「ウルトライブ!ウルトラマンビクトリー!ビクトリービクトリー」
円谷プロの特撮作品『
ウルトラマンギンガS』に登場するウルトラマン。
『ウルトラシリーズ』では初めて登場した、黒の体色をした善玉のウルトラ戦士である。
地底人ビクトリアンのショウ(演:宇治清高)がビクトリーランサーでウルトライブすることで変身する。
有史以前、神秘のエネルギー結晶石「ビクトリウム」を巡って古代人の間で争いが起きた時、
宇宙から飛来して争いに終止符を打ち、さらに暴走したシェパードンも鎮圧している
(つまり設定上はギンガより遥かに先に地球で戦っていた事になる。
これは公式によればギンガが未来の象徴なのに対し、ビクトリーは過去を象徴しているためとのこと)。
その素性については詳細な情報がギンガ以上に少なく、出自や身の上は不明。
ただし、ギンガとは違いショウと会話する場面はなかったが、危機的状況に陥った際にショウを守ろうと自発的に分離しており、
ショウとは別にビクトリー自身の自我は有しているようである。
必殺技はV字を描いて形成したエネルギーを右腕に集めてから両腕をL字型に組んで放つ「ビクトリウムシュート」。
また、ギンガの「ギンガエスペシャリー」に相当する全身のVクリスタルから大量の光弾を放つ「ビクトリウムエスペシャリー」という技も持つ。
しかしビクトリーの最大の特徴はスパークドールズとなった怪獣をビクトリーランサーでリードすることで、
右腕をその怪獣の一部に変化させてその能力を行使する「ウルトランス」である。
変身者の心に迷いがあるとすぐに消滅してしまい力を使うことはできず、ショウは敵である怪獣の力を使うことを当初は躊躇っていたが、
ヒカルから「スパークドールズ自体には善悪はなく悪党に利用されているだけ」と諭されて迷いを振り切り、以降は気軽に使えるようになった。
中盤以降は盟友シェパードンが変化したクリスタルスパークドールズから、
ウルトランス「シェパードンセイバー」(冒頭の画像)を召喚できるようになった。画像の通りこれのみ右腕は変化しない。
シェパードンセイバーの必殺技は七色の輝きと共に相手をVの形に切り裂く「シェパードンセイバーフラッシュ」。
ギンガ主役の作品は2作品続いたこともあり、以降の作品で歴代ウルトラヒーローの紹介や客演の際に、
主役ウルトラマンと同等の扱いを受けるなど、あくまでサブトラマンではなく「もう一人の主人公」として扱われている。
実際1期はギンガとヒカルがメインだったのに対して『ギンガS』は黒幕との因縁決着こそあれども、
ギンガは前作主人公ポジションで活躍しつつ話の主軸はビクトリウムとビクトリアンを中心に進められていたため、
『ギンガS』という作品の顔はビクトリーとして扱われる事が多い。
なお『運命の衝突』にてアンドロメロス+サブトラマンで構成されたユリアン救出チームにビクトリーも編成された事から、
公式的には「もう一人の主人公兼サブトラマン」な模様。
強化形態
劇場版『ウルトラマンギンガS決戦!ウルトラ10勇士!!』で登場。
ゼロ経由でウルトラマンキングから授けられた「ウルトラフュージョンブレス」の力により、
ウルトラマンギンガとウルトラマンビクトリーが融合、一つとなった強化形態。
詳細はウルトラマンギンガの項目を参照。
後日談『ウルトラファイトビクトリー』では
ウルトラマンヒカリから授けられた、
魔笛封印剣ナイトティンバーの力で強化した形態。
ちなみにナイトティンバーを召喚するためのヒカリのスパークドールズも、一緒に授けられている(右腕がヒカリになったりはしない)。
必殺技は垂直に立てたナイトティンバーと、水平にした左手で十字を組んで放つヒカリのナイトシュートに相当する「ナイトビクトリウムシュート」、
ナイトティンバーソードモードで敵を斬る「ナイトビクトリウムブレイク」「ナイトビクトリウムフラッシュ」等。
シェパードンセイバーとの二刀流で戦う事もあり、更にはクリスタルスパークドールズからシェパードンを召喚する芸当すら可能。
MUGENにおけるウルトラマンビクトリー
BlackCat氏& MaxZero氏の製作したキャラが公開中。
各種光線のエフェクトが高クオリティに仕上がっており、さらにウルトランスも技として搭載されており、
怪獣に応じて技が変化する豪華な仕様となっている。
しかしその分データ量もかなり重いので注意。
AIもデフォルトで搭載されている。
紹介動画
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DLは下記の動画から
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出場大会
最終更新:2025年01月24日 08:54