宇宙刑事ギャバン

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宇宙刑事ギャバン - (2013/05/07 (火) 01:55:23) のソース

#ref(gavan.jpg,,left,,width=300,,title=光の速さで明日へダッシュさ)




&space(2)&font(30,b,i){「宇宙刑事ギャバン!」}



#clear

&font(20,b,i,red){宇宙刑事ギャバンがコンバットスーツを蒸着するタイムは、&br()わずか0.05秒に過ぎない!&br()では、蒸着プロセスをもう一度見てみよう!}

**キャラクター概要
東映制作の特撮ヒーロードラマ『宇宙刑事ギャバン』の主人公。
名前の由来はフランスの俳優ジャン・ギャバンから。香辛料等を販売している会社とは関係ない。
演じた俳優は『バトルフィーバーJ』『電子戦隊デンジマン』にも出演した大葉健二氏。

バード星人・ボイサー(演:千葉真一)と地球人・一条寺民子との間に生まれた。
本職はバード星に本拠地がある銀河連邦警察に所属する宇宙刑事で、前任である父・ボイサーに代わり地球に配属されてきた。
地球の財宝と平和の破壊を狙い、さらにボイサーまで連れ去った&b(){宇宙犯罪組織「マクー」}を滅ぼすため、ギャバンは立ち向かう。

#ref(ギャバン.png,,left,,width=150,,http://www30.atwiki.jp/niconicomugen/pages/5193.html,,title=大葉氏は『コブラ』のファンで、髪型や演技などはコブラを意識していたそうな)
&space(2)地球では母の名前から「&b(){一条寺烈}(いちじょうじ れつ)」を名乗ってアバロン乗馬クラブで働いている。
&space(2)誤解する人も多いが&b(){「ギャバン」はバード星人としてのれっきとした本名で、コードネームではない。}
&space(2)前述通り乗馬クラブで働いているものの、宇宙刑事としての使命があるので仕事を途中で投げ出さざるを
&space(2)得ないことも多く、その結果&b(){月給3000円}という事態になったこともあった。&s(){流石に最低賃金法違反では}
&space(2)低賃金の上まとまった金を持ち歩く習慣がないため、金が必要になった時はパートナーのミミーや、
&space(2)長官の秘書であるマリーンなどから借金するという情けない姿も。
&space(2)この二人が地球では貴重な宝石を多数持っていなかったらどうなっていたことやら。
&space(2)続く『宇宙刑事シャリバン』では&b(){後輩にまで借金している。}
&space(2)銀河連邦警察は日本円で給料をくれないのだろうか。&s(){領収書は切れるのに}
#clear
調査などには本拠地の宇宙船ドルギランを用いることが多いが、普段の移動の手段には赤色のスズキ・ジムニーを愛用し、
30年後の『THE MOVIE』でも最新モデルにモデルチェンジしたものの同車を使用していた。
恋愛関係は苦手で、女心をいまいち理解できず、ミミーから「女にもてないわよ」と言われた時には「だろうな」と即答している。
普段はノリ良く明るい体育会系で、子供にも優しいが、いざマクーの事件が発生すると勇気を持って立ち向かう正義漢である。
このように二枚目半な雰囲気が彼の持ち味と言える。
尤も(スマートな)美形とは言い辛かった大葉氏は前述のスーパー戦隊2作品ではどちらも三枚目役であり
(バトルケニアは大食い野生児、デンジブルーも[[アンパン>アンパンマン]]大好きな大食いキャラ)
氏が主役になった事自体、当時は驚きを持って迎えられていた。

戦闘時は「&b(){蒸着!}」のコールでコンバットスーツをドルギランから電送してもらい、それを身にまとって戦う。
&b(){この間0.05秒}。銃が撃たれると同時に蒸着して弾丸を受け止めるなどの形で活用されている。
蒸着シーンはページ冒頭にある[[政宗一成のナレーション>コンボイ]]の後にプロセスがもう一度だけ映してもらえる。
&s(){明らかにポーズやドルギランの応答台詞で0.05秒以上経過してるじゃないかというのは禁句。}
なお後述する客演作品でも同じくこの過程が描写されているのだが政宗一成氏は起用されておらず、
客演先のナレーターによるものである。ちょっと残念に思った視聴者もいたことだろう。
「&b(){チュウ!}」という[[やや特徴的な掛け声をあげながら戦う>仮面ライダーブレイド]]。
飛びながら両手で殴る「ディメンションボンバー」や「[[スパイラル>ジョン・クローリー]][[キック>キャプテンキッド]]」など肉弾戦の技も使う他に、
右手から放つ「シルバービーム」「レーザーZビーム」といった飛び道具も持つ。
さり気なく等身大で体から直接光線を出す実写ヒーローは珍しい。
また「レーザーブレード」と呼ばれる剣を取り出して闘うこともある。
これにエネルギーを注入して刀身を光らせ、敵を一刀両断する「&b(){ギャバン・ダイナミック}」が究極の必殺技。

サポートメカは非常に多く、本拠としている&b(){超次元高速機ドルギラン}自身にも砲台による戦闘能力があり、
マクーが作り出す一種のブラックホール「魔空空間」(内部ではモンスターやダブルマンの戦闘能力が3倍になる)への突撃や
地上でのカーチェイスなどに赤色のサイドカー・&b(){サイバリアン}を使う。
さらに、敵が呼びだした戦闘円盤の相手にドルギラン下部が分離して&b(){電子星獣ドル}となり、これに指示を出して撃墜したり
さらにさらにドルギランから特殊戦車&b(){ギャビオン}を呼び出して円盤やモンスターを攻撃したり、
そのギャビオンからはドリル戦車&b(){スクーパー}を呼び出して洞窟や建物に穴をあけたり…
と、&b(){一介の刑事が持つにしてはあまりにも重装備すぎるんじゃないか}というほどのメカの数々である。
実際、マクーが制作した映画でこれらの装備を挙げて[[「卑劣だ!」>汚いなさすが忍者きたない]]と称したこともあり、
その話では&b(){一人で地上を逃げるダブルモンスターをギャビオンで狙い撃ちする}ということもやっているので余計そう見えてしまう。
とはいえ、マクーという組織は本当に強大で設定上銀河連邦警察よりも古い歴史を持ち、しかも計画する内容は割と陰惨で
死者が出る話も少なくないばかりか&b(){第一話では建設中の[[スペースコロニーを落として>機動戦士ガンダム]]都心に甚大な被害を与えている}ので、
これに一人で立ち向かうとなると重装備もうなずけるというものである。
まあ、それに電子星獣ドルは『すご科学』的な解釈によれば宇宙刑事である可能性が高いので、
この装備も二人組のチームに支給されたものと考えれば其処まで過剰というわけでもないだろう。
世の中にはウイルス型知性体が所属する[[宇宙警察機構>グリーンランタン]]もあるし。

最終回ではマクー壊滅の功績を認められ、銀河パトロール隊の太陽系地区隊長に昇進。
シリーズ続編である『シャリバン』『シャイダー』にもしばしば登場し後輩たちをサポートする。
なお『シャイダー』最終回(本編完結後のため実質的には特別編)にゲスト出演した際には
演者である大葉氏のスケジュールの都合により&b(){スキンヘッド}での登場となったため、視聴者の中で語り草となっている。
(『シャイダー』最終回撮影当時、映画版『[[コータローまかりとおる!>吉