#image(GF_TIT.png,title=ギャラクシーファイト) //wikipediaからの転載、及び一部加筆です。 『ギャラクシーファイト ユニバーサル・ウォーリアーズ』(GALAXY FIGHT -UNIVERSAL・WARRIORS-) とは、 1995年1月にサンソフトからリリースされた対戦型格闘ゲーム。ROM容量は169Mbit。 同社のNEOGEO参入第一弾であり、かつ同社初の対戦格闘ゲームでもある。 1995年中に家庭用NEOGEO(ROM・CD)で発売され、同年11月にはセガサターンにも移植された。 また、PS版が翌1996年5月に発売されている。 *概要 スペースオペラ調の世界観を持つSF格闘ゲーム。 キャラクターはそれぞの思惑から星を渡り、1000年の時を経て復活した「あらゆるものを滅ぼす」フェルデンを倒すべく戦う。 稼動当時は独特のグラフィックが注目された。 ゲームの特徴は、''全ステージに画面端の無いこと''、 //あらゆる行動の''硬直をダッシュでキャンセルできること''。 ダッシュが必殺技扱いで通常攻撃キャンセルやガードキャンセルで出せること。 また、ダッシュ攻撃は威力が高く削り効果があるなど、移動・攻撃・防御において重要な位置を占める。 システム面では、ダッシュを組み込んだコンボや[[ガードキャンセル]]により非常にスピーディなものにできるはずだが 実際はガードキャンセルを主軸とした「待ち」戦術が有効すぎてイマイチこのシステムを生かし切れていない。 特に難易度を変更しても大して変わった気のしないCPU戦では敵が超反応気味であるため 対策としてガードキャンセルに頼りがちになりやすく、スピード感のある展開にはなりにくい。 全体のバランスはあまり良いとは言えず、どちらかというと良くも悪くも「大雑把」な印象が否めない。 そのため対戦ツールとしての人気に繋がらず、斬新なシステムの格闘ゲームが次々とリリースされた時期でもあり 今ひとつメジャーにはなれなかった。 しかしスコアアタックに関するシステムは良く練られており、これは次作のわくわく7にも継承されている。 また、サンソフトならではの独特な「世界観」「グラフィック」「音楽」は 当時のNEOGEOソフトの中でも際立っており、根強いファンを獲得したのも事実である。 *キャラクター -使用可能キャラクター >[[ロルフ]]、[[カズマ]]、アルバン、ゴールデン・ドーン、ジュリ、[[ムサファー]]、[[ルーミ]]、[[ギュンター・ブルス]] -CPU専用キャラクター(SS版、PS版では隠しコマンドで使用可能) >[[ボーナスくん>ボーナス君]]、[[ヤコプ]]、[[フェルデンクライス]](最終ボス)、[[ローウェ]](隠しボス) *システム 操作系はNEOGEO筐体専用のためレバー+4ボタン。A=弱攻撃、B=中攻撃、C=強攻撃、D=挑発。 挑発はほぼ使わないため、NEOGEO向け格闘ゲームで実質3ボタンのものはかなり珍しいと言える。 (唯一カズマに641236+挑発ボタンというコマンドの技があるのだが、あまり使用頻度の高い技ではない)。 パワーゲージ等といったものは無く、基本システムは非常にシンプルである。 このゲーム独自の要素としては''ステージに画面端が存在しないこと''が挙げられる。 対戦では左右にどこまでも移動できるステージゆえに、ダッシュを絡めた攻防が非常に重要なウェイトを占めている。 また、すべての必殺技が[[ガードキャンセル]]可能など、キャンセル行動の多さも特徴的である。 ***ダッシュシステム ダッシュは単に素早く移動できるというだけでなく、以下の特徴を備えている。 -ダッシュ移動 →→(後ろ方向は←←)で素早く移動できる。ラン型。 一般的な格闘ゲームと違い、移動距離に制限は無く止まるまで走り続ける。 端的に言えば、''プレイヤーが停止する動作をするか攻撃を受けるまで移動し続ける''。 -ダッシュ攻撃 ダッシュ移動中に出した攻撃は威力が通常の1.5倍になる。 また、ダッシュ攻撃はガードされても「削り効果」がある。 -動作のキャンセル 攻撃などをダッシュでキャンセルできる。 これによりコンボにダッシュキャンセルを組み込むことが可能。 -ガードキャンセルダッシュ 相手の攻撃をガード中、その硬直をダッシュ・バックダッシュでキャンセルできる。 -しゃがみキャンセル 立ち弱攻撃をしゃがみ動作でキャンセルできる。 空キャンも可能なので立ち弱の隙を完全に消すことが可能。 -飛び道具キャンセル 一部キャラのみ、飛び道具の発射硬直を他の必殺技でキャンセル可能。 *裏技 -タイムアタックモード ラウンド開始時にスタートを押すことで「タイムアタックモード」にすることができる。 -ボーナスくん、ヤコプ、フェルデン、ローウェの使用方法 PS版:全キャラでクリア後にL1、L2、R1、R2、↑、△を押したまま1Pモード選択。 SS版:1P、2P両コントローラのL、R、Yを押したままVSモード選択。 ---- *MUGENでは… ニコMUGEN動画では主にトーナメントの作品別チーム要員として登場することが多い。 単体ではボーナスくんやローウェが比較的登場機会の多いキャラクターであろう。 ----