アルバート・ウェスカー

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アルバート・ウェスカー - (2019/01/26 (土) 16:24:07) の編集履歴(バックアップ)



「"This world will soon be mine.( 新世界の礎となれ。 )"」

プロフィール

年齢:38歳→48歳(『5』)
血液型:O型
身長:183cm→190cm(『5』)
体重:84.5kg→90kg(『5』)
趣味:フットボール、戦史研究
CV:中田譲治(日本語)、D. C. Douglas(英語)

原作でのキャラクター

カプコンのゲーム『バイオハザード』シリーズに登場するキャラクター。
シリーズの黒幕的存在であり、時には主人公を務める事もある。
元ラクーンシティ警察署特殊部門S.T.A.R.S.(スターズ)総隊長。
民間企業の要職を歴任していたところを、陸軍に生物工学の知識を買われて技術将校→S.T.A.R.S.の隊長になったという異色の経歴を持つ。
だが、実際は製薬会社アンブレラの科学者で社の注文に従いS.T.A.R.S.を操っており、洋館事件(『1』)の時隊員をB.O.W.などと戦わせて実戦データの採取とB.O.W.の胚サンプル回収、洋館を爆破して証拠隠滅を企むも、最後に自分が起動したタイラントに刺され(ジル編ではこの後「最後の力を振り絞って自爆装置を作動させ」)死亡…
…と思われたが『CV』で顔見せし、実は生きていて上記の最後はアンブレラから姿をくらますための芝居で、さらにあの時特殊ウィルスで自分を強化改造していたと判明する。
その後『5』で黒幕として再登場し、さらに強靭になっているもののウィルスの不安定化で薬物投与をしないと肉体が維持できなくなる問題が起きており、
ここでクリス達に薬物を本来の使用量以上に打ちこまれ弱体化してしまい、逆転のため別のウィルスを無理やり投与して見た目こそ異形なものの制御下に置いた姿になり、ラスボスとして対決することになる。

容姿は長身オールバックの髪型をした金髪の白人男性であり、サングラスと黒服を好んで着用している。
冷静沈着であり、感情より論理的な思考を優先する。自分の目的のためなら手段を選ばない非情さを持つ。

その正体は、巨大企業アンブレラの創設者の一人、オズウェル・E・スペンサーによる「ウェスカー計画」の被験者。
ウェスカーの姓は計画の主任研究者のものを譲り受けたものであり、上述の経歴も(スターズの隊長以後は本当だが)アンブレラが用意した偽りのものである。
ウイルスを利用した人類の強制進化のために集められた才能ある両親の子供であり、数少ない成功例の一つ。
実験の副作用として超人的な身体能力を手に入れており、素手で人体を貫き、発射された弾丸を視認後に回避したり、テレポートと見紛う程の高速移動が可能。

MVC3での性能

カプコンによるマーベルとのクロスオーバー格ゲー『MARVEL VS. CAPCOM 3(MVC3)』にてカプコン側のプレイアブルキャラクターとして参戦している。
日本語版音声は中田譲治で、後に『バイオハザード HDリマスター』にて逆輸入された。
超人的な身体能力を生かした体術を駆使して戦うキャラであり、速度の速い高速ダッシュや移動技「高速翻身」、
特殊技「サムライエッジ」による牽制を活かし、相手の飛び道具を無視して一気に詰め寄ることが出来る。
リーチ・判定の強い通常技や豊富な崩し技を持ち、総じて近接戦の性能は非常に高い。
またサムライエッジの性能が出が早い・弾速早い(画面端まで一瞬)・高速翻身でキャンセル可・削り有りと、
下手な飛び道具必殺技より遥かに高いので中~遠距離戦も可能。
というかキャラによってはサムライエッジ連射だけで何も出来なくなる事も。弱点は一部を除きしゃがまれると当たらない点。あとちびキャラ
ダウン拾い可能な下段版サムライエッジ(アシストでも使う)や、ループコンボ可能でハイジャンプからの空対地も出来る空中版サムライエッジもあり、
一部では「サムライエッジおじさん」なる呼び名も。
他にもハイパーコンボ「鎖巡型」が画面中を飛び回りながら連続突進という動きから「マキシマムウェスカー」と呼ばれる事がある。

続編の『ULTIMATE MARVEL VS. CAPCOM 3(UMVC3)』ではサングラスの有無で性能が微妙に変わるキャラクターになっている。
また前作で暴れすぎたためか、サムライエッジは受け身不能時間低下や浮きが低くなるなど全体的に弱体化した(それでも強いが)。


MUGENにおけるアルバート・ウェスカー

いずれも海外の製作者によるものが3体公開されている。

+ Harlem Hero氏 & The Pizzaman's version氏製
  • Harlem Hero氏 & The Pizzaman's version氏製
MUGENにおける最古のウェスカー。ドットはおそらくジミーの改変。
S.T.A.R.S.時代の服装を着用している。
動きはどことなくカクカクしており、機動力は全体的に低いなど微妙な部分が目立つが、格ゲーキャラとして最低限の動きは揃っている。
デフォルトAIは搭載されていない。かつてはニコニコ動画の大会で自作AIの使用によりそこそこ見かけていた。

+ Flavio Camarao氏製
  • Flavio Camarao氏製
MUGEN1.0以降専用。ドットはクリザリッドを始め複数のキャラが素体になっている。
氏のサイト及び海外サイト「mugen multiverse」にて公開中。
同氏改変のクリス・レッドフィールドジル・バレンタインとの間に特殊イントロがある。
動きは改変元の影響を色濃く受けているが、瞬間移動などの技を駆使した高速戦闘が可能。
リーチに優れた足技や切り替えし手段としてのタックルなど原作と同じく近接戦の性能は高い。
またゲージを消費して数種類のゾンビをストライカーとして呼び出せる。性能はバラエティに富んでおり、設置技としてなかなかいやらしい効果を持つ。
3ゲージ超必ではウロボロス・ウェスカーに変身して攻撃する。全範囲攻撃でヒットした場合の火力は高い。
AIはデフォルトで搭載されている。ランクは並~強。
紹介動画(DLリンク有り)

+ Blade氏製
  • Blade氏製
2017年12月に公開。DOS、Win、新MUGENで使用可能。海外サイト「mugen multiverse」にて代理公開されている。
動きはMVC3準拠になっており、原作で見せた技の数々がうまく2Dで再現されておりクオリティは非常に高い。
…が、移動起き上がりが機能していなかったり、高速翻身が無音だったりとバグ・未完成と思われる部分がちらほら見受けられるのはご愛嬌。
判定に優れた近接技とサムライエッジなどの特殊技、高速移動は健在であり、使いこなせば本家MVCキャラに劣らぬ高い機動力で相手を翻弄することが可能。
中でも迅速移動は1Fから攻撃が発生し、非キャンセル版はいつでも他の技にキャンセル出来るという優れもの。
また、地上・空中で発動可能な高速翻身(ワープ技)は無敵かつキャンセルで連続して使えるため、強力な弾幕を持つキャラの多いMugenにおいて相手に近づく上で重要な役割を担う事になると思われる。
デフォルトAIは搭載されていない。
紹介動画

2019年1月24日にはホルン氏によるAIパッチが公開された。
cmdファイルをいじることでコンボや立ち回りなどのレベル調整の他、
迅速移動を用いた立ち回りの頻度を変更できる。
想定ランクは氏によれば強~凶上位。

これらの他に、Rel氏によるUMVC3版のウェスカー…を再現したブン屋も存在したが、現在は公開停止。

出場大会


出演ストーリー