R-1

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R-1 - (2012/03/25 (日) 05:45:53) の編集履歴(バックアップ)


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「R-1!突撃ぃ!」


スーパーロボット大戦』シリーズに登場するロボット(PT:パーソナルトルーパー)。R-TYPEの自機ではない。
正式名称は「Real Personal Trooper Type-1」。メカデザインはカトキハジメ氏。
初出はPSの『新スーパーロボット大戦』。パイロットはオリジナルキャラクターのリュウセイ・ダテ(伊達隆聖)。

「究極ロボットを開発する」というコンセプトである『SRX計画』の元で一番早く生まれた機体である。
異星人の技術であるEOT(エクストラオーバーテクノロジー)を多数採用し、中でも『念動力』という
特殊な力を機動兵器に応用するためのシステム『T-LINKシステム』を搭載しているため、
そういった特異な才能のある者にしか乗りこなす事が出来ず、実質リュウセイの専用機である。
ビルトラプターの可変機構を参考に、R-ウイングという飛行形態に変形が出来、機動力も高い。
銃器にはG-リボルヴァーやブーステッドライフルなど、実弾タイプの銃器を多数搭載。
近距離では携帯武器であるゴールデンメタルナイーブコールドメタルナイフ、パイロットの念動力を糧とし放たれるT-LINKナックル、
念動力によって剣を形成し、それを敵にぶつけるT-LINKソード等があり、
遠近共にバランスが良い武装である。
(『α』でのみ、乱射したG-リボルヴァーの弾道を念動力で操作し周囲の敵を一掃する「念動シュート」という技も存在した)
また、T-LINKシステムを介して形成される『念動フィールド』をバリアとして運用することも可能である。
R-1改・アルブレード・エルシュナイデ(エルアインス)・ART-1・AR-1(現在未登場)等、この機体の発展機が後に数多く生まれる。
SRX計画の機体で現在量産型が制作されたのはR-1だけであり、
その事実はR-1が本来量産前提の機体ではない事、さらにAR-1の試作機(ART-1)のさらに試作機という
微妙な立ち位置である事を考慮してなお完成度が極めて高かった事が伺われる。

本機の最大の特徴は、兄弟機であるR-2(砲撃型)、R-3(隊長機)と合体することにより、
巨大な特機『SRX』となる事である。
Rシリーズは戦況に応じて分離・合体することによりあらゆる戦場に対応する事を目指しており、
合体した際には超物質トロニウムを動力源とするトロニウムエンジンの莫大なエネルギーと
T-LINKシステムで増幅された念動力により、まさしく一撃必殺の火力を手にすることが出来る。
だが、たしかにトロニウムは信じられない超エネルギーを生み出すもののその出力制御が非常に難しく、
最悪の場合はトロニウムエンジンを暴走させて敵もろとも自爆で果てることさえも想定されている。
勿論劇中でこんな使われ方をした事はないが、漫画版の公式エピソードにおいて機体がウィルスに感染し
エンジン出力が下がらなくなった際には「万一リミッターが作動しなければ周辺数十kmは消し飛ぶ」
と試算されており、また『第三次α』においてSRXが敵に破壊された際には、機体からトロニウムを
失っていたにも関わらず相当な規模の爆発が起こっている。
地球圏存亡の危機に対処するためとはいえ、恐るべき諸刃の剣である。
(故に、合体シーケンスの正式名称「フォーメーションOOC」は「ONLY ONE CLASH」の略である)

なお、問題のトロニウムエンジンを搭載しているのは幸いにもR-1ではなく砲撃戦用のR-2である。
合体したら何の気休めにもならない上に、R-1改に改修された場合はR-2からトロニウムエンジンを移植されてしまうが

元ネタは恐らく『機動武闘伝Gガンダム』のシャイニングガンダムと、『新機動戦記ガンダムW』のウイングガンダムだと思われ、
実際初出の『新スパロボ』と『スーパーヒーロー作戦』では両者と共演している。
バンプレストオリジナルであるファイターロアより、バンプレゴーグルを受け継いだ機体であり、多数の作品に登場している。
新スパロボ→ヒーロー作戦→スパロボα→スパロボOGと重ねて登場していくうちに人気を博し、
現在ではアルトアイゼン共々OGの顔とも呼べる機体となっている。

実はニンテンドー64で発売された『スーパーロボットスピリッツ』という格闘ゲームにも参加しているが
同作の知名度の低さもありあまり知られてはいない。
同作のテーマソング『鋼の魂』はその後SRXのテーマとして再利用されたのもあって人気も高いのだが…。

+ パイロットについて
パイロットはリュウセイ・ダテ
同社の『真・魔装機神 PANZER WARFARE』主人公ケイゴ=クルツ=フェルディナンや
サガットアサシンイーノックブレイズ・ヒートニックス等を務めた三木眞一郎氏。
OGで主人公を務めたり、αでの中心人物として描かれたりしたため、オリジナルキャラの中では知名度も人気も高い方である。

正義感が強くて熱いPT乗りだが、重度のスーパーロボットオタクであり、
様々な作品でその知識を披露したり、無茶な事をしたりしている。
スーパーロボットオタクなので、愛機R-1を初めて見た際は「 スーパーロボットじゃない… 」と非常にがっかりしていたり
(とは言え、リュウセイのR-1への愛着は並大抵のものではない)、
美少女型の巨大ロボットを見て「可愛い」だの「惚れた」だの言いだしたり(そしてそれに ガチで嫉妬する ヒロインが)。
OG以降は、『命を大事にする』という主人公らしい考え方や、同じPT乗りのテンザン・ナカジマを
ライバル設定に置いたりすることにより、さらに主人公らしい性格になった。
またパイロットになるきっかけが対戦ゲーム「バーニングPT」(これが実はPT適性の高い者を探し出すために作られたもの)で実力を見込まれたこととされた。そんな戦隊のレッドどっかにいたねぇ、苗字も同じだし
基本的にチームや部隊のムードメーカーであり、彼に影響されて性格が丸くなったりする者も多い。
それ故か、女性に惚れられている描写も幾つかあるのだが、本人が気付く気配はない。

ちなみにリュウセイは別に女性に興味がないわけではない。
チームメイトのアヤとの初対面では「美人」と言っているし、
幼馴染のクスハをある漫画では「結構美人だと思うんだけど~」と言っていたり、
初登場の新に至ってはEDである(版権作品の)女性キャラをデートに誘っている。
それと、他人の恋愛に関しては結構鋭い。リュウセイが鈍いのは自分に対する好意だけである。
…… 年下を恋愛対象として見てない だけかもしれないが、
それだとOGの初期設定で幼馴染の好意にすら気付かなかったことはフォロー出来ない。
(ただし、設定改変の結果、現状ではその幼馴染とは最初から完全に恋愛感情を排した友人関係という事になっている。
 上記の漫画版でも恋愛対象としては見てないが、「恋人でも出来れば万々歳なのに」とまるで兄の様な目線で語っている)

また、武器や技に自ら技名を付けることが多く、例を挙げると上記のT-LINKソードは、彼に『天上天下念動破砕剣』と名付けられた。
R-1についても「その内カッコいい名前を付ける」と言っていたのだが、結局今の名前が気に入ったのか、
流石に周囲が止めたかそれが実行された形跡はない。
ファンの間ではこの妙な名前を勝手に付けることを「リュウセイ病」と呼ぶ人もおり、
アルティメットゴーストアタック究極!ゲシュペンストキック!」などでは様々なリュウセイ病患者による奇声叫び声を聞くことができる。

+ そんな彼にも負の歴史が…
『魔装機神 THE LORD OF ELEMENTAL』等で人気を博したスパロボオリジナル。
その後、初出である『新スーパーロボット大戦』でリュウセイ達が登場したわけだが、
その時のリュウセイの性格が、「落ちちゃいなちゃーい!」、
「いやだいやだー! もっと強い敵はいないのー? 強い敵出してよー!!」等の台詞に代表される、
「おちゃらけでふざけた三枚目キャラ」としてのキャラ付けをされたため、当時のファンからは大不評であった。
その後αで現在に近い性格になるが、この時もまだ昔の雰囲気が抜けきって無かった。
そしてOGにて、過去のリュウセイの悪い部分を抽出したようなキャラクター「テンザン・ナカジマ」という
ライバルキャラを作り、まるで過去の自分を捨てるかのように明確にキャラの違いを見せつけた。
そのOGでもキョウスケ等上官に対して呼び捨てをする等も不評だったのか、OG2では敬語も多用するようになった。

この様に、ファンの声で性格がどんどん修正されていったキャラであり、現在は「良くも悪くもキャラが変わった」などと言われる。
まあ、現在の性格の方が良いキャラであるのは確かではあるのだが…

余談だが、テンザンはテンザンでその妙なキャラ立ちから一部よりコアな人気を得ている
世の中、何が幸いするか解らない物である。


MUGENにおけるR-1

MUGENにおいては『スーパーロボット大戦OG2』のドットを用いたasd氏勢作のものが公開されている。
原作の武装は大体搭載されており、ストライカーとしてR-2やR-3なども登場する。
また、特殊ゲージを溜めることにより、SRXに合体もでき、完成度は高い。
『スーパーロボット大戦α for Dreamcast』で見せたサイバスターとの合体技、アカシックブレイカーも搭載されている。

出場大会

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