レイジングストーム

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レイジングストーム - (2010/01/05 (火) 21:38:59) のソース

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&color(red){&bold(){&i(){&sizex(7){「Raging Storm!!」}}}}
#clear
[[ギース・ハワード]]と[[ロック・ハワード]]が使う、ハワード家のお家芸と言える[[超必殺技]]。
[[コマンド投げ]]である『[[KOF NEOWAVEW>THE KING OF FIGHTERS]]』版を除き、対空に使える飛び道具判定。
腕を交差して掲げ、地面を突いて周囲に気の柱を立てる。
ギースのものは[[コマンド]]が「↙→↘↓↙←↘」とそれまでに類を見ないものであり、俗に「レイジングコマンド」と呼ばれるようになる。
一見難しいコマンドだが素早く入力すれば逆[[ヨガ>ダルシム]]コマンド×3で出すことも可能。
『REAL BOUT 餓狼伝説2』のみ「→←↙↓↘」と入力しやすいものに変更されたが、以後は元に戻っている。
やはり「あのコマンドでなければレイジングじゃない」とでも言われたのだろうか。

[[豪鬼]]の「金剛國裂斬」、[[カサンドラ]]の「ホワイトウェイブ」、[[聖伝白龍叉介(サスケ)>ニンジャマスターズ 覇王忍法帖]]の「蒼神粉砕爆」、[[イグレット>神凰拳]]の「トラップエッジ」は、技の性質や見た目がよく似ている。

ギースのものは地面から牙のように尖った気を噴出させる。
『餓狼伝説SPECIAL』~『REAL BOUT』、『[[THE KING OF FIGHTERS]]』(主に表キャラ)、
『[[CAPCOM VS. SNK]]』、『[[NEOGEO BATTLE COLISEUM]]』では
自分の周囲に何本もの気の柱を真上に立て、背後にも攻撃判定を持つタイプ(あえて言うなら「柱型」)。
初期は[[攻撃範囲が異常に狭かった>闘神翔]]ため使いにくかったが、判定の強化、別ラインを巻き込めるなど、徐々に強化されていった。
『KOF '96』のMAX版のみ、気の柱の形状が円柱形になる。
また『餓狼伝説3』の潜在版レイジング(赤いレイジング)はコンビネーションからの派生専用技となっており、
「↓+C、C、↓↙←→+CD」というコマンドが採用されている。
『KOF 2002 UM』の裏ギースのMAXレイジングストームはこれを再現したもの。
#ref(raging2.gif,,left)

『REAL BOUT SPECIAL』~『REAL BOUT 2』、『KOF』(主に裏キャラ)、
『[[SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS]]』では
前方斜めに巨大な牙のような気を立ち上げるタイプ(あえて言うなら「波型」)。
こちらは大きく前方に判定が伸びるため対空などに使いやすい傾向にある。
特に『SVC』では出かかり無敵で削りが多く、
ゲージがあれば次のレイジングストームが間に合う程隙が少ない。
また『KOF 2002 UM』の通常版はダメージが低い代わりにどこでも判定が付いており、
画面端であればゲージがある限り何発でも入る。
『KOF NEOWAVE』の若ギース(MAX超必殺技、1F投げ)
とPS2版『KOF XI』(リーダー超必)の「潜在レイジングストーム」もこの形状になる。
#clear

作品によってはその見た目と入力の難しさに反して微妙な性能のものもあるが、
小技から繋げれたりするのでそこらへんを極めればかなり強い、はず。

ロックのものは気の奔流とでも言おうか、竜巻のようにうねった柱を立てる。
コマンドは「↓↘→↓↘→」とギースよりも簡単なものになっている。
柱が細く、出ていても簡単に潰されてしまう、威力もギースと共演している場合は彼よりも低いなどの欠点もあるが、
真空投げとの二択を迫れたり、追撃を狙えたり、溜めることが出来る(技の性能は変わらない)などの利点もある。
『餓狼MOW』では判定が弱く、ゲージは基本的に「シャインナックル」に回すためあまり使い道がなかったが、
外部出演作品では無敵が強化されたり追撃ができるなど、使える性能になっていることが多い。
ちなみにこの技で勝利すると専用の勝利ポーズとなり、体から溢れ出る気を納められずに苦しむ、
「[[デッドリーレイブ]]」でKOしたときと同様の[[勝利ポーズ>勝ちポーズ]]となる。
『KOF MI』以降は相手を空中に打ち上げ、落ちてくると同時にレイジングストームを放つという
「ネオ・レイジングストーム」という技が追加された。

***サンダーブレイク
#ref(thunder.gif)
レイジングストームをさらに強化した技。
『REAL BOUT』~『REAL BOUT SPECIAL』の潜在能力、『KOF 2002 UM』では表ギースのMAX2。
気の柱を立てる代わりに、周囲に何本もの稲妻を発生させる。
コマンドは「→↘↓+C」と普通のレイジングより遥かに簡単だったが、『KOF 2002 UM』ではレイジングコマンドに変更された。

ダメージが非常に高いが無敵は無く、『REAL BOUT』では稲妻の発生がランダムなため微妙に使いにくい。
『REAL BOUT SPECIAL』では判定が固定化され、他の技が弱体化しているため重要性が増した。
『KOF 2002 UM』では発生が速く長い全身無敵があり、
さらに最後に画面端まで下段判定・どこでも判定の地面に電撃が走り、ヒットすると追撃が入る。
画面端限定だが即死連続技も可能と、非常に高性能な技となった。
名前の由来は『[[グレートマジンガー>マジンガーZ]]』より、主役ロボ・グレートマジンガーの必殺技「サンダーブレイク」と思われる。

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**MUGENにおけるレイジングストーム
MUGENではギース・ロック以外に[[MegaMari>Megamari]]や[[ロボロック]]等が使用可能。
MegaMariはギース版、ロボロックはロック版となっている。
更に、ロックの弟子(と言う設定)である[[都古=Rock・style>有間都古]]は通常のレイジングストーム、EXと、
ロックと師弟二人でレイジングストームを叩きこむ「ダブルレイジングストーム:クロスオーバー」が使用可能。
因みに動作はAD「究極奥義」のもの。こちらでも専用の勝利ポーズが用意されている。