スクラッチメン・アプー


「届いてるかーー!?この音楽(ミュージック)
 聞こえてたらステイチューン!! 海軍大将黄猿ゥ」


漫画『ONE PIECE』の登場人物。
アニメでの担当声優は 真殿光昭 氏。

通称「海鳴り」
オンエア海賊団船長にして、シャボンディ諸島で登場した億越え海賊「11人の超新星」の一人。
登場時の懸賞金額は1億9800万ベリー。2年後は3億5000万ベリーとなっている。
「手長族」と呼ばれる人種で、手が長い上に関節が2つある。

陽気で目立ちたがりな性格で「敵は怒らせてから逃げるに限る」と称している事からも分かる通り、
たとえ格上の相手でも煽ったりちょっかいをかけては報復される前にとんずらする悪癖の持ち主。
一応、平時の陽気な態度とは裏腹に希望的な観測や目先の利益に囚われずに現実主義的に物事を考える頭は備えており、
同時に平然と同盟相手を売ったり、保身のためなら服従を誓った強者から再度寝返るなど、
悪党ばかりの最悪の世代の中でも特に任侠心や生き恥という概念に無縁な存在。
根底がビジネスライクな海賊としてのスタンスはサー・クロコダイルに近いが、陽気な性格と必要とあらば人の下に付く点は異なる。

当然ながらその性格から恨みを買うタイプで、ワノ国編ではキッドに真っ先に狙われた他、
一度隷属した百獣海賊団からも強さはともかく忠誠心などは信用されておらず、いざという時あっさり捨て駒のように扱われた他、
表向きは同じく百獣海賊団に服従していた内通者のドレークすらもアプーを嫌っていた。
しかし、前述の通り頭が悪いわけではなく、とりわけ保身に関しては非常に長けており、
ワノ国編で麦わら連合に恨みを買い、さらに失態を重ねて百獣海賊団からも切り捨てられそうな四面楚歌な状況に陥りながらも、
最終的にカイドウルフィに撃破されワノ国天上決戦が終局を迎えた中で、百獣海賊団の幹部格では唯一拘束も免れて逃げ延びている。
その後もルフィ達の宴に堂々と顔を出し、彼らの懸賞金が更新された事を報告するという面の皮の厚さを見せるのだった。
尤も宴に自分の居場所が無い事を自覚していたのか直後にその場を去っていたが。

+ 戦闘能力
超人系悪魔の実「オトオトの実」の能力者で、体の各部を楽器に変えて実際に演奏することで、
楽器の音色に応じた様々な現象を起こして攻撃することができる。
股間まで能力の対象で、チーンと鳴るトライアングルになることが単行本の読者質問コーナーで明かされている
技が多彩かつ「音が届く事」が発動条件なので攻撃範囲が広く、おまけに「音」故に着弾するまで不可視なので避け難い。
不意打ちされるとまず海軍大将クラスでも避けようがなく、相対していても常に回避行動を強いられるため厄介な能力。
ただし対象が音を聞いていることが条件なので「耳を塞ぐ」など単純な方法で無効化は可能。
とはいえ戦闘中に耳を塞ぎっぱなしにするのも危険なのでタイマンならともかく集団戦では得策ではない。
また、作中では相対する機会は無かったが、ナギナギの実など防音を可能にする能力の使い手は最大の天敵。

新世界編では覇気も見聞色、武装色を取得しておりトンファーを用いた直接戦闘も苦手ではなく、
ロロノア・ゾロの斬撃を受け、獣化状態のドレークに噛み砕かれる重症を負わされてもなお戦闘を続行するタフさも備えている。
ただし、ゾロやドレークなどフィジカルに長けた相手にはいずれも圧倒されている。


MUGENにおけるスクラッチメン・アプー

Kennedy Mugen氏による、『JUS』風ドットを用いたMUGEN1.0以降専用のちびキャラが公開中。
遠距離から音波を飛ばす攻撃や、爆発斬撃を遠くから食らわせる飛び道具主体の性能をしている。
超必殺技では原作で黄猿に行った「斬」と「爆」を行う。
AIもデフォルトで搭載されている。
DLは下記の動画から


「アーパッパッパッパ!チェケラー♪」

出場大会

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最終更新:2025年02月10日 23:48