「大丈夫 僕、最強だから」
漫画『呪術廻戦』の登場人物。
名前の読みは「ごじょう さとる」。
「まさる」ではないので注意
*1。
アニメの担当声優は
中村悠一
氏。
『ジャンプGIGA』において2017年vol.1からvol.4まで短期連載されていた、
前日譚に当たる『
東京都立呪術高等専門学校』から引き続きレギュラーとして登場したキャラで、
主人公である
虎杖悠仁に加えて、
伏黒恵、
釘崎野薔薇の担任でもある。
呪術高専東京校一年担当の教師にして、日本に四人しか存在しない特級呪術師の一人。
飄々として掴み所がなく、周囲を振り回す軽薄な振る舞いが多い。なお、性格が悪いのは本人も自覚している。
現在の呪術界における正真正銘「最強」の術師であり、
彼の実力は呪術師と呪いのパワーバランスをひっくり返したと言われるほど。
特級呪物である両面宿儺の指の1つを取り込んだ事で秘匿死刑の決定した虎杖悠仁に対して、
上と掛け合い「処刑は全ての指を取り込んでから」という執行猶予を与えるように提案し、彼を呪術高専東京校に入学させた
*2。
行き過ぎた保守派まみれの呪術界上層部を嫌っており、教職に就いたのはこうした世情に捕らわれない、
将来性のある呪術師を育てて呪術界を変革させるためである。
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戦闘能力 |
現代最強の呪術師とされており、戦闘では五条家相伝の生得術式「無下限呪術」を用いる。
作者曰く「 アキレスと 亀に出てくる収束する無限級数を現実化するもの」らしく、
「無限」は不可視のエネルギーと定義されており、触れようとすると空中で静止していると感じるほど遅くなる。
五条は常に「無限」を纏っているため彼に近づくほど低速化していき近づけず、
逆に五条からは触りたい放題、要するに自分だけ一方的に攻撃できる不可視のバリアを張れるようなものである。
敵の攻撃を遮断するのはもちろん、物を吸い込む空間の動きを作ったり相手を無限の圧力で削り殺すなどの応用も可能。
発動には熟達した呪術師でも普通ならば無理なレベルの非常に緻密な呪力コントロールが必須であるが、
特異体質に属する五条の両目「六眼」の効果によりそれを実現している。
術式を差し引いた素の呪力量や身体能力も桁違いに高く、基礎的な呪力操作と体術だけでも 高位の特級呪霊すら圧倒できる程。
術式の最終段階であり呪術戦の極致である領域展開も取得している。
領域展開の効果は発動者によって異なるが、五条の「無量空処」は無下限の内側を展開し、
相手が知覚し肉体に伝達する情報量を無限にまで増大させることで、対象の脳に甚大な負荷をかける効果がある。
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MUGENにおける五条悟
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King氏製作 |
こちらは3Dモデルで作られた通常頭身のキャラで、
近接攻撃のコンボ繋ぎなど一般的な頭身の格ゲーに近い仕様で製作されている。
超必殺技では「無量空処」を使用する。
AIもデフォルトで搭載されている。
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出場大会
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誰かがやると思った |
この他にも、『呪術廻戦』と近い時期にアニメ化された『 その着せ替え人形は恋をする』の主人公も「五条」新菜だった事から、
純朴な少年が五条の濃いの二人に挟まれて可哀想な事になるみたいなネタもあったりなかったり。
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*2
宿儺の指はその力のあまりの強大さ故に、死してなお千年間に渡って誰も消し去る事が出来なかった代物であり、
人間では取り込んだ時点で即死のはずであったが、虎杖が特異体質であったため、
指を取り込んだ事で虎杖を依り代に両面宿儺は受肉しつつも、虎杖の意志に抑えられた状態という、特異な現象が起きた。
これにより、虎杖を殺せば中にいる宿儺も死ぬ事になるため、誰も祓う事が出来なかった宿儺を、
「虎杖ごと」ではあるが、消滅させる機会が生まれたのである。
なお、当の虎杖も死刑には納得していないが、宿儺の指を全て取り込む事には同意している。
一見すると虎杖が貧乏くじを引いているように見えるが、呪術界が所持している指は事件当時は20本中6本であり、
全ての指を取り込むまで=指が見つかるまでは無期限で執行猶予という事になる。
最終更新:2024年07月24日 23:57