セルリアン

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セルリアン - (2018/03/14 (水) 17:28:36) の編集履歴(バックアップ)



ソーシャルゲームを始めとしたメディアミックス作品『けものフレンズ』に登場するキャラクター。
『ビルドファイターズ』のOPを歌ってたグループではない
媒体によって多少の差異はあるが、フレンズ達を脅かす一つ目のモンスターという設定は共通しており、
一部の例外を除いて、基本的に出現したら倒して処理しなければならない。
個体によって大きさは様々だが、体のどこかに付いている石を破壊することで消滅するという弱点は共通している。
名前の由来は不明だが、『セル(細胞)+エイリアン』ではないかと推測されている。
英語の綴りは「Cellien」で、色の名前「Cerulean」とは違う。
色の名前のほうの語源が「空」や「天」を示すラテン語由来のため、空(宇宙)からやってきた事とかけているのかもしれない。

アプリ版

この作品では、セルリアンはモノや生物から『輝き』と形容される、やる気・活気・記憶・特徴などを取り込みコピーする性質を持っているとされている。
『輝き』を奪われた場合、生物であれば無気力・昏睡状態などに陥り、無生物であれば老朽化などの現象を起こす。
突如ジャパリパークに出現して、ある人間の輝きを奪った「女王」という個体に率いられて猛威を奮ったが、
主人公とガイドのミライ、そして彼らに協力したフレンズ達の手で鎮圧される。

アニメ版

本作は劇中の描写から時系列的にアプリ版の後の物語であると推測されるが、
本作のセルリアンはアプリ版と異なり、フレンズからサンドスターを吸収して元の動物に戻してしまう習性を持つ。
劇中では、セルリアンを活性化させる、サンドスターの1種である『サンドスター・ロウ』の存在が明かされており、
記録映像に残されたミライの調査記録から、セルリアンは『サンドスター・ロウ』が無機物と結びついて誕生する、
フレンズと似て非なる誕生経緯を持つ存在であることが示唆されている。
特に、終盤に現れた超巨大セルリアンは高い再生能力を持つため弱点に攻撃が届かず、
最終的に、こいつに対処できなかったミライなどのアプリ版の職員達を強制退去に追い込んだことが明かされている。

+ アニメに登場した各個体の解説など
一話に登場した個体。大きさはかばん?の膝下くらいで、色は青。
スライムっぽいが跳ねて移動する。
アプリ版を知らない視聴者からは「青いからセルリアンなのか?」と思われていた。
不用意に近付いたかばんを襲うが、サーバル?によって背中のへし石を砕かれて消滅。

  • 中セルリアン
一話後半に登場。大きな球体の身体から無数の触手が生えている。色は青。
さばんなちほーとじゃんぐるちほーの境目のゲートを封鎖するように鎮座しており、近付いたフレンズを襲っていた模様*1
弱点の石が目の反対側にあり、動くものを目で追う習性があるため、石の破壊が難しい。
触手を伸ばしたり、本体による体当たりでサーバルを苦戦させるが、
かばんが投げた紙飛行機を目で追った隙にサーバルの爪で弱点を破壊されて消滅。

4話に登場。赤い色をした大きな個体。
遺跡(迷宮アトラクション)に迷い込んだサーバル、かばん、ツチノコの前に複数体が出現。
三人を追いかけ回すが、ツチノコの誘導によって橋の崩壊に巻き込まれて崖下に転落していった。
ツチノコのピット器官(ヘビなどが持つ熱を探知する器官)で探知可能らしく、熱を持っている模様。

9話に登場。紫色をした大きな個体。球体状をしているが、転がったりするのではなく滑るように移動する。
地震と同時に雪山の中腹から複数体が出現。猛スピードでかばんたちに向かって突進してきたため、
機転を利かせたかばんが簡易的なソリを製作した事で逃げることが出来た。

  • 大セルリアン
11話・12話に登場した、黒くて巨大な個体。視聴者からの通称は「巨大セルリアン」「黒いセルリアン」。
それまでのセルリアンとは違い、四肢と尻尾を持ち、四足歩行動物のように歩いて移動する。
見た目から、映画『スター・ウォーズ』に登場する四足歩行兵器「AT-AT」や、
現実のロボット「bigdog」を連想した人が多い。
弱点の石が体内に備わっている上に巨大なため、飛行能力を持つフレンズでなければ攻撃が届かず、加えて防御力も高い。
更に削っても「サンドスター・ロウ」を呼ばれる物質を吸収して再生・巨大化する能力を持ち、削って石を露出させるまでに到っても
再生能力をどうにかしなければ無意味になってしまう。
また、分離した破片が小型セルリアンとして行動する場合もある模様。
四肢を使った打撃の他、巨体を生かしたボディプレスを主な攻撃手段とする。
光や熱(火)を追い掛ける習性を持ち、日中は太陽を追い掛けてパークを彷徨い、夜間は動きを止めて、
近付いたフレンズを襲っていたようだ。
明言されたわけではないが、取り込んだフレンズの能力をコピーする能力があるようだ
(四肢がすらっと長くなったり、四肢から直接取り込めるにも関わらず「手で掴んで」「口元に運ぶ」動作をしたり)。
一応、石以外の弱点として「水(海水)を浴びると冷えて凝固する」性質がある。
また、劇中では「巨大過ぎてサンドスターの供給が追い付かず自滅する」可能性も示唆されているが、
「放っておけば被害が拡大する可能性のほうが高い」と反論されていた。
過去にも出現しており、暴れ回ってジャパリパークを閉鎖に追い込んだらしい。
その多彩かつ圧倒的な能力と怪獣映画風の専用BGMによって、サーバルらフレンズと視聴者を絶望のどん底に叩き落とした。

ツチノコやセルリアンハンター・ヒグマの発言から、どうやらかつてさばくちほーにも出現したらしく、
出口を塞いでいた溶岩はその名残ではないか、との事。
また、じゃんぐるちほーの橋が落ちていたこと、ジャパリバスが川を挟んで車体と荷台部分で離れた場所にあった事から、
「過去に出現した際は、ジャパリバスのライトで橋まで誘導し、橋ごと川に落として撃退したのでは?」と考察する人も。


MUGENにおけるセルリアン


  • 湊丸氏製作・セルリアン
基本は一話の小型セルリアンであるが、
何かの行動を起こすごとに他のセルリアンを呼び寄せるという画面制圧タイプ。
一部ヒット音がないのは、鳴らすととてもうるさいためだとか。
セルリアンは7:39から

  • ゼータ氏製作・セルリアンボスタイプ
アニメ版に登場した超巨大セルリアンのスプライトを元に作られたキャラだが、
製作者いわく「ヤツをMUGENで!?」と期待してる人には非常に向いてないジョークキャラとのことで、
ビームをぶっぱする通常技に加えて、エルクゥ呼び出したり、力が勝手にしたり、
タイダルウェイブ全体攻撃まで使用できるなど、
色々なキャラの必殺技を繰り出す、カオスながらも高性能なキャラに仕上がっている。
3段階に調節できるAIも搭載されている。


出場大会

  • 「[大会] [セルリアン]」をタグに含むページは1つもありません。



*1
1話では悲鳴を聞いたサバールらが駆け付けた時には誰もおらず、
セルリアン撃退後にサーバルが肩をおとしている描写のみで、悲鳴を上げたフレンズは逃げ切ったのか間に合わなかったのか不明であったが、
12話で「ゲートを背景に呑気に欠伸をしている犬っぽい動物」が描写された事、
EDのキャスト一覧に「アードウルフ:照井春佳」というそれまでアニメ未登場のフレンズの名がある事から、
『一話で襲われたのはアードウルフのフレンズで、中セルリアンに取り込まれてしまい、サーバルが撃破した時には既に元の動物に戻っていた』事が明らかになった。