ガンキャノン

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ガンキャノン - (2013/02/18 (月) 23:42:42) のソース

#image(guncannon.jpg,title=こういう時は慌てた方が負けなのよね!)

&font(17,b,i,red){「ミハル…俺はもう悲しまないぜ。&br()&space(2)お前みたいな娘を増やさないためにジオンを叩く。徹底的にな!!」}

ロボットアニメ『[[機動戦士ガンダム]]』に登場するモビルスーツ(以下MS)、型式はRX-77-2、UC0079年ロールアウト。
主役である[[ガンダム]]のサポートをするために開発されたMSであり、ガンタンクと並ぶ文字通りの名脇役でもある。
ガンダムと同系統のV作戦により開発されたMSという設定があるため、コア・ブロックシステムなどのガンダムとの共通点が多い。
劇中ではカイ・シデンが搭乗、劇場版ではガンタンクから乗り換える形でハヤト・コバヤシも搭乗した。
この他に独断で出撃したセイラ・マスの乗るガンダムを追って出撃したアムロ・レイも搭乗したことがある。
このガンキャノンは、[[ア・バオア・クーの戦い>ジオング]]で大破、破棄されるまで活躍した。
作中ではその砲撃能力を発揮しガンダムを度々アシストした他、
真正面からリック・ドムのバズーカを受けても破損しない耐久性の高さに加え
弾が無くなったらそこらに転がっていた岩を投げつけて敵を撃破する、
敵MSを後ろから突き飛ばして破壊するなど脇役に留まらない名シーンが非常に多い。

主な装備はガンダムとは別型のビームライフルに、肩にマウントされたキャノン砲、頭部にはガンダム同様のバルカン砲を装備。
ビームサーベルなど白兵戦用の装備は無いが、接近戦に持ち込まれても素手による格闘で応戦が可能。
(玩具販売用にナイフ状のヒートジャックという大人の事情な武器も設定上は存在するが、作中には一度も登場しない。また、名称が「ヒートナイフ」となっているものもある)
肩のキャノン砲は換装が可能なようで、スプレーミサイルランチャーという武器が現在の設定には存在する。
また「量産型ガンキャノン」「ガンキャノンII」といった派生機も後付け設定としてデザインされている。

ガンダムより重装甲でガンタンク同様に砲撃を得意とする。
(ただしゲームでは主役補正のせいか、ガンダムの方が固い事も多い)
そしてガンタンクと異なり素手ながら十分な格闘戦をこなす事も出来る「''中''距離戦向けメカ」。
実際に上述のアムロ・レイが搭乗した際には素手でザクIIを撃破しており、その基本性能の高さが伺えるだろう。
この能力と外見は、所謂『''遠''距離戦向けメカ』の手本の一例となった。
&s(){(ガンタンクは人気が無かったため無視された。[[下半身キャタピラなんてダサいし>メタルギアREX]])}
//キャタピラは浪漫なんだよお!二足歩行戦車にでもリンクしとけ!
//売れなかったんだから仕方ないじゃないか、劇中でも敵に「モビルアーマーの出来損ない」と言われたんだぞ
OVA『機動戦士ガンダム0080』では量産型ガンキャノンが登場した……のだが、
劇中では出撃直後にケンプファーに僅か5秒で撃墜されてそのまま映像作品に出てこない、
おそらく映像登場時間最短記録の金字塔を樹立するMSと言わしめるほどであった。
[[OVA『機動戦士ガンダム0083』>ガンダム試作2号機]]にも「ジムキャノンII」と言う同コンセプトのMSが登場している。

//ここから下がすべて一緒くたに書かれていたので、整理を行いました。
後の作品で時代が進み、UC0087年の『機動戦士Ζガンダム』のMS世代になると、ビームライフルの性能向上と一般化により、中~遠距離狙撃機体というカテゴリー自体が消滅してしまった。要はガンダムタイプ(近距離戦向けメカ)の[[Ζガンダム]]でもガンキャノンより射程が長くなってしまったため、別個カテゴリを設ける必要がなくなったのである。
更に同じ時代のはずのUC0079年を舞台にした『機動戦士ガンダム第08MS小隊』でも、
狙撃用ビームライフルの射程は(ガンタンクの)キャノン砲と同等かそれ以上という描写がされてしまった(尤も地面に置かれた巨大な冷却装置がセットで運用には難があった。%%もう戦艦の砲台同然だしMSいらなくね?%%)。

一応は後にUC0088年にメタスをベースとしたガンキャノンディテクター(長距離砲撃はMA(宇宙戦闘機)に変形して行うと言う名前が同じだけの別物)が製造され、
UC120年代ではMSの小型化を図る「フォーミュラ計画」の一環としてキャノンガンダムやGキャノン、
Gキャノン・マグナ等も製造されていたが、純粋な砲戦型MSはその数を減らしていき
ジェスタやF90、[[Vガンダム]]の様な汎用機に[[キャノン砲を追加する>V2アサルトバスターガンダム]]というタイプが主流となっていった。
またはF91の様に[[最初からキャノン砲を搭載しているが、どんな距離でも最強な万能型>フリーダムガンダム]]の登場によりそもそも不要となっている。

#region(その他のバリエーション・オマージュ)
-フルアーマーガンダム・ガンダム6号機マドロック
ともにガンキャノンのようにキャノン砲、追加装甲を装備したUC0079年のガンダム。
ただし、追加装甲を装備したフルアーマーガンダムはデータだけの機体で実戦参加が疑われているという設定。

マドロックは開発に関わった士官が連邦軍でも屈指の砲術のエキスパートとして設定されている為か、
主に活躍した小説版ジオニックフロントにおいては「むしろガンキャノンを参考にした設計と運用法を与えられた機体である」という旨の記述がある。

-リメイク漫画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』におけるガンキャノン
本作ではガンキャノンは物語開始前から量産されている旧式機で、[[ザクII]]より弱い。
そのためやられ役として撃破される描写も少なくないが、ア・バオア・クー戦ではカイ機とハヤト機は原作と異なり破損することなく物語を終了している。
また、当作品でもガンダムがキャノン砲を担ぐオプションが存在する。

-『機甲戦記ドラグナー』
ファーストガンダムのオマージュ作品である『機甲戦記ドラグナー』では主役機の1機であるドラグナー2型(通称D-2)がガンキャノンのコンセプトをしっかり踏襲している。
まぁD-1にもキャノン砲を担ぐオプションパーツがあったりもしたが。%%直ぐに壊されたけど。%%
&s(){ガンタンク?D-3は[[電子戦>ゴルドス]][[特化機>ディメトロドン]]ですが何か?}

-[[『ガンダム00』>ガンダムエクシア]] 2ndシーズン
リボンズ・アルマークが搭乗する機体、リボーンズガンダムは「リボーンズキャノン」という砲撃形態に変形でき、ビジュアルもガンキャノンっぽく変わるとしっかりオマージュされている
(というか先にキャノンが出てきて最終回に続いたため、お茶の間は「&s(){どうせ変形するだろ・リボンズは0ガンダムに乗り換えるに違いない}&b(){ラスボスはガンキャノンなのか}」と騒然となった)。
リボーンズタンクへの変形機構も搭載する予定だったが没になったという裏設定(リボーンズガンダム・オリジン)がある。どっかの[[AC作品>ナインボール=セラフ]]に出てきそうなフロートタンクっぽい感じに変形する。
&s(){キャタピラつけて最終決戦は流石にダメだったかー}
余談だがなんでリボーンズガンダムがキャノン(と初期設定ではタンク)に変形するかというと、パイロットのリボンズ・アルマーク役の[[古>ガンダム]][[谷>νガンダム]]…じゃなかった、
蒼月昇氏が「&b(){一人V作戦をやりたい}」と提案したためだったりする。
流石超大型新人、並みの新人には恐れ多くて出来ない事を言ってのける。
あ、ちなみに上記で「ラスボスはガンキャノンなのか」とか言ったけど、最終話の途中で破壊されて&s(){全視聴者の予想通り}リボンズは0ガンダムに乗り換えましたとさ。
(鳴り物入りで出てきてそんな馬鹿なと思われる人もいるかもしれないが、&b(){『ガンダム00』では[[前例>スペリオルドラゴン]]がある}のでいつもの事である)


ちなみに外伝作品ではリボーンズガンダムのプロトタイプとして1(アイ)ガンダム、及びGNキャノン(&bold(){ガンキャノン})が登場している。&s(){直球過ぎるネーミングとか言っちゃダメ。}

#endregion

#region(大人の事情)
実は元々は『機動戦士ガンダム』の企画が煮詰まる以前、
『フリーダムファイター』と呼ばれていた頃の主人公機「機動歩兵」はガンキャノンに近いものであったが、
監督の意向により俗に言うスーパーロボット風のデザインを経てガンダムが主人公機になったという経緯がある。
その後主人公機のデザインが描きなおされたのに続き現在のガンキャノンが描き下ろされた。

ガンタンクは「キャタピラメカは子供に人気があるから出すように」と言うスポンサーの命令が原因。&s(){[[学習>ゲッター3]]してないのか?}
[[某シリーズ>ガオガイガー]]で新幹線や[[ドリルメカが常連>ダイアトラス]]なのも同じ理由であり、仕舞いにはドリル列車なんてのもあった。
監督の富野氏はそれが気に入らなかったらしく、スポンサーの枷が外れた映画3作目では前述の通りガンキャノンに替えてしまった。
&s(){あれ?[[足なんて飾りです、偉い人にはそれが分からんのです>ジオング]]、じゃなかったのかなー?まぁ世界観ってのがあって…。}
Gメカとコアブースターも同じ経緯があり(パワーアップメカを出せと言うスポンサー、玩具玩具した内容が気に入らない監督)、
映画版ではGメカの存在自体が抹消され、%%地味なデザイン%%映画オリジナルのコアブースターが作られている。
//流石に蛇足かと。
#endregion

ゲーム作品においても主人公機であるガンダムのお供ということで多くの作品に登場。
ガンダム(ホワイトベース隊)が出てくる作品ならほぼ100%と言っても過言ではないだろう。
[[本来の機体がないので代わりに乗っている>ガンダム試作2号機]]ケースもあるが。
スペック面に関しても作中での扱いを色濃く反映しており、中距離での戦闘が得意となっている。
『スパロボGC』及び移植版の『XO』ではドラグナーとも競演し、D-2とも一緒に並んで戦う様が見られるようになった。
『機動戦士ガンダム 連邦VSジオン』を筆頭にVSシリーズと呼称されるゲームシリーズにも
もちろん登場しており、ガンタンク同様に遠距離砲撃が可能な機体となっている。

また、肩に大砲を担ぐというシンプルかつ分かりやすいデザインからそれっぽい見た目を指すスラングとして使われる場合がある。
このwiki内の項目で言うと[[この人>八坂神奈子]]とか。

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**MUGENにおけるガンキャノン
[[ギャン]]などのガンダムキャラを多く製作したtaurusac195氏の物が確認されている。
2パンチ2キックの4ボタン仕様で、グラフィックは『機動戦士ガンダム EX-REVUE』の物、英語[[ボイス]]も入っているがカイの声だろうか。
パンチやキック等の格闘らしい通常技の他、[[飛び道具]]としてキャノン砲から&b(){ピンク色の砲弾が放たれる}(元ゲーム準拠)。
ビームキャノンじゃねえんだからさ。&s(){モバゲーのガンダムロワイヤルでビームキャノンっぽくなってるのだが}
キャノン砲は立ったままと伏せながらの[[上下撃ち分け>サガット]]が可能、強版なら3連射するが&b(){ギリギリコンボにならない絶妙すぎる発射間隔。}
超必はちゃんと連続ヒットするキャノン連射、&b(){1ゲージなのに800ダメは叩き出す}が
氏製作キャラの基準life値が3000である事が一因であろう。
外部[[AI]]は確認されておらずそのまま戦わせても強い印象は無いが、
超必の火力が(MUGEN全体で見れば)べらぼうに高いため事故勝ちもありうると言った所。

ファイルの解凍について少々特殊な部分があるので初めての氏のキャラを手にする人は注意。
詳しい事は同氏制作の[[ギャン]]の項目を参照。

***出場大会
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''削除済み''
-[[ガンダムvsガンダムトーナメント]]
#co(){
''更新停止中''
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''凍結''
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}
***出演ストーリー
[[Gガンダム cross in mugen ~ぼくらの非想天則~]](パイロットと[[カットイン]]が[[東風谷早苗]])

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