#image(Rosalind.jpg,width=240,title=踊れ愚か者共) &font(30,b,i,red){「余は魔王の娘であるぞ!それでも信用するというのか!」} 日本一ソフトウェアのシミュレーションRPG『[[魔界戦記ディスガイア2>プリニー]]』のメインヒロイン。愛称はロザリー。CVは[[田村ゆかり>高町なのは]]女史。 本作の魔界を支配する魔王ゼノンの一人娘らしく、証拠として胸に浮かびあがる魔王の紋章(四つ葉のクローバーの刻印)がある。 魔王の箱入り娘として大事に育てられたため、世間知らずのお嬢様でありワガママな性格をしている。 そしてこの手のキャラのお約束だが、プライドが高くて高笑いがよく似合う。 かなりのファザコンでもある一方で、実は一度も父親と会ったことがなく、そのことがコンプレックスとなっている。 それと同時に、少し寂しがり屋でもある。 肉類が好物だが、主人公の妹の手料理も気に入っている。 魔王ゼノンの呪いによって、人々が悪魔に変えられつつある世界「ヴェルダイム」を救うため、 本作の主人公であり、この世界に残された唯一の人間アデル(どことなく[[アーデルハイド]]っぽい服装)が、 魔王ゼノンを召喚して倒そうとするのだが、 この時に魔王ゼノンではなく間違って娘のロザリンドが召喚されてしまうところから物語は始まる。 この召喚時に魔王に会うまではロザリンドはアデルの側から離れられないとする契約があったため、 ロザリンドは魔王ゼノンへの道案内としてアデルと共に(しぶしぶ)冒険することになる。 始めこそ父親である魔王の命を狙うアデルとの仲は険悪だったが、主人公のアデルが&s(){バカ}正直者で、 彼女を人質として使わずに必ず父親である魔王の元まで送り届けると約束、彼女を守って何度も戦ったこともあり、少しづつ関係は良くなっていく。 実は物語中でいろいろと謎が明らかになるのだが、本編ネタバレになるので割愛する。 通常エンドではアデルと完全に恋人同士になっており、後の作品での客演時もこの設定をベースに(バカップルとして)キャラ付けされていることが多い。 見ての通り、原田たけひと氏に日本一のキャラクターデザインが変わってからすっかりつるぺたメイン(一応魔法剣士や夜魔族という例外もあるが)となっていた女性キャラクター達の中に、 まさかのこの&bold(){おっぱい}である。&del(){氏のご乱心とか密かに言われたことも。} 絵に描いたように正統派な、アデル達にツンデレていくその様からも人気は安定している。 #region(ネタバレ:彼女の「正体」とは?) ロザリンドの正体は''本物の魔王ゼノンの転生した姿''である。 圧倒的な能力も持ちつつも、闘いや殺戮に明け暮れる日々に嫌気が指したゼノン。 そこでロザリンドとして転生し、今までとは違う争いのない人(?)生を送る決意をした。 しかし、かつて彼女に敗れた魔王の一人がその事実を知り、生まれたばかりのロザリンドを拉致。 その力を利用し、復讐として飼い殺すために、娘と偽って彼女を育てあげ、ゼノンとしての力と記憶が甦らないよう封印を施していたのである。 つまり、ゲーム中で「魔王ゼノン」として登場する男は、実は''偽者''。 物語冒頭の「魔王ゼノンを召喚する」術も、本当は成功していたのだ。 一応、この偽ゼノンも魔王としてそれなりの実力を持っており、 「人間を悪魔に変える呪い」で人々から奪った「良心」を自身の力に変えて、強くなっていたりはするのだが、 それでもゲーム中盤で一度[[前作のキャラ>エトナ]]にあっさり倒されてしまうレベルである。 ストーリー上のラスボスのくせして、他の魔王の襲撃を恐れて策を弄していたりと、非常に小物臭いのが哀しいところ。 #region(しかし漫画版では・・・) へかとん氏の漫画版では偽ゼノンの動機などが大幅に改変されており、実はかつてのゼノンを憎みながらも、同時に彼女の存在を愛していたという設定が加えられた。 ロザリンドを殺さずに娘として育てたのも、その複雑な想いからくる愛情であったということになっている。 ゼノンとして覚醒したロザリンドを前にしても、魔王としての誇りを賭けて堂々と戦い、その最期も美しいものとなった。 他にも漫画版はかゆい所に手の届く追加シーンや後半のストーリーの再構築などがされており、 ストーリーがいろいろとドラマティックになっている。興味のある人は読んでみてもいいだろう。 #endregion エンディングでは怒ったロザリンドが「ゼノンとしての力」を開放し、父と偽っていた魔王を始末。 アデルたちも始末しようとするが、彼は全てを受け入れなおかつ彼女を愛する事を決意していた。 涙するロザリンド・・・ゼノンはかつて望んでいた、争いのない日々を手に入れたのであった。 #region(・・・と思わせておいてこんな展開も) しかし別のエンディングでは彼女(つまりゼノンそのもの)と戦う状況になるものも。 ''しかも、超絶に後味が悪い。'' とりあえず[[CERO仕事しろ>母]]。 #endregion #endregion **原作でのロザリンドの戦闘スタイル 魔王の娘ではあるが、大事に育てられたので初期の戦闘能力は皆無。 だったのだが、戦闘能力が無い相手には各地の魔物が平然と襲ってくるせいもあり、成り行きで戦うことになっていく。 得意武器は銃で、固有の技としてどこからともなく取り出したガトリング砲の連射で攻撃する「狂い咲き乱射花」や、 どういう内容なのか謎なサポート技「よきにはからえ」、氷を纏った魔力球を放つ「ローズリバレート」などを持っている。 武器によって使える技としては銃の技である、[[至近距離でピンク色の極太のビームをぶっ放す>高町なのは]]「零距離バスター」、 [[空中を飛びまわって反射する魔力の銃弾>ペトラ・ヨハンナ・ラーゲルクヴィスト]]で周囲からオールレンジ攻撃をかける「リフレクトレイ」、 [[どっかでみたような十字架状の火柱>碇シンジ]]を上げる「トーテンクロイツ」、魔力弾の直撃地点にキノコ雲が立ち上る「インフェルノ」などのお世話になった人が多いだろう。 ここまでで分かるように、原作では一切格闘戦とかやってないし近距離戦が得意なキャラではない。''銃を使って戦う完全に遠距離戦向け''のキャラである。 ---- **MUGENにおけるロザリンド #image(rozaly234.gif,title=デフォルメだろうが主張する谷間) たこすけ氏が原作ドットを用いて製作したものが、2011年5月に公開された。 &nicovideo(sm14524321) 原作での戦闘スタイルは完全に投げ捨てており、''銃での射撃攻撃を一切戦闘に使用せず、格闘戦で戦う''キャラに仕上がっている。 アデルに習いでもしたのだろうか…それとも血筋的には母方が忍者だからだろうか? スカートが長いせいかキック系の技は無く、手刀やひっぱたきなどの腕での攻撃が中心である。 他にも『ぶれいもの!』と叫んで[[発生した文字で攻撃する音波攻撃>ワギャン]]も搭載されており、当たれば相手をダウンさせる。 射撃こそ使わないが各技のボイスも含めてロザリンドの高飛車なお嬢様という性格はうまく表現されている。 一応銃を使う攻撃としてどこからともなく取り出したガトリング砲を振り回して相手をぶん殴る攻撃も搭載されている。そういう使い方の武器じゃねえからそれ! #image(rozaly678.gif,title=全く新しいガトリング砲の使い方) ゲージ技としてはカットインとともに水平チョップを叩きこむロザリンド逆水平、呼び出したラズベリルとかを投げつけるタワー投げ、 原作の登場キャラであるカエルのような姿の悪魔、ティンクを相手に投げつける飛び道具「さよならティンク」などがある。 [[プリンセス・シシー]]といいお姫様にカエル攻撃はよくあることなのかもしれない。 どうみてもギャグな「さよならティンク」だが、発生保障、無敵も優秀で、飛距離のある飛び道具が無いロザリンドにとっては重要な対遠距離攻撃手段となっている。 ちなみにこれらのストライカーは出番が済むとなぜかティウンティウンしながら消滅する。 一応簡易ではあるがAIも搭載されている。が和訳KFMのAIの改変らしくまだまだ性能を活かしきれない部分も多い。AI作成には特に許可も必要なく、歓迎の方針らしいのでAIを作ってみてもいいのかもしれない。 強さとしてはデフォルトAIで並キャラといったところ。格闘戦メインなので今後の活躍に期待したい。 ちなみに勝利ポーズの一つに銃を撃つ動作があり、一応銃を撃ってはいる。やっぱり攻撃じゃないけどね! ***出場大会 //#list_by_tagsearch([大会],[ロザリンド],sort=hiduke,100) -[[運命に惹かれた者に捧げる!高性能タッグ大会【ステラ杯】]](おまけ) #co(){ ''削除済み'' #list_by_tagsearch([削除済み大会],[ロザリンド],sort=hiduke,100) ''更新停止中'' #list_by_tagsearch([更新停止中大会],[ロザリンド],sort=hiduke,100) ''凍結'' #list_by_tagsearch([凍結大会],[ロザリンド],sort=hiduke,100) ''非表示'' #list_by_tagsearch([非表示大会],[ロザリンド],sort=hiduke,100) } ---- //タグ管理用スペース(タグを変更した時は内容をこちらにコピペ上書きしてください。) //お嬢様,ヒロイン,魔王,悪魔,音波攻撃,カエル攻撃,金髪,転生者,記憶喪失