ヌケニン

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ヌケニン - (2011/05/12 (木) 09:24:25) のソース

#image(nukenin.jpg,title=あなたはそこにいますか?)
&size(20){&bold(){&italic(){ツチニンが しんかする ときに いつの まにか}}}
&size(20){&bold(){&italic(){モンスターボールに はいっている ふしぎな ポケモンだ。}}}


任天堂の育成RPG『ポケットモンスター』に登場するポケモン。初出は第3世代『ルビー・サファイア』。
[[抜>風間火月]][[け>うちはイタチ]][[忍>かすみ]]ではない。語源はおそらくこれだが。

頭にある三日月状の輪っかが特徴的な、セミの抜け殻のようなポケモン。
そのため、セミの幼虫のようなポケモン「ツチニン」とその進化後の「テッカニン」がその存在に関わっているが、入手方法は通常のポケモンと異なり
「&b(){ツチニンが進化しテッカニンになったときに手持ちが1匹以上開いており、かつモンスターボールを持っていると、いつの間にか手持ちに入っている}」
という、非常に特殊な条件となっている。
つまりはツチニンの脱皮後の殻に取り付いたなんらかの霊的存在が殻を操っているというオカルト的生物である。
「[[ツチニンがテッカニンに進化したと思ったら抜け殻までいた>ジャン=ピエール・ポルナレフ]]」という事態に多くのプレイヤーをビックリさせることを目的としたのかもしれないが
テッカニンの進化レベルである20までに未だ6匹未満で冒険するプレイヤーの方が少ないため
この入手情報を知ってから、わざと出したプレイヤーの方が多いだろう。
//こちらの理由で、驚く人のほうが少ないかなと思ったので改定します
実はGBA版ならモンスターボールを持たなくてもいいのだが、DS版以降は持っていないと入手できないので注意。

「全ポケモンで唯一」という要素が非常に多く、進化と同時に出現することによって「個体が増える」上に、「性別も無くなる」。

*データ
図鑑No.292 
分類:ぬけがらポケモン
タイプ:むし/ゴースト
高さ:0.8m
重さ:1.2kg
特性:ふしぎなまもり(弱点となるタイプ以外の攻撃技を一切受け付けない)

HP:&color(red){1}
攻撃:90 
防御:45 
特攻:30 
特防:30 
素早:40 

**原作におけるヌケニン
[[HPが1>かみキャラ]](固定であり、努力値を振ってもどんなにレベルを上げても伸びない)と全ポケモン中で最低値。
他のステータスも攻撃以外は低めで、普通に見ればどうしようもないポケモンであるが
特性「ふしぎなまもり」により、''弱点タイプ以外の攻撃技が一切通用しない''という、究極の防御系特性を盾に
強い相手にはとことん強く、ときに[[無理ゲー]]を強いてくる。
(通用するタイプは ほのお、ひこう、いわ、ゴースト、あくの5タイプ)
//具体的なタイプなどを挙げたり追記改定

…が、状態異常(どく、やけど、こんらんでの自傷)、天候(すなあらし、あられ)、接触ダメージ特性(さめはだ、てつのトゲなど)、
無属性攻撃(第4世代以前のみらいよち、ふくろだたきなど)、など、弱点タイプ攻撃以外でもダメージを与えられる要素は多い。
特性を無効化するいえき、上書きして別の特性にしてしまうなやみのタネやシンプルビームなどでも破られる可能性がある。
また、[[かたやぶり>ラムパルド]]の特性を持ったポケモンならノーマル、格闘以外のタイプの技を当てることができる。

とはいえ、存在を考慮しないと十分に厄介な存在ではある。
具体的には技のタイプがみず、こおり、でんきなどでの力押しで構成される、第4世代以前の「雨パーティ」相手に比較的効果を発揮する。
逆にいえば対策さえしっかりしていればさほど怖いポケモンではないともいえる。
なお、ストーリー進行中にこのヌケニンを使うトレーナーはいないため、こちらが詰むことがあるとしても、クリア後や、特殊な施設内での対戦のみである。

自分でヌケニンを使う場合は弱点タイプに強いポケモンや、
上記のダメージを受ける要素を技や他のポケモンでカバーする必要が出てくる。
また、ヌケニンを出しておいて相手の技を読み、交代でその技に強いポケモンをローリスクで場に出すといった戦法も。
ヌケニン自身が戦う場合は、そこそこ高い攻撃力を生かした物理アタッカーとして育成されることが多い。
それ以外にも「おにび」、「あやしいひかり」などといった相手を妨害する補助技も多く覚える。
なお、技に関しては&b(){テッカニンの進化と同時にレベルアップで覚えた技も含めて受け継がせることが可能}なため、本来はレベルアップやわざマシンでは覚えることができない「つるぎのまい」や「バトンタッチ」などを覚えさせることができる。
また、第4世代からはゴーストタイプの先制技「かげうち」を覚えるようになり、さらに活躍の場が広がった。
持ち物としては、第4世代で登場した「きあいのタスキ(HP満タン状態だと本来なら瀕死になるダメージでも一度だけHPを1残して耐える)」との相性がいい。
他にも状態異常の対策として「ラムのみ(何かしらの状態異常を一度だけ無効にできる)」を持たせる場合もある。

逆に相手にヌケニンを使われる場合、こちらからヌケニンを倒す手段を持つポケモンを出す必要があるので選出の段階で大きな制限を受ける。
現在の主流は6体を見せ合いそこから3体を選出するものなので、こちらが使用するポケモンの内1体はほぼ見当を付けられてしまう。
また、ヌケニンが何も必ず戦闘に出されることはなくブラフで入れられていることも多々あり、
その結果ヌケニン対策として選出したポケモンがうまく機能しないということも…。
非常に読み合いが強いポケモンであり、バトルに慣れた上級者向けのポケモンと言える。

やりようによっては、この特性を''弱点のないポケモンに持って行く''なんてことや
逆に''[[HPが満タンなら倒されない特性>コイル]](ただし第五世代限定)をHPが常に1のヌケニンに持っていく''なんてことも可能だが
実戦で行えるほどの余裕はほとんど無いため、ネタプレイに当たる。

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**MUGENにおけるヌケニン
Txpot氏制作のものが存在する。海外製なので名前が海外名の「Shedinja」である。
デフォルトでAIも搭載されている。
「ふしぎなまもり」はMUGEN上では再現が難しいため、
攻撃を受けると増加していく特殊ゲージが満タンになると倒されるという仕様になっている。
ただし、稀に満タンになっていないのに死ぬケースもあるようだ。
※4:56あたりからヌケニンの戦闘
&nicovideo(sm14407925)

[[非常にサイズが小さく>ちびキャラ]]、シューティングキャラのように自由に動き回ることが可能。
遠距離攻撃が中心で頭の輪っかを飛ばすものや相手にひっついて断続的にダメージを与える白い炎、
ゲージを減少させたり一定時間[[必殺技を出せなくする>神楽ちづる]]といった技を持ち、じわじわ攻める感じの構成になっている。

ゲージ技は泡のような物体を連射する(発射方向を自由に変えられる)もの、
当て身技、出が遅い極太のレーザー状の飛び道具がある。

//***出場大会
//***出演ストーリー
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//ポケモン,虫