(明確にくっついてないものも含む)になっている(カタリナはかなり変則だが)。
で、エレンの相手はというと…30過ぎた渋い親父であるハリードだったりする。しかもハリードには生き別れた恋人(しかもお姫様)がいて、自分のEDで展開次第で再会する
こんなとこでもエレンの扱いは微妙である。
それ以外にもこのゲームは没MAPやら没イベントやらが割と目に見えて存在しており、リメイク完全版が期待されていたりする。
一部では待ち切れずにデータを解析しロマサガ1、2や別のサガのイベント、キャラクターを追加するいわゆる改造ロマサガが流行ったが
嫌な事件が起きたので一気に廃れた。ココも関係無いとは言えないので注意が必要である。


MUGENにおけるエレン

      
高崎舟氏が製作した原作ドットキャラが配布されている。
まず特筆すべきは原作ゲームの要素である「閃きシステム」が実装されていることである。
試合開始時は8種類の必殺技しか使用できない(既に充分多い気もする…)が、特定の法則に沿って攻撃中ランダムに新しい必殺技を閃き、習得することができる。
なお全種類習得した場合は25種類の必殺技を使うことができる。ありえん
でも連携中に急に技を閃いて、コンボが途切れることもある。ありえん
更に次の試合に進むと、前の試合で覚えた技は全て忘れる。ありえん
余談ではあるがReadmeによると、必殺技使用時に原作通り吹き出しで技名を叫ぶ案があったそうだが、対戦相手にバレバレなのでやめたらしい。

他にもストライカーとして妹のサラ、開拓民仲間のトーマス、深窓の令嬢ミューズ様を呼ぶこともできる。
特にミューズ様はリスク無しで全画面攻撃「スターウィルス」や行動速度アップの効果のある補助術法「ムーングロウ」が使える。

また原作再現として戦闘終了後にランダムで能力がアップする演出があり、
HP・術ポイント/技ポイント・斧レベル・体術レベル・白虎術レベルの何れかが回復及び上昇し、次ラウンドが有利になる。
もちろん例のBGM例のポーズで。

ちびキャラなので一見すると見くびってしまいそうだが、その実中身は舟氏のロマサガ愛が詰まった、
非常に再現度の高い、濃厚なキャラなのである。

出場大会