テクノスジャパンのベルトアクションゲーム『
ダブルドラゴン』シリーズの登場人物。
初代
ラスボスで、続編でも再登場する事がある。
『ダブドラ』の宿敵と言えばこの人か、
敵対する拳法家のどちらかと言うのがお約束である。
クレオパトラ?あれは早く忘れるんだ
言うまでもないが
ワイリーでは無い。英語にするとWillyとWilyで凄く紛らわしくて困る。どっちも名作レトロゲーのラスボスだし。
あと『
星のカービィ』シリーズのザコ敵でもない。
フルネームは
ウィリー・マッキー。
核戦争後で治安が悪化した世界のニューヨークを支配する暴力組織「ブラック・ウォーリアーズ」の首領。
リー兄弟の持つ双截拳の奥義書を要求するため恋人
マリアンを誘拐し、
大量の部下と凶悪トラップを備えた要塞で待ち構え、本人は
一撃即死のマシンガンで攻撃してくる。
配下は主に
怪力の大男アボボ、
女性キャラリンダ、量産型雑魚ローパーとウィリアムスという陣容で、
後の
マッドギアの戦力配分はこの時既に完成されていると言える。
次作『ダブルドラゴンII』ではリー兄弟への復讐のため、前作で救出したマリアンを冒頭で射殺というハードな開幕。
流石にマシンガンは一撃必殺ではなくなり、ラスボスの座からも陥落した
(正体不明の「リー兄弟の影」がウィリーの後に出現し、倒すと何の説明も無くエンディングになる)。
ジムという兄がおり、『ダブルドラゴン3』でネオ・ブラックウォーリアーズの首領として一面ボスになっている。
攻撃方法は即死マシンガンが有名だが、即死では無い作品もあったり、
蹴りやマシンガンで殴り付けるといった打撃技も使う。
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その他出演 |
『ダブルドラゴンアドバンス』など、『初代』や『II』のリメイク作品には定番のラスボスとして登場する。
モバイル版では念願の双截拳の奥義書を手に入れ、マシンガンでなく打撃技で戦うという珍しい展開がある。
謎の紫色のオーラを放ってくる姿は正に 殺意ウィリー。
双截拳の奥義書って一体何が書かれてるんだ……天殺龍神拳や爆魔龍神脚を使ってくるというわけでもないし……。
『初代』の前日譚という設定の続編『ダブルドラゴン外伝 ライズ・オブ・ザ・ドラゴン』では、
核戦争後のニューヨークで勢力を広げる4つの暴力組織のうちの1つ「キラーズ」のボスとして登場。
名前が「M.G.Willy」になっている。「Machine Gun Willy(マシンガン野郎のウィリー)」という異名らしい。
異名通りにお馴染みのマシンガンで攻撃してくるが、流石に即死攻撃では無くなっている。
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余談だが、ウィリーもビリーもウィリアムスの
愛称で、このゲームは主人公と雑魚とラスボスの名前が同じという事になっている。
MUGENにおけるウィリー
Kidthomas氏が製作。WinMugenで動作可能。
スプライトは『ダブルドラゴンアドバンス』から採られており、フォルダネームは「willydoubledragonad」になっている。
「ウィリー ダブルドラゴンアドバンス」の意味だろう。これで流石にワイリーと間違える事は無くなった。
スプライトは原作以上に描き足されており、6ボタン仕様で多くの技が作られている。
本は5つぐらいしか技が無かったはずなのに、この充実ぶりは凄い。
マシンガンは流石に即死では無いが、強キックボタンで出せる単発の銃撃が全体13F
フレームという隙の無さで、
画面内に弾が残っていても次のを発射できるため、かなり難しいが上手く連射すれば
永久コンボになってしまう。
やっぱり即死だった。
もちろんマシンガン一辺倒というわけではなく、
異様なスピードと移動距離を持つスライディング(相手と端~端で弾を撃ってからスライディングを出すと、撃った弾を追い越してスライディングが先に当たる)
など、打撃系の必殺技も持っている。
基本技のチェーンコンボも搭載されているが、これが何故か「movecontact = 1」という懐かしのDOS時代仕様で、人の手で繰り出すのは難しい。
なお、キャラ公開は2019年8月のようである。何故今更こんな太古の仕様が……?
AIはデフォルトで搭載されているが、あまり的確には動かない。
一定距離になるとやたらめったら攻撃を振り回し、一見ランダム行動に見える。
また、本来は地上のみの
超必殺技をAIは空中で出せてしまうというミスがあり、動作がおかしくなる。
出場大会
最終更新:2024年05月06日 21:42