陀艮

     

週刊少年ジャンプ連載の漫画『呪術廻戦』の登場人物。
名前の読みは「だごん」。

人間の負の感情が具現化し意思を持った「呪霊」と呼ばれる異形の存在で、その中でも最高位に位置する「特級呪霊」の一体。
人が海を畏怖する感情から生まれた特級呪霊であり、漏瑚・真人花御と行動を共にしている。
特級呪霊の中では若い個体で、当初は性格も臆病で言語も話せない呪胎形態(CV: 遠藤綾 )であったが、
渋谷事変にて大量の一般人を捕食し、仲間を殺された怒りにより成体(CV: 三宅健太 )に変貌を遂げた。
名前の由来はクトゥルフ神話などに登場するダゴンと思われるが、タコのような頭部や成体が持つ蝙蝠を思わせる翼など、
デザイン的にはむしろクトゥルフに近い。

特級呪霊の中では仲間思いであり、花御が五条悟に殺された後で、
禪院直毘人らに対峙した際に「よくも、よくも花御を殺したな!」と憤慨していた他、
直毘人に「呪霊」と一括りで呼ばれた際には「我々には名前がある」と自分だけでなく仲間の名を出して反論するなど、
自身に高い誇りを持つだけでなく強い仲間意識を持つ個体であるのだが、
上記の通り人を襲うのを厭わない事からも分かるようにその感情は呪霊仲間にだけ向けられるもので、人間とは相互理解不可能な存在である。

渋谷事変では真の姿と化したものの一級術師である直毘人と七海の連携により圧倒され、
切り札である領域展開すらも直毘人によって阻止されてしまい絶体絶命となるも、腹部に印を描くという人間には不可能な方法で発動に成功。
直毘人達に重傷を負わせるが伏黒恵が加勢に入り、彼の領域展開で陀艮の領域内の必中効果を打ち消され、領域の押し合いに持ち込まれる。
恵を優先して始末する方針に転換するも真希の妨害を受け、その間に恵の作戦により領域に穴を空けられた上、
更に空いた穴からオガミ婆によって降霊された伏黒甚爾が侵入するという、両陣営が予期せぬ事態が発生。
当初陀艮は呪力が無い甚爾のことを戦力外と認識していたがこれが命取りとなり、
大ダメージを負わされてたまらず空中に逃げるが、その選択を読んでいた直毘人に妨害を受けて足止めされた所で、
甚爾の手によって先端を鋭く研がれた游雲で滅多刺しにされ祓われてしまった。

+ 能力
大量の水と水生生物の式神「死累累湧軍(しるるゆうぐん)」の生成と操作を可能にする術式の使い手。
特級呪霊連合の中では呪力量が高く、水と式神の圧倒的な物量で畳み掛けてくる戦法を得意とするが、
パンチ1つで特別1級術師の直毘人を大きく飛ばす程の怪力や、
1級相当の力量を持つ七海建人と禪院直毘人の攻撃を受けても余裕で戦闘を続行するなど、素のフィジカルも強い。

領域展開「蕩蘊平線(たううんへいせん)」は砂浜と海岸線に青空と森が広がるビーチのような領域で、
名前判明以前も呪霊達のミーティング場所として度々登場していた。
この領域内で死累累湧軍を使用すると、必中&敵に当たる寸前まで出現しない式神が大量に湧くという、
回避不可能かつ防御至難な反則技と言える攻撃になる。


MUGENにおける陀艮

mysh_2002氏による、『JUS』風ドットで製作されたMUGEN1.0以降専用のちびキャラが公開中。
見た目は成体準拠で、水流や渦潮などの遠距離攻撃がメインな性能となっている。
超必殺技「領域展開・蕩蘊平線」では自動で死累累湧軍が出現する他、この状態でのみ使用可能な技が解禁される。
AIもデフォルトで搭載されている。
DLは下記の動画から

出場大会

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最終更新:2024年11月12日 18:34
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