『東方Project』の登場キャラクター。「こんがら」。
ファンから俗に東方旧作と呼ばれるPC-98版第一作『東方靈異伝 ~ Highly Responsive to Prayers.』の地獄ルート20面のボスとして登場。
二つ名は「
Astral Knight(星幽剣士)」。専用BGMも「星幽剣士」であり、二つ名と同じ。
なお、『靈異伝』キャラは(容量などの関係もあって)本編中ではアルファベット表記しかされず、
公式でも漢字名があるのは以後の作品に出てきた
博麗靈夢と
魅魔ぐらいなので、どういう字を当てるのかは不明。
一応、関係ありそうな単語では「何をするべきかを問い、その命令の通りに動く」という意味のサンスクリット語に
「矜羯羅」というものがある。
また、不動明王の従者に
檜山修之
「矜羯羅童子(不動三尊の向かって右の童子)」というものもいる。外見はKonngaraとあまり似ていないが。
つまり、恐らく公式の『東方Project』シリーズで唯一(
「神」ではなく)
「仏」の種族に属するキャラクターだと思われる。
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原作におけるKonngara |
原作の『靈異伝』は96~97年以降、再販やダウンロード化がなされていないので入手は非常に難しく、
しかも他の旧作作品とは違い体験版すらも配信されていないためにプレイする事も困難である。
現在の弾幕シューティングとは違い「一画面アクションシューティング(パズル要素あり)」と呼称される ブロック崩しとなっている。
原作のゲーム性については YuugenMaganの記事を参照の事。
キャラクターは自機である旧霊夢こと(漢字の霊が難しい方の「靈」となっている)靈夢や、
第二作の『封魔録』でもボスを務め、第三作『 夢時空』や第五作『 怪綺談』にも登場した 魔理沙の師匠、魅魔がメインとなっている。
しかし、それ以外のキャラクターには具体的な設定が殆ど無く、
『靈異伝』以降の作品は一転してシューティング作品となったためかその後の関連も無い。
KonngaraはSarielと並びラスボスキャラなのだが、第7回人気投票ではツチノコより一つ上の103位と、
人気(というより知名度)はお世辞にもあまり高いとは言えない。
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二次創作でのKonngara |
見た目は霊夢に近い巫女服のようだが、昔武士の男性が着ていた羽織服に近い上、
幻想郷の設定がまだ固まっていない時期の作品であった為、 どちらの性別なのかについて意見が分かれている
(ただし、海外版の東方Wikiである「Touhou Wiki」ではKonngaraの三人称はShe(女性))。
そういった意味では数ある東方キャラでも珍しい立ち位置にあるとされる。
袴が溶け込んでいるような表現と下半身の渦から魅魔と同じく足が無く常に浮遊していると考えられている。
また額の赤い角と地獄を守護しているとの設定より、同じ地獄出身で赤い角を持った 星熊勇儀と比較されることが多いが、
現在その関連性は公式では触れられていない。
旧作キャラクター纏めて存在を抹消されたというのが正解に近いかもしれないが
その他、勇儀と同じく杯を手に持っているとされているが、ゲームの ドット絵が見辛いために、
サイトによっては筆・扇とも解釈されている。
東方旧作を愛する方々が上げる動画には時々登場し、主に冷静なキャラを演じている。
時には冷静から転じて、大ボケをやらかす天然になることも。
同じく地獄ルートボスのYuugenMaganや Kikuriと絡む事も多い。
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MUGENにおけるKonngara
スナクジラ氏によるものとその改変版が存在するが、現在入手可能なのは後者のみ。
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スナクジラ氏製作 |
現在はデータが削除されており入手不可。
バージョン1.0との事だが、氏が技編集などの改変が出来ないため、Nachel氏の霊夢のドットと 食らい判定を一部変えたのみの段階。
そのため、更に改変して霊夢と完全に独立したキャラクターに改変してくれる人を募集している。
自信のある方は挑んでみてもいいだろう。
氏曰く「 リュウに対する 豪鬼のような、近い姿の強豪」という立場が理想との事。
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薙氏製作 こんがらアナザースタイル |
上記のKonngaraを改変したもの。2012年3月1日公開。
システムは霊力ゲージもスペルカードも無い通常の格ゲー仕様。
しかし、キャラの仕様全体で見ると一風変わったキャラとなっている。
操作方法は弱・中・強の3ボタン式。 チェーンコンボなどは存在しないが、一部 超必殺技へのキャンセルは可能。
攻撃の主体は強斬りで、至近距離で強斬りを当てることによって目押しコンボへの道が開かれる。
大斬りを当てるための手段としては、バックステップ及び一定以上のダッシュから出すことで出が早くなることを利用するのが良い。
また、ジャンプ強斬りは後方を斬るようになっており、相手すり抜け&長いノックバックという特徴があるため、
上記の空中機動で撹乱してジャンプ強斬りを当て、地上強斬りへ繋げることもできる。
……もっとも、その場合は昇竜技による迎撃が脅威となるが。
つかみ技は地上・空中可で、相手がダウン中でもつかむことができる。ただし 永久にはならないのでご安心を。
飛び道具は 「強攻撃入力後にゲージ溜めを入力」という一風変わった入力で出すことができ、
立ち強からはレーザー、しゃがみ強からは大きな衝撃波、空中強からは前方に拡散する弾幕となる。
移動面では地・空共に動きは遅いものの、空中ジャンプが5回、空中ダッシュが5回と一度に計10回の空中機動ができる。
また、出現位置も操作可能な発動中完全無敵のワープ「幻惑」を持っており、加えて6F無敵のバックステップや
移動起き上がりがあるなど、緩慢な動きを補佐する特殊移動が豊富である。
防御行動では、ガード中に相手を押し返す「押し返し」を所持。
エフェクトは霊撃のソレであるが、相手をダウンさせたりはできない。所謂アドバンシンガードである。
初期はいかに大斬りを当てるかが勝負の分かれ目となるという意味で『 サムスピ』に近い仕様であったが、
各種ワープ技や 当身技の追加により、虎視眈々と大斬りを狙うか、ワープや当身でガンガン攻めるかを選択できるようになった。
しかしコンボが 通常技も 必殺技も大→中→小の方向に繋がり、超必も大斬りから繋げることができ、
奥義に至っては大斬りからしか発動しないという点は変わっていない。
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技一覧 |
必殺技
空中でも出せる対空技で、弱・中で性能が変わる。中は地上なら踏み込み、空中では地上へワープした後斬り上げる。
一般のキャラと違い中から弱へと繋がるため、コンボの際は注意が必要である。
遠くで当てるほど威力が上がるという特徴を持つ弾幕技。また、上下に発射方向を変更可能で、薙ぎ払うような軌道も可能。
一方、威力が低い・補正が強い・当てても不利フレームが大きいなどの短所も持つ。ノックバック距離も0のため、
飛び道具がないキャラでも普通にガードしながら近付くことができる。
ランダムで動く4つの光弾を 設置する技で、ヒットしても消えないため場所と軌道によっては多段ヒットする。
しかし、追撃しても補正がかかるため火力は期待できない。
高速でワープする技。
幻惑と違いコマンド式で、細かい場所の指定・空中への出現はできない。
3Fで出せ、成功した場合は「幻惑」のようにワープ先を自在に調整して出現できる当身技。
その時6Fの有利が生まれるため、隙の大きい技を当身したならば大斬りも十分狙うことができる。
ちなみに飛び道具も当身可能。
地上・空中で使用可能なワープ攻撃。地上の場合↑入力で空中版に派生できる。
不惑からの攻撃より早いため、機動力が求められる場合に頼りになる技である。
超必殺技(1ゲージ消費)
連撃を行う近接技。コンガラの中でも 発生が早い技であるため使い勝手が良い。
最後の一撃が補正を受けてなお威力があるため、「大斬り→中斬り→倶利伽羅剣→追撃」で5割強を奪うことができる。
原作に登場する Kikuriを呼んで行う 全画面攻撃。発生もそこそこ早いが、距離が離れるほど威力が減ってしまう。
また、不利フレームがあるため、遠距離で出の早い飛び道具持ちのキャラ相手に使うと逆に反撃されかねない。
しかし、中攻撃から繋がるため、範囲攻撃と言うよりはコンボパーツとして細かくダメージを与えていきたい時に便利である。
ちなみに強攻撃から繋げた場合は5割ほど奪うことができるが、追撃できる分上記の倶利伽羅剣の方がダメージは大きくなる。
奥義(3ゲージ消費)
大斬りを至近距離で当てた時限定の技で、7割近くを奪うことができる。
補正も乗らないため、ジャンプ強斬りから地上強斬りへ繋いで放てば8割前後奪うことも可能である。
空中可、飛び道具も取れる当身技。成功すると相手の背後に現れ刀を突き刺し、そのまま極太レーザーを放つ。
刺さらなかった場合は不発になるが、成功すれば五割は吹き飛ぶうえに、タッグだと他の相手も巻き込むことができる。
また、当身に失敗したときは相手に向かってレーザーが五発飛び、当たれば約2割を奪うことができる。
削りもあるため、完全に回避するなら裏に回り込む必要がある。
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AIは当初未搭載であったが、更新により100段階調節可能なものがデフォルトで搭載済み。
また11Pは裏カラーとなっており、このカラーだと本体は無敵で浮遊し分身を4体召喚。
そして分身を倒されても再度召喚(召喚毎にライフを10消費)するので、
分身を100体倒さないと死なない「100人組み手モード」となり、 狂キャラレベルの強さとなる。
ジェネラルズ12Pにも勝てるようなので相当な強さだろう。強~狂まで幅広い活躍が期待される。
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出場大会
出演ストーリー
最終更新:2023年02月02日 23:31