『東方Project』第一作、『東方靈異伝 ～ The Highly Responsive to Prayers』の地獄ルート15面のボスとして登場するキャラクター。
二つ名は「
Hellish Moon（地獄の月）」であり、球体に上半身が生えているという特徴的な外見を持つ
（ゲームグラフィックだと平面の円盤のように見えてしまう）。
「ZUN帽」や「ZUN巾」とか「ZUN桶」ならぬ「ZUN球」。
テーマ曲は「魔鏡」。
淡光氏によって製作された物が存在。
公開場所のニコロダ消滅により長らく入手不可となっていたが、現在はhamer氏が代理公開している。
ドットは
天子の改変で、粘土板の彫刻のような外見ながら可愛く動く。
移動に関してはプレート氏が作成した
幻月の動きが参考にされており、常時浮遊していて上下左右に自由に動ける。
ただし画面外まで逃げる事はできないし、動作前後の隙が大きく、ワープ技もないので参考元ほどの機動性はない。
攻撃に関しては、落雷、ビーム、
全画面を含めた、多彩で制圧力の高い飛び道具を持っている。
飛び道具を撃つのにはゲージ消費が必要（1発300、ゲージの最大値は3000）だが、ゲージは常時回復する。…攻め続けようと思うと意外と足りなくなるが。
近距離攻撃は一種類（連続技になるA・A・A）のみだが、万能当て身技や
即死攻撃もあり、追い詰められると何もできない、という事はない。
また、DEF130と頑丈な反面、ATKが70とかなり低く設定されているが、上記の攻撃性能のおかげで火力の低さはさほど苦にはならないはず。
とはいえ、やはり弾幕で固める事のできない相手には苦戦を強いられる事になるだろう。
AIは未搭載だが、カサイ氏が外部AIとボイスパッチを公開している。
豊富な飛び道具のおかげで相手を封殺する事も可能だが、硬直と隙が大きい落雷を多用するので、正面切っての弾幕戦は意外と苦手。
設定で即死攻撃を使用するか否か及び、難易度調節（ゲージの回復量）が調節可能であり、デフォルトではゲージをガンガン消費するため、全画面技や即死攻撃を拝める機会はそうそうないが（強クラス相当）、数値を上げると実質ゲジマユ状態となり狂下位相当の強さになる。
