スパイダーマン









"Your friendly neighborhood Spider-Man!"
(あなたの親愛なる隣人、スパイダーマン!)
+日本語吹替声優
富山敬
1967年テレビアニメ版(日本語吹替1)
田中秀幸
1967年テレビアニメ版(日本語吹替2)
大塚芳忠
1977年映画版、『プルトニウムを追え』『ドラゴンの挑戦』
森川智之
『アメイジング・フレンズ』、1994年アニメ版、『アンリミテッド』、DS/GC/PS2『アルティメット・スパイダーマン』
山口健
『アメイジング・フレンズ』(ビデオ版)
三木眞一郎
PS『スパイダーマン』『2 エンターエレクトロ』
猪野学
ゲーム版も含むサム・ライミ版映画3部作、『新アニメシリーズ』『スペクタキュラー・スパイダーマン』
『アメイジング・アドベンチャー・オブ・スパイダーマン』、『LEGO マーベル スーパー・ヒーローズ ザ・ゲーム』シリーズ
川田紳司
『アルティメット・スパイダーマン』シリーズ、『ハルク:スマッシュ・ヒーローズ』『ディスク・ウォーズ:アベンジャーズ』
『アベンジャーズ・アッセンブル』『マーベル フューチャー・アベンジャーズ』『マーベル おしえて!スパイダーマン』
前野智昭
『アメイジング・スパイダーマン』シリーズ
榎木淳弥
『マーベル・シネマティック・ユニバース』
宮野真守
『スパイダーバース』アース-616のピーター
中村悠一
『スパイダーバース』アース-1610のピーター
岩中睦樹
『マーベル スパイダーマン』
興津和幸
『Marvel's Spider-Man』『Marvel's Spider-Man:Miles Morales』

ちなみに、2020年にスパイダーマンの誕生日である8月10日に映画作品の歴代吹替陣でお祝いしている。

通称「スパイディ」。言わずと知れたマーヴル・コミックスのスーパーヒーロー。
間違いなく世界で最も有名なヒーローの一人であり、アメリカのみならず世界中でその人気は絶大。
日本内でも池上遼一氏による漫画版や、俗に言う東映版
山中あきら氏による子供向けにアレンジされてコミックボンボンに掲載された『スパイダーマンJ』が作られている。

本名はピーター・B(ベンジャミン)・パーカー。
両親はいない(幼い頃に飛行機事故(あるいはテロ)で亡くしている)が、人格者の伯父夫婦のもとで愛情を受けて育つ。
ニューヨーク在住、科学オタク気味な冴えない男子学生であったピーターだが、ある日の社会見学中に
遺伝子操作された蜘蛛(初期設定では放射線を浴びた蜘蛛)に噛まれた事により自身の遺伝子が変化してスーパーパワーを手に入れた
(ミュータント(生まれつきの超能力者)でなくミューテイト(後天的超能力者)に分類される)。
当初はその能力でテレビ番組にタレントとして出演し金を稼いでいたが(アニメや映画ではレスラー)、
自分のがもとで愛する伯父ベン・パーカーが強盗(映画3作目の設定ではその強盗が後にサンドマンになる)に殺されたのをきっかけに、
特別な力を持った者の責任と義務として正義のため悪と戦う事を決意する。
アメコミでのメジャーなヒーローとしては若い部類に入りヒーロー活動を始めたのは15歳の時期。
とはいっても現在は20代中盤ぐらいでありイメージとは裏腹にベテランの域に入ってきている。
同じ能力を持っている(コピーされた)敵にベノムカーネイジなどの「 シンビオートシリーズ 」が居る。

C.アメリカウルヴァリンらと並ぶ「マーヴル・コミックスの顔」的存在であり、
ファンタスティック・フォー(FF)、アベンジャーズ、X-MENなど他のヒーローたちと共闘する事も多く、
その中でもヒューマン・トーチアイスマンとは、同じティーンエイジのヒーローという事もあり、喧嘩仲間と言った所。
そのためコミックでの共闘はもちろん、FFの臨時メンバーを務めたり、アニメで共演したりした。

特にFFとは印象的な交流が多く、エイリアンコスチュームの解析をしてもらっている間、
かわりのコスチュームとして「サイズの大きいぶかぶかなFFのスーツ」というのはまだしも、
目に穴を開けた紙袋」「背中に『僕を蹴って!』という張り紙」という、
あまりにも酷い格好をヒューマン・トーチにさせられたりしている。
ジョニー、お前ちょっと其処に正座な。
Untold Tales of Spider-Man ではインヴィジブル・ウーマンとデートしたりも。

また設定やストーリーを現代風にアレンジした「アルティメット」シリーズにおいては、
逆にヒーローとしてはFFの先輩的ポジションにあり、
ヒューマン・トーチからは「偉大なヒーロー」として尊敬されていたりもする
(アルティメットユニバースでのスパイダーマンは高校生から大学を経て社会人になった正史に対し、
 15〜16歳の高校生ヒーローとしてずっと展開する。
 高校生という事で学園モノの要素もあり、ヒューマントーチはピーターのクラスに転入生して登場)。

スパイダーマンは1962年に同社の「AMAZING FANTASY」という雑誌でデビューしたが、
「AMAZING FANTASY」はあまりに不人気で廃刊が決定していた。
原作者のスタン・リー氏も「どうせ廃刊になるなら好きにやってしまえ」とあまり期待せずに、
当時としては異色の「蜘蛛の力を持った高校生のヒーロー」であるスパイダーマンを作品に登場させた。
第一話は「超能力を手に入れて慢心した少年が、強盗を見逃したせいで肉親を死なせてしまう」というストーリー。
だが、スタン・リー氏の予想に反してスパイダーマンは大ヒットし、
その結果スパイダーマンは別の雑誌で連載を続ける事になり現在に至る。

ちなみに、連載当初のスパイダーマンのデザインは今(上の画像)と殆ど同じデザインだが、脇の下に蜘蛛の巣があったりする。
今でも作家によっては脇の下に蜘蛛の巣を描くが、その場合それを使ってムササビのように滑空したりする。

彼はスーパーマンのように完璧ではない。何処にでもいる、悩み、苦しむ、普通の青年である。
それ故に彼は「親愛なる隣人」と呼ばれているのだ。
本項冒頭の特徴的な名乗り文句は多くの場合助ける相手である市民に向かって言い放つ言葉であるが、
なぜこのような自己紹介をするかと言えば、
怖いヴィランに襲われて怯えている一般人に対し「僕は(特別な力を持っているとはいえ)精神面は貴方と同じ小市民ですよ」とアピールすることで、
「怖がらなくていいですよ、大丈夫ですよ、助けに来たんですよ」と伝え安心させるためである。
スパイディが戦闘中によく軽口を叩くのも、自分自身の恐怖心を紛らす鼓舞のためと、他ならぬ周囲の一般人の恐怖心を取り払うという目的に拠る。
そのため緊迫した戦闘シーンでこそジョークのセンスが冴え渡るが、本人が勘違いしてコメディアンに転向しようとした際は全くウケず断念した。

2000年代になってからはアベンジャーズの正式メンバーになっており、
ヒューマン・トーチの死後は「ファンタスティック・フォー」改め
「フューチャー・ファウンデーション」となった新生FFにも所属している。
個人で活躍するシリーズが3誌、アベンジャーズとニューアベンジャーズの両方にも所属し、
クズリのおっさんと並びマーベルで最も忙しいキャラクターである。給料はもらってないが。
日本を含む世界中でのマーベルキャラ人気上位ランクはスパイディとウルヴィーとデップーが占めていると言っても過言ではない。
この3人は食い合わせが悪いけど

と言っても、新聞社「デイリービューグル社」による(主に責任者の個人的な感情からの)ネガティブ・キャンペーンにより、
「マスクを被った人気取りの偽善者」という事で、(作中の)世間からの評価は著しく悪い。
デイリービューグル誌はニューヨークで一番人気の新聞なので、
ピーターは街を歩く度に自分の悪口が書かれた新聞が出回る光景を目にしている。
だが、実写映画版ではそもそもスーパーヒーローがスパイダーマンただ一人の世界観のため、
マスコミによるバッシング、ネガキャンを受けて2作目では嫌われていたものの、
3作目ではその献身的な活躍がちゃんと評価されて市民から表彰される程人気者になっている。
また、一作目でもピンチに陥ったスパイダーマンを助けたのは、彼の行動に理解を示したり助けられた市民達である事から、
見ている人達はちゃんと見ていたようだ。
この差は何だ?


+「名誉毀損? 書面の場合は文書誹謗というんだ!」
もっとも、編集長のJ.J.ジェイムソンはスパイダーマンを素直に賞賛できないだけで、人のために身一つで戦える姿勢を評価もしている。
生来の性格が捻くれ屋かつ毒舌屋であり、またスパイダーマンがヒーローになる前は金稼ぎのための売名行為をしていたために、
どうしても裏に何かあるのではないか、無償で世のため人のために戦えるわけがない、と疑ってしまうのだ。
それに以前、マスクを被った犯罪者に家族が襲われ、妻が命を落とした事があるためマスクが大嫌い、
マスクで顔を隠した者はヒーローであっても基本的に信じきれない、というのも理由の一つである。
そして、そんな自分に対しての鬱屈した想いもあるため、スパイディに嫉妬しているのである
(本人も認めている節があり、映画版のディレクターズ・カット『2.1』での追加シーンではなんとオフィスでスパイダースーツを着てはしゃぐ姿が)。

こういった屈折した心を利用され、ヴィランに仕立て上げられたり、
ヴィラン(後に三代目ヴェノムとなるスコーピオンや、スパイディ絶対殺すロボことスパイダースレイヤー)を生み出してしまったりした事もある。

ただ、重ねて言うが確かに毒舌屋なのは事実ではあるものの、敏腕編集長にして良き上司であるのも事実なのだ。
スパイダーマンの犯罪記事を捏造しようとした記者を、そのまま載せればバッシングの格好の材料になるにも拘らずクビにした他、
実写映画第1作でもグリーンゴブリンに「スパイダーマンの写真を撮った奴を出せ!」と脅迫されても、咄嗟にピーターを庇い、
第2作でスパイダーマンが引退して治安が一気に悪化した事で、「スパイダーマンがいたからこそニューヨークが平和でいられた事」
に気付いて悔やむなど、まともな一面を見せている。復帰した途端そりゃあもう実に活き活きと手のひら返したけどな!

ピーターに対しても「若者は苦労するべき」との理由から安いギャラでこき使う一方、
重要なイベントの写真撮影を任せたり、彼が金に困っていると仕事を斡旋したりと気を使ってくれている。
ピーターが一度引退を決意した時など「息子のように愛情を注いだのに!」と泣き叫んでいた程である
(まあ、普段が普段だし、それでもギャラは安いから、ピーターもそこまで感謝していないが)。

この事からも分かるように、ピーターをこき使っている一方で、彼のカメラマンとしての技量を高く買っている面もあったりする。
そのため『シヴィル・ウォー』騒動で彼がマスクを脱いで正体を告白した時、ずっと裏切られていた!と大きなショックを受けていた。
まあ、アレは無かった事になったんだけどね。

また『デアデビル:ボーンアゲイン』では、キングピンの脅迫(情報提供者殺害、自身も腕を折られる)を受けた部下に対し、
「こっちには世界最強の援軍がついているんだ。500万の読者だ! 市長でも大統領だろうとひっくり返せる力だ!」
と奮起するよう発破をかけ、実際に彼が特ダネを掴んだ際には、スパイダーマンをほっぽり出して一面にカラー記事を載せるなど、
ちょい役ながらもジャーナリストとしての魂を見せ付けるという美味しい活躍をしている。

基本的には己で決めた筋を通す潔い人、過激な一面もあるが一流のジャーナリストである。
時々スパイダーマン憎しのあまり洒落にならない事をやらかしたりもしているが、それはまあアメコミなので……
ちなみにこのJ.J.ジェイムソンのモデルはアメコミの大御所、スタン・リー御大その人。スタン・リー氏の若いころとそっくりである。

そんなJ.J.ではあるが、マーベルユニバースのIFストーリー集である『WHAT IF…?』の#82にて、主役エピソードが描かれた。
お題は『もしもJ.J.がピーターを養子に迎えたら?』であり、
J.J.はヴィランの操縦ミスによるロケットの落下事故で息子を、ピーターはメイおばさんを亡くし(!)
ふとした偶然からJ.J.とピーターは養子縁組する……という驚くべきストーリーである。
J.J.は誤解と息子を失ったトラウマから、正史とは違って明確にスパイダーマンを憎んでおり、
憎しみのあまり大勢のヴィランを動員した、正史以上の大騒動を巻き起こしてスパイダーマンを追い詰めてしまう。
J.J.に最も愛されながらも、同時に最も憎まれる存在という立ち位置に居ざるを得ない事に苦悩するピーター=スパイダーマンと、
誰よりもピーターを深く愛しながらも、同時に深く傷付けていた事実に気付いて本当の意味で立ち直ったJ.J.の、
完全和解までの一部始終を見事に描き切った上に、J.J.がピーターと一緒にヒーローとして戦う道を選ぶという、
心憎いラストまで用意してくれた感動巨編となっているので、英語ができる人は是非とも一読をお勧めする。

また、一部で有名な『MARVEL vs. DC』においても、
両陣営の勝負が付かない事に激怒したブラザーズ(両世界の化身とも言える神々)が直接対決を始めてしまい、
双方の世界が巻き添えで滅亡しかけた時、最期を悟って「悪かった」とスパイダーマンに謝罪を申し出ている。
短い一言であったが、それはスパイダーマンとJ.J.の長きに亘る確執と誤解、嫉妬の感情を全て洗い流す、万感の一言であっただろう。
残念な事に、事態が解決した後に戦いの前後の記憶がほとんどの者から消されてしまい、
この和解シーンはJ.J.もスパイダーマンも忘れてしまっている。

正史においても、クリスマスイブの際、今までスパイダーマンに救われてきた子供達の非難を浴び、
実際に自分もスパイダーマンに助けられたため「スパイダーマンを新聞で叩くのは止める」と約束した事も
(まあその後で「今年いっぱいは」というオチが付くのだが、J.J.が自分の過ちを認めた希少な場面である)。
こうした感動のシーンがあるだけにシヴィル・ウォーのアレはまさに最悪の展開だった

後にシヴィル・ウォー絡みで非認可ヒーローが減った煽りを受けて売上減少。
心労が祟って発作を起こして入院中、その身を気遣った奥さんによってデイリービューグルが売却されてしまった。
…のだが、色々あった後に何とニューヨーク市長選に立候補して当選、市長として反スパイダーマン政策を実行していた。
しかしヴィランの殺害を指示していた発言を録音されてスーペリア・スパイダーマンに弱みを握られて、
(いかにもバットマンゴードン本部長のような協力態勢を築いたっぽく)いいように利用された挙句、
例によってスパイダーマン抹殺のためにニューヨークに密かに配備していたスパイダースレイヤー軍団を、
丸ごとグリーンゴブリンにハッキングされて奪われてニューヨークに大打撃を受け、
スーペリア・スパイダーマンは街を守り切れずに力尽きて本家スパイダーマンを復活させて消滅、スパイダーマンがグリーンゴブリンを倒す傍らで、
アベンジャーズが出動してスパイダースレイヤー軍団をなんとか鎮圧するという大惨事の責任を取らされて市長を辞職した。
なにしろスパイダースレイヤーはジェイムソン市長が(無論ニューヨーク市の税金で)自信満々に配備したばかりと言うだけでなく、
機体にジェイムソンの顔を表示して暴れ回っていたために市民からの心証は最悪で、
「ヴィランにハッキングされました」と言うのも、それはそれで市の責任であるため弁護の余地無く市長の責任である。
おまけに裏でスパイダースレイヤーの開発業者にアベンジャーズとの戦闘シーンをプロモーション映像として紛争地の武装勢力に密売されるという、
死の商人の片棒を担がされる大失態までやらかしていた。
古巣のデイリービューグルにももはや戻れず、ネットニュースの会社に雇われて相も変わらずスパイダーマンへのネガティブキャンペーンを続けている。

何かとクズ呼ばわりされる「マーベル一般市民」の代表格のようなお人だが、
逆に「スーパーパワーを持ったヒーローが我が物顔で跳梁跋扈する世界」を一般人の視点から見てくれる貴重な人材なので、
自分達のような凡人・一市民は「スーパーヒーロー達にとってゴミのような存在でしかないのか?」と疑問を投げかけ、
いわゆるチート主人公が好き勝手する箱庭的世界観の中のNPCからの叫びのようなものを提示してくれた重要人物だったりする。

そう、本当のヒーローは超能力で世界を救う者のことではない。
額に汗して労働し、経済や社会を回し、家族を養い、時に病気をしても苦痛に耐えて乗り越え、
人生における数々の悲劇や苦難を克服し一生懸命生きている普通の人のことなのだ。
これスパイディは全部やってるじゃんとか言わないで

ちなみにピーターの特徴として貧乏性というものがあり、自分の写真を撮って売り付けている。
何かと不運に見舞われる不幸体質(のようなファッション不幸でなくガチ)*1だが、
これにはわざわざ「パーカーラック」という専用の呼び方まで設定されている。
本来はチートクラスの強さを持ち、マーベル全体でも上から数えた方が早いくらいの強さのスパイディが、
何かと苦戦したり負けたり酷い目に遭いまくるのは、このパーカーラックの影響が大きい。
戦っている最中にアレルギー性鼻炎によるくしゃみでピンチに陥るヒーローなんてスパイディくらいだもんね。

+夢の無いスパイダーマンの裏事情&ストーリー展開
それでもヒーロー活動と仕事の両立は難しいらしく、
カメラマンだけでは食っていけなくなってコメディアンになろうとして結局売れずに失敗したり、
パパラッチをやって友人に説教されたり、一時期教師になったりもしている。
奥さん(現在結婚したという事実自体が無かった事になっているが)の方が収入が多くて肩身の狭い思いをしていた事も。
余談だが、その彼女は女優から干されてウエイトレス兼歌手の時に浮気したという中々のアレである
一時期FFに入った時は無給と知って驚いていた。
一方、同じく助っ人として参加した事のあるルーク・ケイジはしっかり給料をもらっていた。

これまでに何度かデイリー新聞社をリストラされて無職になっていた事もあったものの生活が安定していた。
…が、ジェイムソンがとある犯罪の疑いをかけられ、スパイダーマンとしては彼の無罪を知っていても、
それを証明する方法が無かったピーター。
そこで合成写真を作って無実の証拠として提出したのに対して、
長年の編集者としての経験からすぐにそれが合成と見抜き、自分にも他人にも厳しい強い正義感のため、
自分の無実を証明する写真であろうとそれは偽物だと発表したうえに、
なんとジェイムソン自身によってピーターがマスコミ業界自体から干されてしまった

こうして何度目かの生活の危機を抱えてしまったのだが、スパイダーマンの格好をしたまま高層ビルの屋上で、
「What do I do now…?」(どうすりゃいいんだ…?)
と頭を抱え、嘆く様は哀愁漂いすぎである。 
ほんとマジで彼が何をした。

ギャグっぽく羅列しているがこれらの要素は非常にシリアスに描かれる(ギャグに描かれる事もあるが)ため、
スパイダーマンの不幸っぷりは割と本気で笑えないものばかり。
ヒーローと普通の社会人としての生活が両立できず、
常に借金まみれでカード会社の請求書を見て無言で涙を流しながら奥さんと抱き合ったり、
スパイダーマンの正体に懸賞金をかけられたため、欲にかられた警察から追われたり、
一晩中ヴィランと殴り合い、一睡もせず全身に青あざだらけで仕事に出たり、
風邪でフラフラなのにヴィランと対決してマスクを剥がされ、
「へなちょこピーターがヒーローごっこしてた」と馬鹿にされて正体がバレずにすんだり、
素顔がマスコミに晒された際にも、顔が殴られすぎて腫れ上がり
ピーターだと判別できないレベルだったため正体がバレずに済んだり、
能力の源である蜘蛛の遺伝子が暴走し(あるいは敵に利用され)て六本腕のマンスパイダーになってしまったりと、
常に散々な目に遭っている。

また、多くのヒーローがヒロインを助けるのに成功している一方、
グリーンゴブリンに攫われた恋人グウェン・ステーシーを助けるのにピーターは失敗している。
橋から突き落とされた彼女にウェブを放って落下を防いだのだが、グウェンはそのウェブの衝撃で首の骨を折り死亡してしまう。
もしウェブを放たなければグウェンは助かったかもしれない、
彼女を殺したのはもしかして自分なのではないかという考えは、スパイダーマンにとって重いトラウマになっている。

これらの不幸っぷりは、スパイダーマンの尋問を担当したテレパシストが逆に涙を流して同情し、
無関係の病院の看護婦が「彼が何をしたっていうの卑怯者!」と押しかけたマスコミに怒鳴ったり、
借金で首の回らないウェイトレスが同情しスパイダーマンに朝食を奢ったり、
肉体を乗っ取ろうとしたDr.オクトパスが精神も同一化しかけてあまりの悲劇に耐えられないと嘆いたり、
ついには改心して「ピーターの後を継いでスパイダーマンになろう」と決意したほど。

さらには一部のヒーロー仲間などにしか正体を明かしていないため、
「正体不明のやつに金は払えない」というもっともな理由で、
政府の組織であるアベンジャーズの中で彼だけが給料をもらえていない

───そして、全ての人間の望みが叶えられた『ハウス・オブ・M』世界においては、
ピーターは叔父さん、叔母さんに親孝行し、グウェンと結婚して幸せな家庭を築き、
スパイダーマンは「誰からも愛されるヒーロー」としての生活を手に入れた。
だが、これが何者かによって改変された偽りの世界である事を知り、真実の記憶を取り戻した彼は、
自分のせいで死んだ人々への自責の念と、犯人への怒りのあまり犯人を「殺す」と決意するほど追い詰められてしまう。

幸い、同じく記憶を取り戻していたウルヴァリンに「お前の手は汚させない、やるのは俺だ」と慰められ、辛うじて無事に事件を解決。
改変世界の記憶をもたないヒーローとの温度差、結婚した妻MJとの「彼女は自分と結婚したいと望んでなかったのでは?」という疑念、
またまた色々と悩みが増えたものの、どうにか元の日常に戻る事ができた。

そんなわけで職どころか服や部屋にも困るほどになってしまったピーターだが、
ジェイムソンの奥さんから科学者の職を斡旋してもらった事でようやく生活が落ち着いてきている。


頑張れスパイディ、負けるなピーター。ちょっとぐらい自分の私生活を優先しても誰も文句言わないぞ、多分。
……一度そう思って私生活を優先したらヴィランの大規模テロが発生、大量殺戮が行われ、
「なんで助けに来てくれなかったんだ!」と一般市民から罵声を浴びせられたりしたが。本当にどうすりゃいいんだよ……。

+そして…
とうとう死亡してしまった。もう不幸ってレベルじゃねぇぞ!?

癌に冒されてしまったDr.オクトパスが「自分とスパイダーマンの肉体と精神を入れ替える」という手段で生き延びようと画策、
ピーターは抵抗したものの精神入れ替えが成功してしまう。
死にゆくDr.オクトパスの体に精神を移され、死を待つだけとなったピーター。
彼が最後に望んだ事は「自分の代わりにスパイダーマンになって、弱い人々を守るために戦って欲しい」というものだった。
精神入れ替えの際にピーターの記憶と直結したDr.オクトパスは、あまりに辛く悲しい戦いを続けてきたスパイダーマンの人生に衝撃を受け、
「より優れた(スーペリア)・スパイダーマンになろう」と決意。
かつての宿敵に最後の遺志を伝え、ピーターは死んだ。そして新ヒーロー、スーペリア・スパイダーマンが誕生したのである。
なお、先にピーター死亡がリークされてしまい、ブチギレたアメリカのファンがライターに脅迫状送り付けたとか何とか。
どうせその内復活するよ、とか考えたら負け

その後やっぱり実はピーターの精神も生きている事が判明。さらば、ギース」並の復帰の速さ
ヴィランに容赦なくとどめを刺そうとするスーペリア・スパイダーマン(水中メガネ)を見守りつつ諌める幽霊として活動。
最終的にDr.オクトパスが「ピーターの方がより優れたスパイダーマンなのだ」と悟り、彼の精神は消滅。
無事元のスパイダーマンが復活したのだった。

とはいえ復帰してからも、Dr.オクトパスのせいで滅茶苦茶になった人間関係のフォローに四苦八苦したり、
勝手に起業されていて、従業員を投げ出すわけにもいかず慣れない社長業をやる羽目になったりと色々大変であった。
ちなみにパーカー・インダストリーは世界中に48のビルを持つ多国籍企業に成長し、
ピーターは金と技術力とその頭脳を駆使して強大な敵に立ち向かっていく。
この時期の彼は敵のループ攻撃を自力で破り、大気圏を生身で突破し、一時的に能力を奪われただの人間に戻されても、
近くの岩で敵の急所を殴り付けるというあらゆる意味での強さを見せ付けた。この際に彼は、
「おまえは僕をただのガキだと思っているんだろうが、僕は高校一の優等生だったんだぞ!
    生物学!僕は人体の急所を知っている!地質学!このあたりの岩は固い!」

などと叫び、読者を震撼させた。

+別の大成功した並行世界でもやっぱり…
『アイデンティティ・ウォー』において、デッドプール、ハルクと共にある並行世界に飛ばされたスパイダーマンだが、
その世界のスパイダーマンは誰もが憧れる最強のヒーロー「アメイジング・スパイダー」だった。
ベンおじさんも生きており、ヴィランは彼と出会っただけで降参する程の存在。なんとギャラクタスまで彼一人で倒してしまっている。
まるで最高の世界……なのだが、当然裏があり、この世界のスパイダーマンがそれだけの力を手に入れたのは、
並行世界のスパイダーマンを殺しまくって力を吸収したため。クローン・サーガの後処理かな?
そう、スパイダーマンもその犠牲となるために呼ばれたのである。しかも主犯はベンおじさん
アメイジング・スパイダーは半ば諦めて受け入れているような形だったため、
最終的にはスパイダーマンの説得もあって、ベンおじさんからスパイダーマンを庇って逆に力を失う事となった。

なお、その世界のグウェン達については触れずに終わった…と言うか、「これでグウェン達まで酷い人間だったら耐えられない」と敢えてスルーした。
スパイダーマンはどこまで行ってもやっぱり報われないのだった。

+原作:平井和正、作画:池上遼一による日本漫画版
放射線で突然変異を起こしたクモに噛まれた少年、小森ユウ。
彼はその日以来、蜘蛛の力を持つ超能力者スパイダーマンとなった……。
という基本設定はそのままなのだが、彼は目の前で叔父を殺されたりはしていないため、
よって大いなる力を何のために使うのか、常に自分で判断しなければいけない。

スパイダーマンにしか止められない強力なヴィランが致死性ウィルスをばら撒くのを見逃せば、
自分を犯罪者扱いした市民を見殺しにする事ができる……。
あるいは真夏日の渋滞の最中、能力を最大限に駆使すれば、全部吹き飛ばしてしまえる……。
そんな十代の少年らしい感情の昂ぶりを、彼は必死に抑え付けながら戦わなければならないのだ。

そして、そんな彼がヒーローとして報われるかと言えば、決してそんな事は無い。
そもそもユウがスパイダーマンとなったのは、母の入院費用に悩んでいる少女を助けるため、
電撃を操る犯罪者を退治して、懸賞金を得る事が目的であった。
しかし犯罪者の正体は、不運な事情で背負った借金苦から人体実験に志願した少女の実の兄で、
そうと知らないユウは彼を叩きのめしてしまい……。

少女はその後、様々な葛藤からやがてキャバクラで働き出し、
身を持ち崩した挙句、狂気の暴走車「狂魔」にはねられて死んでしまう。
世間が自動車社会に対するヒーローとして「狂魔」を絶賛する中、
復讐を誓ったユウは猛特訓の末、暴走車へと飛び移って犯人を捕まえようとするが、
あろう事か暴走車の運転手は、ユウの恩師で……。

他にも大怪我を負った親友を助けるために血液を輸血した所、超能力までが移植され、
その親友は鬱屈した過去からついに偽スパイダーマンとして犯罪行為に走ってしまい、
そしてユウとの死闘の末、超能力を使い続けた代償を一気に支払わされる事となる。

無論、原作同様マスクの犯罪者として新聞で酷評される事は日常茶飯事であり
(しかも此方でのバッシングは、単純にスパイダーマンに懸賞金を持っていかれたからという完全な私怨である)、
またユウ個人も前述の少女に会おうとキャバクラに通いつめた事から不良少年のレッテルを貼られ、
優等生達の婦女暴行を阻止しようとした結果逆にレイプ魔扱いされるなどの境遇にある。
その後、かろうじて友人ができるものの、超能力者である事の孤立から疎遠になっていき
遂には学校に他者を煽動する超能力者があらわれ、彼の日常生活は完全に崩壊してしまう。
ほぼ全編通して、スパイダーマン=小森ユウが報われた事は、一度も無い
ここまで来ると、まだピーターの方が恵まれているような気が……。

ユウ本人もそんな境遇に嫌気が差したのか、最終話では悲劇の女性、尾関ミキの自覚なき超能力、
見えない虎が巻き起こす大量殺人を止めようとせず、あろう事か全面支持した

「このマンガはわれわれのスパイダーマンとは違う。
 どう評価していいものかわからない」
ピーターいじめに定評のあるスタン・リー御大も流石にドン引きのいじめ方である

マーベルコミックスの方で行われた、平行世界のスパイダーマンが協力して戦うクロスオーバー『スパイダーバース』でも、
スパイダーマンたちの会話の中で名前が登場するので戦いに参加していた事は間違いないのだが
流石に扱いに困ったのか名前のみ登場という事になってしまった。ここでも不幸である……。
平井氏と池上氏の許可も取らずに死なせるのが出来なかったことが関係しているかは不明だが死者リストには名前が無いので生き延びたと思われるが、
流石に厭世的な彼も、頑張っても物事が好転しない自分の世界以上にインヘリターズに食われて死ぬ事が嫌だったのだろうか。

ボンボン連載の『スパイダーマンJ』では、流石にここまで徹底的にいじめられてはいない。
……とはいうものの、スパイダーマンJの方も、
その力を世のため人のために使えばスパイダーセンスは「最善の結果」を見せてくれるが、
そうしなかった場合、スパイダーセンスは「最悪の結果」や他人の肉体的・精神的苦痛を半永久的に伝え続ける
という池上版よりはマシだけど、それでも十分にハードなバックグラウンドがあったりする。
下手にヒーローになんぞならない方が、人間は幸せに生きられるのかもしれない。

スパイダーマンJも『スパイダーバース』に登場。日本の漫画を意識して周りは全員カラーなのに一人だけ白黒の姿になっている。
ということは池上版も表に出ていたら白黒の姿に…?
こちらはマンガバースのスパイダーマンと共に、レオパルドンを失った東映版を励ましている。

+ハリウッドの実写CG映画版
サム・ライミ監督による三部作ではトビー・マグワイアが演じている。
監督が変わったり、スタッフが撮影中の事故で亡くなったり、ヒロインをブス呼ばわりされたり、
やっと公開かと思ったら911テロ事件が発生し、世界貿易センターが映るシーンを全てカットするために公開が延期されるなど、
まさに災難続きだったが、公開されると世界中で大ヒット。
アメコミ映画はヒットしない日本でも大ヒットし、またたくまに続編が二本も作られた。
ただ、サム・ライミ監督にとってはあくまで「好きなゾンビ映画を撮るための実績と資金作りのためだけ」らしい。
まあこの手のシニカルな発言は、巨匠映画監督にはよくある事なのであるが。

とはいえスパイダーマンが、アメコミ映画化ブームを作り上げた立役者である事に変わりは無い。
ハルクゴーストライダーデアデビルアイアンマンなどのマーベルのヒーロー達に限らず、
DCにおいてもストップしていたバットマンスーパーマンを復活させ、更には映画化が待ち望まれていた『ウォッチメン』を製作に至らせた。
歴史ある名ヒーローであるというだけではなく、今日のアメコミを支える重要な存在なのだ。

なお、本当ならサム・ライミ監督の手で6作目まで作られる予定だったのだが、
4作目のヴィランをリザード(わざわざ伏線を張っていた)かブラックキャットにするかで、
リザードを推す監督とブラックキャットを希望する会社が対立してしまい、企画が空中分解。
結局サム・ライミ版は『3』で打ち切りになってしまった。
それからしばらくして2012年、監督とキャスト、世界観を一新した『アメイジング・スパイダーマン』の公開が決定。
こちらはアメコミ映画でありながら何と日本で世界最速公開(!)した後で、他の国で公開する、という日本市場優遇スケジュールとなっていた。
にしても、ヴィランがライミが希望していたリザードだというのはちょっと皮肉である
2014年に続編が作られ、以後のシリーズ化も期待されていたが、翌年に配給元のソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオズが提携した関係で、
あえなくこちらも打ち切りに……。劇中で次作への伏線がバリバリ張られていただけのだが、中途半端な形で終わってしまった。
ちなみにライミ版が継続していた場合、最終的にはスパイダーマンを引退する終わり方になったそうな。
また、どちらの実写映画版スパイダーマンも『Spider-Verse』では「シービスケットの主演にそっくりな奴を見た」「ソーシャル・ネットワークの人を見た」
と存在する事が仄めかされている。

時は流れ2017年。マーベルシネマティックユニバースの作品『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でまさかの登場(主演:トム・ホランド)。
後に「スパイダーマン:ホームカミング」で主役デビューし、晴れてMCUの仲間入りを果たした。
こちらではトニー・スタークがスカウトしてきたニューヒーローという設定で、ライミ版、アメイジング版よりも幼く、
ティーンエイジャーらしいフレッシュさが強調されたキャラクターになっている。
また、コミックでは年配のイメージの強かったメイおばさんも、本作ではピーターの「若返り」に合わせてか非常に若々しいキャラになっており、
その大胆なアレンジはファンを驚愕させた。劇中トニーに対して不信感を抱いていたが、中の人が元恋人同士なのは関係ないハズ

2018年公開のアニメ映画『スパイダーマン:スパイダーバース』では、誰もがその活躍を知り称賛し、
MJと幸せな家庭を築き子供までいる、間違いなく全シリーズで屈指の勝ち組ピーター・パーカーが登場するが、
キングピンが量子加速器を使って危険な実験を行っているのを阻止しようとした際、装置の誤作動に巻き込まれて重傷を負い、
居合わせたスパイダー能力を持つ少年マイルスに装置の破壊を託した後、キングピンに殺害されてしまう
やっぱりピーターはピーターである以上必ず不幸になるんだな……うん、知ってた
その後、マイルスの目の前に別の世界からほぼ瓜二つのピーター・パーカーが現れるが、MJと結婚したものの、
子供を持つ勇気が持てなかった為に結局は破局し離婚、更に事業失敗も重なった傷心の余りすっかりやさぐれて、
不摂生で腹も出てしまった40代のおっさんスパイディ「ピーター・B・パーカー」であった。
マイルスは彼をはじめとする別世界からやってきた五人のスパイダーマン達と共に、彼らを元の世界に戻し、
量子加速器を破壊してキングピンの野望を打ち砕く為に奮闘する。
なお、まるでダメなおっさん的に書いたおっさんピーターだが、曲りなりにも20年近くニューヨークを守ってきたベテランなので、
私生活はともかく、いざとなればばっちり決める強いベテランヒーローとしてマイルスを導いていく。

ヒーローとしての能力は、両腕から出す鋼鉄のワイヤーに匹敵する強度と柔軟性を持つスパイダーウェブ(蜘蛛の糸)、
自身に迫る危険を数瞬前に予知する「蜘蛛の第六感」通称スパイダーセンス。そして究極の身体能力と怪力。
また、ウェブに関しては自作した溶液カートリッジを仕込んだ「ウェブシューター」という機械で打ち出したり、あるいは体内で作り出せたり、
はたまた生きているスーツが合成していたりと時折設定が変わる。
ちなみに現行では、体内から作り出せるという設定が無かった事になってウェブシューターで糸を出している。
直接攻撃は苦手であるため、他のヒーローとの共闘する際は糸を使用した「搦め手」を担当する事が多い。
尤も他のパワーハウスのヒーローとの比較では弱く劣るというだけでスパイダーマンの腕力は10t(この人の(必殺技じゃない通常の)キック力と同じ)もあり、
その気になればだって投げ飛ばせるほど。
また、ウェブシューターやスパイダートレーサー(スパイダーセンスに反応する発信機)を自作したように科学者・技術者としての才能も
ある程度有り(ただしクロスオーバーしている他作品の本職の科学者・技術者には劣る物とされている場合が多い)、後にステルススーツをも製作している。
一応、初期コスチュームは自作品であり戦闘で破損した際は自分で修繕しているとの事。

ちなみに良く「現実にも合成方法が研究されているんだから、蜘蛛糸を発明したなら特許出せば良いじゃん」と言われるが、
ピーターは「こんなの僕以外の誰の役に立つって言うんだ?」とあっさりそのアイデアを放棄している……純粋な奴なのだ。
実際には蜘蛛糸は極めて高い剛性としなやかさを併せ持つ事から、もし社会で使われれば様々な分野で大いに役に立つ。
前述の通り現実でも研究されており、日本の企業が大量生成に成功している。
なお、糸を出してばかりの印象だが、実は本人のスペック自体もとんでもなく高い。
+
  • 身体全体に吸着力を持つ
  • 精神状態によっては超怪力を発揮する
    • 1000t以上のビルを持ち上げる、ハルクと殴りあって数回勝利する、ハルクと同じ戦車ハンマーを使う等
  • 超スピード
    • マッハ2の走力、時速5793~6174kmよりも速い移動能力、光速の移動が可能、至近距離からの全方位レーザーを回避、銃弾より速い、
      マッハ10の飛行速度を持つシルバーサーファーにジャンプで貼り付く、ミサイルの着弾点付近から一般人を抱えて一瞬で安全距離へ避難等
  • 超耐久
    • ソーのムジョルニアやハルクの本気の攻撃に耐える、生身で大気圏を突破可能、水中だろうが宇宙だろうが活動可能
  • 超感覚
  • 超回復力
    • 再生速度はウルヴァリンやデップーに劣るが、もげた腕が生え替わる上に前の腕より能力が向上していたり、
      瀕死の重傷を負って碌に治療せずとも一晩寝ていれば治ったりするレベル
  • 蜘蛛道
    • オリジナル格闘術。マキシマムスパイダーをパワーアップさせたようなもの
  • あらゆる多次元宇宙を構成するグレートウェブを通して未来の災厄を察する能力こそ、スパイダー・センスの真髄
さらに、蜘蛛神から対神レベルの敵限定で発動する即死級の毒針「スティンガー」と、倍になった身体能力を授かり、後者は欲すれば発動可能となった。
あのサノスを一対一でボコれると言えば、『エンドゲーム』を視聴した人ならそのヤバさが分かるだろう。
また、一時期なんと宇宙意思からコズミックパワーの一種「エニグマ・フォース」を与えられ、
世界の代表たるヒーロー「キャプテン・ユニバース」にまでなっている。その力は日本特撮最強のレオパルドンを破壊するほどである

弱点としては上述のパーカーラックやアレルギー性鼻炎、
衝撃には強いのに斬撃には弱いので速くて切れ味鋭い敵が苦手、
めちゃ強の実力を(敵を殺さぬよう)常に制限して手を抜きつつ戦っているので
油断した時や搦め手で来られた時は困る、
ほぼ全ての能力が精神状態に依存しているので
想い人が他の男とくっついたりするとテンションだだ下がりで能力が衰弱・減退する、
等がある。
逆に言えば、
「パーカーラックのおかげで一人舞台にならずに済み、仲間や時には敵キャラの見せ場を作れる」
「刃物は苦手だけどそもそも事前に予知するか超スピードで避ければ対処可能」
「相手が強ければ強いほど本気を出せる」
「別に想い人でなくとも守るべきものがあれば底力が出るし、ましてや想い人を守るための戦いならもはや最強無敵」
という強みでもある。

しかし、彼の一番の強さはそのヒーローとしての精神性にある。
原作ライターの一人であるダン・スロットはピーターの強さについてこう述べている。
「最悪の状況にあってもピーターは驚くべきことができる。
 勝てないような状況で深く考え、(大抵は大きな個人的犠牲により)勝つ方法を見つけ出す。
 なぜなら彼はヒーローだから」


MARVEL VS. CAPCOM』での性能


マーヴルを代表する人気キャラであるためか、リュウと同じ「波動昇龍キャラ」。
…が、一応「波動昇龍キャラ」としての体裁は整っているものの、
実際は低い攻撃力とあまりにな装甲を、スピードとエリアルレイヴで補うコンボキャラである。
特に6ボタンチェーンが可能な作品では圧倒的な手数とコンボダメージで押し切る事ができるため、
対戦ダイヤグラムの上位に位置する事もある強キャラであった。
逆に4ボタンチェーンと通常技弱体化をくらった『MARVEL vs CAPCOM 2』では…。
+『MVC2』での彼
「これが・・・・・精一杯です・・・・・・・。」
「君が死んでも誰も困りません。」

スパイダーマンの名誉のため、ソフトに表現するとかなり弱い
システム的に相性が最悪で、個人でもチームでも非常に使いづらい。
動き自体はバッタタイプなのだが、動きに慣れられると逆に封殺される程度にしかない。
というか、ヘタに自分が動くと不利になる。
HCは基本的に後発向けなのだが、実際に後発での効率が良いかというと、そんな事は全くない。アシストが微妙で火力も微妙。
迎撃・暴れタイプといえるだろうが、防御力の低さ故に事故ってそのまま終了する事も(即死自体はあまりないが、2回あればほぼ終わる)。
むしろ上位がおかしいと言うべきなのか。嗚呼哀れ…。

ダッシュやジャンプなどの挙動にクセがあり、表面上においてもリュウとの差別化も図られている。
また、ゲーム中での動作はマーヴル側から「これまでのメディアで一番スパイダーマンらしい動き」と評価された。
参考動画

+『MVC3』での彼
非常に高い立ち回り能力を有しており、画面を縦横無尽に駆け回って相手を翻弄する事ができるスピードキャラになった。
相手の攻撃を躱しつつ一撃を差し込む奇襲攻撃に長ける。
火力・体力は若干低いが、逃げ性能が高いので守勢に回ってもそれなりに活躍できる。
相手を拘束できる飛び道具ウェブボールは単発での弾強度はかなり高いのだが、ビーム相手だと打ち消される事も多々あるので安心はできない。
3では手から糸を発射し、打ち込んだウェブを伝って移動する技であるウェブグライドを得た。
移動速度は速く、打ち込むウェブの先端にも攻撃判定があるのでスペンサーのジップラインと似たような動きができ、
スパイディの奇襲や崩しの中核を担っている。
この技の移動は各種空中技でキャンセルでき、特に通常技でキャンセルした場合慣性が残ったままなので、高速移動しながら攻撃を差し込む事ができる。
遠くの相手を投げられ、さらに空中受け身不能状態にできるウェブスローも使いようではコンボものばせてかなり便利。
HCアルティメットウェブスローなども含め、空中制御のない相手には非常に厳しい補正切りもできたりする。
ただし、アシストの性能がどれもイマイチで癖も強く操作も難しい。
空中ダッシュが逆放物線状であったり前方向(厳密にはスパイダーマンが向いている方向)のみにしかできなかったり、
ウェブグライドによる移動や慣性を利用した差し込みなども練習が必要で、一朝一夕では使いこなせない。
火力も単体ではなかなか伸び悩み、強化にはアシストの補助が必須である。以上から中級者以上の先鋒向きとされている。

勝利台詞においてはウェスカーに対して、「アルバート」とファーストネームで呼びかけている。
レッドアリーマーに対して、J.Jを想像するなど、コミカルな一面もあるが、ビューティフルジョーに対してヒーローの心得を説くなど、
決めるべき所ではキチンと決めている。
カメラマンとしてライバルにあたるフランク・ウェストのカメラを破壊し、商売の邪魔をするという行動もしているが。

+Spider-Verseでの彼
多くの平行世界からスパイダーマンたちを集めた超大型クロスオーバー「スパイダーバース」ではEARTH-616のスパイダーマンとは別に、
EARTH-30847 MARVEL vs. CAPCOM Universe(格闘ゲームの中の世界)のスパイダーマンとして登場している
(もっとも版権の関係で「マヴカプ」出典だとは明言されず敢えてボカされているのだが、どう見ても使う技や台詞回しがカプコン版である)。
ちなみにこの世界、以前はEARTH-96169という番号だったという噂が流れていたがどうやらデマだったらしく、本作で割り振られた。

ゲームに登場する必殺技で挑むものの、パンチ一発でやられてしまった。
このスパイダーマンだって本家スパイディと同等の戦闘能力を持っているはずで、それが一撃死というのは本作の敵の強さを示して余りある。
こんなのを相手にして無事に生き残ったダーマは見事な活躍だったと言えよう。

ちなみに、普段は様々に軽口や愚痴を飛ばしながら戦うスパイダーマンが「必殺技の名前を言う」という格ゲーのお約束を行うのを見て、
クールでシリアスなヴィランであるモーランが「インヘリターフィスト!」とお約束に付き合ってくれるという、割とギャグ的なシーンでもある。
親父のソラスはダーマのお約束「誰だ、お前は!?」をやってくれるし、他にも色々な異世界で「その世界でのお約束」を見せてくれるのだ。
お約束が通じず殺されたホステスケーキスパイダーマンは泣いていい


こうして本家スパイダーマン達と合流する前にやられてしまったのだが、もしも本隊と合流できていたら、
MVCユニバースからのさらなる強化戦力としてカプコンヒーロー達を参戦させる事ができたかもしれない
版権の都合上、そんな事をやらせられなかったからこそ一発で退場したんだろうなとは分かるが
正に夢のような想像が膨らむが、見ての通りこの敵は一撃10割など当たり前、東映スパイダーマンのレオパルドンすら苦戦を余儀なくされる化け物である。
他の並行世界ではスパイダーマンを守ろうとしたウルヴァリン、ファンタスティック・フォー、アメイジング・フレンズらが殺されており、
たとえカプコンヒーローを大挙投入したとしても全員生還できる保証は無い。
夢の共演が行われず残念だったと思うべきか、カプコンヒーロー達がばたばたやられる悪夢を見ずに済んだと思うべきか……。

なお、ここで殺害されてしまったマヴカプ版スパイダーマンの今後のシリーズ出場が危ういのではと心配されたものの、
『アメイジング・スパイダーマン』などの脚本を担当したダン・スロット氏によれば、
アメコミではよくあるお約束展開として殺されたのは実はクローンだったらしいので一応安心である。実際格ゲー世界でクローンは日常茶飯事だしね

『MARVEL VS. CAPCOM: INFINITE』にも引き続き登場。
これまでカプコン製対戦格闘ゲームのマーヴルシリーズの内『MARVEL~』と題する作品にはキャプテン・アメリカ、ハルク共に皆勤出場である。
当然ながらX-MENを題材とした『X-MEN~』と始まるタイトル(とは言っても2作品のみだが)には出ていない。

一方で、アクティビジョンによるX-MENのPS用格闘ゲーム『X-MEN MUTANT ACADEMY 2』(日本ではサクセス発売)には、
隠しキャラとしてスパイダーマンがゲスト参戦している。こちらではカメラを使った技も使用する。
『MUTANT ACADEMY 2』での彼(TAS)


MUGENにおけるスパイダーマン

マーヴルでも人気のキャラだけあり、お馴染みkong氏のものを始め複数製作されている。
ふうりん氏製作の東映版はスパイダーマッのページを参照。
Dr.オクトパスが体を乗っ取っていたスーペリア・スパイダーマンはDr.オクトパスのページを参照。

+ZVitor & Acey氏製作
  • ZVitor & Acey氏製作
MVC仕様であるが、ニュートラルポーズが描き直されており、ウェブを使う技に専用の「糸ゲージ」を消費したり、
バックステップで壁に貼り付くなど、随所にスパイディっぽいアレンジが光る。
また、ウェブを地面に張って反動でキックをお見舞いしたり、
スパイダーセンスを発動してゲームスピードをゆっくりにしたりと、オリジナル技も多数追加されている。
中でもいただきスクープのような超必殺技の演出は必見。
糸ゲージが切れた時専用の勝利演出など、細かいネタも盛り沢山で見ていて楽しいキャラである。
よく動くAIもデフォルトで搭載済み。

なお、現在「Infinity Mugen Team」にて代理公開されている最新版は新MUGEN専用だが、
WinMUGENで動作可能な旧版も「Brazil Mugen Team」から入手可能。
アーケードモードのOP・EDが無く、大ポトレや暗転時の演出が異なるなどの差異があるが、技構成はどちらも変わらない。
また、旧版にはReadmeがPNGで同梱されている。

+Kong氏製作
  • Kong氏製作
いつものKong氏仕様。
AIレベルをHardにすると狂キャラ化する。

ふみV3氏による改変版も存在し、そちらは最大設定で狂上位ランクに達する。
無数の分身がイントロから入り乱れ大量の蜘蛛糸を撒き散らすその様は必見。

+うんこマン氏製作
  • うんこマン氏製作
『MSH』仕様であり、当然と言うかなんと言うか永パが可能である。正に情け無用。
発破氏(はっぱ氏)によるAIが公開された。
このAIの特徴としてはある条件でウェブボールをとにかく放つ待ちダーマモードと、
やたらと昇龍をするスパイダーダンスモードがあり、どちらも入ればすぐ分かる動きになる。
他にも永パの設定やアドガの設定等もでき、実力は他の『MVC』キャラAIのように凶行き。
ただし永パなしでもAILVを上の方に設定すると凶になる。
現在は氏のOneDriveに接続できない状態になっており、それに伴いAIも公開停止中。

+FerchogtX氏製作
  • FerchogtX氏製作
Kong氏の物を改変したMVC2再現仕様。
基礎火力が若干低く、attackを140にすると原作に近くなる。
AIも新規の物がデフォルトで搭載されており、ムラにある改変元と違い堅実にコンボを決めてくる。

+Seth Zankuten氏製作
  • Seth Zankuten氏製作
ニコニコでも有名なのがこのスパイディと思われる。
ステルスモードやアーマーモード、映画版ボイスモードといった一風変わった裏モードも搭載している。
配色から考えると、アーマーモードの元ネタはアイアンマンにアーマーを作ってもらったエピソードかもしれない。
ただしMVCのアーマースパイダーマン準拠のため、アーマーで耐えられるのは弱攻撃のみ。正直微妙である。

08年3月、MUGEN∞動画愚作トーナメントで「東映版」の音声が入ったパッチも公開された。
一緒に入っているAIはなかなか強いが、「魅せ」の一環なのかデフォルトのものに比べると挑発を比較的多用する。
このパッチでの挑発時の台詞は長いので対戦中は格好の的になってしまい、最後まで言えない事が多い。
たとえピンチになっても挑発を試みたり、無関係な人物を鉄十字団呼ばわりする姿は
ある意味ニコニコ動画の「スパイダーマッ」らしいと言えるかもしれない。
付属のtxtには書かれていないが、このパッチはver2.0以降のスパイダーマンを対象に作られているので、
使うなら手持ちのスパイダーマンのバージョンを再確認するように。
更にカットインやポートレイトを東映版にするパッチ(というか材料)も一時期某スレで公開された。
現在はニコニコ動画専用アップローダーでDLが可能。

スパイダーマッの華麗なるデビュー戦

そして、このボイスパッチを更に改変した「鬼畜ヴァージョン」も公開されている。

「悪のカラクリ兵世界チャンピオン!」

「冷血動物スパイダーマッ!!」

「少年探偵団殺しスパイダーマッ!!!」

\ダレヤネーン!/ \誰だお前は!/ \すり替えておいたのSA /

+REDHOT氏製作
  • REDHOT氏製作
おなじみのMVC2原作再現(ただし6ボタン)
AIは入っていない

+Medrops氏 & Magus氏製作 スパイダーマン2099
  • Medrops氏 & Magus氏製作 スパイダーマン2099
2099年の未来を描く「2099シリーズ」における、やたらかっこよくなっているスパイディ。
通常のスパイディに比べるとスピードは若干遅いものの、全体的に火力が高い。
ウェブで地面を引っこ抜いて叩き付けるパワフルな技や、春麗を素体にしたと思われる蹴り技が追加されている。
ほどよい強さのAIもデフォルトで搭載済み。
現在は「ScruffyDragon Productions」で代理公開されている

+Seth Zankuten氏 & Sei氏製作 シンビオート・スパイダーマン
  • Seth Zankuten氏 & Empawk氏製作 シンビオート・スパイダーマン
寄生生物シンビオートのコスチュームを纏っていた時期の、通称「ブラックスパイダーマン」と呼ばれる姿である。
シンビオートに関してはベノムのページを参照。
ニュートラルポーズが異なる他、シンビオートの技が追加されている。
リーチよりも小回りと手数を重視したキャラで、基本的には通常のスパイディと同じような戦法が使える。
AIは未搭載。

+Empawk氏 & Yunnin氏製作 シンビオート・スパイダーマン
  • Empawk氏 & Yunnin氏製作 シンビオート・スパイダーマン
上記のスパイディを改変したもので、大ポトレやファイル名が異なる。こちらは新MUGEN専用。
「ピーターがシンビオートのコスチュームを手放さなかったら?」というコンセプトで製作されており、
共生がより進んだという事なのか、通常技のリーチが大幅に伸びている。
新技も多数追加され、ベノムのような噛み付きはもちろん、どこぞのゾンビミュータントのごとき回転アタックや触手攻撃も身に付けた。
変わった技として某スペイン忍者のように画面奥に貼り付く事も可能。蜘蛛男の面目躍如である。
……と言いたい所だが、それっぽいステージならまだしも何も無い空間に貼り付く姿は絵的にとってもシュール。
おまけにその今にもヒョーとか叫び出しそうなスタイルで縦横無尽に動き回れる上に、移動スピードもやけに速い
もうシュールを通り越してなんかキモい。そりゃ蜘蛛って万人に好かれる生き物じゃないけどさぁ……。
幸い攻撃を当てれば叩き落とせるものの、時間や移動できる範囲に特に制限は無いため、高所への攻撃手段を持たない相手は恐らく詰む。
また、貼り付いた状態でタイムアップを迎えるとそのまま動けなくなって次のラウンドへ移行できなくなり、ゲーム自体も詰む。正に禁断の秘技
この他にもエリアル始動技はあれどもエリアルレイブが搭載されていなかったり(打ち上げてもスーパージャンプで追尾してくれない)、
「アルティメットウェブスロー」っぽい投げ超必がノーゲージで使用できてしまったりと、調整不足や設定ミスと思しき仕様が目に付くのが難点。

AIはデフォルトで搭載済み。
エリアルが無くともそれなりにコンボを繋ぎ、上記の仕様を活かしてとにかく投げ超必を連発してくるため油断ならない。
ちなみに壁貼り付きは使ってこないのでご安心を。

+Hell氏製作 Spiderman-Hell
  • Hell氏製作 Spiderman-Hell
スパイダーマンの狂改変KOFアレンジ。
画面内を縦横無尽に動き回って相手を翻弄し、凄まじいコンボを叩き込む事ができる。
AIもデフォルトで搭載されており、当身を警戒したりと優秀な立ち回りを見せる。
ランクは凶上位?~狂上位下限ほど。

出場大会

+一覧
シングル
タッグ
チーム
その他
削除済み
更新停止中
非表示
【東映パッチ版】

出演ストーリー

+一覧


*1
ハイスクール時代に限ってみても、
  • 前述の通り実の両親を幼い頃に失い、育ての親の伯父を自分の慢心のせいで殺され伯母は生活苦
  • 幼馴染みにして想い人は自分以外の男にばかりなびき、目の前で腕組むわキスするわとやりたい放題
  • 学校では意地の悪い同級生から陰湿なイジメの的にされ、何故かスクールバスの運転手からも意地悪される
  • 無能力者でオタクだった頃はともかくスーパーパワーを得てからは女の子にモテるのだが、
    ガールフレンド達は女の子同士仲良しとはいかず、嫉妬に狂ってマウントの取り合い
  • 科学オタクになったきっかけである小学校時代の恩師が不倶戴天の宿敵となる
  • 唯一の親友であるハリーの父親がその後一生涯にわたる最大の宿敵となる。しかもハリーはピーターを恨んだ挙句死ぬ
  • 数少ない理解者であり何かと相談に乗ってくれる科学者がいるが、彼は興奮するとトカゲ人間になって暴れる
  • 生活費の足しにするためのバイトの傍らニューヨークの町を一人で守りそのせいで本来は成績優秀なのに学業が疎かになり教師から嫌味を言われ
    時には片手間で科学と魔術を極めた王様と殴り合ってくるそしてデートの約束をすっぽかし女の子から嫌われる
…等々。


最終更新:2021年10月07日 19:30