#image(shinketu.jpg,width=350,title=一般人なら腹にぶっとい指刺されるだけでも死ねる) **&bold(){&italic(){&color(brown){「その男には三日間の命を与えた!!」}}} ***概要 [[ラオウ]]の究極奥義([[超必殺技]])。&bold(){通称「シンケツ」「マント」}。 マントで相手の視界(全身)を覆い、その上から経絡秘孔の一「新血愁」を突く。 この秘孔を突かれた者は三日後に全身から血を噴いて死ぬという。 [[レイ]]が死ぬ直前のシーンではレイの肩パッドが出血の勢いで吹き飛んだということからも壮絶な死を迎える事がうかがい知れる。 AC版では「しんけ''ツ''しゅう」と言っているが、TVアニメ版では「しんけ''ッ''しゅう」と言っている。 原作ではレイが放った南斗聖拳の究極奥義「断己相殺拳」に対し、 その目論みを察したラオウが&bold(){馬上にて}自分のマントを投げつけ、 奥義を封じつつ反撃、レイを一撃の元に下し拳王の力を知らしめた。 &nicovideo(sm215525) これに対応する秘孔はただひとつ、[[トキ]]の突いた「心霊台」のみ。 ただし、余命をわずか一日延ばすだけで打ち消すことは不可能。 そのうえ、新血愁による身体の痛みが数倍になるという副作用がある。 常人ならその苦痛により&bold(){その場で発狂して死んでしまう}という危険なもの。 実際「心霊台」を突かれたレイはあまりの苦痛に白髪になってしまった。 &nicovideo(sm221764) #co(){ #region(余談) ちなみに、[[ケンシロウ]]でも新血愁に対してはどうしようもなかった事から、 もしかしたら新血愁は従来の北斗神拳には伝承されていない秘孔かも ↓ もしかしたら[[アミバ]]様が開発して拳王(ラオウ)に提供した秘孔かも ↓ もしかしなくても&color(red){&bold(){アミバ様天才!!}} という、説得力があるのかないのか良く分からない説が一部の人の脳内にインプットされている。 実際、ケンシロウが初めて町の酒場でトキ(アミバ様)の話を聞いたときに話した人は 「アミバ様に突かれたら三日後に死ぬ」というどう聞いても新血愁な秘孔を突かれていたので ひょっとしたらこの仮説もあながち間違っていないのかもしれない。 また、トキ伝においても「3日で死ぬと宣告され、3日経過するまで体が壊れていく苦痛と恐怖を味わった男」が登場し、その男もまたアミバ様に秘孔を突かれたであろう描写もある。 さらに北斗の拳の小説「呪縛の町」には、亜血愁(出血や激痛を止める秘孔)・閉血愁(苦痛を和らげ、穏やかに心臓を停止させる)なる秘孔が登場する。 つまり新血愁とは、既存の秘孔である亜血愁・閉血愁に対して新しい秘孔であるという意味をこめて発見者のアミバ様が付けた名前なのかもしれない。 媚びろ~!媚びろ~!やっぱりアミバ様は天才だぁ~!!ん?誰だこんな時間にうわ何をするやめうわらば(ry でもそれならそれで&bold(){なんでトキは新血愁に対抗できる秘孔のことを知っていたんだ}という疑問が湧くが(ケンシロウも、トキが心霊台の話を始める際、同じ事を知っていると思わせる台詞を言っている)。 #endregion この項関係ないのでは } ***性能 いわゆる対空投げに相当し、地上の相手には当たらない。&link_anchor(*1){*1} 発生は4F(暗転前4F+暗転後0F)とラオウの技の中では非常に早く、 空中ガードもオーラガードもさらにアジリティディフェンスも不可能。 (つまり、暗転したときに範囲内にいれば確実に入るということである。) 威力も非常に高く、&bold(){カウンターヒットなら半分近く持っていける。} [[紙]]の[[サウザー]]なんかに決めると、マントをぶち当てた時点で体力が2割くらい減っている。聖帝様…。 さらに発生後まで続く長い無敵時間もあり、対空技として優秀。&link_anchor(*1){*1} ダウン寸前の相手やほぼ真上にいる相手にもしっかりヒットするため、 単なる対空や[[ぶっぱなし>ぶっぱ]]のみならず、[[コンボ]]の〆にもよく使われる。 技後の行動としては「北斗呑龍呼法」や「[[無想転生]]」の強化が主。 また状況によってはそのまま[[バスケ]]に持っていくことも可能。 ちなみに原作通り、「断己相殺拳」はこの技の前には無力である。 厳密に言うと、断己相殺拳の弾はレイが攻撃を食らうと全部消えてしまう。 そして断己相殺拳の発動は遅く、弾の飛行速度も遅いため[[飛びあがり見てからシンケツ余裕でした>小足見てから昇竜余裕でした]]が可能なため。 同様にトキの[[剛の拳>トキ/技]]でも撃墜できる。 //断己相殺拳のアーマーでは空中オーラガード不能の技には無力であり、加えて //断己のアーマーは地上にいるときだけ、あと飛び上がったあとは弾が出るまで完全無敵。シンケツは地上にいる相手には当たらないので、 //潰すとしたらレイが弾を発射した後の一瞬の硬直にぶち込むしかない。 [[原作再現]]&死ななきゃ安い(8分30秒~11分30秒) &nicovideo(sm6294827) 北斗と開発元が同じ[[戦国BASARA X]]の[[信長>織田信長]]も、「マントを使用する対空投げ超必」を持っていたりする。 別に秘孔を突いたりはしないので全然似ていないのだが。 ***MUGENでは 原作とさほど変わらない。 強いて言えば投げ判定なので[[ブロッキング]]系の防御に強いことか。 試合でも「ヒコウシンケッシュー」→「ヌヲォォォォ」(呼法)がよくみられる 原作ではそれぞれのキャラにマントに絡め取られたときの専用グラが用意されているが、 MUGENにおいてはそうもいかないため一部のデカキャラでの[[UNKNOWN]]の[[たるのなか]]や [[シシー>プリンセス・シシー]]のカエルビームの檻のような四次元空間現象が起きる。 また、相手のサイズによっては[[カンチョー]]にしか見えなかったり… #region あの[[食い逃げ少女>月宮あゆ]]はこの技さえ盗んでいってしまった。 秘孔どころか全てを貫く、その狂性能っぷりは使えば分かる。 なお、目隠しとして使われているマントの演出はない。 #endregion ***関連項目:[[無想転生]]、[[天将奔烈]] ---- &aname(*1,option=nolink){&color(red){*1}} それでもどういうわけか[[シン]]の「[[ムテキング]]」は解除できない。 おそらく一応は「オーラガードできない打撃([[打撃投げ]])」という扱いなのだろう。 &aname(*1,option=nolink){&color(red){*2}} 地上の相手にも当たり、持続もそこそこあり、カウンターだとコンボの組めるという「強化マント」ともいえなくもないのが[[北斗砕覇拳>トキ/技]]である。 なのに当のトキは他の技が優秀であまり使われないというからやはり狂ってる。 ただ、秘孔新血愁の方が&bold(){多少}、発生が早く硬直が短い。また、落ちてくる相手の落下速度は一定なので各種[[バスケ]]ルートの始動に一役買っている。 加えて砕覇拳はトキの背中より後には攻撃判定が無く、標準サイズのキャラにめくられるとヒットしないが、新血愁はめくられてもしっかりヒットする。