クイックシルバー

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クイックシルバー - (2023/06/12 (月) 10:51:01) のソース

#image(qs.jpg,,height=380,title=アメコミを代表するシスコン)

#region(日本語吹替声優)
:[[中原茂>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:中原茂|]]|『X-MEN(1992年アニメ版)』
:[[阪口周平>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:阪口周平|]]|『X-MEN:エボリューション』
:[[吉野裕行>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:吉野裕行|]]|『X-MEN:フューチャー&パスト』『X-MEN:アポカリプス』『X-MEN:ダーク・フェニックス』『ワンダヴィジョン』
:[[小松史法>https://w.atwiki.jp/niconicomugen/tag/|CV:小松史法|]]|『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』
#endregion

アメリカの[[マーベルコミックス>アメコミ]]に登場するミュータント。
初出は1964年の『The X-Men #4』とかなり早く、出番もかなりある。
ただ、X-MEN本編よりは『アベンジャーズ』などに出演する方が多くなっている。
「クイックシルバー」とは水銀のことを指す。転じて「(動きや変化などが)とても速い」といった意味になる。

本名は、&b(){ペトロ・ジャンゴ・[[マキシモフ>デミトリ・マキシモフ]]}。ファーストネームはピエトロとする場合も。身長183cm。体重79kg。
父親に[[マグニートー]]を持ち、双子の姉に[[スカーレットウィッチ]](ワンダ・マキシモフ)がいる。
マグニートーの配下として活動していたが誘拐され、[[アイアンマン]]に助けられたのが縁でアベンジャーズに入隊。
[[キャプテンアメリカ]]、[[ホークアイ>ホークアイ(マーベル)]]と並ぶ二代目メンバーとして積極的に活躍した。
以降も姉の負傷をきっかけに引退したり、また復帰したりとアベンジャーズの一員として活動している。

また、スカーレットウィッチが情緒不安定になって創り出した新世界を舞台にしたIFシリーズ『ハウス・オブ・M』でも重要な役を果たす。
スカーレットウィッチの能力暴走のために本来の能力を失ってしまったが、[[クリスタル]]の手によってインヒューマンズの能力を入手し、活躍した。

彼本来の能力は、高いスピードと[[高速思考>シオン・エルトナム・アトラシア]]。
普段でも音速で、初期は特殊な物質に触れるとマッハ5というスピードを出す事が精々だったが、
[[マッハ数十→マッハ三ケタ→亜光速と徐々に成長していき>天馬星座の星矢]]、最終的には超光速で走る事で最大13日間の[[タイムスリップまで出来るようになった>仮面ライダーカブト]]。
さらには空気抵抗や慣性も無視できるので、超高速機動が可能となる。
とまぁチートじみた能力を持つのだが、はっきり言ってピエトロ本人の性格が非常に単純でキレやすいため、
割と簡単に罠にはまったりしてあっさり倒される事も多い。

……単純なスピード勝負でも[[クロスオーバー]]では[[フラッシュ]]に惨敗していたが、まあ、相手が悪かったと言うべきだろう。
この当時の能力はまだ音速がせいぜいで、翻訳本でも「さすがに音速対光速では勝負は見えていた」とバッサリ切られる有様。
それでも、戦闘中の描写を見れば、設定上の最高速度が無限大のヒーローを相手によく戦った方である。
&s(){[[何時の時代もどこの世界も>ロックマン]]、[[クイック>クイックマン]]はフラッシュに敵わない定めなのか…}
//此方のクイックはフラッシュをブーメランで一刀両断してたけど

上記の『ハウス・オブ・M』では、未来に跳躍する能力をスピードの代わりに入手。
「未来に跳んでから移動する」ことで実質的に高速機動と変わらない能力を得られる。
…なんだか文章だけだとよく分からないが、[[過程を消し飛ばす>ディアボロ]]ような形なのだろうか。

人間関係も、アベンジャーズの仲間を中心としてかなり広い。
だが、彼の人柄を語る上で一番重要なのはその&b(){[[姉ラブ>雪代縁]]}っぷりであろう。
そのせいで[[クリスタル]]と結婚したにも拘らず、破局するハメになってしまった。

ちなみに実の父親であるマグニートーに対しては、「自分と姉の苦境を作り出した原因」と考えており、関係は悪い。
しかしながら…
+アベンジャーズに投降しようとする姉に現実改変するようそそのかす&br()→Mday発生
+Mdayで能力失ったんでインヒューマンズのテリジェン・ミストを盗んで取り戻そうとする&br()→サイレント・ウォー勃発
と、結構自分も事件を起こすことが多い。

#region(実写映画版での活躍) 
実写映画では同時期に二つの映画シリーズに登場し、それぞれ別々の役者が演じるという珍しいことが起こった。

2014年公開の映画『[[X-MEN: フューチャー&パスト>センチネル]]』においては、エヴァン・ピーターズ氏が演じた。
過去の時間軸での話に登場し[[マグニートー]]救出のためによばれ、銃弾に余裕で触れるような圧倒的なスピードで救出に大いに貢献する。
劇場版ではマグニートーとの関係は特に言及されなかったが、DC版では関係の話が追加されている。
続編の2016年公開の映画『[[X-MEN: アポカリプス>アポカリプス]]』でも登場。
その圧倒的スピードは健在で恵まれし子らの学園が爆発するときみんなを救出するシーンはまさに圧巻となっている。
[[マグニートー]]が親子だと言うこともはっきりと言及しており、関係は明かさなかったものの絶望で暴走しているマグニートーの説得に成功している。

一方MCUにおいては2015年公開の映画『[[アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン>ウルトロン]]』で登場し、アーロン・テイラー=ジョンソン氏が出演。
X-MENの基本的な版権をFOXが持っている関係でミュータントの設定が使えないため、
[[ロキ]]の杖を回収したHYDRAが行った人体実験の被験者になり、双子の[[ワンダ>スカーレットウィッチ]]ともども超能力に目覚めた設定になっており、
更に幼少時に戦火の中両親を失い、二人で隠れた物陰にスターク・インダストリーの刻印のされた不発弾が飛び込んできて、
恐怖に身動きも取れないまま二日間過ごすという地獄のような経験をしている。
そうした経緯から[[トニー・スターク>アイアンマン]]を憎悪しているのは姉と同じだが、原作そのままの姉ラブぶりも健在であり、
演じたテイラー=ジョンソンも「彼は非常に過保護で、誰も姉に触れて欲しくないと考えている」とコメントしている。
超スピード能力で本来物凄く強いのに[[ワンチャンであっさりのされる>紙]]かませぶりも通常営業である。
[[ウルトロン]]の人類滅亡の野望を知ってしまった姉に付き合って離反し、アベンジャーズに協力。
最終決戦において、クインジェットを奪ったウルトロンに狙い撃たれた[[ホークアイ>ホークアイ(マーベル)]]を庇って死亡した。

その後ディズニーがFOXを買収したことで、2021年配信のMCUのドラマ『ワンダヴィジョン』ではX-MEN版クイックシルバーの登場が実現。
ただし、同作ではとある事情から別人がピエトロを名乗っているという設定。
#endregion

国内産ゲーム初登場はデータイースト発売のアーケード作品『キャプテンアメリカ&ジ・アベンジャーズ』。 
同作ではプレイアブルではなく画面内に登場しては回復アイテムを置いて去って行くという、いわば「お助けキャラ」としての登場だった。

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**MUGENにおけるクイックシルバー
#image(Quicksilver.gif)
Zvitor氏とJETthePHOENIX氏による『[[MVC>MARVEL VS. CAPCOM]]』仕様のものが公開されている。
原作同様、そのスピードで押していくキャラになっている。
ただ、二段ジャンプや空中ダッシュができないという欠点がある。
一応、空中からでも「サイクロン」で攻撃できるが、地上でのアクションを中心にした方がいいだろう。

***出場大会
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#co(){
''更新停止中''
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//***出演ストーリー

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//タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください)
//|CV:中原茂|,|CV:阪口周平|,|CV:吉野裕行|,|CV:小松史法|,アメコミ,ヒーロー,ミュータント,スピードキャラ,弟,銀髪